手当たり次第に

10月26日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、人参、半結球レタス、長ネギ、セロリ、里芋、大浦ゴボウ、ルッコラ、(間引き)大根、ビタミン菜、チンゲンサイ、(間引き)カブ、

(その他入る可能性のあるもの)
原木椎茸、南瓜、オクラ、水菜、わさび菜、かつお菜、ターツァイ、春菊、さつまいも、

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

先週から、一部の方を除きジャガイモ無しのセットとなっております。今年は春ジャガイモの出来がひどくて収量が少なく在庫がなくなってしまいました。秋ジャガイモは順調に育っていますので、11月上旬の秋ジャガイモ収穫開始の時点でまた入れはじめたいと思います。

新米とれました!ご注文、お待ちしております。野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。




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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
E-MAIL tkabashima@hotmail.com
椛島剛士・のりこ




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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ちょっとずつホームページ的な内容の記事を書いてアップして、この欄にリンクを並べていってます。お付き合いいただければ幸いであります~。

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以下、本題ブログ記事となります。今日も手当たり次第に書いてだらーっと長いです。ああ、悪癖だなあ(笑)

相変わらずの晴天続きの毎日です。10月1日に50mm位のまとまった雨が降ってからは、一滴も降らずにほぼ毎日秋晴れです。すごいこった。空気の乾燥も甚だくちょっと喉がイガイガする今日この頃です。

先週のブログにも書きましたが、来週からの忙しいモードを前にして椛島農園では一息ついてお気楽作業モード。「急ぎではないけど大事な仕事」をコツコツやってます。先手先手で作業が進むのは、とても気持ちが良いものです。至福です(笑)。



秋だなあ、と感じ入る日々。


今日、稲刈りも終わりました!
詳細は、次のブログ記事にまとめてますのでよかったらご覧下さい。

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美なる哉。

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ムシの勢いもようやく収まり、野菜の肌もきれいになってきました。蕪も旬です。間引きが遅れて茎がヒョロっとなってしまったものはこんな感じに整えて入れております。

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今年から借りた畑(もとは田んぼ)の土作りに励んでます。

堆肥をまいてます。先日購入したローダーのおかげで、軽トラへ堆肥を積み込むのはぐっと楽になりました。でも、撒くのはバリバリ人力!

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この手の作業は好きなのでテンションが高まります。あと10年は手撒きでいけそうです。10年後には機械化していたいけど(笑)


水はけが悪く、なおかつ地力も無く、サトイモやジャガイモを植えてみたもののひどい出来でした。とにかく水はけが悪いので、かなり気合を入れて溝を掘ったりしないと梅雨の間に栽培期間がかかる野菜はまともに出来そうにありません。でも、冬野菜ならイケそう。というわけで、来年の冬野菜の作付けをすることにしました。

堆肥を撒き、緑肥としてレンゲの種を撒きました。これもまた、機械をもってないので手で撒きます。

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均等に撒けるようにひと工夫したのだけど、息子はドバドバと種を落として父の段取りを一切無視(笑)

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(研修生トシマ君を困らせる愚息)

5月頃にはレンゲ畑になります。花の見ごろが終わったらトラクターで漉き込んで、十分に土になじませてから8月からの種まきに備えるという予定です。


ちなみにこの畑の上の段の畑(田んぼ)は、さらにひどい耕作放棄地。水が湧いてくる土地で、機械もまともに入らずに、葦原となってます。地区の共同作業で刈った葦を持ち運んで夏野菜の通路の敷きわらとして使ってます。そして、最終的には土に漉き込み、畑の肥やしとなります。

持ち運びは気合とガッツ!なのでありますが、堆肥撒き同様にこういう作業はなんだか好きなのであります。いろいろ段取りで頭を抱えることなく、淡々と体を動かせばいつのまにか終わってる作業っていいものです。

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(ヨシを運ぶ農園主椛島)

雨不足にも関わらず、しいたけが好調です。自家用+α位の量しか無いのですが、沢山あるときはセットにも入れます。いらない場合はご連絡下さい。

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嬉しい再会がありました。

1年半前にウーファーとして1週間滞在してくれたご家族が、再びやってきてくれました。旦那さんが韓国人、奥さんが日本人というご夫婦と、4歳の女の子。

1年半前は、シンガポールで暮らしていた3人。ご主人は韓国のゼネコンの社員としてビルの工事現場で現場監督の日々。奥さんもお譲ちゃんも一緒にシンガポールにいましたが、忙しくてまともに家族で過ごす時間もないという状況。そしてシンガポールの生活費の高さ・・・。

でも幸いなことに、普段休みが無い代わりに数ヶ月毎に2週間の長期休暇がとれるという制度があったそうです。もっといろんな意味で「豊かな」暮らしがあるのではないかと考え、その休暇制度を利用してのウーフ旅で将来のライフスタイルを探っておられたのです。

そして、先月頂いた「会社も思い切って辞めて、宮崎県の綾町に移住しました。これから就農を目指して農業研修をスタートします。来月遊びに来ます。」との連絡。おふたりの決断に拍手を送りたい気持ちです。新規就農の実際だとか、目指す農業や暮らしのあり方だとか、人気の就農&移住地である綾町や南阿蘇ならではの課題だとか、そんなことを久しぶりに熱く語ったのでありました。

実際に「食べていく」のはやっぱり大変だけど、お金だけでは量れない豊かさがあるのもこの暮らし。お互いがんばっていきましょう~。

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隣村の西原村にある三六窯さんに遊びに行った際の記念撮影です。

三六窯さん、ステキでした。

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窯主の大浦さんがこの地にやってきたのは10数年前の、50歳を過ぎた時だったそうです。家をセルフビルドし、窯も作り、木を植えてこられたのでしょう。心和む空間が広がっていました。やっぱ、こういうのも憧れるなあ。




ちなみに、新規就農についてちょっとうんちくを。補助金支給という国の後押しの影響もあって、新規に農業を始めるということ自体がかなりポピュラーなものになってます。しかし情報量の割には実際の大変さ(と面白さ)がいまひとつリアルには伝わってないような気がします。

こんな記事をみつけました。妻のりこFBで他の方がシェアしていたものをここでも紹介いたします。

なんてよくまとめておられるんだろう、と思いました。感謝であります。甘くはない、でも楽しい、でも苦しい、でも幸せだ。てな感じなんでしょうかね、この暮らしは。お勧めはしませんが、お勧めもしたい。そんな感じでもあります。いやはや・・・(笑)

まあ、そんなこんなで大変なことが多いのは確かですが、それが生きるってことなんじゃなかろうかとも思うのであります。ほんとに、いろいろなことが生きてりゃああります。飲むか笑い飛ばすしかやってられないこともあります。(まあ、僕はほぼ飲めないので甘味に走りますが・笑)でも、それでいいじゃないですか。そのうち、きっと、いい波もかならず来ます。

仮にいいことが無くても、亡くなる前の数日間だけでも人生を深く深く振り返ってみて「ああ、こんな俺だったけど生きてて良かった。あの時の俺に優しくしてくれた人がいた。ありがとう」と穏やかな気持ちになれればそれは豊かな人生になると思うのです。

人にはどうしても「can't」なことってありますよね。育ちや環境だけでは説明しようのない、本人の気質のようなものってありますよね。考え方のクセも、そうそう治るものではないです。最近なんだか思うんです。それを受け入れていくしかないなあ、と。法に触れる悪癖などは看過できないですが、そうでなければ大抵のことは「あり」なんじゃなかろうかと思うんです。ボロボロになったっていいじゃないですか。

あっ、いつものことながら思いつくままに書いていたら何をいいたいのかよく分からなくなってきちゃった(笑)。そうそう、新規就農や移住の話だった。そうだそうだ、とにかくやりたかったらやってみるのがいいと思います。長い長い目で見れば、たとえ失敗だって人生の肥やしだし。なんでも「あり」なんだもん。50歳を過ぎてから土地を拓いて窯を開くのだって「あり」なんですよ、実際に。なんだか勇気が湧くなあ。

こういっちゃあなんですが、「生きていくこと」そのものの尊さを考えてみたら、農業で成功するかどうかなんてちっちゃなことでしかありません。結果に過ぎません。ボロボロになっても前を向けるかどうか、実際にその時にその場所でできることをやれるかどうかのほうがはるかに尊いことのように思います。

そして僕は、前を向いている方を尊敬します。そしてまた、前を向きたくても向けずにいて、それでも自分と闘っている方も尊敬します。自分の「can't」なことと闘っている方や、誰かの「can't」をフォローするために闘っている方を尊敬します。

まっ、精一杯やれることやっていくのみですねえ。今週もがんばろーっと。

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2015年10月26日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

新米

10月26日(日)

新米のご案内です。


稲刈りが無事終わりました!新米のご注文、お待ちしております。

・ヒノヒカリ玄米 5kg 3000円
・ヒノヒカリ 白米 5kg 3300円

となります。送料などの詳細は、こちらをご覧下さい。

「毎月10キロほしい」等、通年出荷のご予約もお待ちしております。

今うちで増えているのは、「毎月1回、お米と卵と野菜のドーンと詰め合わせ定期便」のご注文。送料も割安で、月一回というのが気楽でいいし、日持ちする根菜が多めで忙しい暮らしにもフィット!とご好評を頂いております。

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作業前の、朝もやの田んぼ。

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バンバン刈り取り中。

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椛島農園では、稲刈りは地区のライスセンターに委託しております。刈り取り→脱穀→乾燥→籾すり→選別、という工程に必要な機械を全部そろえて自分で行うのは、新規就農者にとってはやはりなかなかのハードルの高さです。

というわけで毎年「うちの順番まだかな~。いったん天気が崩れて長引いて稲刈り遅れたりしないかな~。」とやきもきしてしまうのですが、今年もなんとかよいタイミングで稲刈りをしていただけました。よかった~。


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今年は、田んぼの面積も増えました。田植え前には地下水を汲み上げるポンプが壊れたりとトラブル続きで必死でした。ちゃんと稲刈りまでいけて嬉しいです。

「うちの米が一番うまい」

とは言いません。でも美味しいお米だと思います。品種はヒノヒカリ。コシヒカリに近い系統のお米ですが、さっぱりとしておかずの味を引き立ててくれるうまみがあります。うちの野菜とあわせて食べていただけたらなんだかほっこりしますねえ。

育苗から、田植え後も、収穫にいたるまで間、一切の農薬・化学肥料は使っていません。

肥料や堆肥に関しては、6枚ある田んぼによっていろいろなのですが、

・牛糞堆肥(南阿蘇村の堆肥センターのもの、または、近所の子牛農家さんのもの)
・米ぬかだけを元肥として散布
・何にもいれずに栽培

といった感じです。

水は、地下水を汲み上げた水をそのまま使用。世界の水不足の方々には申し訳ない限りですが、人が飲める美味しい水で育ててます。ありがたやありがたや。


少しだけ手持ちのバインダー(小さな刈り取り機械)でも刈って天日干しもしました。研修中のトシマ君の練習用ということで。やっぱ眺めとしてはこちらが和むなあ。

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ちなみに・・・、今年は天気が悪くて近所の方はみんな収量が少なかったようです。見た感じはうちはまあまあ良いかなあと思ってみたら、去年より田んぼの面積が15%くらい増えたのに、収量は変わらず。まあ、肥料もあまりいれなかったから、こんなもんかなあ。でもなあ、もうちょっとはとれると思ってたので悔しいなあ。

学生時代、テストで80点とって喜んでる子もいれば80点とって悔しがっている子もいましたよね。僕は、典型的後者。楽しく笑って生きていくためのセンスが足らない子供でしたが、そのまま不惑近くになってしまいました(笑)その辺の気質は変わりませんね。自己評価低いなあ、欲深いなあ、と我ながら感じ入ってます。

まだまだ勉強不足で知識や技術が足りない僕にいろいろ教えて下さった先輩農家の皆様、除草を手伝ってくれた皆様、めぐみを下さったお日様や大地や微生物たち。ポンプの修理や崩れた畦の補修をして下さった近所の方々。そして買い支えをしてくださっている皆様、そしていつも支えてくれる妻に感謝です。


今年も、お米が無事にとれました。

ありがとうございます~!




2015年10月25日 お米 トラックバック:0 コメント:0

阿蘇くまもと空港&家族経営

10月18日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、人参、長ネギ、セロリ、里芋、大浦ゴボウ、ルッコラ、(間引き)大根、ビタミン菜、チンゲンサイ、(間引き)カブ、

(その他入る可能性のあるもの)
半結球レタス、南瓜、オクラ、水菜、わさび菜、かつお菜、ターツァイ、春菊、コールラビ、ジャガイモ、

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

今週からしばらくの間、一部の方を除きジャガイモ無しのセットとなります。今年は春ジャガイモの出来がひどくて収量が少なく在庫がなくなってしまいました。秋ジャガイモは順調に育っていますので、11月上旬の秋ジャガイモ収穫開始の時点でまた入れはじめたいと思います。


野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずは
こちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。




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野菜とお米の育て方について
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・阿蘇のはたけ豚プロジェクト(仮称)
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以下、本題ブログ記事となります。



連日みごとな晴天です。秋晴れが続いています。

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こんな感じの日が多いです。中岳の噴煙も、まあ大体こんな感じです。ボチボチ、です。風下になることも少なく、うちではほとんど影響はありません。


キンモクセイも花盛り。

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朝焼けも見事。

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道ばたのヤマイモのムカゴ。蒸し焼きにしたら美味でした。

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天気にも恵まれ稲刈りに忙しいこの時期、といいたいところなのですが、田植えも遅いうちの田んぼでは稲刈りは今週の後半か来週頭ぐらいになりそうです。なのでここのところは夏野菜の畑の片付けをしたり、鶏舎の床に敷くための籾殻をライスセンターから運んだり、掃除をしたり、冬野菜の草取りをしたりと、穏やかに作業してます。気分的には、夏の疲れをとる時期といった感じ。

今月末頃からさつまいも、里芋の収穫&貯蔵や、玉ねぎの植え付け、そして稲刈り後のトラクターがけなどで一気に忙しくなり、来月20日ごろまで続きます。あともうひとふんばりで農閑期というわけです。


さて。この週末は、我が家にとってひとつの大きなステップとなりました。

長男はるひとにとって、初めての「お母さんがいない2日間」だったのです。母のりこは、旧友達との同窓会(みたいな集まり)に参加するために千葉へ!

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(LCCジェットスターさん、格安チケットをありがとう!)

はるひとも、年を越せばすぐに3歳。子供によっては、一晩お母さんがいないくらい何でもない日常のことという年齢なのかもしれませんが、今までずっとお母さんべったりだった彼にとってはなかなかのチャレンジでした。

そして、父(僕)にとってもチャレンジでした。なんだかんだで、母親や祖父母の存在なしに2日間べったりと息子とふたりで過ごすというのは実際始めてのことで・・・。

あともうちょっとすれば「(近所の年上の)子供だけでワイワイ遊んでる群れ」の中でも楽しく過ごせるとは思うのですが、やはりまだ親にべったりな息子・・・。そしてワーカホーリックな僕としては、情けないけどたった2日間仕事をしない(出来ない)というのも結構なストレスなわけでありまして(笑)

今までいかに妻が育児をしてくれていたのかを実感できた週末でした。

まあとにかく、せっかくの機会なので、と思って息子が喜びそうなことをずっとしてました。妻不在の土曜の夜はやっぱり寂しさがこみ上げて泣きじゃくった彼の姿から、その頑張りを感じてついサービス過剰になる愚かな父でありました。ふれあい動物園で亀に乗り、公園のすべり台で遊び、絵本やプラレールで遊び、ワンちゃんと遊び、くまもと空港に飛行機を見に行き、バスに乗り・・・・。ここまでやるのかという位にてんこ盛り!


ちなみに、空港ではこんなふうに子供連れやカップルで賑わっていました。みんな考えることは同じなんですね。

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聞くところによると、この「阿蘇くまもと空港」は知る人ぞ知るすごい場所なのだとか。最近知りました。沈んでいく夕陽をバックにして飛行機が飛ぶ写真をとることができるスポットということで、飛行機の写真を撮る方の間では誰もが憧れる有名な空港だそうです。


さんざん遊び倒して家路に就く軽トラの車中、息子に尋ねました。

「何が一番楽しかった?」

「えーっと、えーっと。」

「何?」

「軽トラどこあるかなが楽しかった」

おっと!!


広い駐車場で、自分の車がどこにあるのか分からなくなることってよくありますよね。特に、夜は。我が軽トラを見つけて近づいている時、

「軽トラどこにとめたか春人は分かる?覚えてる?お父さんわからなくなっちゃった。」
「分かる。あそこ。」
「うわ----っ!。よく覚えてたなあ。すごいなあ。すごいなあ。」(と、超大げさなリアクション)

そして「もう一回」とせがむ息子。いつもなら適当に何回かやってから切り上げるのですが、今日は開き直ってしっかり付き合ってみました。数えてみたらすごいことになってました。なんと43回(笑)

まあ、どこそこ連れて行くより、結局大事なのってこういうことなんだろうなあ。

よき学びとなりました。妻子よ、ありがとう。





追記。

と、幸せな気分になっていたところ・・・。帰宅して子供を寝かしつけしたあとに仕事のメールをチェックしていた妻から「ひぃーっ」という声が聞こえてくる。妻いわく、木曜着のセットがまだ届いていないのだけどという問い合わせ。「発送予定表からお名前が漏れてしまってた」と。

実は、この手のミスが最近多く、何名かのお客さんにご迷惑をおかけしている。そして、またもや、である。

僕もミスは多いが、妻も負けじと多い。うっ。

妻子よ、ありがとう、のテンションが一気に下がる。「ああ、またか」の心の声をぐっと押さえる、そして、へこんでいる人をもっとへこませるような言葉を言っても意味が無いのだしと冷静に自分に言い聞かせる。そして口にするいつもの言葉。「育児中は仕方がないよ。ミスもでるよ。」

しかし妻はいう。「いや、育児うんぬん関係ないって。」

妻の大雑把な性格を知り尽くす身としては、さらなるフォローをなす術も無く、うなずかざるを得ない。足元の小さな幸せを感じる能力は高い妻ではあるが、求道的な克己心や探究心などは持ち合わせない気質がゆえに、ミスは、多い。

しかし、そもそもおおらかで深くは悩まないところに惚れて結婚したのだから、それを責める資格は僕にはない。僕が仕事のことでグジグジと些事にこだわって指摘することで彼女の長所を潰してはいけない。でも仕事ではよく些事に神が宿るとも言うではないか。ああ、ジレンマである。

「妻として、母としては、ほんとに素晴らしいんだけど、仕事のパートナーとしてはもうちょっと・・・」と時々頭にうかぶ言葉が今宵も喉元まで出かかったが、それを言ってもしょうがないのでとりあえず苦笑してみる。

うむ、こういう時は、とりあえず相手を責めたくなるエネルギーを脇において、もっと建設的なことを考えるのだ。

「じゃあさあ、とりあえず、今日からミスを紙にリストアップしていて、原因を分析していこう。」

そうだそうだ、それがいいのだ。妻も納得の顔である。失敗は人間だから仕方が無い。でも、そこから経験を積み重ねて仕事の質を高めていかなといけない。失敗を財産とするかどうかは、意欲の問題だ。今の仕事の結果は、きっと3年位たって現れてくるのだと思う。ものづくりも、お客さんの満足度を高めることも、現状に満足したら終わりだ。

家族経営の自営業をしていると、ついついいろんなことが「なあなあ」になってしまいがちにある。家族生活は、現状にある幸せに満足していくことからしか幸せはつかめない。繰り返すが、やはり、ジレンマである。家庭が職場というのは、いい意味にも悪い意味にも成りうる。でも普通の職場のように、ミスを成長につなげる土壌は育てていかないとね。

イライラしても、得することは少ない。相手を変えるのではなく、まずは自分が変わらないとなあ。と、冷静に現状を振り返ってみると心は落ち着いた。よかった。

うむ、やっぱり、妻子よ、ありがとう。やっぱり幸せだ。ありがとう。

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2015年10月19日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

メリーゴーランド

10月11日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、ジャガイモ、ピーマン、セロリ、間引き人参、ニラ、レタス、九条長ネギ、里芋、サツマイモ、ルッコラ、間引き大根、

(その他入る可能性のあるもの)
南瓜、里芋、オクラ、水菜、小松菜、チンゲンサイ、間引きカブ、ナス、二十日大根、ターツァイ、春菊、

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。


ようやく、今週から通常の出荷の状態に戻ります。2ヵ月近くの間、発送件数の調整にご協力を頂きましてありがとうございました。
感謝の気持ちをこめて、沢山の種類の野菜をバランスよく、ちょこっとずつ詰め合わせて「届いて開けたときにテンションが上がる」ような箱をお作りしてお届けいたしますね。


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すっかり秋も深くなってきました。

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レタスはまさに旬。

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長ネギや大根。ようやく虫も少なくなる気温となり、大根もすくすく大きくなってます。

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さつまいもも掘り始めました。

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さつまいもは、掘り立てはあまり甘くなくしばらく寝かしておくとあまくなるとよく言われます。でんぷんが糖にかわっていき、甘みがますのです。先週も、まだ掘り立ての芋をセットに入れる際におたよりにその旨を書きました。

が!!!

その数日後に保育園で掘った芋を息子が持ち帰ってきました。「まっ、掘り立てだからそんなに美味しくないだろう」と思ってふかしてみたら・・・、

う、うまい!!

ショックでした(笑)。やるなあ、長陽保育園・・・。いろいろ聞いて調べてみたところ、品種選びや、ビニールマルチを使用しているかどうかということがポイントのようでした。

うちはマルチも使ってないですし、品種も紅アズマや安納芋。一般的には、1ヶ月位寝かしておかないと味が乗らないとされる品種です。年内に出荷する分にはマルチを使っていこうかなあと思案中です。またゴミが増えちゃうなあ。複雑なところです。



昨日は村の球技大会でした。打ち上げの最中に現れた光る物体。

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近所のアソカラさんが子供達のために用意したバギーカーです。

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他にも、こんなものもあったりして、



はしゃぐ息子。

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大体うちと同じ位の時期に南阿蘇下田地区に移ってきたアソカラさん一家は、知る人ぞ知る有名な家族です。なにこれ珍百景などのテレビ番組にもよく出ています。正式な屋号は「阿蘇カラクリ研究所」。オーダーメイドでいろいろな機械を作っているかたわらで、子供が喜ぶような不思議なロボットをしょっちゅう作ってます。愉快なご近所さん。


ちなみに、上の写真のバギーに「私も乗る!」と妻のりこ。しかしながら、乗ったはいいが思いのほかグングン遠くにいってしまって帰って来ず、置いてけぼりの夫と息子と娘。

眠たさもあいまって、ぐずる子供ふたりに父ちゃんひとりはしんどい。こんな時はなんだかんだで母ちゃんの力がほしい。ああ、行ってしまったのりこ。そんな時、さっとどこからとなく手が伸びて誰かがダッコしてくれるありがたさといったら。みんな、自分の子供が小さかった時期を思い出して懐かしむかのようにうちの子たちの面倒をみてくれます。

「ほら、俺がだっこしたら泣き止んだぞ」
「なんいいよっと。あんたの顔見て泣き出しとるど」

と、酔っ払いつつも和やかな会話が続きます。

田舎の集落にはまだ「斜めの関係」や「地区の子供も自分の子供と同じように育て叱る」という文化がまだある程度残っているように思います。自分の子供がこうやって地区の大人たちに見守られながら大きくなっていくことに、なんともいえないありがたさを感じてます。

とにかく忙しい毎日だし、集団行動も飲み会も苦手な僕としては「楽しい楽しい」ばかりではありませんけどね(笑)。僕のそういう偏屈な個性もきちんと認めてもらえた上で「あいつ苦手なのにちゃんと来てるな」と地区の一員として受け入れてもらえていることがほんとーに何よりありがたいです。

ここが、息子や娘にとってのいいふるさとになるように、父ちゃん母ちゃんやれることやってくからな~。

それにしても。子供の感性には日々驚かされます。

昨日の言葉。「あかとんぼ、とんでるねー。あおいおそらにこんにちはー、ってしてるねー。」

たぶんどこかの絵本にあった言葉だと思うんですけど、ちゃんと使えてる。大人にはない発想だもんなあ。あっぱれだ。

2015年10月12日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

ローダー&ダム

10月4 日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、ジャガイモ、南瓜、ピーマン、間引き人参、オクラ、ニラ、レタス、九条長ネギ、サツマイモ、

(その他入る可能性のあるもの)
里芋、セロリ、水菜、ルッコラ、小松菜、チンゲンサイ、間引き大根【葉)、ナス、キューリ、ツルムラサキ、ゴーヤ、二十日大根、大豆

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。


ぼちぼちと、お届けできる野菜の種類と量が増えてきました。予定していたものがうまく育たなかったりしてまだちょっときつい状態なのですが、それでもまあなんとかなってきました。今週いっぱいまではやや抑え目にして、来週からは通常体制にもどして出荷できそうです。



新規のご注文は、10月中旬以降までお待ち頂いております。10月末には新米も出荷スタートの予定です。新米と合わせての、10月末からの野菜セットの新規定期購入のお申し込みやお試しのご注文も、お待ちしております。



野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずは
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秋らしい天気が続いています。晴れの周期と、雨の周期がはっきりとした天気。気持ちがよい季節になりました。

田畑の様子。

先日、まるで台風のような強風の日があってだいぶ倒れかけましたがなんとかふんばった稲。色づいてきました。稲刈りは今月の20日過ぎになると思います。今月中には新米の発送をスタートできそうです。

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今年新しく借りた畑に植えた里芋。思った以上に地力が無くてあまり大きくなりませんでした。葉っぱがこの調子では、芋もたいして入ってないとは思います。それでも、こんなこともあろうかと多めに植えておいたのでなんとかなるとは思うのですが・・・。

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玉ねぎの苗。

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11月に植え付けの予定です。真夏に、畝にビニールをかぶせて土の表面の雑草の種子を蒸し焼きにする「太陽熱処理」をしたので、雑草も生えてません。おかげでスクスク育ってます。

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今週は、エイっと勇気を出しました。フロントローダー(つきのトラクター)を買ったのです。ヤフオクで見つけてから現物を福岡まで見に行き、予想以上にきれいなものだったので、即購入。50万円の品です。

収入を考えるとなかなか大きな支出です。就農してからの、ダントツで一番大きな買い物となりました。とりあえず、購入記念に1枚パシャリ。おお、強いぞ、ローダー君、妻子が載ったくらい屁でもないようです。よっしゃあ。

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これで、仕事の幅がぐっと広がります。堆肥の材料となる籾殻を運んだり、堆肥の切り替えしをしたり、田畑の高いところの土を削って運んだりするのがぐっと楽になります。

鶏糞を小屋から出す作業もかなり速くできます。今まで人力では諦めていたことや、人力ですごい時間と筋力を使ってやっていたことがさくっと出来るようになるこの喜びといったら!

もう来年で40歳だし、就農10年目だし、そろそろローダーくらいあっていいでしょ、と思って奮発した次第です。それでも、新品ではなく製造から30年経っている中古品というところがうちらしいですけどね。

それでも、350時間しか使われてない品!なので、けっこうピカピカです。電子制御とかもない旧型機械なので、壊れるところもあまりないです。

まっ、心の中では、「勢いあまって中途半端な買い物しちゃったかなあ。どうせ長く使うならもうちょっと出して新品買ったほうがよかったのか!?」という気持ちと「いやいや、新品は身分不相応だ。ローダーは今は中古でもかなり高いし、この品、この価格ならよい買い物だ」という気持ちの間をちょっと不安げにいったりきたりしてるのでりますが(笑)。

大体、使っているうちにこういう不安は消えてしまうのがいつものパターンなので、よしとしましょう。というわけで、ローダー君にはあと最低20年は頑張ってもらおうっと。

ちなみに、椛島農園のトラクター事情はひどいことになってます。実はなんだかんだでこれで3台目のトラクターなのです。

3年目に10万円で買った30馬力のイセキのものは、多分40年近く前の製造のもので、しかも2駆なので畑専用。3年前にやはり10万円で譲ってもらった20年前位製造のヤンマーのものは、4駆で田んぼで使えるけどもかなり小ぶりな20馬力。20馬力だと、草を漉きこんだりするときにやっぱりちょっと力不足な感じがします。

そして今回の3台目はこれまた30年前のもので、かつ小型のもの。中古、中古、格安、格安、という感じで狙ってきたら、結果的に大手3社のものを一台ずつ所有するというわけのわからない状況になっちゃった。

もっと上手に買い物をする人なら、はっきりいって同じくらいの値段で一台ですんでます。ほんとに、何やってんだろうか(笑)



さて。今日は、たびたび紹介している立野ダムの現地見学&講演会に行ってきました。

午前は、ダム予定地の現地見学と、ダム上流の洪水対策遊水地の見学との2班に分かれて行動。午後は、講演とパネルディスカッション。参加者は170名ほど。盛況でした。

いろいろ書きたいことはあるのですが、うーん、今日は長々とは書きません。やめときます。最近グダグダと理屈っぽい文章になりがちなので、割愛っ!またの機会にします。

写真だけちょっと挙げておきます。

ダム予定地を見下ろせるポイントにて説明を受ける、の図。正面の鉄橋のすぐ先に、高さ90m、総工費1000億近いダムが出来る予定です。9年近く前、阿蘇にやってきたばかりの頃、時々散策して癒されていた川原がいまや立ち入り禁止の工事現場になってます。寂しいなあ。

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河岸にある、柱状節理。溶岩が凝固してできた岩です。ポロポロ崩れやすいです。おまけに、立野は断層が多い地帯です。崩れないようにするために、セメントと水を混ぜて練ったミルク状のものを岩盤に流しこむのだとか。なので、大きさの割には長い工期と高い工費がかかるそうです。

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地質学的にも貴重なこの場がダムの水によって損なわれるとしたら残念です。そして、この美しい眺めを次の世代に残したいものです。

先日の鬼怒川の堤防決壊でも明らかになりましたが、やっぱり治水対策の基本は堤防整備や河川改修などです。ダムがだめというわけではないけど、費用対効果が悪すぎたり、や生態系への影響が大きすぎたりする場合があります。

鬼怒川の上流のダムでは総貯水量から換算するとあと3割の余裕があったようです。ダムは満水になった時に一気に放水をすることでより下流域に危険が及びます。

なので、様子をみて3割の余裕を残しているうちに、下流でああいう惨事が起こってしまったということだそうです。それも、まさに「堤防工事をすすめたいけど間に合わなかった」という場所で。

地味~なテーマではありますが、ちょっとずつでも関心がある人が増えていって、反対の世論が大きくなるといいのだけど、と思ってます。

2015年10月05日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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