採血

10月30日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、じゃがいも、人参、里芋、さつまいも、ピーマン、ニラ、長ネギ、四角豆、(半結球)レタス、キャベツ、

(その他入る可能性のあるもの)
ブロッコリ、カリフラワー、オクラ、つるむらさき、いんげん、春菊、小松菜や水菜・大根などの間引き菜、原木したけ、

「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

ようやく、セットの中身が充実してきました。一応今週からは通常通りの出荷箱数に戻します。ひと月半ほどの間、イレギュラーなお休みでご迷惑をおかけしてしまい、すみませんでした。まだ菜っ葉が少ないので、イモ類多めとなってしまいますが、ご賞味いただければ嬉しいです。


10月後半、雨が多かった影響で稲刈りがまだ終わっていません・・・。新米のお届けまで、いましばらくお待ちくださいませ。新米のお届けが可能になり次第ご案内申し上げますね。

野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。



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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
E-MAIL tkabashima@hotmail.com
椛島剛士・のりこ



農園紹介と家族のプロフィール
・ご注文はこちらから(かんたんな商品案内)
野菜とお米の育て方について
椛島農園ぷりぷり自然卵
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・阿蘇のはたけ豚プロジェクト(仮称)
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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ホームページ的な内容の記事を書いてアップして、リンクを並べてます。ご覧いただければ幸いであります~。

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以下、ブログ記事本文になります。

さてさて、この1週間も暖かく雨の多かった南阿蘇でした。今週からは朝晩は冷えて、すかっと秋晴れになるとの予報。いい加減に秋らしい天気になってくれないと気持ち悪いなあと空を眺めております。

上にも書きましたが、まだ稲刈りが終わってません・・・。稲は、刈って終わりではなく、その後の乾燥、選別という一連の機械作業を経てから、玄米という商品になります。うちのような小規模(7反=2100坪位)稲作では、まともに機械をそろえても苦しいのが現状です。当面は割り切って稲刈り以降の一連の作業は地域の営農組合に委託する、という方針でいってます。

困ったことに、今年は10月に雨が多くて地域全体で稲刈りがかなり遅れてしまってます。おまけに、地震後に水がじゅるじゅると湧き出した田んぼもあるようで、「刈り取り機械(コンバイン)がぬかるんだ泥にはまってしまうのでそういうところは手で刈ってる。とにかく時間がかかる」という状態とのこと。うちの田んぼに順番が回ってくるのはあと何日かかるんだろうか、と黄金色の稲穂をみてはため息をついてます。

本当に天気ばかしはしょうがないや。朝晩ぐっと冷えるようになってから刈ると味は良くなる、と近所の先輩農家さんがおっしゃってました。その言葉を信じて気長に待ちます。新米をお待ちくださっている皆様には大変なご迷惑をおかけしてしまい、すみません。

10月後半はちょっと一息つけましたが、これからしばらくはサツマ芋ほりや玉ねぎの植え付け、稲刈り後の耕耘などで忙しいです。ようやく天気もよくなるし、気合いれていこうっと。

と意気込んでいた矢先なのですが、今日はひょんなことから半日出かけて座りっぱなしとなりました。昨日お世話になっている近所の方から「〇〇地区の復興計画を話し合う場があるんだけど、移住して農業を始めた人の立場で意見とか聞かせてもらえると助かるんだけどよかったら来てもらえるかな。」と連絡をいただき、「忙しいんだけど、そうお願いされると断れないなあ、まあ、何かの役に立てればいいや」と考えた末に「では伺います」と返事をして行ってみたところ、

NHKのテレビ番組の収録でした。あいやー、何にも聞いてなかった。声をかけてくださった近所の方も「テレビの収録だったんだね。知らなかった。ははは(笑)」と。まっ、そんなもんでしょう。

東日本大震災をきっかけに始まった、毎月放送されている「復興サポート」という番組でした。民俗研究家の結城登美雄さんを招いて、地元住民との座談会形式で「これからの復興」を考えるという構成でした。何にも聞かされていなかっただけに、思わぬ勉強になって面白かったです。ただ一点残念だったのは、集まった地元住民の年齢構成があまりに高すぎたように思えたこと。やはり若い世代がなんとかしていかなくちゃ、せっかくの場が「惜しい」感じがしました。放送は、1か月後だそうです。

しかしながら、復興というものは難しいものですね。どうしても人が自力でできることには限りがあります。行政に頼ってばかりではいけないけど、崩落した阿蘇大橋をはじめとした道路インフラの復旧は、まさに国の力無くしてはありえません。でもこの復興予算も将来のつけとなって重くのしかかってくるんだろうなあと思うと苦しいものがあります。災害被災地の復興も、つきつめると少子高齢化という現象に突き当たるような気がします。




冬は、インフルエンザの季節。人もそうですが、鶏もまた然り。毎年この時期、家畜衛生保健所の方が巡回に来てくださいます。予防で気を付けるべきポイントなどを教えてくれます。今年は、うちの鶏で鳥インフルエンザの抗体のモニタリング調査をされたいとのことでした。「あ、そうですか、どうぞどうぞ」ということで、

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(ものものしいですが、職員の方が巡回する時は万が一の病原菌伝播予防のために、こういう恰好をして鶏舎に近づくのだそうです)

採血される若鳥たち。

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ガマンしておくれ~。

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鳥インフルエンザのウイルス自体は、水鳥の渡り鳥が普通に持っているものだそうです。なので免疫もあります。ウイルスがいても発症はほとんどしないのです。ところが、水鳥以外の野鳥は抗体を持たずにまれに感染発症してしまうことがあります。スズメでもそうです。

そして困ったことに、家畜の鶏のように密な環境ではウイルスが強力なものに変異して爆発的に広がる可能性がないわけではない、ということで予防を徹底するように行政の指導・支援がなされているのです。水鳥やスズメが全滅することはないですが、畜産という世界ではそれが起こりうるというわけです。

それにしても、保健所職員の獣医師さんの採血の腕前がすごくて見とれてしまいました(笑)。ちなみに、結果は陰性でした。問題なし!うちのような、風通しの良い鶏舎で動き回れる環境だと、病気にたいする抵抗力もかなり強いとは思います。でも万が一があって周りに迷惑をかけてしまうのが一番怖いのできちんとしようと思います。(発想が、いかにも日本人といった感じですね・笑)



ところで、渡り鳥ならぬ、渡り蝶といえば・・・。

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アサギマダラ。渡りをする蝶として有名です。南阿蘇には、だいたい晩夏から今頃にかけて見かけることが多いです。春から夏にかけて、奄美から北関東にかけて北上します。夏から秋にかけてはその逆。なぜ旅をするのか、いまだに謎なのだそうです。「ダーウィンがやってきた」的なロマンあふれる生き物が、身近なところにいるものですね。

ナショナルジオグラフィック日本版の2007年のアサギマダラの記事です。参考までに。




最後に。イベント二つご案内。


毎年恒例の有機フェスタ。

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11/20日開催です。詳細はこちら



福岡県立美術館での、 山喜多次郎太と高木秋子展。

11月19日~来年1月29日まで。

詳しくは福岡県立美術館のページ

と書いても「どなたですか、山喜多さんと高木さんとは?」という方がほとんどだと思います。僕もそうでした。友人に教えてもらうまでは。

ひと月ほど前、久しぶりに再会した彼女が帰り間際に「あ、そういえば、これをちょっと宣伝しとかなくちゃ」と言って教えてくれた企画展。

「この、高木秋子さん、私の祖母なんですよ」と。大正から昭和にかけて活躍した画家山喜多次郎太氏の生誕120年と、山喜多氏の弟子である高木秋子氏の生誕100年を記念しての企画です。

後述する友人のブログには、高木秋子さんの紹介としてこうつづっています。

・・・・・・・・・・・・
秋子さんは先生の教えをもとに絵を描きつづけ、絵描きになろうとフランス留学まで試みていたのですが、戦争がおき、移動につかう予定だったシベリア鉄道が使えなくなったため留学を断念します。

戦後、あまりに多くのものを失った秋子さんは人間らしく生きるためには、自分で食べるもの、着るものなど、一番基本的なモノづくりができなければだめだと、染織をえらびます。染織は色をつかい今まで努力してきた絵にちかいので。

・・・・・・・・・・・・

そうして、高木秋子氏は風通織の大家となられます。風通織とは、これまた馴染みのない僕は全然知らなかったのですが、

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友人の言葉を借りると、それは抽象絵画であり、美術品であり、そして木綿という日用品、なんだそうです。

家族で力を出し合って、今回の企画展の準備をされているとのこと。「亡くなったおばあちゃんが遺した作品がたくさんの方に見てもらえたらいいなあ」という彼女の思いと、家族への愛を感じます。

企画展の案内のために友人が作ったブログです。よろしければご覧ください。



最後に。

愛用していたカメラが壊れてしまいました。実はしばらく前にも1台壊れてしまい、手持ちの使えるカメラが2台あったのが、2台とも無くなってしまいました。ああ、ショック・・・。

とにかく、基本的に田畑で粗い使い方をするので、どうも土埃にやられてしまったようです。1台は従弟から、1台は知人から頂いたものだったので、こういう状態になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。やっぱり、うちの使用環境、僕のがさつさからすると防水防塵機能を第一優先にして機種を選ばないとどうしようもないなあと・・・。

というわけで、今まで頂き物やヤフオク中古品カメラでしか写真を撮っていませんでしらが、齢40を直前にして人生で初めてカメラを新品で買おうと思ってアレコレ調べています。防水防塵コンデジで、おすすめのものがあればどなたか御指南くださいませ~。

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2016年10月31日 にわとり トラックバック:0 コメント:0

ダウンジャケット&夏祭り

7月31日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、じゃがいも、ナス、ピーマン、トマト類(大玉トマト、ミディトマト、ミニトマト)、かぼちゃ、ゴーヤ、キューリ、

(その他入る可能性のあるもの)
ニラ、オクラ、モロヘイヤ、空芯菜、つるむらさき、バジル、オオバ、インゲン、枝豆、にんにく、

玉ねぎ、終了しました。この時期に出荷終了は、10年目にして初の出来事。そのくらい、ひどい出来でした。とほほ。9月の種蒔き、来年6月の収穫に向けて、そろそろ土作りもスタートです。がんばります。

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。


お知らせです。地震で発送をお休みしていた影響もあり、今年はお米の在庫に余裕があります。玄米保冷庫、および籾での貯蔵をしており、フレッシュな状態のお米を夏でも味わっていただけると思います。ご注文、お待ちしております。



野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。


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以下、本題ブログ記事となります。

毎日暑いですね。

標高が400mと、平地と比べるとけっこう涼しい当地。朝は、さわやかそのもの。

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しかし、昼は、暑い!!!!今日は34度でした。

この暑さで、人間よりもきつそうなのは、

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ニワトリたちです。そりゃそうだ、羽毛に包まれ、文字通りダウンジャケットを羽織ってるのと同じですもんね。

先日運んできたひよこ達。大人の鶏と比べると、暑いのは得意です。それでもやっぱり暑そう・・・。

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(一羽逃げ出してます。どーこでしょ?)

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夜はだいぶ涼しく、熱帯夜にはなりません。平地にいるニワトリや、養鶏農家さんの苦労を想像するとぞっとします。ああ、暑すぎる。。。

ちなみに、今回のひよこ達は鶏舎をしきった奥側に入れました。ケンカっ早い雄鳥の威嚇をくぐりぬけてからではないとヒヨコスペースにはたどり着けず、近所の子供達への開放も見合わせ中です。サイドの金網に仮トビラを作ってから開放時間を設けようと思ってます。近所の子供達よ、ちょっと待っててね。


暑さ、というより雨不足でちょっと元気がなくなりそうな野菜達ですが、まあなんとか持ちこたえてます。

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(里芋)

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(キューリ)


昨日は、集落の夏祭りでした。

もともとは、消防団のメンバーが「子供が楽しめるとよかね」と数年前に始めた祭りです。下田地区住民による、下田地区住民のための祭り。完全ローカル主義(笑)。この祭りにあわえて子供をつれて里帰りする方もたくさんあつまりました。こういうのもいいものですね。

朝から準備をして、

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夕方から人が集まりはじめ、

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夜がふけるまで。

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地震や土砂災害があったこんな時だからこそ、こういう場が盛り上がるのでしょうね。今年はいつにもまして大盛況でした。75世帯、200人くらいの小さな集落ですが、僕も10年かけて、大部分の方のお顔とお名前がわかるようになってきました。いつも会って話す人は限られますから、それ以外の方の顔とお名前をいかに覚えて、世間話のひとつやふたつできる隣人関係をつくっていくか、というのがポイントです。

大事なことですが、意識しないとけっこう大変なことです。僕の場合、こういう場や、草刈、野焼き、球技大会などで、「1回参加したら、何人かはお名前を覚える」と決めてます。そうすると、例えば1回3人、年に5回だとしても、10年で150人は超える、というわけです。

今、南阿蘇に来て5年弱ののりこも頑張って覚えてます。

「ねーねー、かばさん(と、妻は僕のことを呼ぶ。あなたもかばさんなんですけど・笑)」
「何」
「あそこに座ってる、黒い帽子を被った方、どなただっけ?」
「ああ、〇〇君のお母さんだよ」
「あ、思い出した。じゃ、そこに座っている、白い服の方は?」
「△△さんだよ。あれ、のりこちゃん、この間の神社の掃除で△△さんと話したって言ってなかったっけ?」
「えー、あの方△△さん!?全然わからなかった」
「何じゃそれ」
「だって、掃除の時、女性陣はみんなすごい日よけ完全防備で顔がほとんど見えなかったんだもん」
「・・・・」

てな感じです(笑)。

この努力は、移住してきた者の義務だと思ってます。努力あるのみ!義務を果たした後に味わえる喜びは、地域の中で生きていくと決めた者にとって、かなりの大きなものがあるのでしょう。そういう感覚が、ちょっとずつつかめてきました。でも、まだまだ道半ばです。引き続き、淡々と、がんばっていこーっと。

2016年07月31日 にわとり トラックバック:0 コメント:0

異常高温&ヒヨコをめぐる考察

11月15日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、大根、カブ、レタス、水菜、わさび菜、ほうれん草、セロリ、ルッコラ

(その他入る可能性のあるもの)
長ネギ、里芋、さつまいも、キャベツ、ブロッコリ、カリフラワー、南瓜、ターツァイ、かつお菜、白菜、

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

新米とれました。野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。




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以下、本題ブログ記事となります。畑の様子を少々。ヒヨコをめぐる悩み事。



全国的に異常な気温の高さのようですね。南阿蘇でもやはり暖かい日が続いている南阿蘇です。毎年今頃には冷え込んだ朝の気温が氷点下にまでなる日がボチボチあるのですが、今年はまだ無し。しかもこの先の予報でも、しばらくは無し。

もわっとした暖かさを感じる朝が多く、ちょっと怖いくらいです。

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野菜もよく育ちますが、ムシもまたいつまでたっても元気です。残念なことに、今年は白菜がほとんどアブラムシにやられてしまいました。こんなことは、9年目にして初めて・・・。

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けっこうショックです。1月2月にお届け予定だったキャベツも同様です。キャベツに関しては、あまりの忙しさに手が回らず育苗で手抜きをしてしまったツケなのですが。ああ、気分が萎えるわぁ・・・。

アブラムシに負けた理由としては、まずは気温の高さと雨の少なさ。次に、土の中の窒素分が多かったからだと思います。肥料として使ったクズ鰹節や鶏糞堆肥の量が多かったのかもしれません。あとは、ちょっと欲をだして植え付けの間隔が狭くなってしまっていたのも・・・。

窒素分って、料理の塩加減のようなものだと感じてます。植物が体を作るのに必要なものですが、適量をちょっとでも超えるとムシがきます。でも、うまく適量でいけた場合にはスクスク育って健康で美味しい野菜ができます。

例年ならば「ちょうどよい」窒素量でも、今年のような天気の年だと「塩をちょっと入れすぎたら一気に塩辛くなってしまう」のと同じ感じで一気にムシがきてしまいます。いろいろ考えると、天候不順リスクを考えると、窒素はかなり減らしてやや足りないくらいがベストなんだと思います。まあ、やっちゃったもんはしょうがない。次に活かします!


玉ねぎをひたすら植えています。今年も、最低1万本は植える予定。なんせ阿蘇は寒いです。霜で浮かび上がらないようにしっかりと押さえつけながら植えていってます。時間がかかります。もはや修行、瞑想。いや迷走か。とにかく、無我の境地になるほどの単調作業。たまにはいいもんです。

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トマトを片付けた後のハウスに、年明け頃にお届けする予定でレタスを植えてみました。初のトライ。白菜がぽしゃってしまったぶん、このレタスがうまく育てくれると助かるなあ~。ん、青いやつは何ですかと?。水やりに使うチューブです。細かい穴が開いていて、ぴとぴと水が出てくるのです。

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さてさて。今日もまた悩み事をば。いつでも悩んでばかりのワタクシなのであります。

ヒヨコがやって来ました。今回は30羽のみ。

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かわいいですねえ。

いつも、ヒヨコシーズンになると、近所の子供達がやってきます。近所にこういう場所があると確かに楽しいだろうなあ、と思います。場を提供できて嬉しいなあと感じてます。

ですが!

ヒヨコにとっては場合によってはストレスになります。子供って容赦ないですから「かわいー」と言って追っかけまわしたりします。わしゃっと掴んだりします。ままごとのツールになったりします(笑)。「ピー、ピー、ピー」という怖がっている声が、怖がっている声だということも教えてあげないといけません。そこでルールを決めて守ってもらうようにしたのです。



さっそく「ヒヨコが来たみたい」という噂をききつけて小学3年生の女の子達がやってきました。

先日卵を産み始めた若鶏たちがヒヨコとしてやってきたのは約半年前のこと。その時に教えたルールをちゃんと覚えていてくれました。おっ、嬉しい誤算!

「かばしまさーん、ひよこ見ていい?」
「いいよ。ルール覚えてる?」
「うん。30分まででしょ。しゃがんだままで触る。追い掛け回さない。あとはえーっと・・・」

うん。大体OK!ちゃんと覚えていてすごいじゃないの!

赤ちゃんの頃から知っている子が、もうこんなに立派に成長したのだなあと思ってちょっと感動しました。

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ちなみに木枠の中は、ヒヨコが寒くないようにこんなふうにコタツをセットしてます。あとは、角にはクッションとしての稲わらを置いてます。何かの拍子にビビッちゃったひよこ達が角によりすぎて怪我や窒息しないようにです。

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そして女の子達の楽しそうな様子といったら!一羽一羽に「フワリ」だとか何だとか、いろいろ名前をつけたりして(←識別無理やろ~)遊んでいる様子でした。まっ、遊びに夢中になってルールの解釈がかなりゆるくなってきてましたが(笑)

ほんと、ほほえましい光景です。


しかしながら・・・・。

厳密に言うと、こういうのって、ダメなんですよ。残念ながら。今は畜産の世界もいろいろ大変なことが多いのです。

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そうなんです。一応「なるべく鶏舎には入らないでね。」という姿勢が、鳥インフルエンザの予防の基本なのです。100羽を超えた数を飼う時は、決まりごととして家畜衛生保健所の方から鳥インフルエンザ対策の指導があります。

先日担当の方が来てくださり、いろんなことを丁寧に優しく教えていただきました。「このくらいの規模の養鶏だし、こんな風通しの良い鶏舎で、かつ野鳥との接触もないし、うちは大丈夫!」という思いはあります。ちなみに一年半前に熊本県内で鳥インフルエンザが出た際に書いたブログ記事がコチラです。うちの基本的なスタンスを書いてます。

大丈夫だという思いはあっても、万が一ということはあります。「思い」が「思い込み」に変わってしまい具体的な対策をしなくなるとしたら愚かなことです。うーーーーん、なんだか急にものものしくなりますねえ。肉や卵はいつも食べるのにその姿はますます見えなくなる、という現状がエスカレートしているのがちょっと寂しく感じるのです。

でもまあしょうがない。時代の流れです。理想は、庭先で家畜が自由に歩いている自由な雰囲気と、そして人間自身も少々のほこりやら何やらには動じないたくましさとおおらかさがあるという姿なのでしょうけど。とりあえず、年に数回しか使わないけど子供用の長靴もそろえときました。

何より他の方に迷惑をかけてしまうのが一番怖いです。インフルエンザの予防にご尽力されている方に対して失礼なこともしたくありません。鶏舎に入った方の名前の記録だとか、勧められたことは守っていこうと改めて思った次第です。

しかしながら、「子供達がいつでも遊びにこれるゆるい感じ」も大事にしたく・・・。折り合い点としては、このくらいの感じでいいのでしょうか。皆様、特に同業者の方、機会がございましたらご意見を下さい。

いやはや、生きていくことって、いろんなことに折り合いをつけていくことだなあとつくづく感じます。目指すは中庸!バランス!日和見主義や中途半端ともいえますが(笑)

フランスの事件の報道を見聞きして思います。いかんよ、いかん。極端な思想は人を幸せにしない。悲しいよねえ。日本的な曖昧さは寛容につながり、平和のもとともなりますよね。その代償としてのお上頼み・無責任気質といったものはあるにせよ。今後、情勢によっては日本でもこういったテロが起きる可能性はあるのでしょうね。その時この国はどんな対応をしていくんだろうなあ。

今、この時間にも、僕なんかが想像もできないくらい沢山勉強をして場数を踏んだすごい方たちが必死になってテロ対策とか安全保障について考え抜いているんだろうなあ。しかしやっぱり答えはなかなかでないんだろうなあ。うん、庶民は庶民でやれることをやってくしかないね。どうやったら、どこかのだれかの何かを奪わずに生きていけるかな。

秋の夜長、思考はつきませんが、このへんでやめときます。ぼちぼち、でいきますね。

2015年11月14日 にわとり トラックバック:0 コメント:0

かしわ肉のご案内&電車ごっこについて

11月7日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、人参、里芋、(間引き)大根、カブ、レタス、水菜、わさび菜、春菊、セロリ、

(その他入る可能性のあるもの)
さつまいも、キャベツ、ブロッコリ、南瓜、ターツァイ、かつお菜、二十日大根、ほうれん草、白菜、半結球レタス、

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

新米とれました。野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。




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野菜とお米の育て方について
椛島農園ぷりぷり自然卵
商品のもっと詳しいご案内・Q&A
・阿蘇のはたけ豚プロジェクト(仮称)
・リンク

ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ちょっとずつホームページ的な内容の記事を書いてアップして、この欄にリンクを並べていってます。お付き合いいただければ幸いであります~。

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以下、本題ブログ記事となります。かしわ肉のご案内について。電車ごっこについて。畑の様子も少々。今日もまた長いです。



気温が異様に高い日が続いている南阿蘇です。ちょっと怖いくらいに暖かい・・・。

それでもまあ秋は深まってきました。ビニールハウス鶏舎の横のケヤキも黄葉の盛りです。
 
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若鶏たちが、

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卵を産み始めました。

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今回は、生み出しがいつもと比べてかなり遅くなりました。いつもはタンパク質(鰹節)多めの、ヒヨコ用の餌を混ぜてあげるのですが、今年はあまりの忙しさにそれも十分にできずに大人鶏用の餌(ヒヨコ用と比べると低タンパク)で代用した期間が長かったです。その影響のようです。

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まあ養鶏の先輩がたの話を聞くと、高タンパクの餌で早く生み始めるよりかは、低タンパクでゆっくり生み始めたほうが長い期間元気な卵を産んでくれるし、産み疲れしないとおっしゃいます。それに期待しようっと。

若鶏が卵を産み始めたので、ひとつ前の群れの鶏さんに、お肉となってもらいました。バトンタッチです。

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というわけで、今年もかしわ肉の販売をいたします。

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約1年半の間、卵を産んでくれた鶏達のお肉です。熊本県産の麦や、阿蘇のお米の米ぬか、鹿児島産の鰹節、広島のカキ殻、そして野草やうちの野菜クズを食べてきた鶏です。週に3回、少しだけおやつとしてあげているオカラ(の原料の大豆)以外の餌は100%国産のものを餌としています。抗生物質や薬剤は、一切与えていません。

鶏の飼い方は、ブログ内のこちらこちらにまとめてます。

生き物としては、あと数年は生きられます。なので、2歳にならないうちにお肉としていただくのは無情なことではあります。しかし鶏はペットではなく経済動物です。

卵の産みが極端に悪くなり、形が変になったり極端に殻が薄くなったりと卵の質が落ちるのが生み出しから1年から1年半になる頃です。そして、お肉としての味わいと柔らかさのバランスがちょうどよくなるのもその頃です。

卵を産んできた鶏のかしわ肉には、若鶏の肉にはない深い旨みがあります。肉用ブロイラーの若鶏とは全くことなります。ガラでダシをとってお鍋にすると、びっくりする美味しさです。逆に産み出して1年半を過ぎると、肉がものすごく硬くなり、商品としては難しくなります。椛島農園では、ヒヨコをいれるのが一年に1回なので、つまりお肉の販売も1年に一回です。

今年はお肉の販売時期とお鍋の時期がちょうど重なりました。おすすめです!

写真にある、1羽分の冷凍肉とガラのセット(合計1㌔~1,1㌔位)で1200円です。

・野菜・卵セットに追加でのご注文の際は、クール便で送ります。
 お手元に着く頃にちょうど解けて、冷蔵肉が届くというイメージで
 お考え下さい。

・あるいは、冷凍便での発送も承ります。
 5羽分以上のご注文で、送料をある程度こちらでサービスさせて
 頂きますね。詳細は、メールかお電話にてご連絡下さい。
 「冷凍庫に入るかなあ~」というご心配があるかと思います。
 上の写真にてご判断頂ければと思います。

メール tkabashima@hotmail.com
電話  090-9973-0926(夫婦共用)

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通常年に1回のヒヨコ更新なのですが、今年は5月の100羽に引き続いて今週30羽だけ新しく入れます。研修中のトシマ君のヒナ育ての練習と、産卵期間終盤に産卵率が落ちて卵不足になってしまった反省および対策として。

今回お肉になってもらった鶏のいたスペースの鶏糞を大急ぎで運び出し、

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車で2分のところにあるライスセンターから籾を運びんで鶏舎に敷き詰めました。木曜日には生まれたてのひよこがきます。

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よし、ここまで終わらせておけば準備もあと少し。間に合いそうです。よかった~。

ちなみにこの籾が、最終的には鶏糞やこぼれ餌や草と混ざって発酵してこうなります。無臭!それどころか、発酵して甘い香りがかすかにします。

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来年は、この鶏糞を積み直して草や籾や落ち葉と混ぜてさらに発酵させたものを夏野菜の堆肥として使おうと思ってます。


そして、まあ、お約束ですね。

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子供はもちろん可愛いのですが、こういうモードになると作業は進まず・・・。早く近所の子供の群れにまざって遊びに行く年齢にならないかなあ、兄妹で遊ぶようにならないかなあ、もしくはもっとひとりで遊んでくれるといいなあ、と期待する冷たい父なのでありました(笑)

冷たい父といえば・・・。最近の僕の悩みは「電車ごっこ」です。秋の夜長の季節となり、出荷の準備の無い日には、暗くなったら外の作業を終えて家に入ります。そこで待っているのは「子供の電車(プラレール)遊びに付き合う」というミッションです。

「おとーさん、駅で『早く急行列車こないかな~』って待ってて」
「はいはい。えーっと、駅はどこ?」
「あそこ」
「早く急行列車こないかな~」
「踏み切りがカンカンカンって鳴ったら来るよ」
「そっか~。まだかな~。」
「カンカンカンカン」
「あっ、来た~」

を、延々と毎晩毎晩繰り返すのは・・・・・、

正直言って疲れる! 
息子よ、すまん。おとーさんは、電車ごっこが苦手だ!
楽しいかどうかといったら、楽しくは、ないのだ!

わかりますかねえ、この感じ(笑)。幼児と一緒に遊ぶって、センスが要りますよね。僕は、本当にセンスないです。外に出れば何かしら遊びモードに入れるのだけど、秋の夜長に家の中で何をしたらいいのか分からないでいます。隙あらば机の前で自分の勉強やら仕事やらをしてしまいます。

ああ、ダメ親父だなあ・・・。絵本・相撲・お絵かき以外には何をしたものだか・・・。子供が可愛い盛りだというのに、情けない。けっこうへこんでます。僕の母(息子にとっての祖母)は、見ていて「この人天才なんじゃないだろか」という位に幼児と遊ぶのが上手なのですが、僕は、だめです。のりこも、自身いわく「ぼちぼち」です。だめな両親だあ~(笑)


同世代の友人に「電車ごっこについてどう思う?」と聞いたら、「俺は付き合わん。楽しくないものを内心イヤイヤやってても子供はすぐわかるよね。お父さんは本を読みたいから、電車ごっこをするお前の横で本を読む。それぞれ好きなことをしよう。隣で。」という位のスタンスでいいんじゃない?と言われ、なんだかちょっとと楽になりました。

まっ、彼の子は双子で1歳くらいからふたりでずっと遊んでいたので「最初はむちゃくちゃ大変だったけど、ふたりで遊んでくれるので後からぐっと楽になった」とのこと。いろんなケースがあるもんですねえ。

どうも僕は電車ごっこも真剣にやりすぎてしまっていたようです。妻は「私はてきとーにつきあってるから。ご飯作りながら時々合いの手うつくらいでいいんじゃない。けっこうひとりで楽しそうにしてるし」と。皆さん、電車ごっこについて、機会があれば何かアドバイス下さい。いろんな方のいろんな意見を聞いて参考にしたいです。



畑の様子もちょっとだけ。

さつまいも、掘りあげました。刈払機でつるを裁断し、

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ヤフオクでパーツをかき集めた芋ほりマシーンで掘ります。ちなみに、これ、むちゃくちゃ扱いにくいです。筋肉キャラの人じゃないと扱えないです。これから多品目農業をする方にも、お勧めはしません。重いです。妻はこの姿を見て「暴れ馬だわー」と評してます。いい表現だわー。

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で、ささっと手で拾います。たまたま遊びに来てた姪っ子もお手伝い。

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麦もまきました。今年は、なんとか収穫は出来たものの乾燥に失敗。来年こそは!!

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種の麦は、鶏の餌用のくず麦。なので、発芽率が落ちることを見越して通常よりかなり厚まきに。とかいってガンガン発芽しちゃったらどうしよ・・。

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足で土をかけるトシマ君。その動きおかしくない!?(笑)

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カブがまさに旬です。厚切りにして、さっと青菜と一緒に炒めて塩と胡椒のみ。たまらない旨さです。新米もはてしなくおなかにはいってしまいます。ああ、肥ゆる秋。おそろしや・・・。

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最後に。

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遊びにきてくれた大学の後輩シーノさん。学生時代と変わらずニコニコしてました。結婚おめでとー!!

2015年11月08日 にわとり トラックバック:0 コメント:0

暑い・・。困った・・・。

8月9日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、ジャガイモ、南瓜、トマト、ミニトマト、ナス、ピーマン、ゴーヤ、オクラ、

(その他入る可能性のあるもの)
インゲン、キューリ、ニラ、ツルムラサキ、モロヘイヤ、バジル、空芯菜、青シソ、

南瓜を入れ始めますね。「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。


野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずは
こちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。


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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
E-MAIL tkabashima@hotmail.com
椛島剛士・のりこ




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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ちょっとずつホームページ的な内容の記事を書いてアップして、この欄にリンクを並べていってます。お付き合いいただければ幸いであります~。

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以下、本題ブログ記事となります。

いやはや、暑いですね~。梅雨明けしてから、約2週間、まったくといっていいほど雨が降らならないカラカラの天気が続いています。夕立もいまだ来ず。今日も、うちから車で5分のところには雷雨が来たのですが、うちには雨雲が届かずじまい。畑の土も、見事にカラカラです。

気温は、標高が400m弱ほどはあるので、ありがたいことに32度くらいで済んでいます。夜も、熱帯夜になることはほぼなく、朝は20度位にまで下がってくれます。今の時代にクーラー無しで暮らせる幸せを感じてます。

とはいえ、やっぱり暑いものは暑いです。うちにいる生き物で、ヒトよりも暑さに弱いものといえば・・・、

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この方たちです。見るからに暑そうです。そりゃそうですよね、全身ダウンジャケットで覆われているようなものですから。

かなり、夏バテ気味のご様子です・・・。そして、実はここのところ困ったことがおきております。あまり書きたくないことですが、ちゃんと書いておきます。それは、鶏の「いじめ」です。弱い鶏を、みんなでつついていじめるのです。時には、尻をつつかれて死んでしまうことすらあります。若いときには見られない現象ですが、うちの場合は卵を産み始めて1年ぐらい経ったときに(まさに今)、目立つようになってきます。卵を産み続けて疲れてくる頃なので、そのストレスといったのも要因だと思います。

人間の手によって、品種「改良」された家畜である鶏(うちの場合は、ボリスブラウンという種)は、とにかく卵をよく産みます。そもそも野鳥は、春に何個か産むだけですが、ボリスブラウンは一年間で300個くらいは卵を産みます。これはとんでもないことです。ある意味それはとても反自然な現象であり、何かしら生命体としてのゆがみが生じてるのかもしれません。そもそもの尻つつきの原因にはそういうったものもあるのかもしれません。

なので、尻つつきを家畜としての鶏の習性と言ってしまえばそれまでなのですが、それを言い訳にしてやれることをやらないのはかっこ悪いし、鶏にも申し訳ないです。尻つつきが出ないように環境をととのえて飼うのが鶏飼い農家の責任ともいえます。鶏農家の課題であり、腕の見せ所でもあるともいえます。

「尻つつき」を無くすためにてっとりばやいのは、くちばしの先を切ることです。でも、くちばしで草や野菜クズなどをつつくことは、鶏にとっては生きるうえでの基本習性みたいなものです。鶏にとってのくちばしは、人間にとっての手みたいなものです。箸と茶碗を使うのには手が要ります。

日よけの寒冷紗シートをかけたり、大好きな草をあげたりと、

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あれやこれやとやっています。先日は、群れを2つに分けました。群れの数もポイントのひとつらしいよ、と聞いて試してみました。強い鶏と、弱い鶏とを身体の大きさや雰囲気で分けてみました。間に、ネットを張って区切りました。だいぶ、よくなりました。

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それでも、やっぱり弱い群れの中での弱い個体は存在します。そういう鶏たちは、こんなふうに、

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高いところに居場所をみつけてます。水やエサを口にしに下に降りる時に突かれないようにあわてている姿をみるとかなり申し訳なくなります。

根本的な問題のひとつに、どうも、雛の段階で体の大きさにバラツキが出てしまっていることがあるようです。エサのあげ方にもうひと工夫必要なようです。なので、秋にはお肉となってもらう予定のこの群れに関しては、今さら遅いよ~、といった空気がちょっと漂っています。うーん、困った・・・。


いろいろやってみて、一時と比べると、だいぶよい雰囲気になりました。それでも、どうしてもひどくいじめられる鶏は、

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外にでてフリーダムを楽しんでもらってます。理想を言うと、こんな感じで全部の鶏を飼えるといいのですが、鳥インフルエンザ予防のために、「放牧はしないで下さい」という指導が家畜保健所からあるのです。広々と、換気のよい環境で飼えばそうそう病原菌にも負けないとは思うのですが、人に迷惑をかけることになってはいけないので、指導に従っている、というわけなのであります。

ちなみに、フリーダム鶏さんは、かなりフリーダムです。エサを混ぜていると、いつのまにかズカズカ歩み寄ってきて、

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つまみ食いしていきます(笑)

レオさんとも共存しております。

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いやはや、生き物を飼うって、面白いですが、大変でもあります。思い通りにはいきません。まだまだ、未熟ということなんだろうなあ。

ところで、話はちょっとそれますが、さかなくんが書いた「いじめられている君へ」というメッセージがあります。鶏を見ていて思い出しました。2006年に朝日新聞であった「いじめられている君へ」「いじめている君へ」「いじめを見ている君へ」というリレー連載の中で反響の大きかったものです。

《いじめられている君へ》

「広い海へ出てみよう」

 中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。
 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。

 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。

 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。

 ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。(さかなくん=東京海洋大客員助教授)

朝日新聞デジタルより引用



ヒトも、鶏も、囲われてしまうとストレスを抱えてしまいますね。とはいえ、それを言い訳にしちゃあいけませんね。鶏は、よくも悪くも、野鳥ではなく家畜です。鶏が安心してストレスなく暮らせる環境を作るのは人間の責務です。そして理想を言えば、鶏の中に眠る「野鳥だった時のDNA」のスイッチがonになるような飼い方が出来れば、その卵や肉はきっとすごく健康で美味しいものになるだろうと思います。まだまだ道のりは遠いなあ。がんばろうっと。



さてさて、暑い毎日ですが、畑ではすでに秋冬野菜の種まきが始まっています。


レタスやセロリの苗。

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人参。

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どうか、スクスク育ってくれますように~。


2015年08月10日 にわとり トラックバック:0 コメント:0

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