冬虫夏草
1月11日(日)
昨日は、最高気温が0度の真冬日でした。
今日も、最高気温は4度くらいでした。寒い!
友人が、「冬虫夏草があったよ」と教えてくれました。
かなりいい加減な知識でもうしわけないのですが、一応うんちくを書きます(笑)
冬虫夏草とは、昆虫やクモなどから現れるきのこの総称をいいます。菌が虫の体に寄生して養分を得て、きのこ(子実体)を出すのです。ちなみにきのこを出さない菌もあるそうです。クモに寄生する菌、セミに寄生する菌、などなど、その種類は日本国内で250種類にのぼるとのことです。
ちなみに厳密にいえば、コウモリ蛾という蛾の幼虫に寄生する菌から伸びるキノコのことをいうそうです。もともとはチベットの特産品だったものが中国宮廷に珍重され、今では日本でも漢方薬として有名です。
さて、見にいってみると、
おっ、いたいた。タラの木にいました。
タラの木の「害虫」、センノカミキリ、だと思います。
冬の寒空の下、カミキリムシがこんなふうにいるのは確かにへんな光景ですなあ。
よく見ると、菌糸らしきものが目に付きます。
いま、体内で菌糸がカミキリムシの体を分解してるんだろうなあ。
こうやって、土に還るのだね。いやー、なんだかすごいや。
ちょくちょく様子をみにいくことにします。
暖かくなれば、キノコが見られるかなあ。楽しみです。
阿蘇南郷谷の冬晴れ。寒い!