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とまり木通信7月号

2023年7月3日(木)

皆さまこんにちは!

7月~8月の野菜のラインナップ
ジャガイモ、玉ねぎ、人参(7月半ばまで)、インゲン、キュウリ、ナス、ピーマン、空心菜、モロヘイヤ、ツルムラサキ、間引きゴボウ(サラダごぼう)、バジル、おおば、トマト、ミニトマト、ミディトマト、ネギ(7月末頃から)、

このうち、10~13種類くらい入ります。

卵は、若雛たちが産みはじめたので、沢山あります♪
お米も、まだ余裕あります♪

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皆さまこんにちは。

梅雨の後半、大雨の季節ですね。阿蘇でも、今日(7月3日)線状降水帯が発生し、なかなかの大雨となりました。隣町の山都町では河川の橋が流される被害もあったほどで、いやはや、毎年のことながらこの時期はヒヤヒヤします。皆様もどうぞご無事で。

この農繁期、ちょっと疲れがたまって弱っております。

というわけで、今月も、手抜きブログで、農園通信「とまり木通信」コピペブログにて失礼いたします。

どうぞ皆さま、梅雨の後半、ご安全に。ごきげんよう~。

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大雨もへっちゃら!やっぱ稲はすごい!

 皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。南阿蘇では、梅雨の前半は雨がとても少なく日照時間も多めでしたが、後半はいかにも梅雨らしい天気となっております。6月末には、一日で260㎜の雨が降り、近くの川もあふれんばかりの濁流となりました。早く梅雨があけて夏空を仰ぎたいものですねえ。

 梅雨がしんどいのは、人間だけではなく、多くの野菜たちにとっても同じです。なぜならば…、日本で今食べられている野菜のほとんどはもともと日本の梅雨とは真逆の乾燥した気候の地域で生まれたものだから、です。トマト、ジャガイモなどは中南米の涼しくて乾燥して日中の温度差があるようなところ。キャベツは、ギリシャやイタリアなどの乾燥地帯。玉ねぎは中央アジアや中東のあたりの乾燥地帯。という感じで、日本にもともとあるのは、水気が大好きなミツバや、セリ、フキ、ミョウガ、くらいだと言われています。

なので、農家は、少しでも野菜がスクスク育つように、原産地の気候に近い環境をあの手この手で再現しようと試みます。トマト農家が、雨をよけるためのビニールハウスの中で高い畝をたててトマトを育てるのはそういう理由からです。一方で、東南アジア原産の里芋や、インド原産のナスなどのように、日本の梅雨や夏の湿気と高温でも大丈夫というものもあります。でもかなり少数です。合わない多湿な気候の中で植えてるから、病気も入りやすい。そもそも、そういうものです。


 そんな中で、毎年この時期、なんとか踏ん張っている野菜を横目に稲はのびのび…。「やっぱり稲は、大雨でもへっちゃらだなあ。さすが主食なわけだなあ」と感じます。世界的に見ても平地が少なくて山が多い地形の日本では、明治以降に都市化が進む以前は、国土の中で少しでも平らに出来る所は平らに整地して、あの手この手で水路を張り巡らせて、常に新しい田んぼを開拓し続けてきました。いわば農村の毛細血管のように張り巡らされた水路は、本当によくできてるなあ、すごい土木遺産だなあ、と畏敬の念を感じます。

日本での稲作の起源は諸説ありますが、今では3000~4000年前の縄文時代には始まっていたとされています。稲の原産地はインドとか中国南東部とか言われていますが、日本の気候にもピッタリだったのでしょう。南阿蘇村の中にも、弥生時代の集落跡があります。

僕のような百姓が今まさに耕しているその田んぼという土地で、何百年も千年以上も、人がずーっと同じように稲を育ててきたのかと想像すると、何とも言えぬロマンを感じます。いつの時代も同じように、日照りの時にはただただ祈ったりしたことでしょう。前年の不作で米が足りずに秋まで蔵の米が持つだろうかと夫婦で不安になる夜もあったろうし、年貢のきつさや村の中の人間関係で泣きたくなることもあったでしょう。そして、実りの秋には喜びをかみしめたのでしょう。

それにしても、稲にとって水が多いのはいっこうに構いませんが、日照不足は野菜と同じで困ります。光合成ができないことには、どうにもなりませんから。というわけで毎年のことながら、この時期は弥生時代から何の進歩もなく(笑)、お天道様に祈っております。


すみません、弱音をはいてもいいですか…

 さてさて、祈るのも大事ですが、祈ってばかりでは何も進まないのもまた真実です。農繁期の今の時期、毎年とにかく必死で日々やることをこなして乗り切っているという感じなのですが、いやはや、今年は久しぶりにかなりしんどく感じてます。このしんどさは、末っ子のあき(4歳)がのりこさんのお腹の中にいてつわりがきつかった時以来、5年ぶり、かなあ。

有機多品目栽培の非効率な農業の限界というかなんというか、単に自分たちの力の無さというかなんというか、46歳と42歳の夫婦の体力低下っぷりというかなんというか、いろいろ壁のようなものを感じています。(長くなるのでこの場では書きませんが)日々の子育てや子育てや子育て(苦笑)や農作業、事務作業や連絡諸々、親のちょっとした介護、集落や学校、保育園などの送迎やいろいろな用事、をこなしていくので精一杯…。

ちょっとリミッターを超えてしまったようで集中力が無くなっているような、PCでいうとメモリ不足で動作が遅くなっているような感覚を味わっております。「この先こんな感じでやっていけるのかな」と先の不安にかきたてられて、目の前のことがおろそかになるというネガティブ志向の悪循環に入ってしまいがちです。いつも、農繁期が終わったら、そういう感情をケロっと忘れてわりと楽しく暮らしているということを何年も繰り返してきているのですが、だから進歩がないんだよなあ、と思わざるを得ません(笑)。


 面白いもので、今年の農繁期が特にきつく感じる原因として、怪我をしたとか、災害にあったとか、そういう特別な何かがあったからではありません。ただ、気がついたら、一気にきつくなっていた、という感じです。

でもあえて一つあげるとしたら、少し前のとまり木通信にも書きましたが、「多品目栽培という農業では、なかなか人に来てもらっても楽にならない」という課題がますます浮き彫りになってきたことだと思います。人に来てもらわないと絶対に作業が回らない量を作付けしているのですが、いつもいつも違う作業を違う人に説明しつづけることに、自分でも本当に不思議な位に急にどっと疲れを感じるようになってしまい、「とまり木農園」と銘うって続けている農業体験のステイの方の受け入れも6月は休みました。

アルバイトさんへの説明もやはり同様で、定期的に来てもらえるアルバイトさん3名の方の他に、ちょこちょことスポット的に入ってくれる方が来てくださるのに、その方たちへの作業説明も、なんとか頑張ってやってるという情けない有様でして…。いやはや、トホホ…、我ながらちょっとメンタルにきてますねえ(笑)


 弱みをシェアすることで人との仲が深まるのも人生の醍醐味でもあります。よしこんな時こそ、という気持ちでいろいろ人にぼやいていたら、「品目絞って仲間の農家と生協とかに共同出荷したら」 「簡単なことだよ。正社員さん的な感じで人を雇用してしっかり任せられるように育てていけばいいよ」 「村の他の農家さんみたいに(この土地に合う)トマトやアスパラを作って農協にだすといいよ」 「高齢化で空いていく田んぼを引き受けて大規模に自然栽培米とかつくって卸業者さんにだしたら」 「そういう農業してるのに人並みに稼ごうとするからだよ。自給自足的な感じで小さくやって行けばそれはそれでいいよ」と、十人十色のご意見…。

せっかく続けてきたこのスタイルの農業だし、長い間支えてくださった皆様のご期待にも応えてこれからも続けていきたいと思っていますが、やはり何らかの変化は必要で、勇気を出して何か踏み出すとか減らすという判断をするタイミングが来ているような気がします…。それがどういう変化なのかは、農繁期が終わってから、ゆっくり考える事にします。

この数年、社会的にはコロナ渦などで大変な時期でしたが、我が家の暮らしや農業としてはいろいろ細かい問題は沢山あったものの、概ねのところは順調でいいことが続いたので、逆に視野が狭くなっていたのでは、と感じています。人間って情けないものですねえ。


 でも、こういう苦しい時間は必要ですよね。「そもそも、自分達は、何を一番大事にして生きていきたいんだろうね」「もうだめだ」「いやいや冷静に考えれば今も何の問題もないって」「自分のことばかり考えてるからいけないのかもねえ」「人間万事塞翁が馬。損も得もないもんね」「いい時も悪い時も続かない」「弱っている時こそ、筋トレだ」「無いものではなく有るものを数えて感謝しなくちゃ」等々、隙間時間を見つけての夫婦の会話は延々続いていきます。

こんな感じで、今月の通信の裏面は完全にただのボヤキとなりました。お恥ずかしい限りです。SNSで楽しい雰囲気のみをお伝えするのが今の時代のやり方なんだろうなあ、とも感じますが、まさにその対極のようなこんな陰気な文章ですみません。

せっかくの食材が美味しく感じられなくなってしまうのでは!?という怖さもありますが、たまには、こういうのも、皆さまならばお許しいただけるのでは、と思って、つらつらと綴ってみました。いやはや…。とりあえず農繁期終わるまでは淡々とやっていきます!ぼちぼちいきます。それでは、皆さま、ごきげんよう~。                       

7月1日 椛嶌剛士

#椛島農園 #大雨 #お米 #阿蘇 #田舎暮らし

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2023年07月03日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

とまり木通信5月&6月

2023年6月1日(木)

皆さまこんにちは!

6月前半の野菜のラインナップ
玉ねぎ、人参、ズッキーニ、さつま芋、キャベツ、カリフラワー、レタス、大根、カブ、水菜、わさび菜、小松菜、スナップエンドウ、ニンニク、にら、ルッコラ、チンゲンサイ、いんげん、

6月後半の野菜のラインナップ
ジャガイモ、玉ねぎ、人参、キャベツ、レタス、大根、水菜、小松菜、ニンニク、チンゲンサイ、空心菜、つるむらさき、キュウリ、ミニトマト、ズッキーニ、いんげん、おおば、枝豆、

7月の野菜のラインナップ
ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツ、ニンニク、空心菜、つるむらさき、キュウリ、ミニトマト、トマト、ナス、ピーマン、南瓜、おおば、オクラ、枝豆、サラダごぼう、

このうち、10~13種類くらい入ります。

卵は、若雛たちが産みはじめたので、沢山あります♪
お米も、まだ余裕あります♪

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皆さまこんにちは。お世話になっております。

いやはや、またまた1か月半ほど、ブログ更新の間が空いてしまいました。

ご覧頂いて、感謝です。

一年で一番忙しい今の時期、毎年のことながら、とにかく毎日いっぱいいっぱいですが、なんとかやっております。

というわけで、今月はすみません。

5月分と、6月分の、農園レター「とまり木通信」をのっけます。

写真省略にて失礼いたします。

余裕がある時に、インスタとか、ブログでも写真のっけたりとか、もっとちゃんとしますので、しばしお待ちください。

とにかくまあ、相変わらず何年たっても、この時期はいっぱいいっぱいですが、家族みんな元気でやっております。


とまり木通信5月号です♪

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とまり木通信6月号です♪

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さすがに小さくてご覧頂くには厳しいと思うので、文字入力いたしますね。長文になりますが、もしよかったらどうぞ。


とまり木通信5月号

「いっちょ泳がせてもらおうか」が懐かしいなあ

 皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。4月の端境期を終えて、いつも通りの出荷ペースに戻せることに毎年喜びを感じる初夏の候であります。この時期、村では青空と山々を背に鯉のぼりがあちこちで風に舞っています。田舎の鯉のぼりはとにかく大きく、杉の木で立てる支柱の高さは15mを超えるようなものもよくあります。あっぱれとしか言いようがありません。

ちなみにうちも10歳の長男が生まれた時には、8m位の高さの鯉のぼりを立てました。周りと比べると小さなものでしたが、近くの森から杉の木をチェーンソーで切り倒して皮をはぎ、人力で森から運んで、あの手この手で試行錯誤して立て込みまで自分と父と当時の研修生さんとの3人で終わらせることができた時は感動しました。

その後、施設に入っているその時の大家さん(当時96歳のお爺ちゃん)を訪ねた時のこと…。鯉のぼりを立てたんですよ、と報告すると「じゃ、いっちょ泳がせてもらおうか」とにわかに包みを渡してきた大家さん…。開けてみると中には鯉のぼりが一匹!にこっと笑う大家さんの顔は今でも忘れられません。

たまたまの紹介で家を借りることになって、そのような関係を築いていったわけですが、結局さらにその5年後に、跡取りさんがおられない大家さんの家土地山などを一括で跡取り的に購入させてもらうことになり、今に至るわけです。鯉のぼりを見ると、ふと人生のご縁というものの有難さと不思議さをかみしめたり、訳もなく何かを無性に懐かしく感じたりすることがあります。「五月晴れ ふともの思ひ 鯉にじむ」。

Youtuberにはなりませんが…

 さてさて、とはいえ、そんなほっこりなことを言ってられないくらいに、一年で一番忙しい季節がいよいよ到来です。これから先お盆前位にかけては、僕の仕事時間が週平均65時間位になります。繁忙期~、という感じですね。でも通勤時間ゼロなので、まあなんとか暮らしのバランスを保っている、という具合です。でも僕が外の仕事に集中できるのも、のりこさんがいろいろな用事や子供のことや事務作業を担ってくれているからで、ちょっと負担がいってるなあ、バランスが悪くなっちゃってるなあ、と頭を抱えてもおります。

子供たちも、「連休でキャンプとかいく家がうらやましいなあ」とか思わないこともないけど「まあ、うちはこんな感じだし、しょうがないか。でもお父さんもお母さんも大好き」というふうに受け止めてくれていて、救われる気持ちです。稲の種まきも、家族みんなでやれて、親としてはしみじみ嬉しかったです。

さて、5月の作業はこんな感じです。ナスやピーマン、トマト、キュウリ、などの植え付け、剪定、支柱立て。田んぼの耕運。稲の苗の世話。ネギの植え付け。さつま芋里芋の植え付け、猪よけの電気柵張り。玉ねぎの収穫、乾燥。日々の鶏の世話。日々の収穫出荷。田畑の畔草の草刈り(容赦なく伸びてきます)。うーーん、リストアップするだけでクラクラしそうです(笑)。

 作業の大変さを減らすには、当然のことながら、人を雇えばいい、という方法もあります。でも、いろいろな面からなかなかハードルが高いです。うちだけでなく、多くの、同じような家族経営多品目農家の共通の課題です。

状況としては、こんな感じです。例えば、トマト農家さんなら、アルバイトさんにひととおり収穫、剪定、などの作業を覚えてもらったら、夏の間3か月はひたすらその作業を毎日繰り返してもらう、というのが典型的なスタイルとなります。ところが、うちのような農家の場合だと、「ナスの種まき」「ジャガイモの植え付け」「さつま芋の植え付け」「田植え」等々、かなりの割合の作業が年に1回ないし、数回しかやらない、という具合なのです…。

毎日違う作業を説明してはやってもらい、また説明して…、という日々です。週1-2日くらいずつのアルバイトさんでは、作業をひととおりマスターしてもらう、という段階に至るにはおそらく最低5年以上はかかります。正社員さんなら、1-2年である程度任せられるようになるかもしれませんが、そもそもがっつり覚えてやる気あふれる方は、独立就農が前提の方がほとんどです。

周りを見ていて、そういうスタッフさんに頼ってしまうと、その方が辞めて人の入れ替わる数年おきに、また一から繰り返し、となってとても大変そうだなあという印象を受けます。かといって、常時沢山雇用してチームワークで切り盛りしていく、というセンスも能力も無いであろう椛島農園にとって、どういう方法で農繁期を乗り切って行ったらいいんだろうか、というのは長年の課題です。

 というふうに、今年も頭を抱えていたところ、今春から来てもらっているアルバイトさんとの話の中で、ひとついいアイデアが浮かびました。それは、「作業動画集」を作る、という作戦です。どうせどなたかに作業の意味ややり方を説明するのであれば、スマホで撮影しながらしちゃおう、ということです。

それを、googleのクラウドで品目や項目ごとに整理して、うちで働いたり研修される方みんなの予習復習用の共有ファイルにしてしまおう、というわけです。始めてまだ数週間で、数十本程度しか動画を作っていませんが、反応は上々です。ま、続かないかもしれませんが、とりあえずやってみようと思います。
 
欲はかくべからず!

 ところで、冬の間のとまり木通信でお伝えしていた新鶏舎の建設ですが、2棟無事に建て終わりました。いやはや、大変でした。冬は冬らしく、家族でゆっくり過ごす時間やお出かけの時間を最優先にしたり、実家に顔を出したり、体のケアや気になるところの病院受診などにも時間を使ったり、他の急ぎの大工仕事をしたり、契約栽培のさつま芋や里芋の出荷が続いたり、という感じで過ごしていたら、建設作業にあてられる時間がそもそも全然足りませんでした。

実は今回の鶏舎新設、資材や燃料などの農業生産コスト増に対する支援のための村の補助事業があったので、申請してみました。事業詳細には「ビニールハウス新設の場合は、税抜きで半額補助」とあったので、村役場の担当の方に恐る恐る「あのー、ビニールハウスを使った鶏小屋なのですが、補助対象になりますでしょうか」と。そしたら、「大丈夫ですよ」という回答だったのです。

そして、本当は、この冬に1棟、来年に1棟、と予定していたのですが、「だったら2棟建てよう!」と欲張ってしまいました。ところが、大事な大事な税金を活用させてもらうわけですから、きっかり年度内に施工を終わらせて報告書を提出せねばなりません。「うーん、間に合わない~」とうなる日々でした。

そして、確定申告前のPCトラブルで(間一髪でセーフでしたが)データが飛びそうになってのりこが不眠になったり、2番目娘がぎっくり首(環軸椎回旋位固定という病気)になって3日間寝たきりフル介助になったりと、2月3月は本当にボロボロでした。最後は泣きたくなるような状況でしたが、なんとか、間に合いました!

新鶏舎の総工費、2棟で135万円ほどでしたが、60万円ほどは補助を頂けました。ただただ感謝です。いい材料を使って、20年は補修が要らないような鶏舎が建ちました。鶏たちも広々とした鶏舎に大喜びの様子です。大事に使っていきます!

今回は、ほんとに「欲をかいちゃだめだよ!」といういい勉強になりました。続けていくためには、ぼちぼち、というのも大事ですね。さてさて、最農繁期、ぼちぼち頑張って毎日いい仕事するぞ~。どうぞ皆さまもごきげんよう。              

5月1日 椛嶌剛士



とまり木通信6月号

貧乏がいけなかったのか、きつすぎる田植えがだめだったのか…

 皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。九州北部では、例年より数日早い梅雨入りとなりました。近年、梅雨の末期には全国のどこかで必ずといっていいほど豪雨災害が発生しています。阿蘇地域でも平成24年に、一晩で500㎜の集中豪雨があり、うちから車で10分位の集落で土砂崩れによる犠牲者がでました。

村内の消防団員に招集がかかり、重機による捜索態勢が整うまでの間、埋まった家の土砂を人海戦術でスコップを使って掻きだし続けました。熊本地震の時と同様に、恐ろしい記憶として忘れることはありません。どなたさまにおかれましても、いろいろ早めの備えができるとよいですね。どうぞご安全に~。

 とはいえ、結局梅雨に雨が多いか少ないかは、その年次第ではあります。今年の梅雨はどのくらい降るのでしょうかねえ。雨が多すぎるのはもちろん困るし、少なくても困ります。去年は雨不足で、田んぼに使う湧き水の量が減り、ひやひやしました。でもまあとりあえず、やれることを淡々とやっていくのみです。

梅雨入りの前に、ひととおり夏野菜の植え付けや支柱立て、さつま芋や里芋の植え付けなどを終わらせて、なんとかまあほっと一息。残る大仕事は、梅雨の中休み時に、ジャガイモと晩生玉ねぎの収穫です。

そして、その後しばらくは頭の中を田んぼモードに切り替えです。田に水を入れて、トラクターで水と土をこねくり回して泥を練って、水を溜められるようする代掻きという作業を経て、いよいよ田植えとなります。4月に、種もみをお湯の中に入れて消毒し(普通は薬品を使いますが、うちは無農薬栽培なので、お湯に浸けるのです。仲間の農家との共同作業で、専用の機械で、60℃のお湯で10分、厳格に行います)、種をまき、苗を植えます。今年は、5月前半の朝の冷え込みがきつくて、苗の伸びがいまいちでしたが、まあなんとかぎりぎり及第点、という感じにはなってきました。

 うちの米作りも、振り返ればもう17回目です。就農当初は、150坪程度の小さな自家用田んぼで、友達を呼んでワイワイ手で田植えをしたり、福岡から手伝いに来てくれた両親と一緒に鎌で稲刈りをして天日干しをしたりと楽しんでいましたが、10年前から販売用の田んぼを始めて、今では20倍の3000坪を超える面積です。さすがに田植えも稲刈りも機械作業です。

働き盛りの40代半ばで、しっかりと生産して皆さんにお届けしていくことで渡世して子供を育てていかねばならぬ今の自分にとっては、若かりし日の牧歌的な田植えが時々無性に懐かしくなります。あの時、好きだったひとを誘って田植えしたなあ。結局ふられたけど。あれは手植えのきつい田植えに誘ったダメだったのか、はたまた僕が貧乏すぎたからか…。いやいや、おかげでのりこさんと結婚して幸せな家庭が築けているし、でも、なんだか若い頃が懐かしいなあ…。などと物思いに浸ってる場合ではありません!最農繁期です。ちゃきちゃき作業しなきゃですね(笑)がんばります!

托卵おそるべし!

 この時期、南から渡ってきたカッコウのオスがメスを誘うために、文字通り「かっこう~」と近くの林で鳴いています。さてこのカッコウですが、「托卵(たくらん)」をすることで有名です。托卵とは、他の種類の鳥の巣に自分の卵を産み落として、自分で卵を温めたり雛を育てたりせずに、巣の主である他の種類の鳥に子育てをしてもらう習性のことを言います。不思議な生存戦略ですよね。

モズや、オオヨシキリ、オナガ(以下スペース節約のため、代表してモズとのみ書きます)の巣に、親鳥がほんの一瞬巣を離れた時にすでに産んであるモズの卵を1つ巣から落として、代わりに自分の卵を産みます。当然、モズも「ん、なんだか変だなこの卵」と気づいて卵を巣から落とすこともあるのですが、上手く托卵してもらえることもあるわけです。

モズのお母さんに温めてもらって孵化したカッコウの雛は、そもそも体が大きく、モズの卵や生まれたての雛を、巣から落としたりします!そして、モズのお母さんよりも大きい体になっても虫をねだって食べさせてもらう、という奇妙な光景となります。モズのお母さんも、いったん孵化した雛を育て始めると母性本能が勝ってしまうのか、状況に対してなすすべもなく、結局天敵であるカッコウの雛を育て上げてしまうのです。

ちなみに、江戸時代位までは、托卵相手はホオジロが多かったそうです。でも、托卵された卵を巣から捨てる賢いホオジロの個体が遺伝子を残していき、「こりゃいかんわ」ということでカッコウが托卵相手を他の鳥にかえたそうです。うーむ、面白い!

 そして、こんなことを徒然と書いていておりますが、これは全て、動画や本で見た情報を綴っているだけです。モズの姿は毎日のように見ますが、カッコウは声しか聞いたことありません。情報を元に、想像力を働かせてみることで、目にしている景色が違うように見えてくるって、これはこれで人生が豊かになるなあ、と思います。想像するだけなのでコスパ最高!(笑)。

同様に、声しか聞こえない鳥として、フクロウがいます。夜、よく近所で鳴いていて、つい先日はうちの敷地の杉の木の上の方から聞こえてきました。フクロウがいるということは、餌である野ネズミやモグラなどが沢山いるということです。ということは、その餌である草や木の種子、小型の昆虫やミミズなども沢山いるということです。

朝起きたら鹿が…

 こうやって里山の自然を眺めてみると、いろいろな生き物が複雑な生態系を織りなして生きているのだなあ、と感じます。そして困ったことに、小さな生き物だけではなく、農家にとってはやっかいな大きな生き物も近年活発になってきています。

去年の秋は南瓜をサルにかじられましたし、通学路にも年に何回か日中に来ます。猪には年中畑を踏み荒らされています。鹿も、いろいろな野菜の葉っぱを食べていきます。そして、先日はうちから200mほどの家の庭に、朝起きたら大きな鹿が2頭いたそうです。うちの庭にも夜来ているのかもしれません。いやはや…。

この状況の原因としては、いろいろ言われています。杉の山が多くて山に餌がない、条件が悪い山際の田畑が耕作放棄地となってきている、猟師さんが減っている、本来生態系の頂点にいたはずの狼も人が絶滅させて、温暖化で鹿や猪の子供が越冬できるようになった、等々。鹿や猪やサルも、何も悪くないのに害獣扱いされるのは、本当に可哀そうです。

でも、こちらとしても食べていかないといけません。なんともやるせない状況ですが、生きていくとはそういうことの上に成り立つものなのかもしれませんねえ。ちなみに、アメリカのイエローストーン国立公園では、人の手によって1926年に野生の狼が絶滅し、その後に鹿が増えてその食害で植生が脆弱化したそうです。その対策として、喧々諤々の長年に及ぶ議論の末に、1995年にカナダから狼を連れてきて放ちました。その後、植生や生態系の多様性が回復したそうです。

もちろん、狼だけがその要員となったわけではないとして学術的な見解は今でも意見が分かれているとのことですが…。日本でも、中国から狼を導入してみてはどうかと研究している方々がおられるそうです。いやはや、難しい問題です。

生業として農業をしていると、「くそ~、猿め~、南瓜5万円分食べられた~!!」と、つい金勘定をしてしまいますが(笑)、逆にそういうことがあるからこそリアルに、自分がこの里山の生態系の一員なのだなあ、と感じられるのかもなあ。さてさて、今月のお便り書きも〆切間際になんとか無事完了!ほっと一息です。さあて、田植え準備やったるぞ~。それでは皆さまごきげんよう~。   
                                 
 6月1日 椛嶌剛士

#田舎暮らし #生きもの #椛島農園 #春の畑 #とまり木通信 #阿蘇

2023年06月01日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

鶏舎できました~!

2023年4月14日(金)

皆さまこんにちは!

4月の野菜のラインナップ
ネギ、さつま芋、里芋、ほうれん草、レタス、大根、カブ、春キャベツ、しろ菜、水菜、わさび菜、小松菜、白菜、

5月前半の野菜のラインナップ
さつま芋、レタス、大根、カブ、春キャベツ、水菜、わさび菜、小松菜、白菜、スナップエンドウ、間引き人参、

5月後半の野菜のラインナップ
ジャガイモ、玉ねぎ、レタス、大根、カブ、春キャベツ、水菜、わさび菜、小松菜、白菜、スナップエンドウ、人参、ズッキーニ

4月は端境期中という事で、7種類程度、入ります。送料割高になってしまうので、卵多めの方、お米がある方、「なんでもいいから送って」という方以外には、お休みをいただいております。

連休明け頃からは、通常通りに10~13種類くらい入ります。

卵は、若雛たちが産みはじめたので、沢山あります♪
お米も、まだ沢山あります♪

新規のご注文、お試しのご注文はこちら↓からよろしくお願いいたします。

椛島農園ホームページ&オンラインショップ (クリックください。リンクはってます。)


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さてさて、改めて皆さまこんにちは。

2か月振りのブログ更新です。

いやはや、なかなか書けない・・・。

SNSも、なかなか動かせない…。

なんとか頑張ります!(笑)

端境期につき、恒例の「とまり木通信」upはお休みして、今月は写真いろいろあげてみます。

お付き合いいただければ幸いです。

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今年の春は、桜が咲くのが早かったですね。

身の回りの、小さな生き物たちの動きも例年より少し早めに活発化しているように思えます。

こちら、日本ミツバチの群れ。

ぶんぽう

春先に、群れが二つに分かれて、半分が巣箱に残り、半分が新しく巣にするスペースを求めて、旅立ちます。その際、いったんこんな感じで塊になります。

今年は、なんとすでに4回もこういう塊を家の周りで目撃しました。

日本ミツバチの群れを巣に呼び込む手法のひとつとして、この塊ごと網ですくって、そのまま巣箱に入れ込むという荒業があるということを聞いたことがあります。

そして、ちょうどこの群れを目にしたときに、「そういえば、Sさん、巣箱を作ったけどなかなかハチが入ってくれないとおっしゃってたな」と近所の友人のことを思い出して声をかけてみたところ、

その荒業で、夕暮れ時に、見事に巣箱にご入居いただくことに成功!

翌日早朝、Sさん宅に軽トラで送り届けました。(Sさんの自動車内で、機嫌をそこねたハチがぶんぶん飛び回ると恐怖なので)

無事、設置。

なのはな

子供たちも「面白そうー」とついてきました。それにしても、南阿蘇村の景色、お見事です。何年住んでも、いつもそう思えるのはありがたいことです。




1月から取り組んできた、鳥小屋の新設も、何とか、大体終わりました。

さわくん

とりごやそとから

とりごや1

これは、産卵箱を作っている様子。

さくせい

「取り外して、高圧洗浄機でびゃんびゃん洗えてすぐ乾かせる産卵箱」「もちろん、なるべく安くあげる」を目標に、コンテナを利用して作って設置しました。

さんらんばこせっち

結果、まあまあうまくいきました。

さんらんばこ

が、細かい仕上げが間に合わなかったせいか、人気のある2箱ぐらいで集中して産んでしまい、困ってしまってます。いろいろ工夫して改善していこうっと。

実はこの鳥小屋建設、そもそも少し無理をしてしまいました。いや、正確にいうと、欲をかいてしまい、自業自得に陥ってしまいました。

肥料代や燃料代、ビニールやパイプなどの資材代などの高騰を受けて、南阿蘇村では農家支援のために、ビニールハウスの新設や肥料代に補助を出すという事業が昨年度行われました。

「鶏小屋だけど、ビニールハウス利用してるので、ビニールハウス新設として、補助対象になりますか」と担当の方にお尋ねしたら、いいですよ、という返事を頂きました。なので、せっかくなら、二つ建てよう、と思い立ったわけです。

本当は、この冬に一つ、来年にもう一つ、というふうに考えていたのですが、えいっと決めて二つ建てる事にしたのです。

これがまあ、大失敗。

冬の間も、通常の野菜セットのほかに、里芋やさつま芋のまとまった出荷があったりして、普通の仕事を回していくのにけっこう忙しいという状況でして、そこに大きな大工仕事が入ると、なかなかの忙しさが続きました。

しかも、大切な大切な税金を使わせてもらうわけですから、しっかり年度内に終わらせて、報告書を出さねばなりません。何が何でも終わらせなくちゃ、と焦りに焦りました。

間に合ってよかった~。

この鶏舎、大事に長く、使っていきます!

建設にあたり、本当に、ファームステイで滞在してくださった多くの方々のお力をお借りして完成しました。ホセさん、ふみさん、けいとくん、えりちゃん、おーがくん、けんたくん、さわくん、そしてくまもとさん、ほんとにお世話になりました。ありがとうございました!!




さつま芋の出荷は、こんな感じ。

さつま検品

からいも

軽トラ満載を、4往復ほど。うちとしては、大きな出荷量です。無事に納品が終わると、ほっとします。



出荷が終わると同時に、今度は種イモの伏せ込みで苗の用意。いつもドタバタ…。

里芋も同様に、うちとしてはまとまった量を作っているので、芽を出すための伏せ込み。これまたドタバタ…。

さといも

冬のほうれん草の出荷も終わり。これまた、頑張りました。

れんそう


春野菜、夏野菜の種も、バンバンまいて苗を育てて、バンバン植えております。

なえ

なえ2

これは、緑肥(えん麦)をまいてる様子。

えんばく

ファームステイの学生さん、おおが君、なかなか上手でした。

うちでは、2回野菜を作ったら、次の一回は、牧草の種をまいて畑を休ませています。伸びた牧草を、収穫せずに、粉砕して土に漉き込んで微生物の餌にしています。これまた、ドタバタ…。なんとか、間に合った、という感じ。うーん、常に、ドタバタ…(笑)。



段ボールの、最後の買い出し・・・。

だんぼーる



3番目がお世話になっている、㈳SOLのもりのようちえん「おてんとさん」の卒園式。

おてんとこっち


インクルーシブ。多様性。自己肯定感。そういうキーワードに満ち溢れている空間です。公教育の世界ですくすくぐんぐん伸びる子もいれば、オルタナティブといわれるような世界ですくすくぐんぐん伸びる子もいるのだと思います。もっともっと選べる世の中であるといいなあ。チチとして、なかなか関われていないのだけど、できる範囲でしっかり関わっていたい、と思っております。


おなじく㈳SOL主催の親子野外体験活動「なんじゃもんじゃ」の会の、とりさばきワークショップ。

この先時代がどんどん進んでいくと、豚や牛を屠場以外でさばくことが法律で禁止されているように、ひょっとしたら鶏もそうなるのかな、なんてことすら感じたりもします。もちろん衛生管理という意味では、そうなったとしても異論はないのですが、

普段食べている肉が、生き物の肉であるということをリアルに感じられるようには、こういう場も必要なんだろうなあ、と思います。

こういう場を知らないと、なんだか、食べるという行為が、どんどん「きれいごと」になっていくような気がして、ちょっとそれじゃあ寂しいなあ、と。食べるという事は、本来、もっとドロドロしたものなんじゃなかろうか、と。そんなことを思うのです。

もう30年近く前の名著で、辺見庸さんの「もの食う人々」という本がありましたね。今もアマゾンとかで買えるのかな?ああいう世界観、大好きでした。久しぶりに読んでみようかなあ。

ところで先日、「中古農機の買取してます。何かそういう機械ありますか~」と尋ねてきたパキスタン人の方がいました。そういう業者さんは、よく回ってきます。日本製の農機や建設用機械は、年数がたってても海外では需要があるからなのだそうです。

で、そのパキスタン人の方は、うちの鶏を見て開口一番に、「これ、売ってください」と。

まだまだ卵を産んでいるので今は無理です、とお断りしましたけど、いやー、なんだかうれしくなりました。


というわけで、そんな感じで、うちに来られるファームステイの方で、興味がある方には、時々、鶏さばきを体験してもらったり、近所の猟師さんが猪をさばくのを見学させてもらったしています。

で、ステイ者さんが、漁師さんからもらってきたお土産。

きんたま2

はい、これ、なんでしょう。






そうです、

オスの猪の、

きんたま1

タマタマです!

猪の肉の中で、唯一、生で食べても大丈夫な部位だそうです。

意外なことに、無味無臭。食感は、ふわふわトロトロ。

僕はこういうの苦手で、ひとくちだけ食べましたが、ステイ者さんは、バクバク美味しそうに食べてました。まさに珍味。

いい経験になりました。


最後に。

IMG20230221122618a.jpg

うちにとっての、海外ウーファーさんで初めて2か月を超える滞在となった、台湾から来た澤くん。鳥小屋建設をはじめ、いろいろ力をお借りしました。子供たちとも沢山遊んでくれて、ありがとう。

さくらが満開の時に、隣町の桜並木を見せたら、その美しさへに胸を弾ませていた澤くん。郷土料理の田楽屋さんに連れて行って、古民家の日本家屋の囲炉裏で芋や肉を焼いて食べるということに興奮さめやらなかった澤くん。阿蘇の草千里や大観峰の景色に心打たれていた澤くん。

いつも農作業でいっぱいいっぱいなので、日本人の受け入れがメインである椛島農園。なので、うちに来る人では、観光をがっつり楽しむという人は少ないので、今回の澤くんの様子を見ていたら、「ああ、なるほど、こりゃあ、インバウンドが賑わうわけだ!」と合点。

目の前で当たり前にあるもののすばらしさを再認識するのに、外からの視点とかってやっぱ大事だよなあ、と感じました。地域のこともそうだけど、家族の存在のありがたさとか、自分自身の長所とか、そういうのも同じですよね。自分にとって近しい物であればあるほど、そういう視点をもつようにしていかないとなあ。

久しぶりに、ステイ者さんを大観峰にもお連れして、これまたあらためて阿蘇の風景のすばらしさを感じるのでありました。(忙しい時期は難しいから、ステイ者さん、どうぞ用意しております原付で行ってみてくださいね~)

だいかん

ちなみに、澤くん、ピアノが趣味でして。高校生の時に独学で初めたというのが信じられなく位上手に、うちの台所においてある電子ピアノで演奏してくれました。

このピアノ、2年ほど前に声をかけて頂き、そのまま誰も使う事が無く、置物のように鎮座している状態でした。

が、澤くんのピアノに刺激をうけて、息子が使うようになりました。スズメ、を練習してます。「映画見てないしどんな話かは知らんけど」と言いながら(笑)。簡単な楽譜をダウンロードしてあげたら、ひとりでどんどん練習して、左手も使い始めました。いやー、何がきっかけになるかわからない。面白いものです。ま、そのうち飽きるでしょうけど、ポロンポロンと子供がピアノを弾く日常というのがこんなにも豊かな気持ちになるものだったんか、とびっくりしました。

澤くん、ほんとに、ありがとう。


いやはや、長くなりました。こんな感じで、この2か月過ごしておりました。

それでは皆様ごきげんよう~。


#田舎暮らし #生きもの #とまり木農園 #阿蘇 #椛島農園 #ウーフ #にわとり #日本ミツバチ #DIY #春の畑

2023年04月07日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

寒波到来&鶏小屋建設

2023年2月5日(日)

皆さまこんにちは!

2月の野菜セットの中身 

・・・大体確実に入るもの・・・
ジャガイモ、さつま芋、里芋、大根、ゴボウ、人参、長ネギ、ほうれん草、紅芯大根、芽キャベツ、

・・・天候や野菜のコンディション次第で入るもの・・・
チンゲンサイ、水菜、ルッコラ、ワサビ菜、小松菜、ターツァイ、南瓜、ケール、アレッタ、菜の花いろいろ

3月の野菜セットの中身 

・・・大体確実に入るもの・・・
さつま芋、里芋、人参、長ネギ、ほうれん草、菜の花いろいろ、

・・・天候や野菜のコンディション次第で入るもの・・・
かぶ、大根、山東菜、しろな、ワサビ菜、アレッタ、

このうちの10種類くらい入ります。この冬はかなり久しぶりに冬野菜の出来が悪く、白菜がもう終わり、菜っ葉がほうれん草以外は調子が悪く、農家としては悔しさと申し訳なさをかみしめる日々となっております。とほほ…。それでもまあ根菜はありますので、10種類くらいは揃えられてはおります。

卵は、すみません、産卵数が減る時期になってきて、ご予約分でいっぱいとなっております。今新しい鶏小屋を建てていますので、うまく進めば、夏以降の卵の数には余裕がでると思います。また状況は随時ご案内申し上げますね。

お米は、まだ沢山あります♪

新規のご注文、お試しのご注文はこちら↓からよろしくお願いいたします。

椛島農園ホームページ&オンラインショップ (クリックください。リンクはってます。)

なお、3月の下旬~ゴールデンウィーク頃にかけては、どうしても野菜の種類が揃わない時期(端境期)となるので、野菜の発送のお休みをいただいております。

ただ、

☆卵20ケ以上と一緒でのご注文の方
☆お米と一緒でのご注文の方
☆お近くの方や近県の方
☆種類少なくてもいいから送って、という方

につきましては、お休みなくお届けいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。


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さて皆さまこんにちは。

いかがお過ごしでしょうか。

しばらく前から、「ブログは、お届けの際にいれている農場通信をそのまんまアップしよう。あんまり更新しないよりかはましやろう」と思ってやっておりますが、だいぶいい感じになってきました。狙い通りに更新がまめになってきました。えらいぞ、自分!

というわけで、いつもどおりの長文ですが、ご覧いただければ幸いです。

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寒波到来!!

 皆さまこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。この冬は、例年よりも寒い傾向が続いており、予報を見ても2月いっぱい位までは平年よりもやや寒いようですね。1月下旬には、“最強寒波”という呼び名の寒波も到来しました。皆さまのところではどのような空模様となりましたでしょうか…。また、大雪による配達の遅れなどで、一部のお客様方には大変なご迷惑をおかけすることになってしまい、すみませんでした。

 寒波到来中、朝は−8度、日中もずっと氷点下という日が2日間続きました。しかも、この時期としては記憶にないほどの台風のような風が吹き荒れ、春に出荷する予定の人参や大根に被せていたビニールがはがれてしまうという事態になりました。あまりの強風ですぐに張り直すのが無理だったので、野菜の防寒のための応急処置をあれやこれやしていたのですが、(後述する)ウーファーさんと一緒に1時間ほどの作業を終えた時には、ろれつがうまく回らないほどに顔の筋肉が硬直してしまいました。

体感温度は、風速が1m増すごとに1℃下がります。気温が−3度位、(後からデータを調べると)風速18m位で、体感温度は⁻21℃という状態だったわけです。そりゃまあ寒いはずです。一方、子供達は寒波の前に「庭にブルーシート広げてスケートリンク作る!」ということになり、家の横の川からせっせとバケツで水を運んで盛り上がっていました。結果は上手くいかなかったのですが、ナイスチャレンジで見ていてほっこりの光景でした。


種まきプランニングで頭をかかえております

 さてさて、厳しい寒さの中ではありますが、この季節ならではのちょっとした喜びを見つけるのも楽しいものです。温いお風呂や、お鍋、雪化粧の山々、そして、澄んだ夜空の星々…。微かな光を放ちながら静かな軌道を進む人工衛星の姿を見ると、ロマンを感じざるを得ません。ちなみに人工衛星の速度は時速約3万キロ(秒速8km)です。すごいスピードです…。

でもよくよく考えると、人工衛星を日本で見上げている自分たちも、地球の自転で時速約1400㌔(秒速約380km)で回転しています。それに、太陽の周りを、地球の公転という形で時速約11万キロ(秒速約30km)で回っています。不思議なものです。僕の場合はですが、そんなことを想像してみると、気持ちがほっこりして日々の多忙の中の焦りが少し位は減るように思えます。

 まあそんなふうに、これだけ地球が動き続けているわけですから、季節は巡り巡るわけです。早いもので種まきシーズンが始まりました。種まきの前には、前年の作付けの反省や改善をして、作付け計画を練り上げます。本来は、年内で終わらせたいところですが、大体いつもバタバタしてしまって、毎年今の時期に焦りながらやっております。

出荷しているもので50~60種類、自家用がさらにプラス10種類位の野菜を、いつどのくらいの量種まきして植えていくのかを考えます。品種選びはとても大事で、味はもちろんのこと、寒さ暑さに対しての強さなどを考慮して選んでおります。また、常に実験的にいろいろな品種を試しに育ててみながら、「誰もが料理しやすく常に欲しいもの」と、「時々食べてみたくなるような珍しいもの」などをベストバランスでセットに入れられるようにあれやこれや試行錯誤しております。「これ食べてみたい」というリクエストがあればおっしゃってくださいね。

 そして、品種選びと同じくらいに大事なのが、畑のローテーションです。専門用語で「輪作」と言います同じ野菜を同じ畑で作り続けると、「連作障害」が起こります。肥料バランスや、土壌微生物のバランスが崩れて、上手く育たなくなるのです。ジャガイモやトマトなどのナス科は3年間、里芋は5年間、アブラナ科は2年間、というように、一定期間は同じ科のものを植えないようにしなくてはいけません。輪作は害虫被害を防ぐ意味でも大事な技術です。

例えば、この冬に小松菜が植わっている畑では、小松菜が好きな虫がどうしても増えてしまいます。そしてまた春に小松菜を植えると、土の中や小松菜の株元でなんとか越冬した虫たちが、そのまま小松菜をむしゃむしゃ食べてしまいます。暖かくなると卵を産み始め、その子供がまた卵を産み、指数関数的に個体数が増えていってしまいます。そうなると、農家にとっては阿鼻叫喚の様相となるわけです。

ところが、春に小松菜ではなく人参を植えると、虫の立場からすると「あれ、餌がないよ。困った。」となって飢えて死んでしまうわけです。そしてうちの場合は、土壌微生物の餌を与えて土の健康にするために、2回野菜を育てたら1回牧草を植えて土に漉き込むという手法で土づくりをしています。そのことでまた一段と輪作計画が複雑化します(涙)。
単一の作物を作り続ける農家さんの場合では、農薬や土壌消毒という奥の手が使えるので輪作は普通はあまり考える必要もないのですが、有機農業の場合は重要です。というわけで、計画の仕上げのために、まるでパズルを説いているような感覚で、PC画面とにらめっこしている今日この頃です。うーん、もう2月だあ~。焦っちゃうなあ~…。

人生やろうと思えばこんなこともできるとは!

 さて、「とまり木農園」というコンセプトで、様々な方にとっての様々な体験の場を提供できればなあと思ってファームステイの方の受け入れをしている椛島農園…。今年もさっそく一組のご家族が2週間ほど滞在していかれました。

スペイン人のホセさんと日本人のフミさん、そして二人のお子さん(6歳&9歳)というファミリーです。コロナ渦を機に、思い切ってホセさんが車関係のエンジニアの仕事を辞めて家族で旅に出たそうで、なんと1年半もウーフ(うちが登録している、有機農家と体験希望者をつなぐシステム)を利用してあちこち回ってきたそうです。3月には旅を終えて生活拠点のドイツに戻り、新しく養蜂の仕事を始めるそうです。

その気になれば、人生の中の優先順位を決めて、目の前の仕事や支払いにあくせくせずに、子供連れでもこんなふうに旅ができるんだ!ということにまずびっくり。そして子供たちの利発さにびっくり。二人ともすでにスペイン語、日本語、ドイツ語はペラペラで、今英語を勉強中だそうで、「ああ、こうやってマルチリンガルの方が育っていくんだ~」と感心してしまいました。

そして、ホセさんの好奇心と多趣味っぷりと探求心にびっくり。酸素ボンベなどの器具を付けずに素潜りでどこまで深く水の中を潜れるかを競うフリーダイビングというスポーツがあります。ホセさんは「世界記録は202m。私は20m位が限界」と謙遜しながら、フリーダイビングをたしなんでおられることを話してくださり、その他にも、忍術(という武道があるそうです!)やヨガの先生をしたり、クライミングも家族で楽しんでいたり…。

そして、極めつけとして、氷水の中に浸かるという健康法を実践しておられることにびっくりでした。ドイツで撮影した動画を見せてもらいました。湖に張った氷を割って穴をあけて、その中に入るホセさん…。ホセさんの顔の前でススキの穂みたいなものをプランプランさせて遊ぶ子供たち…。それをまったく意に介さず集中するホセさん…。「落ちるよ、危ないから離れて」と子供たちに言いながら撮影するフミさん…。その後ろで何事もないかのように氷の上を散歩する通行人の方…。なんとシュールで幸福な光景でしょう!

ちなみにこの健康法は、オランダ人のヴィム・ホフさんが考案したもので、知る人ぞ知るメソッドです。ヴィム・ホフさんは、裸足で上半身裸で北極圏の-20~-30℃の中でハーフマラソンを完走したり、北極点の海で寒中水泳したり50mの素潜りをしたりという超人で、呼吸や瞑想で体が劇的に強くなるということを提唱・普及しておられる方です。一昨年日本でも本が翻訳されました。

いやはや、ホセさん、さすがヴィム・ホフ・メソッドの実践者です。体感温度−21℃の畑作業でも、平気な顔をされていました。あっぱれです。そして、「うちの旦那、変人でしょ」と言いながら優しいまなざしで旦那さんを見つめるフミさん、とっても素敵でした。ホセさんファミリーに大きな刺激をいただきました。感謝感謝。

僕もできることをちょっとずつやっていこうっと。夜空を見上げて呼吸を整えてみようかな。それでは皆さまごきげんよう〜。 

 2月1日 椛嶌剛士

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最後に、ちょいちょいと写真を。

地域のどんどや。当日明け方まで雨がぱらついて、やるかどうかの判断にギリギリまで悩みましたが、結果的によく燃えて、美味しいお餅が食べられました。よかった~。

どんどや

軽トラを買い換えました。7年半ほどのった前の軽トラを最後に洗車するとき、寂しさと感謝がこみ上げてきました。子育てが一番いっぱいいっぱいな状態と、熊本地震や大雨などの災害をともに乗り越えた相棒、という感じでした。で、しんみりした気持ちのまま新しい車を取りに行ったら、うわー、やっぱりテンションあがりました(笑)。すみません、私は薄情な男です。

軽トラ

今回、たまたま見つけたトヨタのピクシス。OEM製造で、ダイハツのハイゼットと全く同じ車です。本当にいい買い物でした。10年落ちの中古車ですが、びっくりするくらいほんのちょっとしか走っておらず、見た目はほぼ新車でした。そして、エアコンがついてないので、激安でした。ラッキー。阿蘇は涼しいので、エアコンなしでも問題なしです。車屋さんも、「この辺でエアコンなしの車を買われるのは阿蘇の方ばかりですね」と。

涼しいところに住んでいると、いいこともありますね。ただ冬は寒いですけど。リフォーム工事がまだ仕上がってないまま住んでいる我が家…。寝室は普通に毎朝氷点下です(笑)。

ちなみに、荷台と足回りは、強靭な塗装をやってもらいました。ラプター塗装といいます。前の軽トラは、泥がたまりすぎて運転席の足元に穴が開きましたから。はい、もっと掃除がんばります(笑)。よかったら「ラプターライナー」でググってみてください。


それにしても、寒波と強風ひどかったです。鹿児島あたりでは、収穫目前のソラマメがボロボロになったとか。このあたりでも、ビニールハウスの被害もあったようです。

うちも、こんな感じでトンネルビニールがはがされて、

かぜ

せっかくいい感じに大きくなっていた、3月出荷予定の大根が、こんな感じに。

かぜ2

芯はまだ生きているのですが、復活するかなあ。トウ立ちして終わりかなあ。どうなることやら…。



鶏小屋新設は、こんな感じ。

整地作業。バックホウに乗っている方は、近所の土木業者さんである山下さん。80歳は軽く超えておられますが、まだバリバリの現役です。頭が下がります。あっという間に終わりました。

なんぶ

山下さんに整地してもらった後は、スコップでもうちょっと仕上げ。こちらは手作業で。大人二人で2時間くらいかかりました。ホセさん感謝!

せいち

高さの基準点をだすのに使った、水盛缶。バケツの中に水を入れ、底に細いホースをつけておきます。

れべる

ホースの中の水は、どこまで伸ばしても、バケツの中の高さと同じになるので、基準点となる杭にホースをあてて印をつけます。

れべる2

昔は、なんでもこうやって水平を出していたらしいです。今じゃレーザーをあてて終わりですけどね。でもこういうのもいいですね。「水って、こういう特性があるんだ!」と、子供たちの目が輝きますね。


同時進行で、もう1棟建ててます。

パイプの建て込み。

ろーだ

人海戦術で穴を掘って、

あなほり

獣除けの網をうめこみます。素材は、「トリカルネット」を使いました。参考までに。

とりかる

上の部分は、ふつうのビニール皮膜金網で。

kenta.jpg


さてさて。今月も頑張っていきましょうかね。みなさまごきげんよう~。

#田舎暮らし #とまり木農園 #椛島農園 #ウーフ #にわとり #DIY #とまり木通信



2023年02月05日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

謹賀新年&スーパー百姓&とまり木通信1月号

2023年1月10日(火)

皆さまこんにちは!

1月の野菜セットの中身 

・・・大体確実に入るもの・・・
ジャガイモ、さつま芋、里芋、大根、カブ、ゴボウ、人参、長ネギ、ほうれん草、紅芯大根、

・・・天候や野菜のコンディション次第で入るもの・・・
チンゲンサイ、水菜、ルッコラ、ワサビ菜、小松菜、ターツァイ、南瓜

2月の野菜セットの中身 

・・・大体確実に入るもの・・・
ジャガイモ、さつま芋、里芋、大根、カブ、ゴボウ、人参、長ネギ、ほうれん草、紅芯大根、

・・・天候や野菜のコンディション次第で入るもの・・・
キャベツ、チンゲンサイ、水菜、ルッコラ、ワサビ菜、小松菜、ターツァイ、南瓜


このうちの10種類くらい入ります。この冬はかなり久しぶりに冬野菜の出来が悪く、白菜がもう終わり、菜っ葉がほうれん草以外は調子が悪く、農家としては悔しさと申し訳なさをかみしめる日々となっております。とほほ…。それでもまあ根菜はありますので、10種類くらいは揃えられてはおります。

卵は、すみません、産卵数が減る時期になってきて、ご予約分でいっぱいとなっております。冬の間に新しい鶏小屋を建てる予定なので、うまく進めば、来年の夏以降の卵の数には余裕がでると思います。また状況は随時ご案内申し上げますね。

お米は、まだ沢山あります♪

新規のご注文、お試しのご注文はこちら↓からよろしくお願いいたします。

椛島農園ホームページ&オンラインショップ (クリックください。リンクはってます。)


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皆さまこんにちは。

新年あけましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

さて今年はどんなことが起こるのか・・・。どんな学びがあるのか・・・。嬉しいことも悲しいことも、いろいろあるでしょうが、ひとつひとつ味わっていきながら、一隅を照らすような生き方を毎日していけたらなあ、と思っております。

ぼちぼち頑張ってまいります。

この座右の銘とともに。

『幸せは、決して目標ではないし、目標であってもならないし、さらに目標であることもできません。それは結果にすぎないのです。』

ヴィクトール・エミール・フランクル

うーん、いい言葉だあ。時々思い出してぐっときます。


はい、そういうわけで、先月思いつきでやったらいい感じでしたので、今月もまた「とまり木通信」をupブログでいきたいと思います。



キャプチャ

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明けましておめでとうございます。

 皆さまこんにちは。新年あけましておめでとうございます。どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

 さて皆さま、どのようなお正月をお過ごしになりましたでしょうか。コロナとの付き合いもだいぶ穏やかなものとなって、久しぶりに会いたい人に会って楽しく過ごせた、という方も多かったことと思います。残念ながら我が家では、のりこ方の実家への帰省は子供たちの発熱によって取りやめにせざるを得ませんでしたが、そのぶん家族でゆったりと過ごせました。近くの温泉に行ったり、併設されたアスレチックパークで遊んだり、クリスマスプレゼントで渡した人生ゲームにドハマリしたり…。

僕の実家へは日帰りで行けました。実家は福岡の太宰府市にあり、学問の神様として有名な太宰府天満宮の近くです。今年は、久しぶりに家族みんなで太宰府天満宮に…。ちょっと体調不良の両親にとっては歩いて行くには遠く、かといって車では道や駐車場の混み具合がひどそうなので、ひと駅分だけど電車を利用しました。普段はまったく電車に乗らない暮らしをしていますので、子供たちは「電車使おうか」というと、大はしゃぎ。特に、末っ子4歳のあきにとっては人生初の体験でした。

それにしても、今年は太宰府天満宮もなかなかの人混みでした。「まだ感染者数すごくて医療関係者や高齢者や基礎疾患のある方や受験生さんたちには厳しい状況とはいえ、いよいよ雰囲気がかわってきているのかもなあ。」と感じ入りました。

そしてまたセイゴさんの伝説が…。

 さて、そんなこんなでのんびりとお正月を過ごしたのですが、その前、年の瀬に、ひとつ大仕事をしました。それは、「納屋の傾きを直す工事」です。熊本地震の際に、基礎のブロックが一部5㎝位ずれて、納屋の柱がちょこっとだけ傾いてしまっていたのですが、「この位まあいいか」と使い続けておりました。気が付けば、年々傾きが激しくなっていき、最近は柱が視界に入るたびに気が滅入るようになってました。「今日明日どうにか、という仕事でもないけど、まずいなあ。でもちょっと後回しでいいか。」と悶々。

そもそも馴染みの大工さんに相談しても、「忙しく行けないや、ごめん。あんまり下手にいじらない方がいいよ。ちょっと傾いていても、そのまま筋交いをガンガン入れ込むだけでもいいと思うよ。強度が十分なら見た目はそんな気にならないでしょ、かばちゃんなら。だったら自分でやってみな」と…。そりゃそうなんですが、いざやるとなるといろいろ大変だしなあ…。

そこで相談したのが、近所の田舎暮らしの技の師匠、「セイゴさん」でした。セイゴさんは、近所の70歳の北島三郎似のおじさんで、僕が思うに「スーパー百姓」です。百の仕事ができるから、百姓。かっこいいです。セイゴさんができることを挙げてみると、「大工仕事、米作り、井戸掘り、機械修理、猪や鹿の猟や解体、川や海での魚釣り、スズメバチの巣の捕獲や処理やハチ焼酎作り、etc」。酒もたばこも飲まず、まさに365日、少年のように目をキラキラさせて早朝から体を動かして遊び続けています。春人の釣りの師匠でもあります。

まだ僕が若くて本当にお金が無かった時代、ぷらりとやってきて、壊れた機械を修理していってくれたものです。田んぼに使う井戸のポンプも直してくれましたし、その時電線を引くための電柱をどうやって手配しようかと相談したら、「ちょっと待っとけ」と言って、翌日5mの長さの電柱をどこかで調達して持って来てくれました(笑)。

そして今回も、セイゴさんが口にした言葉はいつもどおり「大丈夫。すぐ終わる。いつやるか?」なんと心強い!!理屈はいたってシンプルでした。木で支点をとって、ワイヤーを使って滑車にひっかけた柱を傾きと逆方向に引っ張ると同時に、丸太と油圧ジャッキを使って柱を押し込む。歪みを直したら筋交いを打ち込む…。最初は「ほんとにそんなにでいけるんですか!?」と頭の中に???が一杯に。でも、3時間後、見事に、柱がまっすぐになりました。現代のガチガチに基礎を固めた家ならかえって難しいですが、昔風の造りの家ならば自力でも出来る、という訳です。息子も手伝いながら、目がキラキラ。いいご近所づきあいに感謝感謝です。

今冬は鳥インフルエンザがすごいです…!

 ところで皆さま、鳥インフルエンザに関するニュースを見聞きされることがありますでしょうか。今冬はかつてない状況が続いております。一昨年の冬がこれまでの被害では最悪で、52か所の養鶏場で987万羽の鶏が殺処分となりました。そして今冬は、すでに54か所で800羽近くの殺処分がなされており、養鶏関係の農家や業者さんにとっては戦々恐々の日々となっております。

世界的に見ても大流行の様相です。鳥インフルエンザの影響の他にも、ウクライナの戦争や円安によって飼料価格やその他の生産コストが高騰していることで、物価の優等生と言われ続けてきた卵でもさすがに値上げの動きが出てきているようです。

 鳥インフルエンザウイルスは、もともと水鳥の体内で生き続けてきたウイルスです。なので、多くの水鳥はウイルスに対して免疫を持っていて、陽性でも死ぬことはほぼありません。そうやって何万年も共生してきたわけです。今問題になっていることは、20年ほど前に変異してより強毒性なものなってしまったウイルスの拡散です。

こんな感じの状況が、今の日本ではあります。①ロシアのツンドラ地帯でウイルスを持ったまま夏を過ごした水鳥たちが冬に日本にやってくる⇒②水辺近くで過ごす他の野鳥にウイルスがうつって発症⇒③さらにその糞などを体に付着させたネズミが、大規模な養鶏場に入り込んで鶏が感染する⇒④鶏はもともと鳥インフルエンザウイルスに免疫がないので、密な状態で飼育されていると、何十万羽という養鶏場の鶏がすべて発症・死亡する⇒⑤さらなる変異や拡散が懸念されるので、そうなる前に、予防のために全羽殺処分(敷地内に穴を掘って埋める)。

 もともと人が食べるために飼っているものなので、人が鳥の生殺与奪の権を握るということでは何ら変わりは無いのですが、殺処分という現実には得も言われ切なさを感じます…。とはいえ、ともかくこの状況下でもまずは最低限自分の身は自分で守る、ということに注力していかねばなりません。

幸いなことに、水鳥が飛来してリスク要因となる溜池がうちの近くには無く、その点はありがたいなあと感じてます。そして、何十万羽の鶏をほんの数人で飼育するような大規模農場と比べるとうちのような百数十羽の庭先の小規模な平飼養鶏では、風通しもよく、鶏も体を動かしているので、もし感染しても発症率が少ないのではないか、と、ちょっと思ってます。

実際、発生するのはなぜか大規模な養鶏場が殆どで、うちのような小規模農場での事例はほぼ無いというのも事実です。ですがなぜそういう結果になっているのかを示す科学的なエビデンスが今の所ないのもまた事実です。なので、長靴の消毒や、石灰散布で環境中のウイルス濃度を下げるなどの、やるべきことはちゃんとやって冬を乗り切りろうと思います。

 いやはや、本当に、当然のことながら、生きているといろいろなことが起こりますねえ。他にも、ちょっとお便りでは書きにくいような、いろいろな懸案事項がいーーーーっぱいあります(笑)。嬉しいことも悲しいことも、ずっとは続きませんもんね。いろいろ期待せずに、やれることをひとつひとつやるのみです。(と、自分に言い聞かせるのであります。)

さあさあ、もうお正月も終わり。農閑期ではありますが、やっぱり忙しい毎日の始まりです。今年も夫婦力を合わせて、いい仕事をしてまいりたいと思います。まずは、明日の出荷の用意と、春収穫の人参の種まきからかな。どうぞ皆さま今年もよろしくお願いいたします~♪                                       

 1月5日 椛嶌剛士



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に。ちょとだけ写真を。

毎年恒例のどんどや。

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交代で年齢順で回ってくるまとめ役を今年は僕が仰せつかったのですが、いやはや、天気が微妙で判断が大変でした。無事に終わってほっとしました。コロナもあって、ますます、地域の人たちが集まる場が減ってきているご時世ですので、こういう場はいいものですね。3歳児から高校生までが一緒に鬼ごっこする姿を見てほっこりしました。


近くの神社に初詣。

IMG20230101122020.jpg

ですが、子供たちは後ろに隠れてしまい、家族写真が撮れない…(笑)。うちの子供たちは記念撮影的な写真が本当に苦手なんですよ。面白いですね。



この納屋の傾きを直しました。

IMG20221225090428.jpg

真ん中の柱が傾いてます。



40m位ワイヤーを伸ばして、木に視点を作り、チェーンブロックで引っ張りました。

IMG20221225090954.jpg


はたまた、こんな感じで押してみたり・・・。

IMG20221225100318.jpg

無事に直りました。いやーー、面白かったです。


春の畑の準備。

IMG20221206152656.jpg

米ぬかをまいてます。この時期この作業をすると、雪みたいですね。気温が高くなり始めると、微生物が米ぬかを食べて活発に動いて増殖するようになります。微生物さん、今年もよろしくお願いします。


それでは皆様ごきげんよう~。

2023年01月10日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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