ひとりごち

1月28日(土)

日差しはいまいちでしたが、気温は高め、あたたかな一日でした。

作業は、出荷、来週の出荷の仕込み。

今年は里芋に余裕があるので、ご近所のお世話になっている農家さんに少しだけ卸すことにしました。が…、貯蔵の穴を掘り進めていると、思った以上に寒さで傷んでいることが判明。晩秋のあまりのドタバタで、里芋貯蔵作業のつめをぴしゃりとすることが出来ませんでした。そして、この冬の寒さ。ある程度は想定していたのですが、…。はぁ~、ため息。

何が哀しいかというと、傷んでしまったことはまあ仕方がないとして、芋の検品にものすごい時間がかかるということです。ちゃんと晴れた日の日中に作業しないと、土から掘り出した芋を干していると、寒くて乾かずにそのまんま土ごと凍ってしまう始末。そこまでいくと、笑えてきます。

厳冬を しらしめたるや 芋の土  


先日の光景。

1201雪


納屋の横の杉の枝打ちをしてます。

1201なや

あまりに日当たりが悪く、納屋の屋根が腐ってきています。大家さんと相談してなんとかせんば、と思いつつ、はや5年。こういう時は、「借家ではなく、自分の土地、自分の家だったらもっと大胆にいろんなことに踏み出せるのになあ」と若干ヤキモキです。

右の小屋は、出荷作業の小屋。



正面から。

1201こや

よりによって、真冬の冷え込んだ朝(-7度近くにまでいったようです)に、扉を開けっ放しにしてしまっていました。防寒の布団をかぶせていたとはいえ、中に置いていた里芋数キロがゴキゲンナナメちゃんに。
はぁ~。これまた失敗。

芋にへこんでいて、ふと目に付いた卵。

1201たまご

もともと「殻が薄いなあ。あやしいなあ」と思って小屋に置きっぱなしにしていた卵なのですが、見事に凍って破裂していました!恐るべし、朝の冷え込み。

もったいないので、卵ご飯にしていただきました。


・・・・。


なんと、びっくりの美味しさでした。フローズン状態にすると、黄身のうまみがぎゅっと凝縮されて味わい深くなるようです。正直、今までの35年の人生の中で味わったことのない味でした。おすすめはしたくないですが、おすすめです。



という何気ないことをかきとめつつ、新規就農的雑感。

自分の経験や周りの状況をみるにつけ最新規就農するということは、大変なことだなあ、と最近改めて感じています。親の後を継ぐ場合には、家なり土地なり機械なり、いわゆる「基盤」がそろっていることが多いです。「基盤」がある農家さんでさえ、経営に苦労する時代で、ないないづくしでのスタートは、やっぱりハードなことも多いです。

それでも、開業資金がほとんど要らない僕のような「少量他品目、宅配、有機」というスタイルだと、わりとローリスクである程度「なんとかつつましく楽しく暮らしてはいける」というレベルにはもっていけると言えます。

しかし、そこから先、家や土地などの基盤をしっかり作りたいとか、子供の教育費をどうするかとか、そういうことを考えると、ひと山ふた山待ち構えています。いまのままのスタイルだと、体力が低下してきたら続けられないのは確かだし、どっかでどうにか変えていかなくちゃ、と思ってアイデアは溜め込んでいます。

そんなことを考えていると、つい、どうしても、人のことがうらやましくなることがあります。ああ、あそこは基盤があっていいなあ、とか…。



しか~し、!!!!!!


恵まれているとかいないとか、そういうことは全て相対的なことに過ぎません。自分が、そういう愚かな(そして人間臭い)考えを頂いているといたら、その逆だってあるわけです。実際に、自分は(屋根が腐りかけているけど)納屋もあるし、出荷作業の小屋もあるし、畑も歩いていける距離でまとまっているし、獣の被害も無いじゃあないかぁ!


これから先、時代がどう動いていくかまったく分かりません。ちまちましたことにとらわれないで、もっともっと大局に立って、どんと構えて、「生き物として、しっかり背筋を伸ばして生きていく!」というくらいの気持ちでいかんとなあ。

物事を、ありのままに、きちんと、見ることができるようになれたらいいなあ、と思います。


ひさしぶりにひとりごちてみました。のりが「また何か書いてるのね~。ぐふふ~。」と笑っています。


いや~、楽しい(笑)

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2012年01月28日 ひとりごと トラックバック:0 コメント:1

サカムケア

1月23日(月)

風が冷たい曇天の一日でした。
しばらく暖かい日がつづいていましたが、また冬将軍到来のようです。今日は、出荷事務仕事、箱詰め用意。

栃木のアジア学院時代の友人TさんとパートナーNさんが、阿蘇を訪れてくれました。

新規就農を考えて、家族3人での九州へのリサーチ旅の一環としての来阿蘇です。作業を手伝ってもらったり、近くの有機農家さんの畑に話を聞きにいったり、近所の仲間を呼んで鍋を囲んだりと、いい時間をすごせました。

120122記念撮影

なんだか、ほっこりの光景であります。

120122たまねぎ

赤ちゃん、のえチャンが、いつもニコニコでした。離乳食を作って食べさせてあげる様子やら、お風呂に入れる様子、怪我をしないように見守っている様子、などなど。彼らの滞在中、「ほぉ~、育児とはホント大変そう。でも、面白そうだなあ」とつくづく感じました。結婚前は、そういう光景を目にしてもどこか人ごとだったけど、自分の認識が変化しているということに、我ながら感心でありました。まあもちろん、授かれば、ですけど、やっぱり楽しみです。


と、ほのぼなな人間たちをよそ目に、

レオさんにとっては受難の数日間でした。彼にとって、8ヶ月の、のえチャンの存在は実にゆゆしきものであったようです。猫にとって赤ちゃんはライバル関係になってしまうのでしょう。コタツのまわりの自分の居場所を失い、外にでかけ、なかなか帰ってきませんでした。寒かっただろうに…。

でもなあ、この先の人生を考えると、これはもう、慣れるしかないのだ。がんばれ、レオさん!!!



鶏の餌を混ぜてたら、いつものように、

120122れお

カツヲブシをもとめてやってきました。カツヲブシでいやされるのであれば、どんどん食べて下さいまし~。

120122れおさん

Tさんが教えてくれた「サカムケア」。巷では評判のようですね。初めて知りました。

120122サカムケア


見苦しい写真ですみませぬ。確かに、いい感じです。セメダインをぬっているみたい。いろいろ考えますねえ。メーカーの方、ありがとうございます。

120122あかぎれ


さあ、寒波到来。皆様水道凍結気をつけましょう~!

2012年01月23日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

里芋

1月18日(水)

小春日和の一日でした。久しぶりに気温も10度を越えて、ぬくぬくでした。

すっかりこの頃、ブログ書きの間隔があいております。二人暮らしになると、いろいろ時間の使い方がかわるものだなあ、と感じております。そして何より、相変わらず忙しい毎日です。

やることがたくさんあるということは、ありがたいことです。やりたいと思うことのの何分の一ずつしかすすまない日々ですが、欲張らずに一歩一歩。これからも、無理せず、ぼちぼち、書いてまいります。

今日は、出荷作業、出荷用意。そろそろ春野菜の準備をしなくちゃ、と思いつつ、とりあえず目の前の出荷作業だけでドタバタしております。



里芋アイスです。ためしてがってんでやっていたのを見て、作ってみたとのこと。

120118アイス

レシピはこちら。http://www9.nhk.or.jp/gatten/recipes/R20111102_01.html

美味しかったです。自家用の里芋が大量にあり、なおかつ僕がとにもかくにもアイス好きなので、我が家にぴったりです。のりこいわく「蒸すと書いてるけど、茹でてもOK。指でちゅるんと押し出す感じで皮むけます」だそうです。

おすすめです。「アイス作るから里芋たくさんいれてね」のお声もお待ちしております~。

2012年01月18日 未分類 トラックバック:0 コメント:2

ラッパ

1月9日(月)

冬晴れの一日でした。

暮れからずっと寒い日が続いていましたが、今日は暖か。最低気温も久しぶりに0度を上回り、最高気温も8度にまで上がりました。

ここのところ、家の中の雑事にいそしんでおります。暇を見つけては、いろいろ大掃除やらダンシャリやらリフォームやら…。なにせ、農繁期終盤と結婚式準備が重なり、新生活の家の用意を全くしておりませんでした。畑の片付けや堆肥播きなどがちょっと遅れ気味です。まあ、あっちをたてればこっちがたたず。一歩一歩です。

昨日は、消防団の出初式でした。

出初式は年明けに毎年行われる一大イベントです。去年は、菜の花マラソンに行っていてサボったので、初の参加。「長いよ。ジーっとたち続けなくちゃならんのが、しんどい。そして、寒い」と、話には聞いておりました。

そして、やはり、長かったです。3時間半ほど、永年勤続表彰、来賓祝辞、行進競技会、採点表彰、などが続きます。どなたかが檀上に上がるたびにラッパがなり、気をつけと休めをし、敬礼(のような動き)をします。その回数数十回。うーん…。消防団活動にはある程度規律というものも必要なのだろうけど、もうちょっとこの長さはどうにかならんのだろうか、と疑問でした。

とはいいつつ、何のご縁か、

120108らっぱ

ラッパ部隊を仰せつかってしまいました。

ん、吹けるのか?

吹けません(笑)あまりに忙しく、練習にもでれませんでした。いや、出なかったというべきか。「いやー、見事に吹いている振りをしてたねー。」と、見た方の評。すみません、今後はもうちょっと頑張ります~。

ちなみに、寒さ対策で団服の下に、もこもこもこもこと着こみ、貼るホッカイロも10枚ぺたぺたはりました。日差しもあったので、足元以外はぬくぬくでした。よかったよかった。

余談。

最近腰の調子が悪く、困ってます。じーっとたちっぱなしの出初式はちょっと恐怖でした。ふたをあけてみれば、案外大丈夫でした。先週からはじめた、体幹を鍛える腹筋の効果が出始めたようです。長友選手の活躍で、体幹トレーングがちょっとしたブームのようです。ご興味がある皆様、いろいろ検索してお試しくだされ~。

2012年01月09日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

あけましておめでとうございます

1月2日(月)

新年あけましておめでとうございます。

去年は、世の中も、自分自身の暮らしでも、大きな変化がありました。忘れられない年となりました。


今年は、どんな年になるのでしょうか。ワクワクドキドキと、ほどほどのソワソワであります。


この人は、いつもどうり。年があけようとなんだろうと、いつもどうり。「腹減った~。めしくれ~」のみです。

111231れお

一休上人の詩に「正月や 冥土の道の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」とあります。なんだか地でいっているようなレオさん。彼のように、すっきりと、「今日を生きる」毎日を過ごしていきたいものです。

とはいえ、凡人たるもの、なかなかそうはいきません。まあ、正月は正月らしく、気持ちを新たにしていくのも楽しいものです。今年は、「当たり前と感じている日常の何気ないことも、当たり前ではないのだよ、感謝よ、感謝~」と折々に自分に言いかせ、心を落ち着かせることができる、百姓らしい百姓を目指していきます。


阿蘇で迎える5回目の正月。今年は、ちょっと疲れがたまっていたこもあり、出荷も丸々1週間お休みを頂きました。結婚式前から休みなしで動いてきたので、ようやく夫婦でゆたっと一息。

111230けむり

といいたいところなのですが、ある程度ゆったりとしたら逆におちつかなくなり、「出荷お休み中にガンガンできることやらんばもったいないっ」と、長い間の懸案事項だった、事務机周りの断捨離を決行。あれよあれよとゴミ袋が膨れ上がり、見違えるようにすっきり。ハンズマンで奮発して買った棚が予想以上の費用対効果をみせてくれて、満足のひと時でした。

ただ、あまりにボンボンと捨てまくる姿を見て、妻は「ひぃーっ」と恐れをなしておりました(笑)。そういえb、先日彼女が台所の断捨離をしている時には、僕が恐れを感じてしまったものです。どうも、見ている人が思わず引いてしまう度合いと、断捨離後のすっきり感は比例するようですねぇ。


上から、ターツァイ、大根、玉ねぎ。畑の土、大気、水、微生物さん、今年もよろしくお願いいたします!

111230たー

111230だいこん

111230たまねぎ



2012年01月02日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:1

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