人海戦術

8月28日(土)

曇り時々晴れ。気温も29度どまり。なんとなく、秋の気配を感じる一日でした。

この土日は、ひさしぶりに「何もない週末」です。先週は結婚式、先々週は大分お出かけ、その前の週は地区のお祭り。平日は出荷でかなりの時間をとられるので、まとまった時間畑作業ができる土日は、波に乗ればどんどん仕事が進み、軽やかな気分となります。とはいえ根を詰めすぎると疲れが溜まるので、いろいろバランス感覚が大事ですね。来週は「新規就農フェスタ」に呼ばれたのでまた外出。そしてヒヨコもそろそろやってくるのでその準備も終わらせておかないと。というわけで、今日明日とどっぷり畑モードです。

今日は、白菜の苗の移植、ジャガイモ掘り、掘った後の堆肥撒き&トラクター駆け、人参間引き除草、畦草刈り。夕方客人数名。ジャガイモは、ようやく終わりが見えてきました。あともう少し。そろそろ土の中で芽が出てくる時期なので、はよせんといかんです。助っ人頼もうかな。


さて、先日の小麦の件です。

荷下ろし中です。くそ暑い昼間に快くささっと集まってくれた皆さんに感謝です。南阿蘇バンザイ!でっかいフレコンバックから、紙袋に詰め替えて運びました。まるで日本とは思えぬ人海戦術でした。

100826荷おろし

しかし、こまったことが発覚。「B級品だけん、藁くずとかけっこうはいっとるよ」とは聞いていたものの、「まあそげんではなかろう」と高をくくっていました。ところが、

100826麦

予想以上に多かった・・・。急に頂いた話だったので、確認してから購入という段取りを省いてしまったのがいけなかったみたいです。B級品とはいっても、飼料用としては何の問題もなく一級品です。製粉メーカー用としてはイマイチかもしれませんが、鶏は大喜びで食べます。藁くずも、よけて食べます。でも、これだけ藁が多いと、実際の目方も予想よりだいぶん少ないようです。来年の梅雨があける頃には足らなくなるかもしれません。今から不足分を購入する算段がつくかどうかちょっと微妙です。足らない場合は、トウモロコシを買って補ったりしなくちゃならんかなあ。なるべく国産飼料を使いたいので、うーん、、、といった感じです。それにコロコロと餌の中身が変わると鶏にもストレスになるだろうしなあ。

まあ、どうにかするしかないですね。困ったときには、まずはなにをすべきだろうか。




100826困ったもんだ

とりあえず、「困って」みました。

困ったときは困ってみる。そわそわするときはそわそわしてみる。いらいらするときはいらいらしてみる。そこから逃げないで、それはそれとして、そのままでひと呼吸できたら、次のちっちゃな一歩に集中できるのかも。と願いつつ。実際には難しいんだけど、一応ね。


何はさておき、けっこう早く荷下ろしは完了。夕立にもあわず、よかったよかった。

100826完了

ちなみに、去年は500キロ入りのフレコンバッグに入れて保管しておいたら、ネズミが集まってきて大変でした。今年は、これですっきりです。袋と袋の間に隙間をあけることで、ネズミが隠れるスペースがなくなるというわけです。仮に中途半端に隠れていても、レオさんの一撃をくらうというわけです。ご教示してくださったIさん、ありがとうございます。トラックも、感謝です。



玉名での一枚。

百日紅(さるすべり)。庭に植えられている木や園芸種にはほとんど興味がないので、百日紅の花もきちんと見て認識したのは始めてのことでした。花は紅いものが原種みたいです。花が次々咲き続けることから「百日紅」と書くのですね。始めて知りました。身近な植物なだけに、灯台下暗しでした。玉名でお世話になったNさん、Hさん、れんげ農園の皆さん、ありがとうございました。

100826さるすべり

今日の一枚。畑で、人参の除草をしていたら・・・。

ルリクチブトカメムシ。

100828ルリクチブトカメムシ

「うわっ、見事な光沢だ。なんだろ。うーん、こりゃカメムシっぽいぞ」と思って調べてみたら、カメムシでした。それも、「ハムシ類の体液を吸う」と書いてありました。人参のところにはダイコンサルハムシがたくさんいました。ということは、こいつはダイコンサルハを狙っているのだろうか。と後から思いました。

いつも、「よっしゃ、じゃあダイコンサルハ狙うかどうか確かめよう。観察しよう。虫かごに入れよう。」とちょっぴり頭の中に浮かびます。でもなあ、「あ~、それよりはよ草取り終わらせないと」と思い、写真で済ませるというわけです。ファーブルさんのようにはなかなかいきません。まあ、とりあえず、それでもよしとしましょう。

そんなこんなで晩夏のときは流れております。

ちゃんちゃん。




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2010年08月28日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:1

ウリ科いろいろ

8月25日(水)

厳しい残暑が続いております。雨も少ないです。毎年のことながら、なかなか大変な季節です。

今日は、出荷、鶏の餌混ぜ、そして、明日餌に使う小麦を取りに行くのでその下準備。納屋の掃除がかなりの大仕事でした。去年は福岡まで取りに行きました。今年はご紹介を頂いて、玉名まで。近くでよかった。夜にトラックを借りてきて、荷下ろしを手伝ってくれる友人と打ち合わせをして、気分は盛り上がってきます。なんとか、夕立の前に作業が終わるようにガンバです。でも、せっかくなのでちょっと玉名見学してきます。こういう、ちょっとした楽しみって、いいものです。

畑の様子。

昨日定植したキャベツ。虫除けネット+日よけ寒冷紗。あまりに日差しが強い上に、苗がひょろひょろちゃんに仕上がってしまったので、根が付くまで寒冷紗です。

100825キャベツ

ウリ科がてんこ盛りです。

キューリ3回目。台風がきても大丈夫なように地這いキューリです。

100825キュウリ

夏まきカボチャ。なんだかすごい勢いです。このままいけば期待大ですが、さてはて。だいたい9月の秋雨でビョーキが入るのですが、これほど元気だとなんとかなるかなあ。

100825かぼちゃ

ほぼ自家用のスイカ。実が付いたな、と思ったらことごとくカラスにやられました。カラスよけにまで手が回らなかったわ。とほほ。

100825スイカ

スイカのとなりの冬瓜。多少はカラスにやられましたが、けっこう大丈夫です。あまりお好みではないようです。「よし、この隣のも食べてみよ。うわっ、甘くないや。いらんわ。」という感じかな。煮込んだりするとおいしいんだけど、生食にはあわないもんなあ。

100825冬瓜

これまた瓜科。ひょうたん。遊びで何株か植えてみたら、けっこういい感じです。こういう、「お金にはならんけど、なんとなく楽しいもの」が畑にあるとほっとしますね。

100825ひょうたん

2010年08月25日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

リズム&しわ

8月19日(木)

今日も暑い一日でした。

畦草刈り、昨日定植したレタスの水遣り、ジャガイモ掘り、出荷の用意。来客いろいろ。などなど。



ここのところ、ちょっとだけ調子が上向きな感じがしてきました。物事に対して、人に対して、自分に対して、あんまり期待せずに、タンタンボチボチな心もちでいるという感覚が少し戻ってきた感じ。


いい傾向のひとつは、ジョギング再開にあるかな、と思ってます。

年の初めに指宿菜の花マラソンにでて惨敗。なんとか完走でいっぱいいっぱい。こりゃものすごく体力落ちてる、いっちょ鍛えなおそうと思い、急に激しくトレーニングしたら、見事に腰痛に。

その腰痛もぼちぼち治ってきて、気がつけばもう夏。1月の指宿菜の花マラソンまで、あと半年もないじゃないか。と思い、ぼちぼち再開。で、約1ヶ月たちました。今年は、去年の反省を生かして、じょじょに走る距離を伸ばしていこうと思っています。今のところ、まずまずの感触。やはり夏場にトレーニングすると、体力が戻る感触がよくわかります。うわっ、今日は疲労蓄積、きついな、という日。の、次の日、あるいはその次の日。日中の農作業で体がよく動くことこの上なし。面白いです。


やはり、音楽を聴きながら走るのが気分がよいです。それも、自分の走りのペースメーキングをしてくれるようなテンポの曲をチョイスするのが案外面白い。

僕の走るテンポがいけてないせいか、そういう曲はなかなか見つからず、今のところ、

スピッツの、楓。
ボロの、大阪の女。
ハンバートハンバートの、日が落ちるまで。
マイケルジャクソンの、will you be there。

だけ。てんでばらばらのジャンルが、ただひとつテンポという点でつながるのが面白いです。

キロロの、生きてこそ。

も、ちょっとずれているようだけど、ありかな。もっとないかな~、といろいろ探しまくってます。




僕のような、超頭でっかちな人間にとって、とにかく無理やりにでもリズムに合わせて体を動かすということは、精神衛生上ものすごくよいよです。

リズム、といえば。呼吸。心臓の音。そういう、内なるリズムに意識が向くようになると、いつもおだやかな気持ちになれるのだろうなあ、と思います。そうなれればいいなあ。




もひとつ。

友人Kが、熊田千佳慕さんの画集を送ってくれました。展覧会で見た絵がすばらしかったとのこと。いっちょかばしまに送ったるか、という心遣いをいただきました。ありがとっ!

熊田さんは、「日本のプチファーブル」と呼ばれる方です。100歳近い現在もなお、その世界観で、見る人に力を与えておられます。

100817ちかぼさん2

100817ちかぼさん

なんだか、いいですね。

友人Kについて少し。東京にいるころに、一緒に山にいっていた友達です。けっこう「駄目キャラ」で、雪山では落っこちてしまうし、会社ではミスがかなり多いそうです。見た目も柔らかい感じで、だれからも突っ込みをいれられるタイプです。そして、笑ったときの目じりのしわがすごいです。

彼の結婚式の2次会で、こんな一幕がありました。


司会「K君のどこを好きになったのですか」
奥さん「えーっと、K君の、しわが好き」

仕事が出来るから、とか、何々が上手だから、とかではなく、駄目キャラの象徴たるそのしわが、人間味となってあふれ出て、彼女の心をわしづかみにしたんだな。と、勝手に分析したものです。

もう何年か前のことなので、事実とはちがう思い込みのある一幕かもしれませんが、今でもその時僕が感じたことは、忘れようがありません。「ああ、こういうのを幸せっていうんだなあ。これぞジンセイの醍醐味だっ。時をへて、しわがいやになることだってあるかもしれないのだろうけど、ふとした折にしわが目に入り、この日の気持ちを思い出して、うまくいくに違いない。朝日を浴びてお茶を飲む横顔に浮かぶしわ。トレッキングにいったときに思いザックを背負う顔に浮かぶしわ。旅立つ子を見送る横顔に浮かぶしわ。しわバンザイ。」

その後、ご家族も含めてよいお付き合いをさせて頂き、野菜も食べていただいて、今にいたります。いつもありがとうございますAさん。ご無沙汰しておりますKさん。

合うたびに目じりのしわが増すK。
今日という一日が、また少し、彼のしわを深くしてゆく。
それは、とっても、すてきなことだなあ。



ああいかん、とりとめのない更新が多く文が長くなるときは、気持ちが上がってきている兆候かな。いっきに上向きになると、またいっきに下がるから、ぼちぼちでいこう。と言い聞かせても、思うようにはならんのだけどね。まっ、それでよしとしましょう。

2010年08月19日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:0

盆踊り

8月17日(火)

朝から大気が不安定で、時折強い雨がザーッと降り、すぐにやみ、の繰り返し。蒸し暑い一日でした。

出荷の後、ジャガイモ掘り。昼には急遽入った事務仕事でちょっとどたばたし、その後ジャガイモの後に堆肥をまき、トラクターをかける準備。夕方から宮崎からのお客さん。宮崎で新規就農して数年たち、また新たにリセットしようかということで、情報収集のために阿蘇にお越しとのこと。同業同世代のみんなが抱える課題はだいたい同じようなものだな、と改めて感じる。まあ、やれることやっていくしかないっすね。

ちなみに、まだジャガイモが三分の一くらい土の中です。うーん、いいかげん早く掘ってしまいたい。とりあえず、白菜や大根の予定のところだけはそろそろ済ませてしまわないとまずいかも。ちょっと焦り気味。



先日、去年と同じく、大分の水産試験場に出張にきた友人のところを訪れました。でかけるのは楽しいのですが、そのための段取り(苗のみずやりとか鶏の世話とか猫の餌とか)が疲れてしまうので、けっこうキアイが要ります。どうも最近キアイ不足(笑)なので、例によって夕方に家を出て、翌日の昼前には帰ってきてしまいました。なんだかもったいないような気もしますが、週末にはまた結婚式に出るために一泊するので、まあしょうがない。今の時期にあんまり家をあけると、あとあときつくなるしね。

で、友人K先生いわく、「盆踊りが面白いぞ」とのこと。そんなに面白いんかなあ、と思って行ってみると、

100814盆踊り

確かに、面白かったです。

試験場がある集落では、いまどきのにぎやかな「盆踊り」ではなく、昔ながらの仏事としての「盆踊り」が行われていました。

出店やステージなどは、一切なし。ひたすら、亡くなった方の供養と、先祖を迎えるための踊りが延々と続く。聞こえる音は、人々の話し声と、やぐらの上でおっちゃんが奏でるアカペラの音頭と、おばちゃんがいれるお囃子の掛け声、そして太鼓の音。そんな空間でした。およそ3時間ほど、一回の休憩をはさみ、踊りっぱなしです。休憩時には、「亡くなったおじいちゃんのために踊ってくれてありがとう」という感じで、初盆を迎えたご家族がタオルや飲みものを配ります。ビールもおいしゅうございました。でも、なぜかヤクルトも振舞っていただき、久しぶりに飲む冷えたヤクルトのおいしさにびっくりでした。

毎年、出張ついでに踊っているというK先生の身のこなしは地元の人も感心する(と思われる)ほどさまになっていました。K先生や、出張先の研究所の顔を汚しちゃいかん、と思い、僕もとりあえず踊ってきました。なかなかきちんとリズムをとるのは難しく、最後まで見よう見真似の怪しい踊りとなってしまいました。

時々、輪から外れて休みました。若い人がとにかくいない、という集落なのだそうですが、盆の里帰りのせいか、ちらほらと若い人もいました。ひとり、僕と同じくらいの年齢と思われる女性の方が、とても美しい所作で踊っていました。容姿端麗、というタイプの方ではなかったのですが(失礼っ!)、その振る舞いが凛としていて、目を奪われてしまいました。どことなく、容姿が昔お付き合いをしていた方にも似ており、ちょっと胸がキュンとなったひとときでした。なんだかこういうの楽しいですね。

最後に、15分ほどかけてお念仏を唱えて、解散となりました。その後、片づけまで手伝い、研究所まで戻ると、12時になっていました。片付けの際の男衆は50代60代中心でした。確かに働き盛りの若い人がいないようです。聞けば、浦ごとに踊りも異なるのだそうです。まさしく、本当に地域に根ざした文化です。こういう伝統的な仏事は、あとどのくらいの間守られるのだろうか、と他人事ながらちょっと心配になってきました。田舎での暮らしは都会にはない良さと窮屈さと両方あるものです。祭りごとや仏事はその典型なのでしょう。やはり文化が無くなってしまっては哀しいものです。いつまでも続いて欲しいなあ。そのためには若い人が帰ってこないとね、そのためには雇用かなあ、なかなか現実は難しいな、などと思う夏の夜でした。

そんなこんなで、なかなか新鮮な体験でした。

2010年08月17日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:1

人参

8月13日(金)

ひさしぶりの更新となりました。

一人暮らしでテレビも見ない生活をしていると、ついついネット依存になってしまいます。なので、ブログなどもどちらかというとあまり見ない書かないようにしております。書かないようにしている中で、「どうしても書かないと気持ち悪い」くらいの言葉のほうが面白いのかもしれませんしね。

畑の様子。

三尺ささげ。インゲンの仲間です。真夏でも元気に育つので、重宝します。が、虫喰いが増えてきました。三尺というのはちょっと大げさなネーミングでは!?と思うのですが、うまく栽培するとそうなるのでしょうか。

100813ささげ豆

先月の末にまいた人参。春まきの「ベーターリッチ」という品種の残り種をまいたのですが、発芽率が非常に悪かったです。コーティング種だから大丈夫だろうと思ったのですが、思わぬ誤算でした。その後にまいた「黒田五寸」のコーティングなしの新しい種は、ばっちり芽が出ました。そんなに大した量ではないのだから、コーティング無しの種を一缶買って、少し厚く播くのが確実だな、と改めて実感。

100813人参

真上からみるとまたオツです。

100813人参2

レタスの苗。

100813レタス

7月の20日ごろから播きはじめました。25度を超えると発芽しないと言われています。真夏でも芽を出すにはひと手間かかります。なやの奥の涼しいところに、外気との断熱のために布団をかけておいておきます。そして、レタスの種は光を好むので、涼しい朝夕には光をあててあげられたら、理論上はもうばっちり発芽します。まあ、そこまでしなくても、涼しいところにおいておくだけである程度は発芽しますが。発芽率が下がる分だけ多めに播けばいいということですし。

この、「光をこのむ」という性質。なかなか面白いです。光を感じないと、発芽しないということです。なぜか?しばしお考えください。










それは、光があたるということ。イコール、


周りに、日光を奪い合うライバルとなるような大きな草や木がない、ということを意味します。いやはや、植物の知恵と「感じる力」にはいつも驚かせられます。それに比べてヒトは、「考える力」を得た代償として「感じる力」を随分と失ってきたのだろうなあ、と思います。

「感じる力」は、何かを得ていくことではなく、何かを捨てていくことで磨かれていくのかも、などと思ってみたりもします。まあ、ハードルは高いなあ。


スケバハゴロモ。

100813スケバハゴロモ

大まかにいうと、セミなどの仲間です。セミっぽいです。植物の汁を吸います。今の時期は、やたらとたくさんいます。



今日感じたこと。

同じようなやり方で養鶏をしている友人が「リフレッシュ休暇。島に3日間行ってきます」とブログに書いていました。そうね~。そういう時間は大事。あんまり休まずに働き続けると、いろんな意味での疲労が蓄積してきます。正直なところ、いま、ちょっとそんな感じがしてます。なかなか調子があがりません。「わくわく」という感じが今ひとつわいてこないなあ。「感じる」力が明らかに落ちている状態。がまんどころかな。

というわけで、ふと思いました。まだ今は忙しい時期なのできついけど、秋に、リフレッシュ旅行に行こう。西表にしようか、屋久島にしようか、4泊くらいはしようかな。と思うと、ちょっとわくわく。そのくらいなら現実的なアイデアのようです。

馬が走っています。かなり疲れているようです。馬に乗っている人は、馬の顔の前に釣竿をたらしています。釣竿のさきには、人参が吊るされています。馬は、喜んでいます。目の前に人参が見えます。食べよう、と思って、走ります。でも、人参はいっこうに近づきません。そうやって、疲れているけど、走り続けます。

コミカルな光景です。もし、自分が馬だったら、ちょっと哀しいです。もし、自分が人だったら、なんだか申し訳ない気分です。もし、自分が、馬でもあり、人でもあったら、わりとステキな情景です。

自分をコントロールするのはほんとに大変なことです。人参パワーで、いろいろ乗り切っていかんとね。






2010年08月13日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:2

なすすべもなし

8月6日(金)

今日も暑い一日でした。

最低気温22度。最高気温31度。夏真っ只中です。

先日まいた人参がまだ芽を出さず、やきもき中です。もうひと雨欲しかったのですが、なかなか降らず。そして、確実に芽を出すには、水遣りをすればよいのですが、手が回らず。まだお盆前くらいなら蒔きなおしは効くので、焦らずにいきます。

九条ネギと、下仁田ネギ。

100801ねぎ

手前は春巻きの苗を定植したところ。奥の大きいのは、株分けのもの。10月ごろから株分けのものは出荷できそうです。


自家用の大豆。地力がないところを選んだので、豆にとってはいい環境のようです。元気です。

100801大豆

里芋も、今のところいい感じです。朝日のあたる前の一枚。
100806里芋

ルリモンハナバチ。ヒロハトラノオの蜜をすっています。

100803.jpg

数年前に友人が見つけた、アオタテハモドキ。

100801アオタテハモドキ

沖縄や八重山の蝶だそうです。おそらく、台風か何かで阿蘇にまで運ばれてきたとのこと。食草はキツネノマゴ。キツネノマゴは阿蘇にもあるので、仮にカップルができて卵が孵り、幼虫はキツネノマゴを食べて生き続けることはできます。が、「ありゃりゃ、なんだか沖縄とは違うぞこりゃ、寒いな。ああ、寒い寒い、うわ、雪だ。さむ、さむ、さ、、、」という感じで寒さに耐えられずに果ててしまうのでしょう。そして阿蘇では次の世代まではいのちはつながらないのです。いろんなドラマがあるのだなあ。

アブラムシの出す汁を吸う、アリ。共生関係です。畑で、野菜の葉や茎にアリが目立つようになると、アブラムシのサイン。アブラムシは、土の栄養バランスの偏り、特に窒素過多のサイン。アブラムシを責めるより、肥料の入れ過ぎでバランスを崩してしまったことを反省しないとね。

100801あり


で、ここから本題です。

先日紹介したとおり、今年はニジュウヤホシテントウがものすごい勢いでナスやトマトの葉っぱをかじっています。葉っぱどころか、実もかじっています。まあ、きちんと剪定して、秋茄子で盛り返すようにサポートすることは可能ですが、しばらくの間はお手上げ状態です。

いろんな原因は考えられますが、一番大きなものは、おそらく元肥の入れすぎです。植え付け直後に窒素がどーんっと効いてしまい、いっきに大きくなりすぎました。葉っぱが茂りすぎて、虫が寄るには絶好の環境となったようです。本当は、すぐには肥料が効かないように、株元にしっかり溝を掘って、深いところに、つまりあとから効く用意ように肥料(堆肥)をいれてあげればよいのですが、忙しさにかまけて手抜きをしてしまいました。株元全体に振りまいて耕して「まあ、よいか」としました。量を少なめにしていれば問題なかったのですが、ちょっと多かったようです。しかも、鶏糞を多めに使ったので、なおさらすぐに効いてしまったみたいです。



そこで、問題発生です。そして、ちょっといい話です。



すぐ隣の、有機農業大先輩Dさんのハウスに植えられているナスに、椛島農園直送ニジュウヤホシテントウがじわじわと飛んで行きはじめたのです。あれよあれよという間にDさんのナスも葉っぱがなくなってきはじめました。

これはやばい、自然相手だから100パーセント俺の責任というわけではないのだろうけど、70パーセントくらいは俺のせいだな、やばいやばい、と思い、

報告&お詫びに行きました。

すると、Dさんは、さらりと、「まあ、しょうがないですね~」

おおっ!

「ニジュウヤホシばかしは、もうどうしようもないよ。手で潰しても、潰しきれないし。まあ、秋茄子に期待だね」と、話を続けていると、

Dさんとともに農園を営むYさんが、さらに一言。

「そう、ニジュウヤホシはねえ、、、 なすすべがないよ」


しばし間。


そう、ナスゆえに、なすすべもなし!

フランス出身のDさんにはちょっと難しかったらしく、「おっ、Yちゃんでましたね~。でも、今日のはちょっと難しい。私わからない」

おお、なんたる寛容。長年有機農業を営んでいると、それこそいろいろあるのでしょう。いちいち「誰のせいだ」という発想をするより、自然のリズムにそって淡々と働いていくということなんでしょう。いろんなことを受け入れていくということなのでしょう。研修時代を入れてもまだ僕は6年目。経験が足らんのだなあ。頭が下がります。感謝です。いい勉強になりました。


なんとなくまだまだ調子はいまいちですが、こういうちょっとしたやりとりに、「よし、まあ、いっか。」と、救われる気持ちになるものですね。

これから先しばらくは、地区の祭り、友人の結婚式、盆の墓参り、新規就農セミナーのちょっとしたお手伝い、鶏の新しい雛を入れる準備、などが続いて畑以外にも忙しい時期ですが、まあ、イッキイチユウヒキコモゴモ、タンタンボチボチ、やれることやっていきたいと思います。


はい、そういうわけで、ちょっといい話でした。ちゃんちゃん。

2010年08月06日 ちょっといい話 トラックバック:0 コメント:0

畑の様子

8月3日(火)

暑い日が続いています。盛夏真っ只中です。

相変わらずのてんてこ舞い農作業の毎日です。皆さんの叱咤激励とつっこみ(笑)のおかげで、ぷちウツも峠を越えたてきたようで、なんとかやるべきことは遅れないようにがんばり中です。

今日は、出荷9箱。人参の種まき。明日の出荷の下準備。

いろいろ思いついて、書きたいことは山ほどあります。でも眠いので、手短に畑の写真のみにて。


人参の種。発芽までに時間がかかるので、その間土が乾かないようにしないといけません。雨の前や雨上がりにまいて、おさえて、籾殻をかけます。今日は夕立を期待してまいたのですが、空振り。明日こそは降ってほしい。品種は黒田五寸。去年は上出来でしたが、今年はどうなるかな。

100803人参たね

先日定植したカボチャ。いまのところいい感じです。奥は、ゴーヤ。勢いがすごいです。うねってます。

100803かぼちゃ

いろいろ植えていると、哀しいことに、手が回らないスペースが出てきます。なんとかせにゃいかんっ。でも、優先順位としては種まきの方が上だし、出荷もこなさないと。という感じで、後手後手で、こんな感じです。100803いろいろ

ちなみに見えているもので手前から、去年のこぼれ種の里芋、スイカ、モロヘイヤ、さつまいも、大浦ごぼう、ヤーコン、キューリ、ゴーヤ、夜峰山。見えてないもので、空芯菜、バジル、ツルムラサキ、冬瓜、地這キュウリ。

もうちょっと余裕ができたら、すぐに手をいれます。草を抜きます。なので、もう少し待っておくんなし。いじけちゃわないでくださいな。よろしくね。


さて、明日も暑そう。ふんばろっと。。

2010年08月03日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

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