木村さん
3月27日(金)
天気はよかったけど、空気が冷たい、花冷えの一日でした。
2月の頭に種をまいたキャベツも、まあまあ順調です。霜よけのパオパオ(という布)をかぶせているので、ちょっとひょろひょろしています。中耕、土よせ、追肥をしました。
もう、タラの芽が膨らんできました。今年は案の定、かなり早いです。
ルリシジミ。朝に、ほうれん草を収穫したら、地面にいました。霜をよけていたのかな。
蛹で越冬します。羽化したばかりなのかな。でも、よく見ると、羽が切れています。なにかあったのかな?
友人の勧めで、読んだ一冊。
奇跡のリンゴ 「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録
石川拓治 著 幻冬舎
話題の本です。青森の木村秋則さんは、農薬も肥料も使わず、とてもおいしいリンゴを栽培されているリンゴ農家さんです。米や野菜と違って、リンゴの無農薬栽培は、かつては絶対不可能とされていました。それを覆した男、木村さんの生き様と農の哲学が、とても分かりやすく、読みやすくルポされている本です。
NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられ、大反響を呼んだという木村さんの仕事と生き様。あまりに反響が大きかったので、よし、本にしよう、という話があがったとのことです。
いたるところにあらすじや書評はあるので割愛!
とにかくおすすめ。感動の一冊です。
人って、すごいなあ、と感じます。自然って、すごいなあ、と感じます。
大切なことは、感銘を受けたあとに、刺激をうけたあとに、自分でどう動いていくか、ということだなあ。直感を大切に、世間体や貧乏などを恐れることなく、自分の声をしっかりききながら、信じていくということですよね、木村さん。
「バカになれ」。いい言葉ですね。木村さん!
それにしても、すぐに影響をうけてしまう自分に笑えてしまいます。まあとにかく、お勧めの一冊です。価格も1300円。お手ごろです。