悶々

7月31日(月)

今週のセットの中身です。

(大体全員に入るもの)
卵、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、オクラ、ナス、ピーマン、キュウリ、トマト、にんにく、大葉、ゴーヤ、

(その他入る可能性のあるもの)
ミニトマト、モロヘイヤ、ニラ、空心菜、つるむらさき、かぼちゃ、ゴボウ、


「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。



なお現在、椛島農園では、

「無理をせずに、子供と過ごす時間を大事にする時期」
「とりあえず目の前の作業をこなすのではなく、将来のために農場環境を整える時期」
「新しく技術を学びなおす時期」

と位置づけ、作付け量を減らしています。新規の定期便のご注文は、しばらくの間は承ることができません。時期が来るまでお待ち頂ければ幸いに思います。

また、単発のご注文につきましては、お届けできる野菜にゆとりがある時期もありますので、お問い合わせください。お米や卵メインで、「野菜はあるぶんちょっとだけでも入れてください」というご注文は随時承りますね。

野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。

どうぞよろしくお願いいたします。


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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
E-MAIL tkabashima@hotmail.com
椛島剛士・のりこ





農園紹介と家族のプロフィール
・ご注文はこちらから(かんたんな商品案内)
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商品のもっと詳しいご案内・Q&A
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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ホームページ的な内容の記事を書いてアップして、リンクを並べてます。ご覧いただければ幸いであります~。

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以下ブログ本文記事です。

暑いですね~。天気の長期予報では、この夏は西日本では酷暑・少雨なのだとか。ふぅ~、覚悟しておこうっと。

この1週間、いろいろやらなくてはいけないことは山積みだったのですが、いろいろあって思い切ってお出かけしました。畑はかなりのレベルで作業が遅れてしまってますが、しょうがないということで。人生とは、日々、判断の連続。その日その日で、やることの優先順位をつけていくしかないですもんねえ。

その様子。

勉強会に参加。

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先生は、かの有名な久松農園の久松さん。午前中に山都町の畑で圃場見学、午後はそのまま菊池市主催の講演会に移り久松さんのレクチャーを聞きました。かなり刺激をうけました。ご縁をいただけで、感謝です。




家族で海へ。

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延岡の、下阿蘇海水浴場へ。すんっっっごく水がきれいでびっくりしました。そして、プライベートビーチかというくらいの落ち着いた雰囲気。小さな生き物を観察するのに最適な磯。子供ようの川プール。隣接の食堂の海鮮丼の美味しさ。熊本方面から行くときの、無料の高速道路。至高の海水浴でありました。かなりのかなりのおすすめです。

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それにしても、先週もまったく同じことを書いたけど、自分で言うのもなんですが、幸せそうな家族の姿だなあ~(笑)

はい、だけど、相も変わらずいろいろ悶々としてます。うーん、人の心って本当に面白いですよね。よくも悪くも人間はとにかく状況に慣れてしまう生き物ですね。「これでいいのだ」ではなく、「もっともっと」という気持ちをいったん持つと幸せはスルリと逃げていきますよね。これって、向上心と表裏一体とえばそうですもんね。本当に、面白い。

うちの場合、いい車に乗りたいとか、いい時計がほしいとか、いい服が欲しいとか、そういう欲は夫婦ともにほとんど無いのですが、とにかくもっと「時間」が欲しい、という欲と格闘してます。これでいい、と思っていたはずなのに、子育て真っ盛りに入って、その課題を突き付けられています。

何を諦めて、何を変えていけば望む暮らしが出来るのか、そのことを考えていたら目の前の事に集中できず、変なスポットに入り込んでしまっている感じ。まあ、これって、これまた先週も書いたけど、多くの人がはまる課題なんだろうなあ・・・。みなさん、頑張ってまいりましょう。(と、今週もまた書くのであります)

あとは、悶々の材料としては、、歩でだすのもしゃべるのもとにかくとにかくゆっくりさんな下の娘の成長っぷりにやきもきしたりとか・・・。親は心配するのが仕事のひとつのようです。人って、いつでも何かしら心配のネタを探してしまうものなのかなあ。そういえば、今のような課題を感じる前の数年前、「こんなに何でもうまくいっていいんだろうか?」と心配してたなあ。思い出したら笑えてきちゃうわ(笑)

ところで、今週のドタバタ忙しさの一つとして、週末に熊本県が主催する新規就農の相談会がありました。熊本県有機農業研究会のブースで、就農相談を受けていたのですが、いろいろ感じることがありました。

日本全体で課題となっている人手不足、農業においてもまったく同様です。いや、他業種以上に厳しい現状があるようです。就農3年目で、有機のトマトをバリバリ作っていて成功している友人に久しぶりにお会いしたのですが、「人手がないから、本当は規模拡大したいのだけど、ちょっと様子見ですね」と。

やはり就農1年目でトマトを作っている近所の方も、「とにかく、人手が欲しい。どんな人でもいいから来てほしい」とおっしゃってました。どうしても、通年ではなく農繁期だけの雇用となると人も集めにくいようです。そういう場合の貴重な戦力である60代、70代の元気な方々もお年を取られてきて、ますます人がいない、のだとか。そりゃまあ、通年で安定的に収入を得たいのならドラックストアで働いたほうがいいですもんね。トマトのハウスは40℃位の気温になりますし、楽ではないです。

自営業なら、少々きつい仕事でも、やりがいの大きさから乗り越えられるかと思いますが、勤めでの農業の場合は、働いてらっしゃる方がどうやって賃金面以外のモチベーションを高めているのか、会社としてどうやってそのフォローとシステム作りをしているのか、純粋な好奇心として気にはなります。

なにせバブル期以上の求人倍率というから、人て出不足に関してこういう現状になっているんでしょうね。さてはて、世の中はどうなっていくのか。何かそれに対する提言などできる余力も、考える材料となる知識もありませんが、外的要因がどうなろうと、いつどんな時代でも、そんなに稼げなくとも潰れずに「地域の中での暮らし」を続けて行くための農業モデルではありたいなあ、と悶々と漠然とは考えています。


はい、そんなわけで、畑はちょっと荒れ気味ですが、

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(ネギや、ニンジン用のマルチ、里芋、緑肥)

まあなんとか、

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(オクラの花)

滞りなくお約束している出荷は休みなく行えるように、

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(ナスやピーマンの畑)

日々ぼちぼちと、

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(秋どり南瓜。先週刈ったあぜ草を運んで敷き詰めました)

やれることをやって、

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(冬野菜の肥料を仕込み中)

生きております。

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(米ぬかと鶏糞とモミガラを発酵させてます。善玉菌の宝庫と化してます~)

まっ、そんな感じです。ボチボチ、いきます~。なるようにしかならんしね。

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2017年07月31日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

カブトムシと葛

7月24日(月)

今週のセットの中身です。

(大体全員に入るもの)
卵、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、オクラ、ナス、ピーマン、キュウリ、トマト、ミニトマト、にんにく、大葉

(その他入る可能性のあるもの)
キャベツ、モロヘイヤ、ニラ、空心菜、つるむらさき、バジル、ゴーヤ、かぼちゃ、ゴボウ、


「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。



なお現在、椛島農園では、

「無理をせずに、子供と過ごす時間を大事にする時期」
「とりあえず目の前の作業をこなすのではなく、将来のために農場環境を整える時期」
「新しく技術を学びなおす時期」

と位置づけ、作付け量を減らしています。新規の定期便のご注文は、しばらくの間は承ることができません。時期が来るまでお待ち頂ければ幸いに思います。

また、単発のご注文につきましては、お届けできる野菜にゆとりがある時期もありますので、お問い合わせください。お米や卵メインで、「野菜はあるぶんちょっとだけでも入れてください」というご注文は随時承りますね。

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とある夕方。


虫除けの準備完了。

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野菜の苗用の土を仕込んだ林に行き、

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腐葉土をあさくると・・・。

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わんさか出てきます。

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近所にくばってみたりしました。。

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ご近所さんで、欲しい方はお声かけ下さい~。


と、こんな感じで書いとくと「いい環境で暮らしてるなあ~」と我ながら思えますわ。

が、頭の中はやらなくちゃならない作業やら雑用やらの多さに心折れる寸前・・・。カブトムシ捕りながらもいろいろ段取り中。心ここにあらず。いかんなあ。ちょっとだけぼやかせてください(笑)


限られた時間をどう使うかという意味で、暮らしと農作業がどうもゼロサムになってしまっているなあ、と思います。小さな家族経営の農業だと、それがゼロサムではなくウィンウィン、あるいはそもそも暮らしと仕事の区別がつかない部分も多いのが魅力ではあるんですが、そうでない部分もやっぱり多い。子育てにエネルギーと時間を割くようになって、それを痛感してます。うちだけでなくお勤めの方でも自営業者でもなんでもみんな一緒だと思いますが。そういう時期ということなんだろうけど、実際に農作業をできる時間がここ数年どんどん減ってきてます。

こういうきつさを打破するためにいったんペースを落としていろいろやり方を変えるために必要な勉強やらをする時間を作る、と決めたものの、やはり農繁期はそんなに甘い物ではないな、と感じ入ってます。そりゃそうだ。例えば野菜セットを100箱作るのに必要な諸々の時間が100時間だとした時に、それが70箱になったからといってかかる時間も70時間にはなりませんもんね。感覚的には85時間といったところかなあ。分かってはいたけど、やっぱりか、という感じ。

せいぜい「そもそも何が幸せか」を考えたら、あまりいろいろ欲張らずいろんな意味での取捨選択や諦めは必要なんだろうなあ、と感じます。諦める、とは「明らかに極める」であるとどなたかが書いていたなあ。はい、そんなわけで、今日はヨワキモードです。カブトムシに喜ぶ息子の姿に救われます。

みなさん、ともにがんばって参りましょう。




この時期の大仕事、あぜ草刈り。このあぜは、うちの田畑で一番高くて急。6m位はあります。モンスター、と我が家では呼んでます。

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当然草刈り機のひと振りでは刈り切れず、3段に分けて刈ります。滑り止めのアイゼンを履いて刈ります。かなり危なかったのですが、今年は畔の中段ぐらいにアシナガ蜂の巣があって、危うく刺されそうになりました。草刈り中に刺されて刃が回った状態であぜから転がり落ちたらシャレになりません。危なかった・・・。同い年の知人は数年前に草刈り中にこけてしまって2か月入院してました。おお、恐ろしい・・・。

そして、草刈りを厳しくさせているのは、コレ。

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葛です。マメ科の多年草。いったん根付いたと思ったら、いつのまにやら増えてしまいました。このつるが草刈り機に絡む絡む・・・。その繁殖力は筆舌に尽くしがたいほどのものがあり、在来の植物の強さを思い知らされます。今食べている野菜などはほとんどのものは原産地は外国です。やっぱり人が手をかけないと弱い存在です。

Wikipediaにはこう書いてあります。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
北アメリカでは、1876年にフィラデルフィアで開催されたフィラデルフィア万国博覧会(独立百年祭博覧会)の際、日本から運ばれて飼料作物および庭園装飾用として展示されたのをきっかけとして、東屋やポーチの飾りとして使われるようになった。さらに緑化・土壌流失防止用として政府によって推奨され、20世紀前半は持てはやされた。しかし、繁茂力の高さや拡散の速さから、有害植物ならびに侵略的外来種として指定され、駆除が続けられている。現在ではクズの成育する面積は3万㎢と推定されている。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
3万㎢って、どういうことですか! 日本の国土面積が約38万㎢。九州が約3万7千㎢。九州よりちょっと狭い位の面積が、150年前にはなかった植物によって覆われているという現状。葛恐るべし!ちなみにアメリカの国土面積は約960万㎢。アメリカ、やっぱ広いなあ・・・。

ちなみに刈ったこのあぜ草は、ちょうどこれから植える秋収穫南瓜の敷き藁がわりの草として使います。南瓜の収穫が終わればそのまま土にすき込むことで土が肥えていきます。ただ、畑に運ぶ手間は相当なものです。正直いって、手間を考えたらこの場で燃やしてしまいたいです。本当にいっぱいいっぱいの年には、そうすることもあります。

でもなあ、燃やせばただのゴミ、運べば最高の資材・・・。運ぶのはもはや意地ですね、意地。やっぱり山地で農業をするというのは、いやいや、暮らしを営むというのはこういうことですもんね。豊かな里山の景色は、こうやって維持されてるんですよ~、と誰かに伝えたい気分でいっぱいです。

原生の自然であれば、それはそれでもちろん完成されたものなので人が維持管理していく必要などありませんが、いったん人が原生自然を切り開いて里や村にしていくと、すごい量のマンパワーをかけて維持管理していかなくてはなりません。お金にもなりません。でもそのおかげで生物多様性や文化はどんどん豊かに育まれていったわけですけど。

高あぜのてっぺんに立ち、眺めるうちの田。

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近くに寄って見るとすんごい量の雑草が生えてますが、うむ、こうやってみるとなんとか草にある程度は勝ってくれそうな雰囲気かな。ま、よしとしようっと。

さて、また1週間ぼちぼちやれることやっていきましょう。

2017年07月24日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

太陽熱養生&ことぶき農園

7月16日(日)

今週のセットの中身です。

(大体全員に入るもの)
卵、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、ナス、ピーマン、ゴボウ、トマト、ミニトマト、にんにく

(その他入る可能性のあるもの)
キュウリ、キャベツ、空心菜、つるむらさき、バジル、枝豆、大葉、ゴーヤ、オクラ、かぼちゃ


「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。



なお現在、椛島農園では、

「無理をせずに、子供と過ごす時間を大事にする時期」
「とりあえず目の前の作業をこなすのではなく、将来のために農場環境を整える時期」
「新しく技術を学びなおす時期」

と位置づけ、作付け量を減らしています。新規の定期便のご注文は、しばらくの間は承ることができません。時期が来るまでお待ち頂ければ幸いに思います。

また、単発のご注文につきましては、お届けできる野菜にゆとりがある時期もありますので、お問い合わせください。お米や卵メインで、「野菜はあるぶんちょっとだけでも入れてください」というご注文は随時承りますね。

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以下ブログ本文記事です。田畑の様子と、太陽熱養生処理についてと、ことぶき農園の紹介。


夏本番の到来ですね。ほんとに、ここ数年の夏の日中の気温の高さにはお手上げ感いっぱいになります。日中の激しい作業は、ちょっと命がけなものを感じます。体を激しく使う作業は、朝夕に。

というわけで、日中のブログ書き。ありがたや。どんなに暑くても8時~17時で作業せざるを得ない建設土木関係の方々にはただただ頭が下がるなあ、と思いつつ農家の特権をかみしめてます。

畑の様子。

自家用の、ポッポコーン用トウモロコシ。台風で完全に倒れてしまいましたが、見事に復活。トウモロコシは強いです。いつの間にか起き上がって花も咲き始めました。

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茎の上でぽにゃぽにゃ伸びているのが雄花です。上から花粉が落ちてきて、この

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雌花に触れると、受粉成立となります。雌花のひげ一本一本が、とうもろこしの粒一粒一粒から伸びています。ということを最初に知った時はえらく感動したのを覚えてます。


2回目に蒔いたキューリ。台風で傷んだ時はまだ小さい苗の状態だったのでダメージも大きくなく、復活しました。これまたひと安心。今週の金曜の出荷分から入れられそうです。

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草に負けそうになりながらも、まあなんとかなった感がでてきた稲。あと1回は除草に入りたいなあ・・・。この時期、小道や畔の刈った草がすぐに太陽の熱で焼けて赤茶色になります。緑と茶のコントラストに、農繁期のダイナミズムを感じます。

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田んぼでヒラヒラ。ハグロトンボの雌。ちなみに雄は、メタリックな緑色。

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冬人参のための、太陽熱養生処理をしました。簡単に言うと、土壌をビニールで覆うことで何年もかかる土作りを数週間で行うという技術です。

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決め手は、適切な量と質の有機物と、酵母菌を入れることと、水分が多い状態でビニールを張ること、なのだそうです。酵母菌は、パンや酒造りでその働きが活かされるのと同じように、土壌中でも二酸化炭素を発生させます。その、二酸化炭素がポンっ!と弾ける力で土の固い部分を壊していく、というイメージ。

さらにそうやって出来た空間に、堆肥中にある納豆菌のネバネバ力で保水力やホコホコ感がプラスされると、団粒構造のすばらしい土となります。ビニール内は高温になります。その日の最高温度×日数で900℃~1000℃位が仕上がりとしてはベスト、と言われてます。50℃で、20日。カビなどの土壌中の病原菌も死んじゃいます。野菜にとっては天国のような土となります。

おまけに、雑草の種も焼けちゃいます。機械で張る場合にビニールが使い捨てになることだけが問題ですが、プラス面とマイナス面を考えた時に、「そりゃ、やるでしょ」というわけで、いまや有機農業者の中での基本的な技術となっています。と、なんだか偉そうにうんちくを書きましたが、うちもまだまだ試行錯誤手探り中。今年は、400m位張りました。あともう少しは張ります。初めてしっかり酵母菌を入れ込んだので結果が楽しみではありますが、さてはて、うまくいくかな・・・。



最後に。

一年前に、うちでの研修を経て近所で独立新規就農したトシマ君の畑が元気です。つい、嬉しくなったので一枚パシャリ。

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この畑の土も、なかなかに痩せていて夏野菜がうまく育つかどうか心もとない感じだったのですが、いい感じです。トシマ君が、しっかりと世話をしている賜物だと思います。うちの畑よりも、世話が行き届いてます。

人は、やるべきことに集中していると、いい顔をしますね。人それぞれ持ち味やら長所といったものがありますが、トシマ君の場合は、強味のひとつが「目の前のことに集中して、背伸びしない」という姿勢なのかな、と見てて感じます。

「こういう勉強会、一緒に行く?」「あそこの田んぼ植えていいっておっしゃってるけど、自家用にでも植えとく?苗やうちの余り苗で足りるし、植えときなよ」と言っても、

「いや、とりあえず今の自分にはまだはやい内容だからやめときます」「まずは野菜に集中したいからやめときます」と。僕は「いや、いいから、とりあえず行こう。植えときなよ、自家用だし」と強く勧めるようなタイプではありません。人を自分の土俵に無理にあげたり、人の土俵にずかずか上がるのは嫌いです。いやいや、人に何かを強く勧めるほどには自分のやってることに自信がないというのが正しいかな。

ま、とにかく、そうやってあれこれ手を広げすぎずに目の前のことに集中して手をかけていくと、露地栽培のミニトマトもこんなに茂って病気も入らず、こんなに美味しいのか、と関心しました。

吉川英治氏が、作品中で宮本武蔵の言葉として語ったこのフレーズ、「我以外みな我が師」が思い出されますなあ。

トシマ君と奥さんのひろこちゃんの農園、ことぶき農園さんのFBページはコチラです。おしゃれな雰囲気や、色とりどりのお野菜が、うちとは全然違った雰囲気。いい感じです~。うちのお野菜をとってくださっている方でも「もっとカラフルな野菜のセットなど食べてみたいわ」という方はどうぞご注文されてみてくださいね~。

2017年07月16日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

オロオロ願う

7月10日(月)

今週のセットの中身です。

(大体全員に入るもの)
卵、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、ナス、ピーマン、モロヘイヤ、ゴボウ、トマト、ミニトマト

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以下ブログ本文記事です。


福岡・大分の大雨は、大変な被害をもたらしましたね。梅雨の後半のこの時期の雨の降り方は、恐ろしいものがあります。5年前の7月12日は、阿蘇で一晩に500mmという壮絶な雨量がありました。うちから10分位行った地区でも亡くなった方もでました。

今回被害が大きかった地域では、5年前の大雨でも川があふれたそうです。なんとも言葉がでません。これからまだしばらくは大気が不安定な状態が続きそうです。どうぞお手柔らかにと願うばかりです。

南阿蘇も、今回の被災地と比べるとなんてことない状態ですが、台風や大雨の影響がありました。あちこちで木が折れたり、ビニールハウスが潰されたりしてました。うちも、トマトのハウスが危うく飛ばされそうになったり、夏野菜が風にあおられてボロボロになったりしました。一時的に夏野菜の生りが悪くなりそうですが、結果的にはそれほど大きな被害にはならなそうなので、よかったです。

心配した川の氾濫や土石流も起こらず、よかったです。地震で地割れが入った山の斜面もまだ不安定です。もし、今回の福岡・大分のような雨が阿蘇にふったら、間違いなくどこかでまた大きな被害がでたことでしょうから、とりあえず一安心。まだ油断はできませんけど。

そんなわけで、台風・大雨・その後も降ったりやんだりでスッキリせず、蒸し暑さだけは増す一方。そんな感じの毎日です。夏空が恋しい・・・・。


畑の様子。

土が全然乾かず、畑に入れない日々・・・。ネギも、草に負けそうな雰囲気に・・。うーん・・・。

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南瓜がそろそろ収穫スタートです。品種は、昨夏に好評だったケイセブン。甘みが強く、ホクホクした食感は栗のようです。

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葉っぱが傷んで苦しい状態の夏野菜を横目に、水が大好きな里芋は絶好調。

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野菜によって、「どのくらい水に浸っても根が傷まないか」という時間は異なります。日本で今普通に食べている野菜は、乾燥した地域が原産のものが多いので、加湿には弱いです。丸一日水に浸ったらダメになるものも多いですが、里芋は丸3日はOKなのです。

畑の水はけが悪い一角に、緑肥を播いてます。緑肥とは、イネ科やマメ科の草(牧草)で、茂らせた後に収穫をせずにそのまま粉砕してすき込んで肥料として活用するようなものです。

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この一角に蒔いたのは、、セスバニアというマメ科の草です。2m位の高さに茂り、根っこもグングンとまっすぐのびて地表の下数十センチにある、水を通さない層を突き破ると言われています。根っこが枯れた後はそのままその空間が水の通り道となり、表層の水はけが劇的に改善するのだとか。今回初めて播いてみました。

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このまっすぐ伸びた太い根と、細いひげ根についている粒粒がポイントです。この粒粒には、根粒菌という細菌がついてます。

根粒菌は、空気中(つまり、土の中にある空気中)の窒素を固定します。大気の8割は窒素なわけですが、気体では植物は吸収できません。それを、気体ではなく植物が根っこから吸える形に変えてくれるわけです。窒素は動物でも植物でも菌体でも、細胞の材料となる重要な元素なのです。化学肥料がなかった時代にはマメ科牧草は重要な窒素供給源だったのです。根粒菌さん、頼みますっ!

蛇足ですが、空気中の窒素が、雷によって水溶化され、雨で大気中に落とされるということは有名な話です。昔から、雷が多い年は稲が豊作だったとか。むろん、すべての原子についてもそうですが、特に人間になじみの深い窒素や炭素がどのように地球の表層と大気を循環しているかに関心をむけると面白いです。

突き詰めて考えると、やっぱり般若心経の世界なんだろうなあ。色即是空。空即是色。あなたはわたし。わたしはあなた。わたしもあなたも星屑が形をかえたもの。

別に僕は全然スピリチュアルな感性は無いですが、目の前の慌ただしさにココロが折れそうになった時は、そんなことに思いをはせてはっと正気に戻ります(笑)

そういう意味で、知人が勧めてくれたティック・ナット・ハン氏の講和はジーンときました。氏は、ダライラマ14世に並ぶ現代の高僧と称される方です。今はやりのマインドフルネスの指導を世界中の方に長年行ってきたことでも有名です。こういう話がお好きな方はこちらもどうぞ。。あっ、やっぱ気が付くとこういう話になっちゃうなあ(笑)



雨にも負けず、元気な野のいきものたち。

ホタルブクロに、

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ラミーカミキリ。

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息子がラミーカミキリ大好きとなり、狭いかごの中にうじゃうじゃいます。シュールな光景・・・。


それにしても、はやく、梅雨があけないかなあ。オロオロ願う位しかできませんが、ま、そんなもんでしょう。ボチボチいきます。

2017年07月10日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

畑の様子&種子法

7月2日(日)

今週のセットの中身です。

(大体全員に入るもの)
卵、人参、ジャガイモ、玉ねぎ、ナス、ピーマン、きゅうり、キャベツ、トマト、ミニトマト

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モロヘイヤ、空心菜、バジル、インゲン、セロリ、間引きごぼう、大葉、


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以下ブログ本文記事です。畑の様子をアップしてみます。



蒸し暑い日が続いている南阿蘇です。結局今のところ空梅雨状態です。ほどよい降り方で、野菜は大喜びしてます。火曜日には台風がやってくるので、まとまった雨になりそう・・・。そして、強風で野菜が傷まないような対策も必要です。

あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ。今日はせっかくのいい天気だったけど、急ぎの雑用や地区の草刈りで畑に入れず。どんどん時間が無くなっていくのを実感中の40歳であります。いやはや・・・。この夏も、手が回ってないなあ。おかしいなあ、今年はペースを落としてるはずなんだけど。農繁期、恐るべし!(笑)



今年は、自作の肥料の効きが良すぎて夏野菜にアブラムシが来てました。ちょっとまずい雰囲気だな、と思っていたところにほどよい雨が降ってアブラムシもいつのまにかいなくなり、いい感じです。

自然の仕組みというものは、面白いです。アブラムシの数もすごかったのですが、少しずつアブラムシを食べるテントウムシがどこからともなくやってきて、みるみるうちにこれまたものすごい数になりました。

きゅうりも、見事に復活。台風で傷まなければいいけど・・・。

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ナスも、復活。

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その立役者。ナナホシテントウ、の蛹。うじゃうじゃいます。ありがとう~!

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検品の時に外しますが、こんなのも時々あります。

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ジャガイモ収穫中。とりあえずすぐに出荷する分だけをちょこちょこと掘ってます。梅雨明けに、機械でいっきに掘りあげる予定です。新しく借りた畑で土に力が無く、こんなに天気がよかったのに収量はボチボチ。でも、美味しい。ま、よしとしましょう。

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畑の片隅の、ゴボウ。去年の春に種を播いて、冬に収穫していた大浦ゴボウの残り。そのまま畑に放っておいたもの。

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花が咲き始めました。花の後に出来る種を採る予定です。

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去年採った種も春に蒔きました。今のところすくすく育ってます。間引きゴボウとして出荷しております。てんぷら、サラダ、チャーハンの具に、炊き込みごはんに。特に香りが最高です。

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あまり自家採取には熱心ではない椛島農園ですが、時々はやってます。やっぱり、気持ちが良いものです。

種子と言えば・・・。今年の春に「種子法」という法律の廃止が決定されました。あまり話題にはのぼりませんでしたが、有機農業関係者にとっては大きな出来事でした。

状況をかいつまんで説明するとこんな感じです。

これまで米や麦、大豆などの品種改良は、国が責任を持って行っていました。そのことを明記していたのが種子法です。戦後に、食料の安定供給を確実なものにするために作られた法律とも言えます。

「もうそういう時代は終わった」「種子法の存在で民間の参入を事実上拒んでいるのはおかしい。野菜の種子がそうであるように、自由競争にすべきだ。」というのが廃案に至る論理だったようです。そういう政府の主張に対して、反対の声ばかりがあがっていたにも関わらず、大した審議も行われずあっというまに廃止法案が通ってしまいました。

そもそも種子は長い長い時間をかけて人類が作り上げてきた「公共財」だったのですが、現状では種子会社による「種子の私有化」が進みつつある、というのが一番の問題であるともいえます。種子法の廃止は、その傾向をますます強めるのではないかと危惧されています。

考えてみたら、お米は毎年種を取り続けています。考えたら、モミにくるまれたお米というものは、そのまんま種子ですもんね。生命そのもの。何千年の間、種子は基本的には買うものではなくつなぐものだったのかも。

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(田植えから1か月弱。だいぶ大きくなってきました)

反対する側の意見として分かりやすかったのが、龍谷大学経済学部教授・西川芳昭さんの説明。参考までにどうぞ。


さて、いよいよ本格的に暑い時期を迎えますね。皆様熱中症にはお気を付けくださいまし~。

2017年07月02日 田畑 トラックバック:0 コメント:0

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