困ったもんだ

6月29日(火)

熊本では、大雨の一日でした。県北の阿蘇地方では、それほどの降り方ではなかったですが、南部では河川が溢れそうになるほどの豪雨だったようです。東京のお客さんから、「熊本が豪雨」ということで、お見舞いの電話を数件いただきました。ありがたいことです。

午前中は、出荷作業。午後は、雨が上がるまでお休みモード。写真の整理、料理、など。夕方には雨がいったん上がり、懸案だったナスやピーマンの虫チェック、出荷の用意、梅雨明け定植のかぼちゃの種まき。結局いつもどおりに暗くなるまで作業。やっぱり農繁期。明るいうちは何かしら体を動かしていないと逆に落ち着かないものです。ちゃんとゆたっと休む日を作らないといけないとは思うものの、それがなかなか出来ない性です。困ったもんですわ。


畑の様子を少々。梅雨らしい雰囲気です。

ナス。今週から、セットに入れています。

100628ナス

カボチャ。梅雨の間に元気をなくしてしまうことが多いのですが、今年はいまのところ大丈夫です。

100627かぼちゃ

長ネギ。5月の頭に株分けしたもの。この他に、梅雨明けの定植予定の苗も育てています。

100629ねぎ

しかしまあ、こういう天気の日に写真をとると、もうちょっといいカメラが欲しいという物欲が膨らんでしまいます。手持ちのペンタックスoptioのw30では、曇天では力不足。接写は強いんだけどね。ちなみにネオ一眼を買おうと思って、いろいろ調べています。なにかいいアドバイスあったらお願いします。ん、腕のなさをカメラのせいにしちゃだめだぞ、と。なるほど。そりゃそうですね。はい。でもね、欲しいものは欲しいのですよ。これまた困ったもんだ(笑)。


さて、これから、パラグアイ戦!楽しみ~。

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2010年06月29日 田畑 トラックバック:0 コメント:1

亜成虫

6月28日(火)

ここ数日の、生きもの写真。


カラムシの葉にて。ラミーカミキリ。

100628ラミーカミキリ

ホオジロ。

100629ホオジロ


下の街の、川辺のコンビニにて。灯りに集まっていた虫さんたち。

サラサヒトリ。オスは、「鳴く」と図鑑に書いていました!

100627サラサヒトリ

カワゲラの仲間。幼虫は水生です。釣りの餌によく用いられます。

100627カワゲラ

カゲロウの仲間。

100627カゲロウ成虫

同じく、幼虫は水生です。幼虫から成虫になる時に、ほかの昆虫のように蛹になるのではなく、亜成虫という状態を経ます。成虫とほとんど同じ形態で、羽根もあり、飛びます。でも、そこから、もう一度脱皮して成虫になります。羽根が伸びた後に脱皮をする昆虫は、カゲロウ類だけだそうです。

これが、その亜成虫。うーん、色合いが美しいなあ。

100627カゲロウ亜成虫

2010年06月29日 昆虫 トラックバック:0 コメント:0

てんこもりにもほどがある

6月25日(金)

雨の一日。梅雨らしい空模様の毎日です。

梅雨の南郷谷。

100623南郷谷

今朝は、3時半に友人宅に行き、デンマーク戦観戦。いやー、もう、すごい、あっぱれです。ほんとに。感激ですね。

今の日本代表チームは、なんだか甲子園の高校球児を見ているようでわくわくします。一試合ごとに、明らかに強くなっているのが素人目にもわかるのは、痛快ですらあります。なんというか、うーん、勇気をもらった。ありがとう!もうこうなったら、いけるところまでいってもらいたいものですね。

さて、昨日はひさしぶりの晴天。畑の土も乾いたので、ひたすら畑作業でした。梅雨の間の晴れ間、ワンチャンス。これを逃すとまたずっと畑に入れないかも、ということで踏ん張りモード。除草のために、トラクターをかけられるところは全部かけておきました。あとは、大豆の播種、さつま芋の除草、土よせ。冬瓜やスイカの定植。などなど。

ジャガイモも、少しずつ掘り始めました。

100624ジャガイモ

キューリやささげ豆の支柱。

100622支柱

鉄のパイプが足りなくなったので、とりあえず竹で組んでみました。手間はかかりましたが、仕上がりはまずまず。こういう、家庭菜園なんだか本職なんだかわからないような雰囲気の畑は見ててほっとします。


人参の花。

100624人参花

去年の秋に、少し多く撒きすぎました。そして畑の空きスペースの都合で、ジャガイモに囲まれてしまいました。そのうち掘りあげてしまおう、と思っていたら、時期を逃し、気がつけばお花畑。別に種をとるために花を咲かせているというわけではないのですが、綺麗なのでそのまんまに。ほどほどにいいかげんな畑は、これまたほっとします。





はい、ここから、溜まっていた自然観察系写真。この時期は、いろいろありすぎて大変です。これだけあると、載せるのも疲れる、調べるのも疲れる、そして見るのも疲れる(かな?)。もう、なんというか、こうなったら意地ですね。何にたいする意地かよくわからんけど(笑)。撮る。載せる。調べる。書く。その先に何か見えてくるのかなあ。わからんなあ。まっ、眠いので簡潔に。


上記の人参。よく見ると、


アカスジカメムシ。ちょっとベタなネーミングだなあ。

100624アカスジカメムシ

100624アカスジカメムシ拡大

セモンジンガサハムシ。

100623セモンジンガサハムシ

ハイイロヒョウタンゾウムシ。北海道に住んでいるものは、単為生殖をするそうです。雄なしでも子孫を残す、というわけです。どういうメカニズムなんだろうか。

100623ハイイロヒョウタンゾウムシ

マメヒラタアブ(と思う)。

100623マメヒラタアブ

アシナガバチが、何か捕まえて食べてます。蛾かな?

100623捕食アシナガバチ

ムシヒキアブ(の一種)も、何か食べてます。これまた蛾のようです。

100623捕食ムシヒキアブ

(カメノコハムシに近い)カメムシの仲間の交尾。雌のほうが大きい。シロザの葉の上にて。

100623カメムシ交尾

マルカメムシの交尾。クズにて。

100623マルカメムシ

ウスモンオトシブミ。キブシの葉を切って、卵(と幼虫)を守るゆりかごを作っている最中です。

100623ウスモンオトシブミ

100623ウスモンオトシブミ2

クヌギの葉の上にて。ヒメマルカツオブシムシ。衣類に穴をあけることで嫌われています。

100623ヒメマルカツオブシムシ2

100623ヒマメルカツオブシムシ

カマキリの幼虫。

100623カマキリ幼虫

卵から孵ったばかりの時期です。あちこちで、よく見かけます。大人になれるのは、ごくわずか。お前さんが大人になれる確率は低いかもしれない。でも、やれるだけやってみ。岡田ジャパンみたいに、なんとかなるかもしれないしね。

ヤマボウシ。

100619ヤマボウシ

マツモトセンノウ。

100616マツモトセンノウ

シラヤマギク。

100616シラヤマギク

よく見ると、花みたいなものが葉っぱの上に。

100616シラヤマギクカワリメフシ

これは、虫こぶです。ハエが中に卵を産みつけています。植物が自らを守るために、細胞を固めて、こぶを膨らませています。シラヤマギクカワリメフシ、といいます。

ダイコクコガネ。死んだふりがお好きです。

100619ダイコクコガネ

ヒル。

100619ヒル

ヨコヅナサシガメ。

100619ヨコヅナサシガメ

外来種です。腹部の突起が、横綱のまわしみたいに見えることからのネーミングです。肉食です。獲物を捕らえ、体液をすいます。左手のヤスデを狙っているのかなあ、と思ってみていましたが、通り過ぎてしまいました。ヤスデは口にあわないようです。


いや~、終わった終わった。よし、満足。寝よ、寝よ。お疲れさまでした!


2010年06月25日 昆虫 トラックバック:0 コメント:0

ちょっとした端境期

6月21日(月)

久しぶりの更新です。来客、ワールドカップ観戦と続き、間が空いてしまいました。

客人とのご縁も、ワールドカップ(日本戦しか見てないけど)も、なかなか楽しい時間です。いろいろ書きたいけど、長くなるので、またそのうち。

さて、阿蘇では、梅雨らしい天気が続いています。今年の梅雨は今のところ豪雨といったほどの降り方はまだなく、ほどよい雨の毎日です。願わくば、もう少しは晴れ間が欲しいところですが、まあ、よしとしましょう。鹿児島のあたりでは豪雨が続いているようです。そのうち九州北部にも激雨が来るでしょう。カクゴするに如くは無しです。

今週は、春野菜と夏野菜の間のちょっとした端境期といった感じです。

キャベツ、レタス、大根、かぶ、間引き人参、キューリ、ピーマン、インゲン、玉ねぎ、ズッキーニ、といった感じです。もうちょっと陽がさせばピーマンやズッキーニ、キューリなどがどんどん実を太らせるのですが、まだイマイチ、といった様相です。それに、新ジャガイモや、ニンニク、卵をいれて、なんとかいろいろかき集めて10種類くらいはそろえることができそうです。


100620セット

大体こんな感じです。

「今週はなんだかいまひとつね。まあ、こういう時もあるものだしね。ご苦労様~」という感じで箱をあけた時におっしゃっていただければ嬉しい限りです(笑)。


畑の里芋。雨を浴びて、すくすく大きくなっています。

100620里芋


ここ数日、梅雨入り前に作業をふんばって続けた疲れが抜けてないなあ、溜まっているなあ、という感じがしています。そして、悪い癖がでて、休めばいいのに、「あっ、雨があがった。また降りだす前に、いまのうちにさつま芋の草をとっておこう」と、ついつい畑に出てしまいます。こういうのは、よくないなあ。そして気がつけば、雨にひきずられるかのようにちょっと気分もイマイチになりがちです。

イマイチの時には、イマイチなりに、ほどよく力を抜いていきたいものですね。「もう、今日は何があっても休むぞ。本を読むぞっ」という日をいれていかんとね。

バランス感覚にちょっとずれが生じているのを感じた時には、そのサインを見逃さないで、早いうちに修正していきたいものです。自分なりのバロメーターを持てれば楽です。

僕の場合は・・・。ぼちぼち。ほどほど。とりあえずなんでも肯定。期待しない。一歩一歩。ありのまま。いきあたりばっちり。そういう感覚がなんとなく薄いな~、という時はやや黄色信号。うまいことガス抜きしないとね。

まっ、ぼちぼちでいきますっ!

2010年06月21日 今週のお野菜 トラックバック:0 コメント:0

オニノヤガラ

6月21日(月)

先日の野草園にて。

オニノヤガラ。

100620オニノヤガラ

100620オニノヤガラ拡大

ランの仲間です。自分では光合成をせず、葉緑素を持ちません。なので、こういう色をしています。そして葉っぱもありません。地中のナラタケ菌と共生しているそうです。



アカアシカスミカメ。カメムシの仲間です。

100619アカアシカスミカメ


シロコブゾウムシかな?図鑑を見た限りだと大きさ、形態はそのようだが、色の感じがイマイチ自信なし。ちょっと困ったような顔つきが、キュートです。

100619シロコブゾウムシ?

最近、手持ちの簡易図鑑やネットでの調べものに限界を感じ、ちょっとずつ、詳しい図鑑を買い始めています。明日には、先日アマゾンで注文した甲虫図鑑が来る予定。あ~、こんな予定ではなかったのに、だんだんマニアックになっていくっ。こまったこまった(笑)。

他にもまだあるのですが、眠いのでまた後日にしておきます。

2010年06月21日 草花 トラックバック:0 コメント:0

虫!

6月14日(月)

梅雨らしく、蒸し暑い一日でした。

梅雨入り前の畑仕事の追い込みでてんてこ舞いになり、すっかり家の中のことと事務仕事が後手後手になって溜まってしまっていました。今日は、その手の仕事をひとつひとつ終わらせ、すっきりよい気分です。これで落ち着いてワールドカップ観戦ができます(笑)。



昨日、久しぶりに野草園へ行ってみました。時折小雨が降る中、しばし歩いてみました。

巣立ちをしたヤマガラの雛が2羽いました。兄弟のようでした。体の大きさはもう親と変わらないのですが、羽の色はまだ子供。おなかもオレンジではなく、白というか茶色というか、そんな淡い色。ふわふわの毛がそれはそれはキュートでした。

餌を探しに飛んでいった親が戻ってくるまでじーっと待っていました。餌をくわえた親の姿をみつけると、おしりをぷるんぷるんさせながら声をあげます。

一緒にいたMさんの口からポロリとでた言葉。「親鳥は、すごいね。誰からも教わらんでも、本能で、子供の育て方をしっとるとだけん」「自分が今、周りの助けも何にもなくて、さあひとりで子育てやれって言われても、そんなのなかなか出来んよ」。

確かにその通りだなあ、と納得。野生の生き物の本能って、すごい。ヒトも、大昔にはそうだったのだろうか。生きものの子育てを見ていると、いろいろと感じてしまうなあ。蛇足だけど、今日も、畑にいてモズの幼鳥とイカルの親子(らしき2羽)に遭遇。

「なんだかあのモズ動きが変だな。虫をうまく捕まえられないのかな。何度も行ったり来たりしている」ということにふと気づき、双眼鏡で見てみると、やっぱり幼鳥でした。巣立ったばかりなのかもしれません。

最近、本当に本当にちょっとずつですが、そういう視点で鳥を見ることができるようになってきたみたいです。なんというか、とても嬉しいです。一歩一歩。ちょっとした喜び。いいものです。



さてさて、野草園の写真。結果的に、久しぶりにハードな虫写真が多いです。お嫌いな方はご覧にならないほうがよいかもしれません!あしからずですっ!


アカスジキンカメムシ。

100613アカスジキンカメムシ

別のアングルから。おなかもアカスジだあ。

100613アカスジキンカメムシ2

オジロアシナガゾウムシ。

100613オジロアシナガゾウムシ

クズの葉上などによくいます。メスは、クズの茎に傷をつけて卵を産みます。クズが育って大きくなると、その部分が虫こぶになります。成虫で越冬します。

カメムシの幼虫。羽がないので、幼虫です。何カメムシだろ。わからん・・・。

100613カメムシ幼虫

ザトウムシ。蜘蛛に近い仲間です。スタイルと動きがちょっとSF的です。

100613ザトウムシ

シリアゲムシ。基本的には肉食で、昆虫などつかまえて食べます。果実なども食べるそうです。見事にしりをあげています。

100613シリアゲムシ

ヘリアカデオキノコムシ。キノコ類を食べます。

100613ヘリアカデオキノコムシ

桑の木に付いているヒモワタカイガラムシ。いわゆる「害虫」と呼ばれています。桑の実はおいしいです。

100613桑の実とヒモワタカイガラムシ


ナナフシがエノキの木で脱皮をしていました。風が強かったです。脱皮途中で風に飛ばされたりしたらどうなるのかな。「風が強いから明日にしとこう」とはいかないのかなあ。

100613ナナフシ脱皮

バイカウツギ。梅に似た花が咲くので、梅花うつぎ、です。

100613バイカウツギ

テイカカズラ

100613テイカカズラ

後日訂正。スイカズラでした。また間違えた(笑)



バッタ?の幼虫。

100613バッタ幼虫?

ハムシの仲間。前胸が一部欠けています。これまた大丈夫かなあ。

100613ハムシ

ナルコユリについている、ヒゲナガクロハバチの幼虫。

100613ヒゲナガクロハバチ幼虫

コアカザにて。ヒメコブオトシブミ。

100613ヒメコブオトシブミ

オトシブミの仲間は、葉っぱを切って、丸めて、そこに卵を産みつけます。子供のためのゆりかご(揺籃)を作るというわけです。すごい。

これは、ルイスアシナガオトシブミの揺籃。ケヤキにて。ルイスアシナガオトシブミは、もう、すごいです。そのうち写真をとれたら、upします!

100613ルイスアシナガオトシブミ




先日の、黒に青水玉のテントウムシ、見たいな奴。

100607???

正体が判明。マルウンカ。でした。ウンカ類は、大まかにいうとセミの仲間です。稲の害虫として有名です。確かに目の感じなどは、それっぽいです。


いやはや、虫ワンダーランドですね。知れば知るほど知らないことが増えていく。これは飽きない。あっぱれです!



2010年06月14日 昆虫 トラックバック:0 コメント:0

挟土さん

6月13日(日)

はやく目覚めてしまった朝に一筆。

先週ラジオビタミンで、挟土秀平さんのインタビューを聞きました。

挟土さんは、日本を代表する左官職人さんだと言われています。独特の色使いや作風、そして自然素材に徹底的にこだわった壁作りや造形作品は、日本全国はもちろんのこと、海外でも高い評価を得ているそうです。

テレビなどにもよく出演される有名な方なようですね。ネットで検索してみたら、いろいろ出てきました。いままで存じ上げなかったのが不思議なほどです。情報化社会から一歩引いている我が身を実感(笑)。

ご自身曰く、若い頃はボロボロだったと。40代から、ようやく光がさしてきたとのこと。そして、その歩みの中で見えてきたことが、作品となり、人々の心を打ちます。その営みの中で紡がれてきた詩(ことば)が、人々の魂を揺さぶります。

番組で紹介された詩を聞いていて、不覚にも、泣けてきました。やっちゃった(笑)。

本も上梓されています。さっそく図書館で予約しました。

のたうつ者2

のたうつ者 挟土秀平 毎日新聞社


挟土さんのHPはこちら。http://www.syuhei.jp/index.html

HPで見つけた言葉。マヤの古謡だそうです。

このようにして
私は消えていくのか
枯れた花
石にすがる蝶
私の名前では何も残ることなく
誰にも知られることもなく
ただ
風であり
声であり…




あと、今日までだけど、東急Bunnkamuraで個展が開かれているそうです。東京にいたら行ってたんだけどなあ。熊本でもやらないかなあ。

ご案内はこちら。http://www.bunkamura.co.jp/gallery/100603hasado/index.html


しかしまあ思うに、こういうふうに、しっかりと生きておられる方を、世間はほったらかしにはしてくれないんだろうなあ。できることならば、「知る人ぞ知る」挟土さんであり続けて欲しかったなあ。挟土さんがそれを望んでいるかどうかは、僕の知る由ではないけど。希望を言えば、有名になりたくないと思っていて欲しいなあ。こういう方には。でもそうなると、僕が彼の詩を聞くこともなかったか。難しいところだなあ。




そう。世界中にいる、あなたに、僕はありがとうと言いたい。

決して目立つこともないままのあなた。
でも、誰に対しても、胸をはれる仕事をしているあなた。
そんな仕事を通して、社会を支えていらっしゃる、あなた。

そんなあなたに、僕もなりたい。




と書きつつ、こんなふうに書いていること自体、自己顕示欲がちらほらしますねえ(笑)。まっ、こういうこともまた、「ほどほど」がいいですなあ。


2010年06月13日 トラックバック:0 コメント:0

6月12日(土)

例年よりだいぶん遅れましたが、とうとう今日梅雨入りしました。

梅雨の前にどれだけ仕事を進められるかは、ひとつの勝負どころです。雨続きでなかなか畑に入れないでいるうちに、目も当てられないほどに草だらけになっちゃった、という状況は避けたいところです。今年は、この2週間ほど晴れ間が多かったおかげで、まずまず仕事を進められました。よく頑張りました。ちょっぴり自分をほめてあげたい気分です(笑)。

今朝、ちょっぴり気分がへこむことがありました。「こんな日は予報どおりに朝から雨が降ってくれればいいのになあ。そしたら、開き直ってお休みにしよう。」と思っていました。が、なかなか降り出しません。ならば、こんちくしょう、いっちょ大仕事をしちゃるぞ、と思い立ち、玉ねぎ収穫後のマルチ片付け、堆肥撒き、トラクターがけを進めました。キアイで(笑)、夕方雨が降り出す前に無事終了。

目の前のことに集中するということは、素晴らしいことです。ああじゃこうじゃ考えてしまう時は、それはそれで仕方なし。大事なのは、そんな時でも、とにかく、具体的に、具体的に、動く。働く。動く。動く。動く。動く。

途中「こりゃ量が多すぎる。終わらんかなあ。」と感じても、無理やりにでも、堆肥を撒き終えてトラクターをかけ終わった畑の姿をイメージする。そして、動く。動く。

すると、不思議なことに、終わってしまうものです。そしたら、なんとなく、よい風が吹いてくる。かもしれません。吹かなくても、まあ、いっか。と思えます。


毎日こんな感じだとちょっと疲れるけど、こういう日があるのも、いいものです。





そして、できることならば、そんなふうなよい風が、皆さんのもとにも吹けば、ステキだなあ。


2010年06月12日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

玉ねぎ

6月8日(火)

時折は晴れ間も見えましたが、今日もまた曇天の一日でした。

今日は、出荷10箱。畑のトラクターがけ。そして、



100609玉ねぎ修正

玉ねぎの収穫開始。

収穫適期になると、茎がへなっと倒れてきます。大体、7割くらいの株が倒れたらいっぺんに収穫します。大体例年なら今頃収穫の時期です。晴れが続く日を狙って、一気に収穫、そして手早く納屋に吊り下げます。そうすると、翌年の2月頃までは保存がききます。

今年は、天候不順で生育が遅れたため、まだ収穫のベストタイミングまであと3、4日といった雰囲気です。週末ごろでしょうか。でも週末からはドンピシャのタイミングで入梅してしまいそうです。場合によっては雨が何日も降り続く可能性もあります。

もしそうなれば、収穫のタイミングを逃してしまうことになります。かといってあんまり早く収穫してしまうともったいないです。いかんせん玉ねぎは、最後の最後でグンっと玉が太ります。うーん、こまったこまった。

というわけで、まだ1~2割ぐらいしか茎は倒れていないのですが、ぼちぼち収穫をスタートさせました。天気予報と、玉ねぎの倒れ具合を見比べながらの作業です。さてはて無事に収穫できるかな~。多少緊張感を覚えますが、こういうのは結構好きです(笑)。

今のところの手ごたえとしては、今年の収量は、まずまずといった感じです。玉の太りが遅かったので、「今年はだめかなあ~」と思っていたのですが、最後の最後で盛り返してきました。味のほうも、それなりに仕上がっているように感じます。まあ味は主観的なものなので、僕から「おいしいですよ」とは言わないようにしておりますが(笑)。




さて、友人から借りた本。

100609九州の沢と源流

今年の夏は、8年ぶりに沢登りに行こうと思っています。行けるかな~。時間を作れるかな~。体が動きを思い出すのかな~。

計画を練るだけでわくわくします。

東京に住んでいて、いつも山に行っていた頃には、2泊や3泊は当たり前。年に数回は1週間や10日位の山に入っていたのになあ。2ヶ月や3ヶ月の旅行もちょくちょく行っていたのになあ。

今の目の前の目標は、せいぜい日帰りか、夜行日帰りの山。しかも、夕方に戻ってまた仕事、といった感じだろうなあ(笑)。行きたい山のレベルは、比べ物にならない。でも、なんとか頑張れば実現可能な位のハードルを設定して、具体的にやれることをやっていくというプロセスに対する手ごたえは、今のほうがずっとずっと大きいみたい。年をとっていくのは、なかなかステキなことです。

よく働き、よく遊ぶおっちゃんになりたいものです。

よし、明日も玉ねぎがんばろー。残り、おそらく、8000本位、かな。

仕事は、やれば終わるし、やらなきゃ終わらん。ひとりでも終わりそうだったら、ちゃっちゃと終わらす。終わらせそうになかったら、誰かに手伝ってもらう。きわめてシンプルです。肉体労働バンザイ!


2010年06月08日 田畑 トラックバック:0 コメント:1

わからん!

6月7日(月)

気圧の谷が通過して、どんより雲に覆われ、肌寒い一日でした。

出荷事務仕事、畦草刈り、出荷の用意。淡々ぼちぼちの一日でした。

今日は手短に虫ネタのみです。


100607レオさんonテイカカズラ垣

ブロック塀に絡み付いているのは、テイカカズラです。

テイカカズラにも、ハムシが付いているかなあ、と思ってじーっと見てみると、

いた!衝撃!

100607???

なんなんだ、君は。何者!?ハムシ!?テントウムシ!?どう調べてみても、わからん!お手あげです。時間をかけて調べてみることにします。



畑にいたあなたは、チャバネセセリ。かな?

100606チャバネセセリ?


いやー、わからんことばかりです。勉強勉強っ!



2010年06月07日 昆虫 トラックバック:0 コメント:0

楢山節考

6月3日(木)

ようやく、今の時期らしい晴天、ほどよい暑さの一日となりました。

ごぼうの草取り。ヤーコン間引き。出荷の準備。畦草刈り。トマト誘引。鶏の餌まぜ。耕運機から代掻き車輪をはずして、普通のタイヤに交換。里芋の中耕、土寄せ。などなど。いろんな作業が、とにかくちょこちょことあります。

植え付けや種まきなどの仕事もだいたい落ち着きました。あとは、来週の前半か半ばに玉ねぎの収穫を終わらせれば、大仕事も終わりです。梅雨に入ってしまえば、ちょっと一息つけます。あとは、梅雨明けの収穫の良し悪しを決めるのは、植えた野菜の細かい管理をどれだけできるかが勝負になります。芽かき、誘引、追肥、灌水、大雨対策、草取り、などなど。やればやるほど成果があがるこの手の仕事は、先手先手でこなしていければ、とてもよい気分になります。

今日の作業のように、ちょこちょこと終わらせなくてはいけない仕事が無数に沸いてくるので、時折その量に負けてめげそうになります。後手後手になると、ますますいやな気持ちになってしまいます。先手先手でいくこつは、開き直りだと思います。

「もう、どこまでちょこちょこと数をこなせるか、量をこなせるか、やったるぞ」とか「めんどくさいという気持ちがわいてきたら、それを無理やり(笑)消し去ってしまうこと」が大事なように思います。その、コツコツ、チョコチョコさえ苦にしなければ、資金なしの新規就農でも、地道に少量多品目でいけば、とりあえずはまあなんとかなることもあるのだなあ、と痛感しております。

というわけで、

100603キュウリ

今年は、キューリの調子がよいです。一枚の畑のなかでもいろいろ癖はあるようで、今年の夏のキューリの場所は、ウリ科に合う土のようです。

雌花。

100603キュウリ雌花

2回目のキュウリの支柱にする竹の切り出し。この手の仕事は、なんだか気持ちがよくて好きです。

100603竹

何ハムシだろ?どなたか教えてください。体長5mmほど。何せ、ハムシは日本で500種。調べるのも一苦労です(笑)。

100601ハムシ
 
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後日加筆。

ハムシではなく、ヨツボシテントウムシダマシでした。畑の腐った野菜の下などに住み、幼虫は菌類を食べるそうです。いやー、わかってすっきりです(笑)。

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さて。

DVDで「楢山節考」を見ました。

100603楢山節考

姥捨て山の話をモチーフにした深沢七郎の小説を、今村昌平監督が映画化したものです。カンヌのパルムドール受賞作品です。坂本スミ子、緒方拳、あき竹城、左とん平らの熱演に圧倒されました。

学生時代に見て、ものすごく衝撃を受けたことだけは覚えていました。細かいストーリーは忘れてしまっていたのですが、「もう一回みてみよう」と思い立ち、ツタヤのオンラインで予約していました。

そして、また、衝撃。

人口調整としての間引き、子殺し。姥捨て。その掟に凛として従う者と、恐怖におののき拒む者。結婚が出来るのは長男だけという因習。それにともなう次男三男の行き場のない性。村の閉じた社会の中で生きる息苦しさ。掟を破った者に対する残忍な懲罰。ここまでストレートに描く必要があるのか!?と目を覆いたくなるほどの生と性の描写の連続。

そして、与えられた生の中で、人々が必死に生きているからこそ滲み出てくる滑稽さ。潔さ。美しさ。背景にある山々の景色の神々しさ。

おそらく、100年か200年前の日本では、よくある農村の姿だったのでしょう。そう思うと、「今の時代に生まれてよかった」という気持ちと「はたして、この時代の人ほどに、今の自分は『生きて』いるのだろうか」という気持ちが生まれてきます。

なんというか、去年「ヤノマミ」を見たときに感じたような「何か」に心を揺さぶられたような気分です。

100603ヤノマミ

ヤノマミ 国分拓著 NHK出版

も先日読みました。近代化、文明化の大きな波は誰にも止めようがないようです。今、この地球上から、「何か」が消えて亡くなろうとしています。その「何か」は、ヒューマニズムの観点からはとても醜くおぞましいものです。でも、人が人である前に「生きものの一種。自然の一部。」であることを忘れては駄目だぞ、という強烈なメッセージを我々に与えてくれます。

その「何か」がもし消えてしまった世の中を想像すると、肌寒いものを感じてしまいます。今の日本の世の中で多くの人が感じている「生きにくさ」を突き破るヒントとなるものを、その「何か」が伝えてくれるような気がするのは僕だけでしょうか。

しっかりと『生きた』者にしか分からない「何か」があるのなら、できればそれを味わってみたいものです。でもまあ、こういうときに極端なことを考えるとろくなことはないので、淡々ぼちぼち、でいかないとね。足元の出来ることから。バランス、バランス。

というわけで、明日も目の前の畑仕事をやるのみです。

うーん、それにしても、夜更かししてしまった。恐るべし、レンタルDVD!(笑)。


2010年06月03日 映画 トラックバック:0 コメント:0

黒岳探鳥会

6月1日(火)

日曜日に、日本野鳥の会熊本県支部の探鳥会に参加させていただきました。

場所は、久住の、黒岳。男池~ソババッケを往復しました。黒岳の森は、北部九州ではとても貴重な原生林です。見事でした。

見た鳥、声を聞いた鳥。

コゲラ。ヒガラ。ガビチョウ。シジュウカラ。ゴジュウカラ。ヤイロチョウ。ツツドリ。ミソサザイ。コガラ。アオバト。オオルリ。コルリ。ソウシチョウ。セグロカッコウ。ヤマガラ。カケス。ノスリ。ジュウイチ。カッコウ。ハシボソガラス。ホトトギス。ウグイス。ハシブトガラス。アオゲラ。クロツグミ。ヒヨドリ。

始めて見たもの、聞いたものも多く、充実の半日でした。ミソサザイのおしりふりふりダンスがあまりに可愛くてびっくりでした。

野鳥の会の皆様、いろいろ教えていただいてありがとうございました!


昼過ぎには家に戻り、夏野菜の支柱立て、などなど。

そして夕方は、3月のリーディング公演でご一緒させてもらったメンバー数名が阿蘇に来たついでに足を運んでくれて、楽しい再会となりました。

別に上手にやる必要もなく、競争することもなく、下手くそのまま「面白い」という気持ちだけでいろんなことに手をだしてみる。それはなかなか「豊か」なことなのではないかと思います。それは、結果的に、いろんな人とのご縁をいただく、ということにつながります。

人付き合いの「深さ」はもちろんのこと、「幅」もいざという時に自分を救ってくれるものですね。いろんな人から、いろんなことを学んでいけたらステキです。逆に、「この人はこういう人だから、自分には必要ない。あいつは駄目だ」というような「判断」は、なるべくならしないほうが豊かです。判断する資格は、たぶん、お互いに無いんだよね、きっと。ん、ちょっと蛇足ですね(笑)


以下、写真です。例によって、鳥を見に行ったのに、鳥の写真はなし。あ~、いいカメラ欲しい~(笑)


道すがらの一枚。阿蘇谷。お決まりの風景ですが、やっぱりいいものはいいです。

100530阿蘇谷

こんな感じで森の中を歩きました。

100530黒岳探鳥会

気分はプチ屋久島。

100530大木

ミツバウツギ。

100530ミツバウツギ

ソババッケ。山中のちょっとした湿地です。

100530ソババッケ

ミヤマカワトンボ。メタリックグリーン、赤茶色の羽根、後ろ羽根の黒い帯、が特徴です。

100530ミヤマカワトンボ

マユミについていたミノウスバの幼虫。成虫は、超キュートです。

100530ミノウスバonマユミ

キノコもいろいろありました。

アミガサダケ。フランス料理では、高級食材として扱われるそうです。

100530網笠だけ

そのほか、名前も分からないキノコたち。

100530不明キノコ1

100530不明キノコ2

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追記。

上が、マスタケ。下が、スギタケモドキ。のようです。Nカンさん、ありがとう!

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やっぱり、フィールドを歩けば、何かしら気づきがあります。「答え」は、本の中や、誰かの借り物の言葉の中で見つけられることもあります。でも、みつからないことも多いものです。何はさておき、フィールドに出るということが大事なんだなあ。

そう、フィールドは、答えを見つける場ではなく、答えそのもの。「答えを見つけて生きるのではなく、答えを生きる」、という心意気さえ持てれば、いろいろ楽になれるのかもね。

そう、そういうわけで、今日もまた、「畑」というフィールドに立つのだ。


と書きつつ、このコトバは師匠U氏の借り物です。すんませんっ(笑)。




そう。

原生林も、サンゴの海も、極北の原野も、フィールド。
田舎の里山も、郊外の公園も、街のベランダも、やっぱりフィールド。
そして、自分自身の体も、レオさんの体も、フィールド。

自分自身が楽になれるまなざしを持てたらステキですね。


なんだか、若干スピリチュアル系な雰囲気になってきました。そういうのは苦手なんだけどなあ、おかしいなあ(笑)。



2010年06月01日 草花 トラックバック:0 コメント:2

畑の様子

6月1日(火)

相変わらず、すっきりしない天気が続いております。晴れていても何だか肌寒い感じがする毎日です。

出荷10箱。春のなっ葉の除草、間引き、追肥。明日の出荷用意。あと、小松菜の種まき。本来ならばもう遅すぎるかなあ、というタイミングなのですが、今年は気温が上がってくるのが遅いようなのでまきました。この気候だと、おそらく夏野菜の収穫開始は遅くなりそうです。でもそのぶん、春のなっ葉が梅雨にはいってからでもピンピンと元気に育つのではないかな、という算段で一応まいてみました。

今週のセットの中身は、

人参、玉ねぎ、大根、カブ、スナックエンドウ、絹さや、小松菜、キャベツ、リーフレタス、サニーレタス、ソラ豆、卵、ニラ、ルッコラ、ブロッコリ、ラディッシュ。卵。

のうちの10種類程度、という感じです。今週は、種類はあるのですが、どれも数が足らずに、畑を歩き回って入れられるものをなんとか見つけております(笑)。来週、再来週ごろには、ジャガイモやズッキーニが入ってくる予定です。人参も大きくなり、充実の中身となると思います。しばしガマンです。

畑の様子。

ナスやピーマン。風当たりのよい畑なので、支柱をしっかりと立てている最中です。

100530ナスピーマン

ズッキーニ。最初にとれる夏野菜です。春野菜と夏野菜の間をつないでくれる、頼もしい奴です。もうちょっとで収穫開始です。僕としては、ピーマンの次に好きな野菜です。

100530頼みの綱ズッキーニ

田植えも無事終わりました。


100530田植えおわり

昨年、一昨年と、いろんな方が集まってのイベント的田植えをしました。今年は、いろんな段取りが後手後手になり、「あ~、もう、今年はいいや、ひとりでやっちゃえやっちゃえ、まあ、がんばれば一日で終わるやろう」というわけでロンリー田植えとなりました。

ふたを開けてみれば、五畝ほどの田んぼですが、実質6時間程度で終わりました。体がきつくてたまらない、というようなことも全くなく、あまりにあっさりと終わりびっくりでした。最近、こういうことが多いです。うまく説明できないのですが、農作業全般に慣れてきたということなのでしょうかね。最初の農場居候から数えて、農的暮らしも今年で8年目。じわじわと、力がついてきているようです。こういう、農的持久力みたいなものは、何ものにもかえられない財産ですね。お隣のじいちゃんは95歳でまだまだ現役。道のりは長いです。


さらに蛇足。

先日、サッカーの日本vsイングランドの試合を見ました。サッカーに詳しい友人宅で観戦。本当に久しぶりにじっくりと日本代表の観戦となりました。

W杯本番に向けて、確かに希望の出てくる試合でしたね。そして、何よりもびっくりしたのは、キーパー川島の大活躍でした。観戦中、何回「すげ~」と連呼したことか。

PKを止めたときの、彼の表情を見ていて、ある人のある顔を思い出しました。

貴乃花が、怪我を押して土俵にあがった武蔵丸との一戦。記憶に残っている方も多いことでしょう。あの時の貴乃花の鬼の形相と、今回の川島の形相が重なって見えました。人間、生まれてきて死ぬまでの間に、一回でも、こんな顔をして勝負どころを迎えられるというのも、幸せのひとつの形だな、と感じました。いいもん見させてもらいました。ありがとう!でもちょっと寝不足で翌日きつかった。自業自得(笑)。

というわけで、せっかくの4年に一度のお祭りなので楽しまなくちゃ損。ワールドカップを、ほどほどに、観戦していこうと思っています。こういう、ちょっとした楽しみって、なかなかいいものですね。


2010年06月01日 今週のお野菜 トラックバック:0 コメント:0

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