日々是失敗

4月27日(水)

久しぶりのまとまった雨の一日となりました。

鶏舎の中の堆肥の袋取り、田んぼのトラクターがけ、卵の出荷、ゲストルーム作り、などなど。

気温もそろそろ上がってきそうですし、今日の雨で野菜の生育もグンとすすみそうです。おそらく、来月の10日ごろから、小松菜、大根、にんにくの芽、レタス、キャベツ、間引き人参、ニラ、葉玉ねぎ、卵、という感じで発送再開できると思います。

夏野菜の定植準備を進めています。

かぼちゃのマルチ。畝と畝の間には、去年の秋に大麦をまいた大麦を借り倒しています。敷き藁というわけです。椛島農園の畑の土は、かぼちゃにはいまいち合わないようで、あれこれ工夫しています。人参や玉ねぎやキャベツなどはモリモリ育つのに、かぼちゃはさっぱりです。毎年やっぱりいまいちです。今年は品種選びと、麦大作戦で勝負です。さてはてどうなりますかねえ。

110427かぼちゃ

今日もハンサムでした。

110427れお

先日。

もっと水道を使いやすくしようと思っていじっていたら、見事に管が抜けてしまいました。ちょっとややこしい箇所が破損してしまい、困ってしまいました。これは、自分でできるのか!?道具はそろうかのか!?部品はいくらかかるのか!?そもそも業者さんに頼んだらいくらかかるのだ!?

110423水道

結果。

110423水道2

半日以上かけてなんとか段取りして、見られるようにはなりました。たまたま手元にあったパイプがぴったりの長さ。道具もお隣に借りて、問題なし。経費も、1000円もかかりませんでした。ありあわせのもので修復したので、なんだかわけのわからない無駄なバルブなどもあり、ちょいとコミカルな水道となりました。

でもでも、こういうの結構好きです。最近は、あわただしさに負けてしまってなんでも「えーい、時間がない。買ってしまおう。頼んでしまおう。」ということが多くなってきていました。とにかく、まずは、手持ちの材料で、やってみる。あるものでなんとかする。買うより借りる。そういう初心を思い出しました。

あれこれ案じるより、とにかくまずは手持ちの材料で、手持ちの知恵と技術で、手持ちの人脈で、とりあえずやってみる。なんとかしてみる。

そういう、一歩一歩感って、実に気持ちがよいものです。自由は制約の中にあるんだ、という心地よい風が心に吹いてきます。

とはいえ、お手上げなことはすっぱりと他力本願でお願いする。それもまた大事ですね。昨日は管理機が動かなくなり、業者さんに助けてもらいました。エンジンオイルをあまりにもたくさん入れすぎてしまったのと、キャブレタの激しい汚れが原因のようでした。機械は自分のウィークポイントです。次の農閑期の学習テーマのひとつに機械メンテナンスも挙げておこうっと。

日々是失敗、失敗即成長、です。

それにしても、いろいろやらにゃいかんというのは、大変だけど、やっぱり面白い。百の仕事をこなすから、百姓。いい言葉だなあ。

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2011年04月27日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

畑の様子

4月20日(水)

久しぶりに、すっきり快晴、暖かな一日でした。

今日は、サトイモを植え付ける畑に堆肥まき。ゴーヤやキュウリの畝たて、支柱立て。なんだかご近所お客さんラッシュ。などなど。

そういえばここのところ全然畑の様子をお知らせしてなかったな、と思ったもので、畑の写真を少々。

玉ねぎが今年はすごくいい感じです。

110420はたけ

今年初チャレンジ、春白菜。期待大。

110420白菜

いろいろ夏野菜の苗。

110420苗

なすび。3月の15日に種をまきました。まあまあいい感じです。

110420ナス

九州では、今春はとにかく雨が少ないです。そして、寒いです。暖かい日もありますが、なかなか長続きしません。震災のインパクトがあまりに大きかったこともあり、少雨のこともほとんどニュースにもなりませんが、かなり、少ないです。

そんなこんなで、春野菜の生育が遅れています。今年は、発送再開も、例年と比べてちょっと遅めになりそうです。毎年、連休明け~五月中旬にかけて発送スタートをしていましたが、今年は五月10日ごろ~下旬にかけてのスタートとなりそうです。とはいえ、天候次第では変わってきますので、その際にはまたご連絡いたします。

2011年04月20日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

スジグロシロチョウ

4月16日(土)

春らしい、暖かな一日でした。

菜っ葉の間引き、追肥。卵の出荷。出荷作業小屋のリフォーム。などなど。よく働きました。満足。


久しぶりに野草園を散策しました。

コガネネコノメソウ(黄金猫の目草)。

110416コガネネコノメソウ

フデリンドウ(筆竜胆)。

110416フデリンドウ

ミヤマウグイスカグラ(深山鶯神楽)。

110416ミヤマウグイスカズラ

スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)。

114016スジグロシロチョウ


哀しいことがあろうと、うれしいことがあろうと、地球は周り続け、四季はめぐり続け、スジグロシロチョウは世代交代を繰り返し続ける。

それは、とてもすごいことだ。

いいこと、いい時代が、いつまでもつづかないのと同様に、

哀しいことも、苦しい時代も、そんなに長くは続かないものだ。

地球が回り続ける限り。

それは、とても、すごいことなのだ。

2011年04月16日 草花 トラックバック:0 コメント:0

たねまき

4月11日(月)

春らしい陽気が続いております。

このごろ、やっぱりどうもブログ書きが進みません。

なんというか、自分の中から沁みだしてくる違和感が筆を滞らせてしまいます。今の被災地の現状を前にして、何を書いてもしっくりときません。九州でのほほんとしていていいのかなあ、とはいえ生活もあるしなあ、いろいろ頭に浮かぶこともあるけど震災や原発のことを思えばどうでもよいことだしなあ、といった感じです。まあ、この位のほうがいいのかも。そういう時期なのでしょう。カバシマブログなどは、「見て見て、みんな~」というジイシキカジョウちゃんの表れでもありますしね(笑)。


というわけで、ちょっと申し訳ない気を覚えつつ、一筆…。


南阿蘇では、桜が満開です。

近所の一本桜。やはり近所の「一心行の大桜」は、超有名観光スポットです。この時期は、すさまじい人、人、人、です。ちょっと複雑な気持ちになります。この桜が、いつまでも「程よく」静かで落ち着いていられるよう、願うばかりです。

110410さくら

ちょっとだけお花見をしました。お弁当おいしゅうございました。

110411はなみ


今日は、いろいろ種まきをしました。こうやって並べてみると、なかなかすごいですね。それにしても、種の袋の色彩って、ちょっとけばけばしい。

110411種

ちなみに椛島農園では、品種選びにはそれほどこだわっていません。タキイやサカタなどの種苗会社のものが多いです。いわば、形がよい、発芽がよい、味もまずまず、作りやすい、というポピュラーなものです。悪く言えば、大手メーカーさんへの依存や、面白みのなさが漂います。理想を言えば、こだわりの伝統野菜とか、種をとってオリジナル品種を作るとか、いろいろやってみたいです。そこまで手が回れば、農業がもっともっと面白くなるでしょう。

ですが、それよりもまず「敵期にきっちりと種をまけるように早めにトラクターをかける」とか「風通しをよくするために作物に応じて畝をきちんと立てて水はけをよくして、草を取る」とか、そういうことが自分としてはまだまだ及第点とはいえない現状です。こだわりの品種選びなどは、そういう基本的なことをきっちりと問題なくこなせるようになってからかなあ、とも思ってます。

こういうのは性格なんでしょうね。我ながら、これじゃあ遊び心がないなあ、と思います。順をおうとか、ステップを大事にするとか、はたまた石橋をたたくとか、自分はそういうタイプみたいです。でもそのぶん、押えるところは押えていると思われる自分はなんて手堅いんだ、なかなかやるなあ、とも感じます(笑)。まあ、損もしているし、得もしているのでしょう。言いかえれば、損も得もないというわけですね。これでいいのだ。

でも、やっぱりどうせやるならもっと楽しみたいものです。そのためには、暮らし全般を、農業を、頭の中も、パソコンの中も、心の中も、家の中も、とにかくすっきりシンプルにさせねば、なのです。農繁期に「目の前の種まきや草取りや出荷の箱詰め」に追われて何にもできなくなる前に、4月の出荷お休み中にいろいろな片付けやシステム作りをすべくちょっとガンバリ中です。そしたら、そのうち種とりの余裕もでてくるでしょう。

それに、この先、何がどうなるかわからない世の中です。戦後の日本のこの数十年が、人類史上まれにみるよい時代だっただけなのかもしれませんが…。とにかく、何がどうなっても「どん」と構えていられるように、まずは自分の暮らしを見つめなおそう、と改めて最近感じています。

人とどうかかわっていくか、よりそっていくか、という命題も、

まずはそこから。

だと思ってます。


スロー、スモール、シンプル。そして、シンプルとは、結果ではなく、手間と過程を楽しむということ。そういう感性を磨いていけば、この先の時代も楽しんでいけることでしょう。


と、ここまで書きつつ、こんなふうに物思ふ余裕があること自体、やっぱり被災地の方に対して申し訳ない気もします。言葉には、責任が伴います。文章で食べている方は、まったくもってすごいな、と日々感じておりますわ。

2011年04月11日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

ヤマヤナギ

4月4日(月)

見事な快晴の一日でした。移動性高気圧ばんざいです。


今日は、午前はナスやピーマンの苗の鉢上げ、午後は納屋の大掃除。

朝はまだ0度前後にまで冷えているので、日が暮れる頃に苗に毛布をかけています。寝坊してしまうと、毛布越しの淡い光の下で、苗がひょろひょろ君になります。それじゃいかん、というわけで、最近すっかり朝方生活に戻ってきました。そんなことにも、春を感じます。


例年よりだいぶん遅れましたが、コブシが満開です。

10404こぶし

道端のヤマヤナギ。山地に自生する柳です。雄株と雌株があります。これは、雄株につく雄花。ふわふわちゃんです。

110404ヤマヤナギ

イタドリハムシ。ムシシーズンの到来を一番に告げてくれます。文字どおり、イタドリを食べる葉虫です。成虫で冬越しをします。この冬の寒さに、よく耐えましたねえ。さて、今年は、どんなハムシさんたちに出会えるか楽しみです。

110403イタドリハムシ



自粛モードが各地で続いているようです。それもそうだなあ、と思います。その一方で、「売り上げの○%を義援金といたします」というような取り組みをしているお店も増えてきた、というニュースも見ました。お金は回していって始めて本当の価値が生まれるともいえます。商売が繁盛し、支援にもなるなら、いいことづくしです。継続的な支援のためには、ひとりひとりがそういうルールを決めるといいのかかもしれません。

そこで、カバシマ農園としても、何かそういうルールを決めてみようかな、と思ってます。ひと箱発送するといくら、とか、売り上げの○%とか、あらかじめ決めて公言してしまうと逃げ道がなくなり(笑)、えいっと財布の紐を緩めざるをえません。ゆえに、具体的な数字を公言する前にはちょっと決断が要ります。なかなかきちんと決め切れません。優柔不断っぷり全開です。こまったもんですなあ。

まっ、続けていくためには、やれることを、無理なく、ちょっとずつですねえ。

2011年04月04日 草花 トラックバック:0 コメント:0

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