3月28日(金) どんぐり

快晴の一日でした。

ここのところ、天気がほどよいです。

晴れが何日か続いたのちに、適度な量の雨がふる。その繰り返しです。

今日は快晴の一日でした。

ハウスの前に、腐葉土を積んでいます。去年つくった踏み込み温床の落ち葉です。

080328腐葉土


横に、クヌギの木があります。腐葉土の上に落ちたどんぐりが、根っこをのばそうとしていました。

080328クヌギどんぐり


葉ではなく、根から伸ばすのですね。当然といえば当然ですが、なんだか意味深いなあ。

===============================

暮らしを豊かにするためには、「手数」と「場数」が肝心だと思います。

意味はないし、お金にはならないけど、とりあえず手をだしてみること、そして好奇心という種をまいてみることを大切にしていきたいと思っています。
ちょこちょこと、ちょっとした手間の数、手数のぶんだけ、あとからなる花や実を楽しめるかな、と感じています。

めんどくさいなあ、と思う前に、感じる前に、とりあえず「手を動かす」ように心がけています。

なので、

080328苗


クヌギのどんぐりもポットにまきました。手前の木箱の中のポットです。

苗を育ててみようと思います。

とはいっても、自由にうえていいような土地もないのですが(笑)

でも、先のことは考えず、とりあえず苗を育ててみることからしか、始まりません。

そのような考え方が、大好きです。


「場数」もまた、大事ですよね。

喧嘩、失恋、嫉妬、憤怒、借金、裏切り、死別、事故、天災、病気、etc…。

さて、そのうち自分にどんな不運や不幸がやってくるのか(笑)とよく想像します。

よく、友人との会話で例に出して笑われてしまいますが、一例を。


明日、車に轢かれて死んでしまうかもしれません。

と同時に、明日、車で人を轢いてしまい、殺してしまうかもしれません。

交通刑務所に何年間か入る可能性も十分あります。

人を轢いてしまったその瞬間に、

とっさに逃げるのか、

すぐに救急車を呼ぶのか。

そんなことを想像するのが楽しくあります。

自分が、その瞬間に、どのような態度をとるのか。

100パーセント、「いやー、俺は絶対に救急車を呼ぶよ」と言い切れるほどの人はなかなかいないと思います。

僕ももちろん、そんな自信はありません。

ただひとつだけいえることは、

その瞬間にどのような行動を選択するのかは、毎日のその人の行動と思いの積み重ねなのだろうなあ、ということです。

背筋を伸ばして、暮らしていきたいものです。

そして、

服役を終えて、自分だったらどう生きていくのかなあ、とも想像してみたりします。

なかなか人に過去をつげられず、でも、腐らずに、やれることをやる。

それはそれでいい人生なのでは、などとも感じます。

与えられた毎日がどんなものであろうとも、その中で何かしら、些細な喜びを見出す能力というのは、人間のもつ幾多の能力の中でも、もっとも美しいものだと感じます。

そう、たとえ明日失明して、目がみえなくなっても、目では見えないものがもっともっと見えるようになるかもしれません。

踏んだ場数の数だけ「どんっと」生きられるチャンスがあたえられるのだと思います。

となりのじいちゃんばあちゃんのように、戦争を乗り越えて、貧しい時代を乗り越えていきてきた昔の人は、やっぱり「どんっと」生きています。

おじいちゃんおばあちゃんと話をしていると、自分がただの洟たれ小僧のように感じます(笑)

結論。こういういう発想をしていると、まあ、とにかくなにかと楽です。

なにせ、トラブルが多ければ多いほどテンションが高まる。
うーん、ただのマゾですね(笑)

==============================

さて、ものすごく長い前置きでしたが、

メインにしている畑の地主さんから

「あそこの畑の所有が、今度から私じゃなくて、○○さんになりましたから。今後のこととなども、今度あいさつの時にお話してみてください」

と寝耳に水の報告がありました。

さてさてどうなることでしょう。この一件で、どんな場数を踏めるのか、かなり楽しみです。




鶏小屋建設が、少しずつ進んできました。

080328バタリー


後の仕事がつかえているので、なんとか日曜日までに終わらせる!つもりなのですが、

はてさて、終わりますかなあ。

スポンサーサイト

2008年03月28日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

3月25日(火) ヒヨコ&5連勝!

プロ野球にまったく興味をお持ちでない、というかたには申し訳ないのですが、

ホークスが開幕から5連勝!

めでたいです。最近、ちょっと余裕があるので、インターネットでのホークス戦中継をBGMにして何かしらする、というのがおきにいりです。

やはり、出身地福岡のチームは応援してしまいます。

プロ野球の試合は、ずーっと見ていたらだらだらと感じて面白くないです。特に高校野球と比べてしまうと、どうしようもなく間延びしている試合も多いです。

なので、ラジオ感覚で音だけ聞いて、試合の要所だけ見る、というのがなんともささやかな楽しみです。

若手の選手が伸びてきたり、ベテランの選手が復活の大活躍をしたり・・・。
どんな気持ちで、怪我にもふてくされず、あきらめないで2軍での時間を過ごしたのか・・・。
なんてことを想像して、力をもらう。そんなスポーツ観戦がけっこう好きです。




今日の畑仕事は、雑草を抑えるためのロータリー(耕運機)かけ、人参、ニラ、ねぎの種まき。

そして、ヒヨコを受け取りにいきました。

メスが80羽と、オスが4羽。

昨日生まれた雛です。軽トラで移動中は、ピーピーとうるさく鳴いていました。かなり怖かったのでしょう。
でも、暖かい部屋に入り、数時間もするとすっかりと落ち着きました。

080325ヒヨコ


保温用の毛布のかけ方の雑さに性格が現れています(苦笑)

さてさて、卵を産み始めるまで半年かかります。ちゃんと全員育てられるのでしょうか。
研修先では、豚の世話はみっちりとやりましたが、鶏はちょっとかじった程度です。

080325ヒヨコ2


多少の不安はありますが、まあ、なんとかなるでしょう!
まずは、できる、と思い込まないと何もはじまりませんしね(笑)


2008年03月25日 にわとり トラックバック:0 コメント:0

3月24日(月) 大工仕事

昨日はまとまった雨となりました。

今日は、午前中までは雲が残りましたが、午後からは薄日がさしました。

少し種まきをすすめたかったのですが、まあ雨上がりに無理してやることもないか、と判断。
大工仕事の一日となりました。

先日ご紹介したデラックスヒヨコ部屋の後で、少し大きくなったヒヨコ達が住むための部屋の建設を始めました。

080324バタリー建設


家の横に増築です。

お隣のおじいちゃんが大家さんです。「下屋ば伸ばして、鶏小屋つくるばってんよかね」と聞くと「あんたの好きにしなっせ」といってくれます。
借家といえども、適度に古い家なので、気兼ねなしに改築できます。感謝!

現場は散らかってます。こういうの良くないんだろうなあ、といつもわれながら思ってしまいます。

なんとか、出荷がお休みの間に、建築仕事をいろいろ終わらせてしまおうと張り切っております。

いかんせん素人なので、時間がかかります。

でも、少しずつ経験を踏んでいくことが大切だなあ、と思っています。

借りたり、頂いたりで、道具もいろいろ手元にそろってきました。

何より、大工仕事は面白いです。夢中になり、時間が過ぎていきます。

百の仕事をしてこそ百姓。大工仕事もそつなくできるようになりたいものです。

いつかは、自分の家くらいはたててみたいなあ、と夢ふくらみます。


今日も、夜峰山がこんもりと綺麗でした。

080324夜峰山


2008年03月24日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:1

3月22日(土) 制約と自由

午後からは雲がでましたが、ほどよく暖かな一日でした。

なんだか気が付けば農繁期にはいってしまったようです。畑仕事はまだなんとか余裕があるのですが、鶏小屋建設などがあり、「間にあうのか!?」と、なかなかスリリングな時間を楽しんでおります。

両親が手伝いにきてくれているので、本当にありがたいです。

福岡から高速道路を使えば車で2時間弱。ほどよい距離です。

父親は、実家がみかん農家ということもあり、もともと土いじりが大好きです。なので、本当に黙々と丁寧に仕事をしてくれます。

仕事の段取りを、10説明せずに、敢えて7くらいに抑えて「あとはまかせるよ」という具合にお願いするようにしています。そうすると9くらいは終わらせてくれていることも多く、(多分)お互いによい気分となります。

高校を卒業して12年間、九州にはほとんど帰りませんでした。

なので、両親がそれぞれひとりの大人としていったいどういう人物であるのか、あまり知りませんでした。

でも、今は親の長所も短所もみえるようになってきました。
そして、「程よい距離感」で、とてもよい関係が気づけていると自負できます。

近すぎず、遠すぎず、の関係。

親の癖や性格をみていて、自分自身をみているように感じることがあります。ありのまま、自分なのだなあ、と感じます。長所も短所も、そのまま、まるごと、いいもわるいもありません。

そう思うと、なんだかたおやかな心になります。


今日は畑でちょっとへこみました。

ジャガイモの植え付けをしていて、気分がふさいできました。

当初130キロの植え付け予定だったのですが、よくよく考えてみると、あまりに面積をとってしまことに気づき、100キロに予定変更しました。種芋を切り分ける大きさや、畝間、株間などの計算がおおざっぱすぎたようです。

減らしたとはいえども、どうやってひとりで収穫するんだ、と考えると冷や汗のでる面積です(笑)
そして収穫はまだなんとかなるとして、病気をさけるための輪作が難しくなってしまいます。誤算でした。

しかし、iいつまでもへこんでいる暇はありません。

へこんでいる暇があったら、「考える」ようにしています。

考えても、なかなかいい答えがうかばないことも多いです。

でも、考えて考えていると、パッと、いいアイデアがひらめく瞬間があります。

夕陽を浴びながら草取りをしているとき。

耕運機をかけているとき。

苗の面倒をみているとき。

レオのおなかをなでてあげているとき。

味噌汁を作っているとき。

カメムシの写真をとっているとき。

布団の中でうとうとしているとき。

えてして、突然なんの脈絡もなく、ひらめきの瞬間はやってきますよね。


「こういうふうにしてみたらなんとかなるんじゃないか」

「なんで今までこれに気づかなかったんだ」

「そうか、あの人にお願いすればいいじゃないか」

などなど。

そういうとき、ものすごくいい気分になります。
その瞬間は、今の暮らしのなかでの、一番の醍醐味かもしれません。

そもそも制約や不自由や失敗がないと、ひらめきの際に感じる自由も味わえません。

限られた条件の中でどのように考えて、どのような態度をとり、どのような行動をとるか。

自由とは、そして幸せとは、得るものでも与えられるものでもなく、感じるものなのですね。


いやー、長い長い長い(苦笑)

最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。

2008年03月22日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

畦の花

風が強かったものの、快晴の一日でした。

ナスやピーマン、唐辛子などの移植をしました。播種箱からポットにうつしかえです。

080321鉢上げ


夜にはビニールや布団をかけてあげます。なかなか手がかかりますが、面白くもあります。

暖かくなり、苗が大きくなってきたら、苗と苗の間を広げて、風通しをよくしてあげます。

畑の畦もにぎやかになってきました。

名前がわからない花。どなたかご存知の方、教えてください!

080321名前がわからん


  翌日追記:アマナ、だそうです。食べると甘いので、アマナ。でも食べるが惜しい綺麗さですね。

スミレも咲いてきました。日本は、スミレの仲間が93種類もあるスミレ王国(笑)だそうです。これは何スミレでしょうかね。

080321スミレ


今日も山の眺めが綺麗でした。

080321阿蘇山


2008年03月21日 草花 トラックバック:0 コメント:0

おばあちゃん

雨があがり、再び快晴の一日でした。

気が付けば、もう春分。

時の流れの速さに、ただただ驚くばかりです。

アセビの花が咲いてきました。

080320馬酔木


馬酔木、と書いてアセビと読みます。有毒なので、馬が食べると苦しむ、ということからの命名のようです。


軽い脳梗塞で入院していた隣のおばあちゃんが退院してきました。

少しだけ、しゃべり方が遅くなりましたが、以前とかわらず元気です。自分で歩くこともできます。

1年間、いつもいつもおかずを作ってくれ、いろいろ気にかけてくれ、孫のようにかわいがってもらっていたので、とても嬉しいです。

ひとつ感じたこと。

いざ、という時に、子供達が集まって、交代で面倒を見てくれる。

いくつになっても、軽い口げんかをはさみながらも、気の置けない家族の会話がつづけられる。

素敵なことです。

死が近づいてくると、その人が歩んできた生き方が、みえてくるように思います。

死に方は、生き方だともいえます。

生き方は、死に方だともいえます。

「メメント・モリ」 つまり、「死を思え」。

死を意識しないところには、本当の生はないのかなあ、とも感じます。

自然界の常識は、人間界の非常識、だと誰かが書いていました。

人間は生を前提にして今日を生きるが、自然界の生き物は、死を前提にして今日を生きる。


なんだか重い話になってしまいましたね(笑)

結局、自分はこういう話が好きなようです。

特定の宗教をもっているわけではないのですが、なんとなく生きるうえでの信仰はもっているのかなあ、と自己分析してます。

まあ、ただの趣味ですね。なによりお金がかからなくていい(笑)

さてさて、明日も快晴のようです。

ジャガイモ植え付け、ナスやピーマンの鉢上げ。人参や菜っ葉の間引き、除草、鶏小屋建設の準備、鶏の餌の仕込み、サツマイモの伏せこみ。

近日中にやりたいことがてんこ盛りです。

さてさて、明日もちゃきちゃき働きます!


2008年03月20日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

野焼き

暑さ寒さも彼岸まで、といいます。

彼岸に入りました。

あと少しで春分。

なかなかいい気分です。


昨日、阿蘇の春の風物詩、野焼きが行われました。

ほおっておけば森へと戻ってゆく草原を、毎年春先に火をいれることで、草原のまま維持できるというわけです。

草原のまま維持できれば、牛の餌や堆肥の材料となる草を容易に得ることができる、というわけです。

さらには、美しい草原の緑は、観光資源としてももなかなかのものです。希少植物などもたくさんあります。

でも、野焼きには人手が要ります。畜産農家の減少や、集落の高齢化などで手が回らず、中途半端に荒れている場所も増えているようです。

森に戻したほうがいいような場所は、森にもどす。そういう意見もあるし、植林も増えているようです。

いろいろ議論はありますが、ひとつの文化として、大切にしていきたい野焼きです。



僕のすむ部落では、各世帯からの全員参加の共同作業として野焼きをします。

9時集合。和気藹々の雰囲気です。
飛び火が森に移らないように、消防団の消防車も準備しています。

080316集合


燃やしています。僕の住む部落の担当のこの牧野では、草の背丈が低いので、火の勢いも弱く、なんだかほのぼのです。

080316燃やしてます


山の急斜面の、背丈の高いススキなどが生い茂る牧野を担当する部落では、かなりの危険が伴うようです。火の高さも、5mから10mにもなるそうです。

「うちんとこは迫力がなかけんのお」とご近所さんのお言葉。なんだかユーモラスです。

火がはいったあとは、こんな感じになります。

080316池の窪裏


5月には、緑のじゅうたんとなります。


2008年03月17日 風景 トラックバック:0 コメント:2

てんこもり

快晴の一日でした。

てんこ盛りの一日でした。


毎月参加している探鳥会に今日も参加しました。野鳥に限らず、草木や昆虫や、人との出会いの場でもあります。

月に一度ですが、それでも、ずっと同じ場所に通っていると、季節の変化を濃密に感じることができます。

クヌギの冬芽に、小さな卵が産み付けられていました。

蛾の卵だろうということでした。写真をクリックすると拡大します。そしたらかろうじて見えます。ご興味を覚えた方はぜひぜひご覧ください。

080315クヌギの蛾の卵


やわらかくておいしい新芽をむしゃむしゃと幼虫が食べられるように、お母さん蛾が、わざわざ冬芽に卵を産み付けるわけです。

コゲラの巣の跡です。昨年は、この穴から雛がピーピーと顔を出していたとのこと。今年はどうかなあ。

080315コゲラの巣


蛾の繭です。ヤママユガかな?ウスタビガかな?
僕は、蝶も好きですが、蛾も好きです。オオミズアオという蛾が一番好きです。

080315ヤママユガ


看板、

080315看板


の裏には

080315看板裏のクロウリハ


クロウリハムシがへばりついて冬越ししてました。キュウリやカボチャを食い荒らす「害虫」ですが、こういうところで見かけると、冬を越したその生命力に感嘆してしまいます。

ダンコウバイの芽がふくらんできました。黄色い花弁がわずかながら自己主張を始めているのが見えます。

080317ダンコウバイ



味噌をしこみました。

大豆をにて、

080315大豆を炊く


麹と塩と混ぜ合わせ、たるに詰めていきます。

080315味噌


果たしてちゃんとしあがるかどうか。

昨日麹屋さんに麹を買いにいったら、「麹をたっぷりいれると、最高にうまか味噌ができるたい」と言われ、たっぷり買いました。

麹代と手間を考えると、普通に味噌を買ったほうが安くつきます(笑)

でも、最高にうまい味噌、という言葉にやられちゃいました。さてどうなるでしょうかね。

来年は、いや、そのうちには、麹もちゃんと作れるようになりたいです。

でもまあ、あせらずに、まずは、今日、ここで、やれることを着実に積み重ねていきたいものですね。

2008年03月16日 昆虫 トラックバック:0 コメント:0

モウシワケナイココロ

春本番ですね。

苗も、すくすく成長しています。

畑にまいた、人参や大根、小松菜なども順調です。

出荷がいったんお休みに入り、時間の余裕ができてきました。

こういうときこそ遠くに遊びに行く、というのも楽しいでしょう。

でも、苗の管理もあるし、お金の余裕もないので、足元の自然との付き合いや、身の回りのささやかな楽しみを見つける、というのが癖になってます。

それに、今月末にはヒヨコが80羽やってくるので、準備をすすめなくちゃなりません。種まきや植え付けも続いていきます。
やっぱりなんだかんだで忙しいです。

それでも、どことなく余裕が感じられるのは嬉しいです。1月2月に、前倒しでどんどん畑の準備をしておいた貯金といったところでしょうか。

「今日はこれを終わらせるぞー」と思って無意識のうちに段取りを頭の中で考えて、自然と朝早く目が覚める、という実によい傾向です。

ずっとこんな感じだといいのですが、農繁期にはやっぱり追われてしんどくなります(苦笑)

たまにでも、こんな状態が続くと、申し訳ないくらいによい気分になります。

この、「申し訳ない」という感覚は、大事にしたいと思っています。

自分より恵まれた環境にいる人をみて、うらやましく思う心。ではなく、

自分より恵まれない環境にいる人をみて、かわいそうに思う心。ではなく、、

『自分より恵まれない環境にいる人をみて、申し訳なく思う心』。

神谷美恵子さんが、著書の中でよく用いた言葉です。

申し訳なくなる、ココロ。

また脱線ですね、いかんいかん(笑)



ヒヨコは、最初の3、4週間は家の部屋の中で飼うことにしました。本当は外に、獣や(我が家の)猫が入ってこれないようなぴちっとした小屋でもほしいのですが、時間がないので今回は台所の横の部屋にて共生生活です。ここなら獣もレオもはいってこれないので気楽です。

温度を保ってあげるためのヒヨコの箱です。あとは、籾殻を床にどさっと敷き詰めれば完成。
給水器は、キムチ瓶とペットボトルでのお手製です(笑)

080313育雛箱


中はこんな感じです。コタツに、温熱電球、灯り電球に、ガラス天窓。超デラックスです。

080313中から


総工費0円です。感謝です!

昼の仕事が終わり、暗くなってから、「明日にすればいいじゃないか」という理性を無視して、衝動を抑えきれずに物置部屋のリフォーム開始。やりだしたらとまりません(笑)

080313リフォーム


今日は古くなった天井ボードはがしまで。ああ早く仕上げたい。

こんな感じの一日でした。モウシワケナイくらい平和です。

だからこそ・・・、


晴れの日に、忘れないようにしたいこと。

いつまでも晴れているわけがないということ。
雨がなければ、草木は育たないということ。


雨の日に、忘れないようにしたいこと。

やまない雨は、ないということ。
雨上がりの、空の、青さ。

また蛇足でした!







2008年03月13日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:2

ささいな喜び

今日うれしかったこと。

ナスとピーマンの芽が大体出揃った。

080311ナスピー


レオがかわいかった。

080311レオ


イカルのさえずりが今日もすばらしかった。

ずーっとできなかったこと、カワラヒワコゲラの鳴き声の区別、ができるようになった。

ウグイスの声が、この春はじめて聞こえた。

久しぶりに布団を干せた。

ご飯を、8分づきにしてたべたら、とてもおいしくなった。

じゃあ次は、久しぶりに玄米にしてみるか、と思った。

物置にしている部屋をリフォームして、寝室にするか、と思いついた。

天井を張替え、壁を張りかえ、もらってきた材木でベットをつくるか、と思いついた。

好きな曲のギターコードが、CとGとFのスリーコードだけだったことに気づき、嬉しくなりかき鳴らした。

お茶がおいしかった。


ささいなことで、喜びを感じられるというのも、人間のすてきな能力のひとつですね。


2008年03月11日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:2

移動性高気圧万歳

無風快晴の一日でした。

気温も、20度近くまであがりました。移動性高気圧万歳です。

3月の移動性高気圧には、山でのよい思い出がたくさんあります。

正月の冬山は厳しく、そしてただ厳しい。でも、5月の春山は楽しく、そしてただ楽しい。

3月の山は、厳しく、そして楽しい。長期山行中に、移動性高気圧がうまくやってきてくれて、欣喜雀躍。そんなことを思い出しながらの、農作業となりました。

僕の田んぼの横で、我が物顔に生えているヨシを燃やしました。なかなかの迫力です。

080311葦原もやし


このヨシ原も、もとは田んぼ。少しずつ、ここも田んぼに戻していきたいと思ってます。

先月頭に種を撒いたキャベツやレタスなどの定植をしました。

0080311定植


床土と、ポットの大きさのバランスが悪かったのか、温度管理が良くなかったのか、生育に時間がかかりました。でも、まあ許容範囲です。

まだしばらくは朝の霜がきつく、寒い日もあるので、

080311定植後


保温布をかけます。光も水も空気も通すけど、若干の保温、そして霜よけをしてくれる不織布と呼ばれる資材です。商品名から、通称「パオパオ」。安くはないのですが、あちこちからお古をいただいており、感謝!です。

梅の花がぼちぼち咲いてきました。

080311梅


梅の花の向きで、天気を予想できるそうです。

上向きだと、晴れが多い。下向きだと、雨が多い。ばらばらだと、安定しない。

やっぱり今年の梅雨も雨が多そうです。



2008年03月11日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

写真なし

暖かな日差しのもとで、慌しく、どたばたと動き回った一日でした。

今日行ったこと。朝から順に・・・。

ハウスの温度管理。苗の水遣り。野菜の収穫、出荷。家の中のいらないもの整理(以前住んでいた方が残していった家具を処分)。友人から貰い受けた事務机の設置。部落の公民館掃除。野菜の配達。ホームセンターで買い物。ちりとてちん。畑のあぜ草燃やし(隣の畑の方から催促があり、あわてて行う)。ジャガイモの植え付け。大根や菜っ葉の種まき。家の周り片付け。お客さんに電話を数件。

なかなかてんこ盛りでした。
明日の予報が雨なので、その前にいろいろ終わらせようと思ってかけまわりました。
そして、なんだか最近家や納屋の大掃除にはまっているので、自業自得的な忙しさです(笑)


周りで、ちょっと悲しい出来事がおこりました。

そういう時は、淡々と、働くことにしています。

働くということは、喜びであり、癒しでもある、と感じています。

もちろんいつもそうであるわけではないですけど。

そして、どんな人にも、働く場が与えられたらなあ、と思います。

それが、どんな仕事であっても、何かしらの意義を自分で感じることができるのであれば、

どんな救いになるか分からないものです。

農業という仕事、農場という空間には、そのような可能性を感じさせる何かがあります。

自分が、自分にもできうることを、やっていった結果として、

何らかの可能性を人に対して与えることができたら素敵だなあ、と感じます。

でも、まずは、しっかりと苗の温度管理や水遣りをする。芽が出るようなタイミングで種をまく。

目の前の小さなことの積み重ねを、大切にしていきたく、思ってます。


======================

コメントをくれたkageさん、大庭くん、こーたさんへ

ありがとうです。春を満喫して参りましょう!

2008年03月08日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

イカル

今、家の周りでは、イカル(クリックすると写真がでます)という野鳥が群れをつくり、とても美しい声で鳴いています。

昨年の2月に引っ越してきて、それまで聞いたことの無かったイカルの声に感激し、双眼鏡を手にとって「おお、あれがイカルかあ」と見入ったものです。

渡り鳥ではないのですが、夏は家の周りにはいません。山のほうにいっているのでしょうか。家の周りにいるのはこの時期だけです。うれしいです。

ジャガイモの植え付けの準備です。

0307imo.jpg


大きい芋は適当に切り分けて、干しています。

ジャガイモは、収量を上げるためにはなるべく早く植えつけたほうがいい、という方が多いです。

逆に、早く植えつけても芽が霜でやられるからあわてなくてもいい、という方も多いです。

結局は、失敗をしながら、自分で経験、納得するしかないということですね。

全体の植え付け予定は130キロですが、今日は30キロのしこみ。すこしずらして植えつけて様子を見てみるつもりです。


ハウスのミズナも、のこりわずかとなりました。

0307kyouna.jpg


暖かくなってきて、とうが立ってきました。

0307tou.jpg


野菜によっては、とう立ちすると味が極端に悪くなりますが、
ミズナの、このくらいのとうなら、アスパラみたいで(笑)個人的には、結構おいしく思います。


ご近所の方から材木を頂いたので、お礼に杉山の手入れのお手伝いをしました。

竹がどんどん進入してきているので、刈り払いました。

0307sugi.jpg


陽がさすようになると、やはり気持ちがいいです。

杉がある程度大きくなるまでの手入れは、なかなかの労力を要します。

杉に限らず、広葉樹が植えられる場合も、上の写真のように、「整然と、縦横同じ間隔で」植えられることがほとんどです。

僕は、それが、どうしても生理的に好きになれません。緊張を覚えます。

逆に、自然林の中に入ると、ほっとします。

自然林では、いろんな種類の生き物が個性を主張しあい、てんでばらばらのようでいて、全体がひとつの生き物のように、絶妙なバランスを保っています。素のままで、ありのままでいていいよ、という声が聞こえてくるようです。

でも、木材生産のためにはまっすぐ並んでいたほうが効率的です。

せめて、最近多くなってきている、水源涵養のための広葉樹植林の際には、整然と並べて植えていくのは、やめてもらえたらなあ、などと思います。
でも、僕は植林をしたこともないので(苦笑)、現場を知らない素人のぼやきなのかなあ。

うーん、何はさておき、いい汗かきました。

2008年03月07日 田畑 トラックバック:0 コメント:1

ブッシュマンの詩

突然ですが、好きな詩を紹介いたします。



ブッシュマンの詩


日が昇るから目を覚ます

目を覚ますから腹が減る

腹が減るから狩りをする

狩りをするから飯食える

飯食えるから金いらない

金いらないから働かない

働かないから時間がある

時間があるから遊んでいる

遊んでいるから不満がない

不満がないから喧嘩がない

喧嘩がないから気分がいい

気分がいいから眠くなる

眠くなるから日が沈む

日が沈んだら後知らない

だからアフリカは平和です

だから僕らはブッシュマン



理想です。

理想は理想であり、現実とは違います。

でも、理想を持たない限りは、現実に飲まれてしまいます。

折り合い点を探る努力の第一歩は、理想を持つことから始まります。

折り合い点をつけようと考え続けること、動き続けることが大切なことであり、

どのような手段をとるか、どのような結果になるかは、

文字通りに結果にすぎないと、思っています。

2008年03月05日 ことば トラックバック:0 コメント:2

気持ちの余裕

暖かい日が続いたかと思えば、寒の戻り。そしてまた移動性高気圧が来て無風快晴・・・。

その繰り返しで、確実に春が近づいてきているようです。

一昨日から今朝までは真冬のような天気で、雪も降りました。

でも、今日は日中は、良い天気でした。

駆け出しの状況で、まだいろんな体制がととのっていない今春は、来週から5月の上旬まで野菜セットの出荷のお休みを頂くことになりました。

皆様には大変なご迷惑をおかけいたします。

1,2年以内には、一年を通して出荷できるようにしたいと思っています。

とはいえ、内心ちょっとほっとしています。

阿蘇に移り住んでからの1年間、猛烈な勢いで働き続けて、野菜販売でなんとか生活が成り立つようにはなってきました。でも、すこしだけ一息つきたいなあ、と思っていました。

出荷作業は、とにかく時間がかかります。野菜農家の宿命とはいえ、これはもうしょうがないです。

そもそもひとり身で野菜農家をやることに無理がある(笑)

でも、無理があるとわかっていて割り切って、とりあえず踏ん張っていると、ストレスは感じません。
ありがたいことです。

まあ、そのうち状況は変わるでしょう。それまではしばし我慢我慢ですね。


出荷作業がないというだけで、ばんばんと仕事がはかどります。家も片付きます。

気持ちに余裕が生じます。

気持ちに余裕が生じると、いいアイデアが生まれます。

いいアイデアが生まれると、笑顔が出ます。

笑顔が出ると、周りの人といい関係がきづけます。

周りの人といい関係がきづけると、たいていのことはうまくいきます。

たいていのことがうまくいくと、ストレスを感じないで暮らせます。

ストレスを感じないで暮らせると、気持ちに余裕がでます。

いつもというのは難しい。でも時々はそのような、リラックスした時間をもつことで、

本当に忙しい時期や、「自然」や「人生」に対する自分の無力さを感じたときにも

なんとか乗り切ることができるのだと思います。


力を入れなくてはならないときには、這いつくばってでも、泣きながらでもやる。

力を抜くときは、抜く。

メリハリの大切さを感じます。


今日はジャガイモの種芋や、トマトの種を買いに、街まで下りていきました。

熊本市郊外の平野部は、大畑作地帯です。

人参畑です。トンネルがすごいです。

0305heiti.jpg


空にはヒバリがピーチクパーチク。

春です。

2008年03月05日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

なすピー準備

だいぶん春めいてきました。

あちこでツグミが姿をみせています。

そして、ヒバリの声も聞こえてきました。


キャベツやレタスの苗が大きくなってきました。おそらく、低めの温度管理、すこしやせた床土、という原因で生育が遅れています。でも、あと10日くらいで定植できると思います。

0302nae.jpg



ナスやピーマンの種をそろそろまきます。最終準備です。

お米の播種箱を切って、重ねて、つないで、ふたをし、

0302naebako.jpg


ナスやピーマンの播種箱としました。ふたがぴたっとはまるので、ネズミよけになります。日暮れどきにふたをしてあげて、日の出どきにとってあげます。

0302futawotoru.jpg


はてさて、うまい具合にネズミ対策となるでしょうか。昼間もねずみがくるかどうか、見ものです。多分こないとは思いますが、どうでしょうね。

温床も、温度を上げるためにもう一度切返しをしました。かなり温度が下がっていたので、水と鶏糞と米ぬかを追加。いい感じです。中心部は65度くらいにまであがっています。

0302onsyousikomi.jpg


中蓋もつくり、準備完了。いい気分です。


畑のあぜにも

0302aze.jpg


春が訪れています。

ホトケノザ。仏様がすわる台座、というわけです。

0302hotokenozadesu.jpg


ノビル。天然のラッキョウですね。生でもいけるのでなんだかうれしいです。

0302nobiru.jpg

2008年03月02日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

3:7と7:3

学生時代の友人Hが、忙しい中時間をとって、横浜から来て2泊してくれました。

遊びに来てくれる、ということは、手伝いに来てくれる、ということでもあります。

でも、せっかくだから阿蘇のきれいな景色でも眺めていってもらいたい。観光もしてもらわなくちゃもったいない、とも思います。

「仕事と観光、何対何くらいがいい?」という僕の質問にHは「6:4」くらいかな、との答え。

ありがたく好意を頂戴し、種まきや温床の切返し、大豆の選別、育苗箱作りなどを手伝ってもらいました。ありがとう!

せっかくなので4時間ほどの阿蘇カルデラドライブにでかけました。

草原。

0302sougen.jpg


いつもとは逆、北側から見る阿蘇山。

0302asozan.jpg


展望台より眺める火口。

0302kakousugi.jpg

草千里。

0302kusasenrisugi.jpg


柵の向こうに生えている木は、おなじみの、杉です。
もちろん、人の手によって植えられたものです。なにもこんなところに杉を植えなくてもいいじゃないか、殺風景極まりないし、そのうち火口も見えなくなるぞ、と笑ってしまいました。

九州は、拡大造林政策時代に、半端じゃなく杉が植えられました。植えられるところはどこにでも植えてしまえ、という感じです。

木材は必要だし、ある程度はしょうがないかな、とは思いますが、極端なのはよくないですね。
木材価格低迷の今となっては、手入れがされずに荒れ果てて杉以外の動植物が住めないような、死の森が増えています。

それじゃまずいよな、という見直しの世論もぼちぼちとでてきてはいますが、まだ弱いと思います。

花粉症で苦しむHは、「そうだそうだ、ここに杉はおかしい」と納得顔でした。

=======================

Hと話をしていて出た話題。

自分が、日常生活の中で、コミュニケーションをとったり、意識を集中させている対象が、人なのか、それともものづくりのものであったり、芸術であったり、自然であったりするのか。という話。

便宜上、人か、物か、と呼びます。
人と物で、何対何の割合でエネルギーを注いでいるのか。

僕の場合、物、つまり自然の生き物や天気、作物、仕事の段取りなどとのコミュニケーションが7か8.人とのコミュニケーションが2か3くらいかなあ、と思っています。「物:人=7;3」というわけです。人と会話しているよりも、野菜や草や虫と(笑)会話をしているほうがはるかに多いです。

Hは、大学の講師をしています。「お前が7:3なら俺は3:7だなあ」とHはいいました。

Hは、物、つまり学問という対象に集中して、彼いわく「ついついひきこもりがち(笑)」なので、学生や職場での人間関係で人と接することで、「バランスが取れる」といいます。

僕は、ついつい「人とうまい関係をつくっていこうとして過剰に気を使ったらり」「相手を傷つけないようにふるまおうとして空回りしたり」してしまうタイプです。ほおっておけばどんどん疲れてしまいます。正直なところ、人はすごく好きです。でも、どちらかというと人とのコミュニケーションは苦手なので、そのギャップで疲れてしまうことが多い。

なので、今の「自然:人=7:3」だと、本当によくバランスが取れている、と感じます。

今の暮らし、今の農業スタイルが、自分にはむいている、と実感しています。

東京の真ん中で、ネクタイをしめて営業をしていた時代が少しだけありました。

「ああ、これは俺がやんなくても誰かがやるなあ。俺が売るより、あの人から買ったほうがお客さんにとってもいいんじゃなかろうか」などと違和感を感じていました。

今は、「ああ、この暮らしは俺がやんなくちゃだれがやるんだ(笑)」というくらい、違和感がないです。

縁、めぐり合わせに、感謝!です。

2008年03月02日 風景 トラックバック:0 コメント:0

| 南の大地より  椛島農園日記TOP |