みかん山で考えたこと

みかん農家の伯父の手伝いに隣県の福岡県までいってきました。

快晴でした。

谷全体が、みかん畑、杉林、雑木林、竹林、茶畑、というふうに、モザイク状にいろんな土地利用をされています。

1125taninokesiki.jpg


田畑と草原と杉林、山の上は落葉広葉樹、という南阿蘇の景色とは一味違う、一般的な九州らしい景色です。

気温が高いので、植物のもつエネルギーも、なんだか濃いように感じました。

目に付いたのは、荒れてしまった、旧みかん畑、という土地。かずらが繁殖し、森へ帰ろうとする野生の圧倒的力が伝わってきます。

ちょっとしたこういう草のあつまり。

1125enerugi_20071125225201.jpg


クスの木に絡みつく、クズ、ヘクソカズラ、ヤマノイモ、テイカカズラ、ムベ、その他名も知らぬ蔓性植物・・・。光を求めて、すさまじい競争をしています。自分で体を支えるということに、エネルギーを用いなくていい。そのぶん、より光を求めて体を高いところに伸ばしつづける。つる性植物の、生きる意気込みが伝わります。凄いです。


ヤマイモの葉。

1125yamaimonoha.jpg


蔓をたどって、株元のありかを突き止め、掘り出します。

掘り始めるT伯父さん。

1125horihajime.jpg


途中で交代し、ひたすら掘りました。格闘すること1時間。

1125jinennjyohori.jpg


一番下の部分が少し折れちゃいましたが、大物ゲット!

1125jinennjyo.jpg


みかんの収穫の合間に、ヤマイモ掘り。なんと贅沢な時間!


みかん山には、その他にも素敵なものがたくさん。

筍を採るための、孟宗竹の林。人の手できちんと管理された竹林は、美しいですね。

1125takebayasi.jpg


サネカズラ。またの名をビナンカズラ。この実を、昔は水で溶かして整髪油にしたので、美男蔓、というわけです。

1125sanekazura.jpg


ネズミモチの実も色づき始めていました。
モチノキに似て、実が、ネズミの糞のようだ、ということからの命名のようです。確かに似ています。

1125nezumimoti.jpg



毎年、みかんの収穫時期には、親戚が集まり、収穫を手伝います。僕は長らく九州を離れていたので、去年からの参加です。何十年も積み重ねてきた時間。素敵なものですね。

1125sunappu.jpg


今年は天候に恵まれ、みかんも豊作だそうです。
採れすぎて価格が下がるのも困りものですが、それでもやはり豊作は豊かな気持ちにさせてくれる、と思います。

1125housaku.jpg

スポンサーサイト

2007年11月25日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:1

<< 干し柿 | 南の大地より  椛島農園日記TOP | 快晴 >>

実家のお手伝い、ありがとうございます
先週末はいけなくて・・・
手伝ってくれるとサンテナ運搬も少なくて、お父さんも助かります
竹林も、みかん山も、ほんと人の手を加えなくなるとあっという間に変わるよね
竹が密集して光が差さなかったり、いのししも食べない間引きしてないみかんがなったり
いつまでおいしいみかんが食べれるか、心配です

2007年11月26日 いしかば URL 編集












管理者にだけ公開する