冬を前に

晩秋です。

先週までは、朝は連日の氷点下の冷え込みでした。
今週は、曇りの日が多く、暖かな朝です。

予報では、そろそろ一雨降ったあとに、また冷え込むとのことです。いよいよ本格的な冬がやってきそうです。

冬を前に、ハウスの中も冬支度です。

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不識布と呼ばれる布を使って保温です。

中にはカブ。

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レタス。

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定植を待つ苗。水菜や春菊、ターツァイ、サニーレタス、など。

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さらに寒くなったら、ビニールをかけていく予定です。燃料をつかって加温しなくても、これである程度は真冬でも野菜は育つと思います。もちろん、ビニールだって石油を使っているので、五十歩百歩なのですが、折り合い点としてはまずまずかな、と思います。

普通は春に咲く雑草も、時々この時期にも咲きます。いったん寒くなった後にまた暖かくなったからですかね。

ナズナ。

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ホトケノザ。

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甘柿を採っています。我が家に居候中の友人T。すっかりなついた猫のレオ君が、Tの頭の上で見守っています。なんともいえません。

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2007年11月29日 田畑 トラックバック:0 コメント:1

南阿蘇ビジターセンターにて

野菜の配達のついでに、南阿蘇ビジターセンターに足を運びました。

国立公園や国定公園には、ビジターセンターという施設があり、公園内の自然環境について学習したり、いろいろな体験をしたりできます。

阿蘇くじゅう国立公園の中の、いくつかビジターセンターのひとつが、南阿蘇ビジターセンターです。

いきなりですが記念撮影。

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スタッフMさんと、居候中の友人T。

阿蘇という地域の特色が良く分かります。掲載許可いただいてないけど、大丈夫ですよね(笑)

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阿蘇は植物の宝庫で、火山荒原、森林、草原、湿地、路傍など多様な環境に1500種以上もの植物が記録されているそうです。その中でも、2万haにも及ぶ草原が、特徴的であり、阿蘇の景観や、植物の多様性の中で最も重要な要素となっているとのことです。

面白いのは、この広大な草原が、火山活動や冷涼な気候といった理由だけでなく、放牧や採草、野焼きなど人々の暮らしに結びついた活動によって維持されている、という点です。結果として、阿蘇以外の地ではほとんど見られない植物が今なお数多く残っているのです。

国立公園、というと、人の手が入っていない原生自然、というイメージが強いですが、阿蘇の場合はまた独特です。火山、カルデラという地形は確かに自然の雄大さを実感させてくれます。でもそれだけでなく、そのカルデラ内に住んで、自然との共生のひとつのモデルを作り上げてきた、ヒトの営みもまた、阿蘇そのものであると思います。

原生自然が至上のものであり、ヒトの手が入っているのは価値が下がるものだ、とは思いたくないです。逆に、ヒトの手によって管理されたものを過剰評価してしまうのも好きではないです。

どんな状態であれ、自然は自然であり、いいも悪いも、ヒトの価値観による判断にすぎないと思います。ありのままに、すべてを受け入れる。
その視点を常にこころにおいておきたいものです。

自然をありのままに、正しく、見ることができれば、自分に対しても、他人に対しても、あるがままを受け入れ、許し、認めることができるのでは、とも思います。

畑で虫を見ることは、苗の生長を見ることは、そんなところにもつながっているのかな、とも感じます。おおげさかな?(笑)

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とはいいつつも、僕は原生自然に強く惹かれます。

ヒトの影響をあまりうけてない、森や高原、高山、海、砂漠、ツンドラ、極地、などなど。

以前、そのような場所に行けば、通えば、何かがわかるのではないかと思って山に通った時期がありました。

確かに、自然は厳しく、そして優しく、美しかったです。いろいろな、深い、言葉ではうまく言い表せられないメッセージを受け取りました。

でも、それと同時に、いつもなんとなく、ちょっとした違和感のようなものも感じていました。ある時、ふと気が付きました。

一生に何度かしかいけない原生自然で、自然のメッセージを受け取るのも素敵だ。しかし、それよりも、毎日の生活の営みの中で、足元に転がっている自然からのメッセージを、どれだけ深く聞くことができるか、ということも面白くて、大切なのではないか、と。そしてなにより、自分に向いているのではないか、と。

気が付けば、それまで全く興味がなかった雑草の名前が気になるようになっていました。そして、木の名前、虫の名前、鳥の名前、etc…。名前を知ることは、自然との会話の第一歩である、と思うようになっていました。

詩人ブレイクが詠っています。

To see a World in a Grain of Sand   
And a Heaven in a Wild Flower,  
Hold Infinity in the palm of your hand   
And Eternity in an hour.
  
一粒の砂の中に世界をみる  
一輪の野の花の中に天国をみる  
つかんでごらん 君の手のひらに無限を  
ひとときの中に永遠を・・・


振り返ってみれば、あくまでも結果として、農業に出会ったという訳です。

「ヒトと自然の関係」「ヒトは自然に対してどこまで手を加えてよく、どこからはいけないのか」というような命題について、考えるヒントを、今の生活は与えてくれます。そして、もっともっと深い考えを与えてくれるような生活にしていきたい、とも思います。

でももちろん、大前提となるのは、まずは経済的になりたっていく、ということですよね。うまいことバランスをとっていく。折り合いをつけていく。これが僕のテーマです。そして、行動のエネルギーの源として、「面白い」や「かっこいい」と感じる心を大切にしたい。日々痛感しています。

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センター内に展示してあるクラフト。素敵です。

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でも、いつものことながら写真がいけてない(笑)

こういうのも、独特です。

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採草地。その奥の森。中庸ですね。

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2007年11月29日 風景 トラックバック:0 コメント:0

干し柿

今日は、冷え込みも緩く、起きるのが楽な朝でした。でも、日中の陽射しも弱く、肌寒かったです。

今年は、どこもかしこも柿が豊作です。

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ご近所から渋柿を頂いてきて、

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干し柿をしこみました。

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いいタイミングで昨日ご近所さんからたまたま頂いたグッズが大活躍。
これで、雨の日には雨をよけ、掃除の際には埃をよけ・・・。いい感じです。

始めての試みは、何をやっても面白いですね。

だいたい、この手のことをやるときは、近くの爺ちゃん婆ちゃんに聞くか、ネットで調べるかして、やり方を探ります。たいがい、十人十色で皆それぞれ独自のやり方をもっているものです。

なので、最初から、これだ!という正解を求めていると、いっこうに進みません。なので、なにはさておき、まずは、「とりあえずやってみる」ということの大切さを痛感する毎日です。

やってみて初めて、もっとこうしてみようとか、ここがいけなかった、とか、分かってきますよね。

また脱線です。========================================

学校教育について一言。関係者の方に失礼になっては申し訳ないですが、どうしても感じてしまうことがあります。

今のことは良く分かりませんが、あくまで僕の体験上の考察なので、10年や20年前の話。

何かをする際に、「正解」や「答え」はかならずある。あるいは誰か(先生や大人)によって用意されている。あとはそれを選びなさい。答えはマルかバツか。aとbとcのうちどれか。空欄に当てはまる言葉は何か。

そんな価値観が、無意識のうちに、心や頭や体に染み付いてしまっていたなあ、と思ってみたりします。もちろん学校教育のせいだけではなく、僕の先天的性格もかなり大きいですが。

生きるということは、もちろんそんなに単純ではないですよね。

そのような価値観にさらされても子供らしさを失わないような「子供らしい子供達」は、僕が介する必要もなく、遊びまわってくれればいいと思います。先生にいたずらでもしてくれていればいいとおもいます。

でも、失敗することが怖くて二の足を踏んでいる子供や、周りの期待に応えようとして過剰に「いい子」な子供達、そして答えが見つかってからでないと前に進むことが出来ない、と思いこんでいる人には、「どんどん失敗すればいいっしょ。なんでもやりながら考えればいいよ」と、言っててあげたいなあ、と思うのです。

そして、さらに言ってあげられたらなあ。

「正解」や「答え」は、人から教えられるものではなく、自分の頭で考えて、納得するものだと。
大人や先生の言うことを丸呑みするのではなく、「なぜ」という自分の好奇心に素直になりなさい、と。
自分が納得するまで、しっかりと考え続けなさい、問い続けなさい、と。

だから、「正解」はけっして一つではなく、「失敗」なんて恐れないで、と。「正解」どおりにやろうとしたり、うまくやろうとしたりして、無意識のうちに周りの友達や大人や先生の顔色を見てしまったりしなくていい、と。「正解」なんて気にしないで、やりたいようにやって、どんどん恥をかきなさい、と。恥はかけばかくほど、成長するよ、と。

とりあえずやってみて、そこで自分がどう感じるかは、あとで考えればいい、と。努力してもうまくいかないこともあるし、たまたま幸運が続いて楽にことが進むこともある。理不尽にあうことも多いけど、ふとした縁に救われることもある、と。だから、とりあえず「やってみようよ」と。

もちろん、こんなことを書いているということは、そうできずに二の足を踏んだ期間が僕にも長くあったということですが(苦笑)

だからこそ、この言葉を必要としている人に伝わったらなあ。

「とりあえずやってみなよ」。

またまた、干し柿からとんでもない話になってしまいました。
脱線がひどくなりそうな時にはどうぞ読み飛ばしてくださいませ(笑)

2007年11月26日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:1

みかん山で考えたこと

みかん農家の伯父の手伝いに隣県の福岡県までいってきました。

快晴でした。

谷全体が、みかん畑、杉林、雑木林、竹林、茶畑、というふうに、モザイク状にいろんな土地利用をされています。

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田畑と草原と杉林、山の上は落葉広葉樹、という南阿蘇の景色とは一味違う、一般的な九州らしい景色です。

気温が高いので、植物のもつエネルギーも、なんだか濃いように感じました。

目に付いたのは、荒れてしまった、旧みかん畑、という土地。かずらが繁殖し、森へ帰ろうとする野生の圧倒的力が伝わってきます。

ちょっとしたこういう草のあつまり。

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クスの木に絡みつく、クズ、ヘクソカズラ、ヤマノイモ、テイカカズラ、ムベ、その他名も知らぬ蔓性植物・・・。光を求めて、すさまじい競争をしています。自分で体を支えるということに、エネルギーを用いなくていい。そのぶん、より光を求めて体を高いところに伸ばしつづける。つる性植物の、生きる意気込みが伝わります。凄いです。


ヤマイモの葉。

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蔓をたどって、株元のありかを突き止め、掘り出します。

掘り始めるT伯父さん。

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途中で交代し、ひたすら掘りました。格闘すること1時間。

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一番下の部分が少し折れちゃいましたが、大物ゲット!

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みかんの収穫の合間に、ヤマイモ掘り。なんと贅沢な時間!


みかん山には、その他にも素敵なものがたくさん。

筍を採るための、孟宗竹の林。人の手できちんと管理された竹林は、美しいですね。

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サネカズラ。またの名をビナンカズラ。この実を、昔は水で溶かして整髪油にしたので、美男蔓、というわけです。

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ネズミモチの実も色づき始めていました。
モチノキに似て、実が、ネズミの糞のようだ、ということからの命名のようです。確かに似ています。

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毎年、みかんの収穫時期には、親戚が集まり、収穫を手伝います。僕は長らく九州を離れていたので、去年からの参加です。何十年も積み重ねてきた時間。素敵なものですね。

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今年は天候に恵まれ、みかんも豊作だそうです。
採れすぎて価格が下がるのも困りものですが、それでもやはり豊作は豊かな気持ちにさせてくれる、と思います。

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2007年11月25日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:1

快晴

朝晩は寒いですが、昼間は快晴が続いています。

近くの牧場に、牛糞堆肥を貰いに行きました。

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こちらの牧場は、牛の餌に、遺伝子組み替えの飼料は使っていないとのこと。

個人的には、堆肥の材料に、遺伝子組み替えの飼料を食べた牛の糞が入っていても、それが果たしてどのくらい人体や環境に悪影響を及ぼすのか、よくわかりません。堆肥として使うのであれば、まず問題はないのでは、とも思います。

でも、遺伝子組み替えの餌の牛糞と、そうでないものと、どちらも身近に手に入るときにどちらを選ぶのか、といえば無論後者です。理屈ではなく感覚的な選択なのかな、と感じます。

籾殻を混ぜて、さらに1年ぐらいは寝かして、発酵させてから、畑に入れる予定です。未熟な堆肥を入れると、虫がどんどん寄ってきます。土は正直です。面白いものです。

天気がよく、眺めがよいです。例によって、手持ちのカメラではよく映りません!

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2007年11月21日 風景 トラックバック:0 コメント:1

小雪

二十四節気では、そろそろ小雪です。

小雪がちらつく頃、です。北日本では大雪のようですね。
そして南国九州でも、阿蘇はけっこう寒いです。

一昨日は強い霜が降りました。

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気温もマイナス3度。

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葱も、

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ターツァイも、

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霜を浴びて綺麗です。適度な霜と寒さにあたって、糖度が高まり、美味しくなります。

でも、この寒さで、チンゲン菜や春菊はかなり痛みました。予定通りとおいえば予定通りなのですが、なんだか残念。

ハウスでも、レタスを定植したり、蕪や菜っ葉の種をまいています。無理のない範囲でビニール資材を使えば、ある程度は真冬にも菜っ葉は取れる、予定です。でもうまくいくかどうか、やってみないとわかりませんけど(苦笑)


2007年11月21日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

芋掘り

今日は、日中あまり陽がさしませんでした。北風も吹いて、最高気温は9度。冬の到来を感じさせる一日でした。

そして明日の朝の最低気温の予報は、マイナス3度。省エネ、及び温暖化対策と称して灯油代をケチり、いまだ暖房出さず。薪ストーブが欲しいなあ、と願う今日この頃です。

サトイモを全部ほりあげました。

霜にやられて、葉っぱはおおかた解けてしまいました。

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サトイモはもともと熱帯の植物なので、寒さに弱いです。暖かい地方だと、土をさらにかぶせておけば、そのまま春まで畑においておけます。北関東以北や、標高の高い地方では、いったん掘りあげてから、穴を埋めて保存、というところが多いようです。

うちも全部掘りあげて、

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穴に埋めました。例によって携帯カメラでは今ひとつ映りがよくないですね(苦笑)

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ここ数年、やたら寒かったり、異常に暖かかったりと、不安定な冬の気候が続いています。その状況次第で、保存がうまくいかないことも大いに考えられます。どうかうまくいきますように!

来年の春に収穫予定の豆類の芽がでています。
スナップエンドウ、絹さや、ソラマメ。

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冬に育つ作物なので、雑草もそれほど気になりません。なので本来ならばマルチはなくても問題ないです。ではなぜマルチをしているのか?

豆科の植物の根っこには、空気中の窒素を固定する菌が住みつきます。根粒菌といいます。結果、豆科を植えると、肥料を入れなくても土が肥える、という訳なのです。

そこで、マメの収穫が終わったあとに、そのままキューリを植え付ける予定なのです。生育期間がそこそこ長く、乾燥に弱いキューリのために今からマルチを張ってみる、そしてマメのためのネットを、そのままキューリで活用、という意図です。あんまり土が肥えていない畑なだけに、予定通りうまくいくかどうか。マメの収穫が終わった直後にキューリの植付けをしていいものなのかどうか。実験です。楽しみです。

こちらは、ご近所さんからの貰いものの、キクイモ。

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ひまわりの仲間です。江戸時代末期に北米から導入された作物です。食用にもされますが、飼料にも用いられます。でも今ではあまり栽培されず、野生化もしています。もの凄い繁殖力で、ひとかけら植え付けすると、ごらんのようにみっちりと芋がつきます。

2007年11月18日 田畑 トラックバック:0 コメント:1

小さい秋

家の周りで、小さい秋をたくさん見つけました。

杉の木に絡む、ツタ。ささやかな自己主張。

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テイカカズラ。つる性の常緑樹です。常緑樹でも、時には紅葉します。
夏に赤くなることが多いようですが、秋にも紅葉するようです。初夏に咲く白い花は、見事です。

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ツルウメモドキ。つる性の落葉樹です。実をつけています。色のコントラストが美しいですね。

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イロハモミジ。やはり紅葉の主役ですね。家の前のこの木が、毎日のように表情を変えていく様子を見るのが、ここ数日の楽しみです。

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2007年11月18日 草花 トラックバック:0 コメント:0

冬支度

今日も日中は暖かな陽射しでした。

最高気温は16度くらい。朝は3度くらい。寒暖の差が大きいので、体調管理には気を使います。

9月の頭にまいた大根も、すっかり大きくなりました。

そろそろ強い霜が降りて、せっかく育った大根も凍みてしまいます。

という訳で、例によって穴を掘って埋めて保存です。

抜きます。見事に育ちました。

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葉っぱを切ったほうがいい、切らないほうがいい、逆さにした方がいい、しないほうがいい・・・etc。十人十色の意見があり、どうしたら一番よいのか、よくわかりません。なので、いろいろと試しにやってみます。

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こちらの、聖護院大根は、土寄せしやすいので、畑においたまま、たっぷりと土をかぶせて、冬を乗りきらせてみよう、と思案中です。

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たくわんを作ったり、切干大根にしたり、いろいろ保存方法はあると思いますが、まずは出来ることから、ですね。

うちの気候では、燃料を使って加温をしたりしなくても、2重にビニールを張れば、冬の間でもハウスで大根は育ちます。試してみてもいいかな、と思います。
ただ、手持ちのハウスでは狭いので、作りつづけているとすぐに病気がきます。なので、ちょっと様子見です。

玉ねぎの上を、アキアカネのツガイがたくさん飛んでいました。

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黒いマルチを、水面だと思って、卵を産みつけているのです。

普通は、卵は水中や、湿った泥の中で越冬し、春に田んぼに水を張る頃に孵化します。幼虫(ヤゴ)は、田植え後に大量に発生するミジンコなどをたらふく食べて、初夏に羽化、成虫になります。そして、真夏は暑さを避けるために山に登り、秋に里に戻ってくる、というライフサイクルです。

「おまえらそこに卵うんでもしょうがないよ、こんなとこに来てもしょうがないだろ、帰れ帰れ」と言ってみても、通じる訳もありません。
無心に、本当に無心に無意味な産卵をする彼らの姿をみて、ちょっと悲しくなりました。

さて、冬が近づき、時間の余裕が少しずつできてきました。
人が集まる場所にいき、いろんな人間関係を作る機会も増えてきました。人が多い場所は苦手なのですが、「苦手な自分」を自覚して、でも「あえて」そういう場所に顔を出すと、けっこう愉しいものですよね。

「あえて」という言葉もまた好きです。

「あえて」聞かない。
「あえて」見ない。
「あえて」言わない。
「あえて」おせっかいをする。
「あえて」知らんぷりをする。
「あえて」苦手なこともやってみる。
「あえて」誤解をとかない。

そのような、間というか、ゆとりというか、こころの「遊び」のようなものを、いつも持っていたいものです。

現実は「あえて」どころか、いつも「いっぱいいっぱい」ですが(苦笑)

ああ、また激しい蛇足でしたね。

人の集まるところに顔を出す、ための下準備で、名刺作り。

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今の時代だからこそ、手書きで受けるかな、というねらい(笑)
そして、1枚0.5円の格安名刺です。ケチりすぎでしょうか?


2007年11月14日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

玉ねぎ&白菜

今日は、晴れてはいたものの、薄雲が広がり、肌寒い一日でした。
朝の最低気温は2度くらい。冬が確実に近づいています。

玉ねぎの定植をようやく終えました。

結局2400本購入。1本5円。かなり痛い出費です。でもしょうがない。(苦笑)ケチりたかったけど、そうもいってられないですしね。玉ねぎはなんとしてもたくさん欲しいですから。来年は、苗作りをもっと気合入れてやらなくちゃいけませんね。

自前の苗とあわせて、合計6000本弱。全部が全部うまく育つわけはありませんので、さてどのくらいの収量になるでしょうか。どきどきです。

最初に植えた白菜の様子。

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どんどん出荷しています。

もうしばらくすると、強い霜が毎日のように降ります。
なので、防寒対策です。

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外葉をワラでしばります。こうすることで、少々の霜がおりても、中は問題なしです。年を越して、本格的に寒くなってきたら、もっと本格的に防寒しますが、しばらくはこれでOKでしょう。昔ながらの知恵ですね。

2回目に植えたものは、まだまだ生育途中。

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寒さに強い晩生の品種なので、出来上がるのももう少し先です。これらは、しっかりと保存して、冬の間中出荷できる、予定なのですがさてどうでしょうかね。

うまくいきますように!あまり期待せずに見守ります。期待するとろくなことがないですからね。何事にも期待しないように毎日自分に言い聞かせてます。そうすると、何があっても淡々と対処できるし、ちょっとでもいいことがあると素直に嬉しいですよね(笑)

例によってまた激しい蛇足ですが、

「人生に何かを期待するのではなく、人生の期待にどう応えるか」
「幸せは人生の目標などではなく、結果にすぎないのである」

とは、「夜と霧」の著者であるV・Eフランクル氏の言葉。ご存知の方も多いことでしょう。

力を与えてくれる、本当に力強い言葉、だと思います。

2007年11月12日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

今日目にしたもの

隣の畑のおじちゃんが、牛の餌のサイレージを作っています。

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トラクターの後ろに裁断機をつけ、トウモロコシをまるごと粉砕します。

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ビニールに包み、空気が入らないように密閉すると、乳酸発酵をして、甘酸っぱいサイレージとなります。
夏は青草を食べる牛の、冬の間のご飯です。

おじちゃんとの何気ない言葉に、含蓄を感じてしまいました。

昔はどこの家にも牛がいて、田畑を耕していたそうです。今は子供を産ませ、売る、そのための牛飼いだそうです。ちなみに国産牛肉の需要高にささえられてか、ここ数年は子牛の売値もすごく高いとのこと。

植えているトウモロコシは、地元にずーっと伝わる「阿蘇とうきび」なるトウキビです。実は人も食べられます。スイートコーンみたいに、甘くはないですが、熟してから食べるので、もっちりとして美味しかったです。世界の各地で、主食となっているようなトウモロコシと、同じ系列のものです。

昔は皆、この地とうきびを植えていたが、今は植える人もほとんどいない、とのこと。品種改良され、倒れにくくて、収量が多いものが主流のようです。代々その土地に伝わる品種が廃れていくのはやっぱり寂しいですね。

目に付いた、この工夫。廃車の軽トラから部品をとり施工。ちょっとした手作りが、仕事を楽にしますね。

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アワコガネギク。秋の野菊のうちで、一番最後に花を咲かせます。

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近所の、森と滝。

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この手前の森は、北向山原生林といいます。100ヘクタールほどの面積が、特別天然記念物として保護されています。滝は、60m位はあるそうです。ちょっとした観光スポットです。

2007年11月12日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

感謝!

今日も快晴の秋晴れでした。

凛とした朝の冷え込み、蒼い空、やわらかな陽射し、ぱりっと乾いた空気。なんともいえないですね。

感謝感謝の一日でした。

昨日ご近所さんから頂いたしいたけを干しています。

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開きすぎて、超ジャンボ。

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たくさん頂いたので干して保存、と考えていたのですが、肉厚で美味しくて、干しあがる前にどんどん腹に入ってしまってます(笑)感謝!

配達先で、昼ご飯を頂き、感謝!
家に戻ったら、お隣のおばあちゃんからもご飯の差し入れ、また感謝!

畑の人参も元気です。一部肥料不足でなかなか大きくなりませんが、まあ許容範囲。好天に感謝!

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奥は、先日まいた麦です。ちゃんと芽が出ました。播いたあとにちゃんと雨がふったことに感謝!

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来年の6月に収穫予定です。梅雨の晴れ間のタイミングを逃さないように収穫しなくてはならないので、なかなか大変。そのあとの乾燥がまた大変。だめもとでとりあえず播いてみました。どうなることやら。

畑の畦からも秋の顔。

リンドウと、

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ヤマラッキョウ。

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ともに、図鑑などでは「雑草」ではなく、「山野草」とされています。やはりうちの辺りはもともと山が深いところということでしょうかね。
目を楽しませてくれる野草に感謝!

午後に来客が2名。D君は、友人の紹介でやってきました。来週に、インドに瞑想修行の旅に行くとのこと。将来的には農業もいいなあ、との談。素敵な時間を過ごしているようでした。

I君は、学生時代に蝶の研究をしていた男。畑を見ながら、蝶やムシの談義に花が咲きました。

ひとつ今日学んだ余談を。

モンシロチョウにちかい仲間の蝶で、スジグロシロチョウという蝶がいます。やはり幼虫は、モンシロチョウの幼虫(アオムシ)と同じくアブラナ科の草を食べます。

先日ご紹介した、アオムシに寄生する「アオムシコマユバチ」。うちの畑では、かなりの割合でアオムシに寄生しています。いい感じです(笑)寄生されたアオムシは死んでしまいます。

スジグロシロチョウの幼虫にも、やはりアオムシコマユバチの成虫が卵を産み付けるそうなのです。ですが、アオムシがどんどんと寄生されるがままなのに対して、スジグロシロチョウの幼虫は、なんと体内で、寄生した蜂の幼虫(卵?)を、やっつける酵素を作るそうです。

では、なんでモンシロチョウの幼虫もそうしないのか。スジグロシロチョウの幼虫だけがそんな酵素を作るのか。

それは、生存のための戦略の違いだそうです。

モンシロチョウは、飛翔能力が高く、かなりの距離を移動できるそうです。なので、アブラナ科植物を求めて拡散していくことで寄生されるリスクを分散している、とのこと。

これに対してスジグロシロチョウは、あまり長い距離を移動できないそうです。そのかわり、敵をやっつける酵素を体内で作り上げる、とのこと。

うーん、凄いですねえ。

でもまたそこから疑問が広がります。ではその酵素の元となる物質はそもそもどこからきたのか?キャベツを食べることで体内に取り入れるのか?卵の時から体にあるのか?

もともと文系人間なので、専門的な話は全くわからないので困ってしまいます。冬の暇なときに、しっかり勉強してみるか、と思いました。

その他、専門家であるI君に聞いた昆虫の話は本当に面白く、いろいろご紹介したいのですが、くどくなるので我慢して書きません(苦笑)

人との出会いに感謝!

日々、知的好奇心をくすぐられる暮らしに感謝!

2007年11月10日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

しょうがない

今日は、みごとな秋晴れ快晴でした。気温もほどほどに上がり、快適な一日でした。

午前中に宅急便を出し終え、昼すぎに配送に行き、夕方から、玉ねぎの定植を始めました。


9月の頭に播いた苗もおおきくなりました。引き抜いて、

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コンテナにいれて運び、

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植え付けます。

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作業をしつつ、とても嫌なことが発覚!

大雑把な憶測で、「だいたい足りるだろー」と思っていた苗の本数が、足りそうもないことが判明。今日は2割程度しか終わらなかったのできちんとした数はわかりませんが、どうも3000本ちょっとしかない雰囲気。5000本くらいは定植したいのですが、あら困った。

確かに、種を播き、芽が出た時点では、目標数の5000本は確実にあったはず。いや、10000以上はあったと思うのですが・・・。

なぜ減ったのか?考えられる理由。

①お、こりゃたくさんある。ちょっと間引いてがっちりした苗にしたてよう。という意図で間引いた時にあまりにたくさん間引いてしまった。

②ヨトウムシ

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にだいぶん食われてしまった。

③リスク分散で場所を分けてまいたうちの、日当たりが悪いほうがやはり生育が悪かった。かつ、肥料不足の様子。

④それでも、「まあ足りるだろ」と楽観的丼勘定してしまっていて、ちゃんと看てやらなかった。

野菜は、気にかけてやんないと、すぐに態度に表してきます。気が回らなかった結果だな、とかなり反省。

玉ねぎは、絶対にきちんと作っておきたい品目なので、うーん、気が重い。

でも、見方を変えると、まあ、自分としては農繁期をなんとか乗り切り、その結果として玉ねぎ苗には完璧には目が届かなかった。でも、それは、しょうがない、といえるくらいの状況だったなあ、と思います。

この、「しょうがない」と素直にいえるのかどうか、言っているときに後ろめたさはないかどうか、言い訳になってないかどうか。大切なポイントだなあ、と思います。

胸を張って、「しょうがない」と言えるような毎日にしたいものです。

足りない苗は買ってこよう。さてお幾らなんでしょうか。お店にも本数はあるのか?いろいろ悩ましいところですが、まあしょうがない。やれることをやるしかないですね。


2007年11月07日 田畑 トラックバック:0 コメント:3

目についたものあれこれ

今日、目に映ったもの。

近所の案山子。

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もう一枚。

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屋根の上に登ったレオ君。降りられなくなってミャーミャー騒いでます。不安げな顔がペット好き心をくすぐります。

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近くの森。西日に映えるクスの木。

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このムシがいきなりの大発生。ジョロウグモの巣にもこの通り。そこいら中とびまくってました。凄かったです。北国の、雪虫のようでした。何者かはよく分かりませんが。

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ある一定の条件で、大発生するのでしょうね。日照時間、気温、湿度、などなど。そして、たぶん、すぐに姿を見せなくなるのでしょうね。生物の世界にはどんな仕組みが働いているのでしょうかね。

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お隣のハウス越しに、山のスカイライン。

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2007年11月07日 風景 トラックバック:0 コメント:0

森、皇太子殿下

育樹祭、なる催しが隣の阿蘇市で行われました。

過去の植樹祭で昭和天皇が植えられた杉の木の手入れを、皇太子殿下がなさったそうです。

夕方には、我が南阿蘇村にも皇太子殿下が足をお運びになる、ということで、通りはちょっとしたイベントの雰囲気。

山の疲労をとるために、長めの昼寝をとり、さあ畑で間引きをするぞ、という時に・・・。

近所のおばちゃん達がなにやら愉しそうな雰囲気。「皇太子さんを見に行くとたい」とのこと。「あんたもいかんね」の言葉にのり、一緒にお出迎えしちゃいました。

盛り上がる群集。

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まだかまだかと待つ群衆。

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おお、いらっしゃった。殿下のスマイル。沸き立つ群衆。

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殿下の前後の護衛の車の多さ、そして上空のSPのヘリコプター。警備にあたる警察の方の意外なほどの(ごめんなさい!)物腰の柔らかさ。なかなか勉強になりました。

僕は、天皇制の是非等についてはほとんど不勉強なので、とくに意見は持ち合わせていません。

しかし、この、育樹祭、に関してはちょっと意見ありです。

やっぱり依然として漂う、「杉・檜至上主義」の雰囲気。広葉樹や天然林が、環境保全のためにいかに大切かというのはだんだんと浸透してきているとは思うのですが、まだまだだなあ、と感じてしまいます。

人工林が、杉や檜が悪い、とはまったく思いませんが、程度があります。杉だけの山などは、「森林」ではなく、木材生産の畑、という位の(ちょっと極端な)認識が世論で必要なのでは、とも思います。

とにかく、戦後の拡大造林政策は明らかに誤りであり、環境破壊であった、と国が声を高めていってほしい、と思います。

この観点から、(偏った意見かも、という批判を承知のうえで)面白いブログを見つけました。

http://blog.livedoor.jp/rokuten1/



さらに言うならば、林業のみならず、農業も同じです。品目を選んで、農家に「自給のためにちょこちょこといろんな作物を作るのをやめなさい、効率を求めなさい」といってきた国の政策は、腑に落ちません。

効率で外国に勝てるわけがなく、山の多い日本の農地を守るのは、自給的に食料生産をする小規模農家以外にない、と思います。

新規に就農するとき、村の方みんなに聞かれたのは、「で、あんたは何ば作るとね」。

品目をひとつかふたつに絞って、それだけ、作る。となると、連作障害で病気がでます。かたよった虫が発生しやすくなります。農薬がいります。経費がかさみます。人も病気になります。大型機械も必要になります。豊作がすぎると、価格が下がり、出荷の経費やダンボール代もでません。

これでは若い人が農業を継ごう、なんて思いません。もっともっと、農家こそが、自給的な暮らしを楽しまなくては、面白くない。規模の大きさや生産量の効率ではなく、規模の小ささや販売面での効率、を重視する時代だと思います。経済や農協や、通貨の相場に振り回されない暮らしこそが本来の農家の魅力なのでは。とおこがましくも思うのです。

果樹などならともかく、野菜農家は原則的にある程度の数の品目を作るほうが無理がないのでは、とやはり思います。理想は、米も野菜も、あとは自分が食べる分+αの鶏や豚。牛でもいい。庭には果樹。川にはホタル。山には山菜。農作業は忙しく、贅沢は出来ないが、食べる物はあるし、地に足のついた暮らし。そういう暮らしが、できればいいな、と思います。なんてことはない、何十年か前のあたりまえの暮らしです。そして、諸外国でも、すさまじいスピードで失われようとしている暮らしです。

経済や通貨に振り回される、ということから蛇足ですが、特に畜産農家さんは、今非常に苦しいと思います。穀物飼料のほとんどは輸入ですし、バイオエタノールによるトウモロコシの高騰、さらに輸送コストの高騰で、その大変さは容易に想像もつかないほどだと思います。

もちろん農村の現場の方はみな努力されているし、精一杯のことをされているとは思います。僕のまわりの方も、米+牛+野菜、という感じの多品目でがんばっている方も多いです。米+果樹を何種類か、という形でがんばっている方もおられます。

結論。とにかく、閉塞感漂う農村を変えていくのは、国の政策や補助金ではなく、自立の心だ、そしてなにより、「かっこいい」「おいしい」「面白い」というような感性だ。と思っています。

なによりも、農家自身が、暮らしを楽しむ。お金に換算できない、足元に眠っている豊かさを、「思い出す」ことから、農村の未来がひらけていくと思います。どっしりと力のある農村があってこそ初めて、街の豊かさもあるものだ、と思っています。

そして実際に、僕のように町育ちの若い世代の中には、田舎のよさを見直して移り住む人もふえてきているようです。新たな潮流が、大きな波になりますように、と思っております。

ああ、また脱線しまくって、しかも長くなりました。本当に悪い癖です。

皇太子殿下のご縁で、日本の未来をおこがましくも案じてみました。
なんだかちょっとこっぱずかしい(苦笑)

2007年11月04日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

とりあえずとっときます

先日山にいったツケがまわってきました(苦笑)

明日から雨が降りそうなので、その前にやらねば、ということがけっこう続いて、なにやら忙しいです。

麦やほうれん草の播種、キャベツやレタスの定植、そしてそろそろ玉ねぎの定植もはじめないと、といった感じです。

近くのライスセンターに、モミの山ができました。
畜産農家さんが買い取るようなので、ダンプでバンバン運んでいます。

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今日は搬送していなかったので、「すきなだけもっていけ」というご近所さんにお言葉を頂き、畑に運びました。

山のぼりの疲労が今ごろ出てきて、けっこうしんどかったです。山登りは、精神のリフレッシュにはなるけど、肉体疲労は溜まっていきます(苦笑)帯に短したすきに長し。なかなか難しいものです。

スコップで積んで、

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スコップでおろします。とりあえずもらえるものはもらってキープしておくと、何かと役に立ちますしね。堆肥の材料にしたり、鶏小屋に敷きつめたり、断熱材にしたり・・・。

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何往復もしていると、軽いモミですが、「積み込みの機械を借りれば楽なんだけどなあ」とは感じます。借りられないこともなかったけど、手でやりました。

このくらいはあの人にお願いしても失礼はないかな、とか、この状況でこれをお願いしてしまうのはちょっとずうずうしいな、とか。いつも頭の中自問自答です。

何も考えずに、素の人懐っこさで、何でも借りられる人が羨ましいです(笑)でも、長所は短所。短所は長所。僕の性格もまた、田舎暮らしで地域の人に受け入れられるためには、なにかしら長所になっているのだと思います。今のところそう感じられる状況です。

2週間前に播いたチンゲン菜。ネットで霜よけしているので、寒い最中でも大きくなる、予定です。小さくても、チンゲン菜の形をしてますね。

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同じく水菜。やはり小さくても水菜です。

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2007年11月04日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

じわじわと

農閑期が近づいてきました。夏の間の、次々と仕事が押し寄せてきて、「何が何でもこの仕事は今日中に終わらせないとやばい」というような状況があまりなくなってきました。

というわけで今日は羽を伸ばしました。

目的地は隣県大分の、久住連山の一角、黒岳。
九州では珍しく、原生林が広がる山です。

途中、観光ドライブ道路を通り、景色を堪能。

僕が住んでいる南阿蘇は森や草原、田畑が混在して、なかなか変化のある景色なので僕はかなり気に入っています。

一方阿蘇の北側には、大草原が広がっています。いままで昼間にちゃんと通ったことがなかったので、

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こんな景色がずっと続いているのを目にして、「おお、北海道みたい」と、テンションが高まりました。携帯電話のカメラでうまく伝えられないのが残念です。新緑の時期は本当に綺麗だろうなあ。

お昼ごろ、登山道の入り口、男池に到着。
こんこんと水が湧き出しています。

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こんな感じです。

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森が凄くきれいです。コナラやシデの森。

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ブナやカエデの森。

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ケヤキの大木。

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平日なので、道も静か。もみじの絨毯。

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残念ながら、これまた僕の手持ちのカメラ環境では、雰囲気がうまくお伝えできません。本当はもっと綺麗なんだけどなあ。

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時間切れ、体力切れで頂上までは行けませんでしたが、久しぶりに山に登り、気持ちが良かったです。こういう時間は、大切ですね。

2007年11月01日 風景 トラックバック:0 コメント:0

あやしました

昨日米の脱穀をしました。阿蘇では、「あやす」といいます。

段取りが大仕事です。

僕の田んぼは、脱穀のための機械も、軽トラすらも、入りません。僕が引っ越してくる直前に、「もうここは誰も作らんだろ」といって隣の田の水路工事の際に入り口を潰したようです。あんまり笑えない話ですが、笑うしかないですね。

なので、まずは架け干ししてある稲を、家の前まで運びます。そのために、まずは奥に見えている軽トラまで運びます。うーん、なかなか重労働。

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ハーベスターという機械にかけます。ワラからモミをむしりとって、さらにくずやごみモミと、中身のしっかり入ったモミとを選別します。機械の奥に麦藁帽子だけ見えているのは、例によって手伝ってくれたお隣のおじいちゃんです。今日も、まるで若者のような動きでした。凄いです。

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こんな感じで袋にたまっていきます。

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暗くなる間際に無事終了。モミで4俵とれました。もう十分乾いているので、これ以上ガサが減ることもないでしょう。玄米にしたら3俵か2俵半くらいでしょうか。150キロは確保できそうです。とりあえず何はさておき食う米はある。豊かです。ほんの少しは販売用にもまわせるかな?

ご近所からのいただき物の簡易倉庫に無事収納。

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機械を貸してくれたKさん、手伝ってくれたおじいちゃん、倉庫をくれたAさん、さらに、除草用の鯉をくれたOさん、苗をくれたHさん、稲刈りを手伝ってくれたTさん。皆さんありがとうございます!

ついでに虫。マイマイカブリです。カタツムリを食べます。

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2007年11月01日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

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