空白の五マイル

11月23日(火)

今日もまた快晴の一日でした。

出荷。明日の出荷用意。里芋貯蔵の仕上げ。などなど。




ここ数日のスナップ。

日曜日に熊本県立大学で行われた有機フェスタに足を運び…、

キャンパスの中庭で目にはいったもの。

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等身大レゴブロックとでも表現したらよいのだろうか。子供たちも楽しそうな様子。造形美を感じます。うまく表現できないのでもどかしいけど、なんか、いいなあ。




玉名のちゃぶ台にて、内田ボブさんの唄と、詩人ナーガさんの朗読。

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さらりと聞いて深く理解するには、僕にとってはちょっと難しい言葉がつむがれていたのですが、空間の雰囲気がとても心地よかったです。満足でした。美しく、かっこよく、年をとれたら素敵だなあ、と感じました。




久しぶりに、読み始めたら止まらなかった一冊。

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空白の五マイル  チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む 
角幡唯介 集英社


コテコテの探検読み物です。でも文章がユニークで、読みやすいです。タイトルの通り、著者が単独で未踏の大峡谷を目指すという話です。著者は自身の探検の旅を通して自問していきます。もはや探検する場所すらないとも思える現代における探検や冒険の意味とは何ぞや、よりよく生きるとはどういうことや、と。

日常生活の中ではついつい忘れてしまいがちな、「物事の本質を見据える視点」のようなものが、冒険や探検や登山という行為の中では求められるようです。同じ体験はできなくとも(というよりも、普通の人なら誰もやりたいと思わないような行為ですね)、読書という追体験の中で、そのような「何か」を感じてみるのもよいことなのかもしれません。ある意味では、今の時代の閉塞感を打破するヒントのようなものを得られることもあるように思えます。

著者の角幡唯介とは、一時期よく一緒に山にいっていた間柄です。濃くつきあったのは短い間でしたが、その人柄に強烈な印象を受けたものです。当時は彼も僕も大学卒業後のフリーター暮らしでした。一緒に土木作業員として住み込みの現場でアルバイトをしたこともありました。彼が作る賄いの「角幡カレー」はショウガやにんにくが効いていてとても美味で、社員のみんなにも大好評でした。

僕も負けじとあれこれ工夫してカレーを作っていたのですが、社員のみんなが口にする「なんだ、今日の晩飯はカバが当番か」というちょっと残念そうな顔が今となっては懐かしく思い出されます(笑)。そう、確かに、角幡カレーは、おいしかったのです。

その後彼は新聞社に入社したもののあっさりと5年で退社。再度探検や山の世界に身を投じて、いまや、冒険や山を専門とする若手ライターとして足場を固めつつあるようです。この本は、今年の集英社ノンフィクション賞を受賞し、発行にいたった一冊とのこと。いやはや、人生何とかなるもんだなあ。

ぜひぜひ皆様、お買い求めの上、ご一読ください。面白いです。


角幡唯介のブログはこちら。 「仏の顔も三度まで」




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2010年11月23日 トラックバック:0 コメント:1

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かばちゃん、宣伝ありがとう。

本を売るのは大変だね。野菜売るのも大変だろうけど。

2010年11月23日 かくはた URL 編集












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