曽野綾子さん

10月19日(日)

久しぶりに、長いです。文字ばっか(笑)


夏の間は、あまりに「やっておきたいこと」が多くて、
でもやってもやっても終わらず、「ああ、もうお手上げ」状態
が続いていました。

でも、今の時期は、「がんばれば仕事がおっつく」状態です。
なので、ついついがんばりすぎて、いや、欲張りすぎて(笑)
気が付いたらぜんぜん休んでない、ということになりがち・・・。

なので今日は、午前中は玉ねぎ定植準備を進めましたが、
午後はゆたっとしました。
何事も、「敢えて」そうする、とか、こういう時間をもつ、とかいう余裕
が大切だなあ、と感じます。

1月に近視矯正の手術をうけて、目が遠視気味になっていました。
そういうものだそうです。

最近、遠視が取れてきたみたいで、読書が楽に出来るようにまで
なりました。

もともと、かなり本が好きなので、とても嬉しいです。

というわけで、最近は、時間がある時には、「読書の秋」してます。

今日は、曽野綾子さんの小説を読みました。

僕は、曽野綾子さんの「物事の見方」が大好きです。
すっと、心に入ってきます。

曽野綾子さんは、クリスチャンです。

彼女の「物の見方」は、クリスチャン的な世界観を教えてくれます。
時々はっきりと物をいいすぎて、反感を買われることもあおりのようですが、
あれほど「筋の通った」発言をできる著名人は少ないのでは?
と思います。だから、僕は好きです。
その、筋の通った生き方、言動の後ろにあるものが信仰の力だとしたら、
信仰とはすごいなあ、と傍から見ていて感じます。

僕は無宗教です。でも、人が生きていくうえで、信仰は必要なのでは、
と思うのです。もちろん、いつもいつも、というふうにはいかないで
しょうけど。僕も含めて、たいていの日本人は、
「困ったときの神頼み」でしょう(笑)

長い人類の歴史の中で、今の日本の社会ほどに、信仰と無関係な
時代、社会は無いだろう、と思うのです。
もちろん、信仰などなくても生きていけます。
でも、信仰やココロを軽視した結果として、物質や科学やお金を
重視しすぎる世の中になってしまったのでは?とも感じます。

何が正しいのか、よりよく生きるとはどういうことなのか、
何を信じていけば良いのか。
青臭い話を、ごくたまにでいいから、必要なときには、
逃げないでひざを突き合わせてしていかないといけないなあ。
という時代に来ているように思えます。
そう、本当に、たまにでいいですけど(笑)

人が生きていくうえで大切にしなくてはいけないもの、
という山があると仮定します。
宗教や信仰は、その頂上につづく登山道みたいなものなのだと
思うのです。
どこから登るのも自由。
時間がかかっても、回り道をしても、構いません。

それどころか、登るのも、登らないのも、自由。
ただ、その山はきっと、美しく、人に力をあたえる、というのは
事実なのでしょうね。
美しく、大きな山が身近にないと、ハリボテの、入山料金ばかり
高いような山に登る人が増えてしまうという現実も多いようですが。


というわけで、
曽野綾子さんの「天上の青」からの言葉。
長いので、ご興味のある方だけご覧下さいませ。

「何かを捨てずに、何かを手に入れることは出来ないのだ。世間の人は対価を払わずに何かを手に入れる僥倖を期待しすぎると思う」

「嘘はほとんど100パーセントの人がつくの」

「しかし偉大になることに血道をあげる奴もいるとすれば、自分が小さくなることに安らぎを見出す人間もいる。」

「『あなたの敵を愛しなさい』と聖書が言う場合、当然それは、敵を愛することが出来ない、という人間の悲しさの上になりたっている。ただ、自然に愛することはできなくても、それどころか、そこには、激しい嫌悪や憎しみしかなくても、意志の力さえあれば愛しているのと同じ行動をとることだけは、むずかしくはあってもできなくはない。聖書はそのような分裂した心をむしろ本当の愛と規定し、その困難な道を人間に命じているのであった。」

「何のために、殺してもいない人を殺したとおっしゃるのですか。あなたはどうしてそんなに人の注目を集めたいのですか。人に見られることなんて、別に光栄でも何でもありませんのに。よく知っている親しい友達には少し理解してもらい、町の片隅で、自由に密やかに、陽の光にも星明りにも十分に照らされていきることが、人間らしい幸福です。」

「もちろん、あの方の心の中はだれにもほんとうにはわかりません。世間は他人の心をわかると思い過ぎます。わからないという恐れがなさすぎます」


これからどんどん夜が長くなり、読書の秋が進みます。
うーん、なんてささやかでお金のかからない楽しみなんだぁ~。

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2008年10月19日 トラックバック:0 コメント:0

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