エンゴサクとカブトムシ

4月10日(月)

先日の「野菜の出荷・作付け量を減らします」の記事への、ご反響を沢山いただきました。温かい励ましや応援のメッセージに本当に大きな勇気を掴むことができました。この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございます。


端境期ということで、定期発送のほとんどの方へのお届けはお休みを頂いていますが、一応今週のセットの中身を挙げておきますね。

(大体全員に入るもの)
卵、人参、サツマイモ、大浦ごぼう、水菜、わさび菜、

(その他入る可能性のあるもの)
ヤーコン、小松菜菜の花、レタス、


「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。


現在「冬野菜の収穫や貯蔵していものの在庫がなくなり」「一方で春野菜の収穫にはまだ時間がかかる」時期(端境期)となっております。セットの発送も、3月半ば~ゴールデンウィークごろにかけては一部の方をのぞいてお休みを頂きます。毎年の事ながら、ご迷惑をおかけいたします。単発のご注文も、5月までお待ちくださいますよう、よろしくお願いいたします。


なお、お米や卵メインで、「野菜はあるぶんちょっとだけでも入れてください」というご注文は随時承りますね。


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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
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椛島剛士・のりこ





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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ホームページ的な内容の記事を書いてアップして、リンクを並べてます。ご覧いただければ幸いであります~。

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以下、ブログ本文記事です。雨続きで、畑も霜よけ不織布で覆われてちょっと殺風景な時期なので、ひさしぶりに足元の自然観察ネタです。



寒い日が続いて花の開花も遅かった今年の春ですが、4月に入って一気に木々が芽吹いてきました。レンギョウ、コブシ、モクレン、そして、桜も、ようやく。

子供の時に感じた、新学期のドキドキとワクワク感・・・。自営業を営むようになってすっかり忘れてしまっていた感覚を、子供の成長にともなって思い出す今日この頃です。新しい教室、新しい先生、新しい名札・・・。新しい環境で感じる緊張感こそ、成長へのきっかけ。起こる出来事すべてに、自分なりのいい意味付けをできるように『生きる力』を伸ばしていきたいものですね。子供も、そして、大人も。

そして、そんなヒトの営みとは無関係にめぐっていくのが季節。回っているのが地球。

咲くべき時期に花は咲きますねえ。

スミレが満開。タチツボスミレ、かな。日本で自生しているスミレの仲間は、約60種類もあるそうです。

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エンゴサクの仲間。エゾエンゴサクか、ヤマエンゴサクか、ジロボウエンゴサクか。林などの日陰に生えます。そのへんのはっきりした識別(同定、といいます)は、一時はまって勉強したけど、最近はそのあたりにエネルギーをまわす余力なしだなあ。ま、ぼちぼちでいきましょ。

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いずれのエンゴサクも、ケシ科の草です。毒があります。エンゴサクとは、漢字で書くと延胡索。漢方薬の名前です。誤って食べると、嘔吐などの症状がでるそうです。でも、塊茎(土の中の茎が膨らんで芋のようになった部分)は漢方として使われ、名前の由来となってます。あな不思議。薬も毒も紙一重ですね。人間関係もそういうものなのかも。なんて思ってみたりもして・・・。

ちなみに、ウスバシロチョウという蝶の幼虫は、エンゴサクの仲間の草を食べます。なので、ウスバシロチョウの体にも毒があります。そんでもって、鳥もそれを分かっていて、食べない、ということなんでしょうね。すごいですねえ。見てみたい。でも北方系の蝶なので九州にはいない、とwiki先生には書いてありました。


シロバナタンポポ。

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在来種です。昔から、日本にあったタンポポです。近代になって、ヨーロッパからもちこまれたのが、現在都市部でみるほとんどのタンポポであるセイヨウタンポポ。シロバナタンポポ(や、同じく在来種のカンサイタンポポ)は、農村に行かないとみられなくなりました。どんなタンポポが生えているかが、その地域の自然環境がどんな状態なのかの指標となります。面白いなあ。

最後に。

野菜の苗づくりに使う腐葉土の山を掘ってみました。

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今年は、豊作です!!!

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おすそ分けいたしますので、ご入用な方はご連絡くださいね。薪との物々交換、特に大歓迎です(笑)。あ、薪などなくてもどうぞお気軽にお声かけ下さいね。



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2017年04月10日 草花 トラックバック:0 コメント:0

春&醤油麹

4月5日(日)

気持ち悪いほどに暖かな天気が続いています。そして、雨ばかり・・・。菜の花も満開中。文字通り菜種梅雨というわけではありますが、今年のこの長雨はなかなかひどいです。

連休明けの発送再開時に入る予定のレタスやチンゲンサイ、カブや大根、早生玉葱、人参、キャベツなど、すくすく成長中です。田んぼの用意をしたり、新しくビニールハウスを建てたりと、せわしく動いております。しかしながら雨続きで作業がはかどらず、唸る毎日・・・。天気ばっかりはしょうがないですが、焦ってしまいます。

そんな農夫のぼやきなどそしらぬ顔で、春はどんどん深くなっています。農園で見かける春のアレコレ。

スジグロシロチョウ。

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スイバのつぼみ。

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ミヤマキケマン(だと思います)。

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カキドオシ。

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アマナ。

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オドリコソウ。

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ムラサキケマン。

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春ですねえ。

春といえば、入学の季節。土曜日、保育園の入園式に行ってきました。去年から息子が通っている保育園が、このたび他の2つの保育園と統合されて、新しくなりました。その開園式も兼ねての入園式ということで、出席してまいりました。

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いやはや、大きな園舎にびっくり。内装は木がたくさん使われ、香りも気持ちよく、安心しました。限られた村の予算のなかで、育児支援にかなりの額を使っていただいたのだなあ、とありがたいことこの上なしであります。

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まだ、敷地全体がピカピカして、樹木も小さく、景色のなかでちょっと浮いている感じはするのですが、次第に景色に溶け込んでいくことでしょう。村では、小学校の統合も進み、中学校の統合の準備も進行中です。小規模校、大規模校、それぞれに長所も短所もあることと思います。時代の流れや予算の事もあり、統合が進んでいくのもしょうがないし、悪くないことなのかな、とは思います。

ひとつだけ気になるのは、統合がどんどん進んでいくと、ますます子供達の生活から「歩く」ことが少なくなっていくということです。農村の暮らしでは、大人は本当に歩きません。車社会ですから。せめて、子供達には歩いて欲しい。自分は車ばっかりのってるクセに、勝手なことを想う大人のぼやきなのであります。

最後に。

我が家の危険な食べ物。

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醤油麹です。醤油と米麹を混ぜて毎日ふりふりすること2週間で完成。

何にかけても美味しいですが、一番はやはりコレ。

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危険です。ホントに、危険です。過食してしまいます。すでに満腹なのに、気がついたらしゃもじを手にとって、炊飯器の蓋を開けてしまっています。

いろいろありますが、クックパッドでの一番人気レシピはコチラ

簡単です。お試しください。そして、食べすぎにはご注意して下さいまし。

以上、とりとめのないブログにお付き合いください、ありがとうございした~。

2015年04月05日 草花 トラックバック:0 コメント:0

いきものいろいろ

9月7日(日)

気がつけば、もう、秋の声。農園のまわりの小さないきものたちのすがたも、秋めいてきました。

撮りためていた写真をのっけてみます。

家の前を歩いていたサワガニ。水のきれいなところにしか住めない淡水のカニ。wikipediaに目を通すと、面白いです。息子がもうちょっと大きくなったら、一緒に飼ってみようかな。卵がどうやって孵るのか、見てみたい。(と思いつつ、とりあえず今日はリリース)

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昭和天皇の有名なお言葉。「雑草という草はない。どんな草にも必ず名前がある。」
村で暮らしていると、本当に、そのとおりだよなあ~、と感じます。

カラムシ。

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ツルボ。

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庭の柿を覆う、

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ガガイモ、の花。

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ガガイモには、びっくりさせられました。家の周りや周りの田畑や林に生える草花には、ひととおり名前のわからないものは調べてきました。写真をとり、このブログにものっけてきました。(のっけて満足してしまい、またすぐに名前を忘れるのですが・・)

なので、去年まで無かった草花が突然今年現れると、わかります。そうなのです、ガガイモは、今年突然現れたのです。いや、去年もあったのかもしれないけど、少なくとも花は目にとまりませんでした。いやはや、種子には毛があり、風で拡散されると調べると書いてありました。どこから来たのか。面白いですねえ。

大豆畑。3年前は田んぼ。一昨年は耕作放棄地。去年は緑肥のソルゴー(牧草)を蒔きました。来年は、田んぼに戻す予定です。

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なので、がんばってヒエをとってます。とらないと、来年が恐ろしいことになります。一粒の種子から、恐ろしい数の種子ができます。数年田んぼをほったらかすと、まさに天文学的な数字のヒエの種子ができてしまいます。

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大豆の葉の上のショウリョウバッタ。

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田んぼの「雑草」、といえば・・・。

こちらは、オモダカの花。雑草とは呼ばれていますけど、きれいです。ほんと。こういうシンプルなつくりの花にも造形美を感じます。生存戦略のため、複雑な構造の花を咲かせる植物は多いですが、オモダカは、そうする必要がなくても生き延びていける、という判断のもとでこういう花をさかせているのでしょうか。

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で、この実の中に、やはり種子が育っているというわけです。はぁ~。

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でも、オモダカは、種子からの実生で育った株は、けっこう楽に除草できます。問題は、塊茎(地下茎の一種)から伸びる株は、本当にしつこい。うちの田んぼには、ほとんど見当たらないので、ありがたいです。何はともあれ、稲の花も咲き終わったことだし、あと1回種子をつけた草やヒエをとるのに田に入りたいなあ。

こちらは、ミゾカクシ。

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よく刈られた畦や、田んぼと畦の境目くらいによく見る草。溝を隠すくらいにびっしり生える、ということでついた名前のようです。それだけ強いということでしょう。でも、なんだか最近は昔と比べると減っているようです。日陰になってしまえば生えないし、稲とは競合しない「ただの草」という位置づけを僕の中ではしています。同じ「雑草」でも、ヒエとはわけがちがいます。

しかしまあ、こうやって目に入るものを写真にとってブログにのっけていくと、勉強になります。ありがたや~。
 

2014年09月07日 草花 トラックバック:0 コメント:0

烏帽子

9月13日(木)

だいぶ秋めいてきました。日中は暑かったですが、朝晩はかなりひんやりです。

今日は、午前中20週検診に行ってきました。今のところ、赤ちゃんは順調に大きくなっています。ありがたいことです。


先日、のりこの体力づくりのために、近くの烏帽子岳に行ってきました。せっかくなのでのっけておきます。


阿蘇らしい景色です。手前の杉がじゃまだなあ~。

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草千里と烏帽子岳。

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クサフジが鞘をつけていました。当たり前だけど、さすが豆科だなあ。

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ゲンノショウコ満開。

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ワレモコウ。

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サイヨウシャジン。

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名前が分かりません。以前調べて覚えた記憶はあるけど、すっかり忘れました。今年は、趣味的自然散策の時間をあまりとらずにかなり農業農業してたので、草花に目がいっていませんでした。精神の貧困だなあ。畑に実ればいいってもんじゃないなあ。何ごとも、バランスですね、バランス。

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10畳ぐらいしかない頂上に、60代から70代の登山グループの方が20人以上登ってこられました。せ、狭い(笑)。すみっこで眠るのりこ、の図。今の団塊前後の世代の皆さんは本当にお元気で、頭が下がります。若いときに体を使っていた強さというのがあるんですかねえ。

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ん、妊婦にとってオーバーワークではないかと?大丈夫です。ほどよい運動だったようです。普段使わない筋肉を使うので、山は本当にいい運動ですねえ。そういえば、今年の5月に「仕事終わってから趣味の時間をとろうと思ったら、農繁期にはそんな時間はまったく取れない。だったら先に月に一回、どんなに忙しくてもいっちゃえ」と決めました。が、結局一度も行けず。だいぶもやもやしてます(笑)。この2時間の散策くらいでは物足りないなあ。10時間ぐらいは歩きたいなあ。好きな読書も、ま~ったくできておらず、これまたもやもや。うーん、これまたバランスですねえ。みなさん、そのあたりどうやってるんでしょうね。

なんだかぼやきブログになってしまいましたね(笑)。まあ、一歩一歩、やってきます~。

2012年09月13日 草花 トラックバック:0 コメント:2

なずな

4月22日(日)

昼前までは雨。午後は、春らしい、麗しき晴天の一日でした。

一昨日、昨日と、台風のような風が吹き渡りました。ハウスが飛ばされるのではないかとひやひや。結果的にはたいした被害もなく、ほっとしました。

今日は、畑が雨でびちゃびちゃだったので、思い切ってひさしぶりに大工仕事をしました。先日ご紹介したウーファーさんに使ってもらうためのゲストルーム作成。いやー、やっぱりこういうのを農作業の合間にいれると、なんともいえない最高の気持ちのリフレッシュになります。

のりこも、「かばさんなんだかピチピチしてる」と(笑)

「古民家」というほどではなく、ただの「半端に古い家」であるわが家は、造りがとてもアバウトです。内壁のベニヤを一枚はいだら、こんな感じ。これで真冬は毎日-5度以下に。寒いわけです!(笑)

げすとるーむ

とりあえず、断熱材を入れ、石膏ボードを張っていきます。最終的には、珪藻土で仕上げる予定です。楽しみ。

ゲストルーム2

ちなみに去年はちょうど今頃から家いじりが完全にストップしてしまいました。農繁期はさすがに厳しい…。今年は種まきが遅れたぶん、出荷再開が少し遅めなので、例年と比べてほんの少しタイムリミットが伸びそうです。2,3日の雨続きがあと数回あればなんとかめどが立ちそうです。さてはてうまくいきますかねえ。



種まきも順調です。夏野菜の苗を育てつつ、露地では春野菜の種をまき続けています。いっぺんにまくと一気に伸びてしまって出荷しきれないこともあるので、とにかく春の菜っ葉や大根はちょっとずつこまめにたくさんまくようにしています。

先日、雑誌「現代農業」で読んだ記事が気になり、試してみました。

この時期、どんなに防虫ネットをしていても、どうしても虫(キスジノミハムシ)に葉っぱや根っこをかじられてしまう時があります。しかし、春菊やレタスなどの菊科の野菜にはやってきません。その集成を利用して、虫のきやすい大根(などのアブラナ科の野菜)と、春菊の種を混ぜてまくといいと書いてありました。

むし

だいこん

同じ日にまいた種です。上はチンゲンサイ、下は大根。ともに防虫ネットをかけていました。が、小松菜はぼろぼろ。そそて、春菊と一緒にまいた大根はつやつや!いつもこうなのかはわかりませんが、ちょっと嬉しい発見でした。今後も、様子をみながらいろんな時期、バリエーションでやっていこうと思います。


今年も、にんにくが好調です。収穫は6月です。

にんにく


にんにくの畝間で花盛りのナズナ。

なずな1

ハート型の葉っぱのように見えるのは、果実です。割ってみたら、種がごろごろ。その数10から20といったところでしょうか。

なずな

これが、一株で500房くらいつきます。ざっと計算すると、大きな株では一株で10000近く種子をつけるというわけです。それが、秋には芽を出し、冬をこして、今の時期に花をさかせ、ほっとけばまた10000…。群生をつくるとなると、それこそあっという間に天文学的数字に…。

うむ、昔から真の篤農家は草が、芽を出す前に耕してしまうといいます。ああ、実感せざるを得ないなあ。The long and winding road to 立派な百姓。野菜もこのくらいの生命力があればいいのだけどねえ。



ナズナから さとさるるは 長き道 今日もまた 一歩ずつかな 

あなかしこ あなかしこ ナズナのちからや あなかしこ

2012年04月22日 草花 トラックバック:0 コメント:0

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