岸さん

12月5日(日)

見事な晴天、小春日和の一日でした。空気がピリリと澄んでいて、阿蘇から雲仙普賢岳の平成新山がくっきりと見えました。朝は冷え込んでマイナス2度。だんだん、本格的な冬が近づいてきているようです。

水曜日に旅行から帰ってきた後、木曜、金曜は出荷と配達でどたばた。土曜日に、またも助っ人さんたちとともにたまねぎの植え付けの仕上げ。旅行前に終わらせたものと合わせて計10000本。果たしてどのくらいの収量になるのかな。1t行くかなあ。なんだかんだで、無理だろうなあ。まあ、期待せずに、やれることはやっていくことにします。

それにしても、今年は苗作りに失敗してしまいました。地力を読み間違えて、種まきが遅すぎたようです。あるいは、畝たてが甘く水はけが悪かったのか、元肥が少なかったか、はたまた深く耕しすぎたか…。結果的に半分以上の苗を買ってすませました。無駄な出費となりました。とほほ。まあ、授業料だと思えば安いものかな。



さてさて。

ご縁があり、岸信子さんの講演を聴きにいってきました。

岸さんは、7男3女の10人の子供たちのお母さんとして有名な方です。熊本にお住まいで、テレビなどでも、その暮らしぶりを紹介されているそうです。

あんまり深く考えずに、「どれどれ、どんな方なんだろう。なんだか面白そうだな」という軽い気持ちで会場に足を運びました。

が、

もう、なんというか、大感激。感動。ぐっとこみ上げてくるものがありました。


いろいろ書き留めたので、いろいろお伝えしたいのですが、長くなるので簡潔にひとつだけ。

岸さんは、子供たちに「あなたが大好き。生まれてきてくれてありがとう」と、一日3回は口に出して言うのだそうです。そして、ぎゅっと抱きしめるのだそうです。

すると、子供が10歳になる頃には、1万回以上も、「好き」と言われ続けるというわけです。実際にお子さん達にお会いしたわけではないので、これは僕の想像にすぎないのですが、そういう環境で育った子供は、きっと、何があっても優しさと強さを持って生きていけるような気がします。

ご主人のことが大好き。子供たちが大好き。何々ができるから好き、ということでなはなく、ただ、いるだけでいい。生まれてきて生きていているだけで奇跡なのだという「好き」に包まれている毎日。年齢を感じさせないチャーミングな仕草と笑顔でそう語る岸さんのお姿からは、生きている歓びがあふれているように感じました。

いろいろ難しい時代のようですが、こういうものすごくシンプルな幸せの形もあるのだなあ、なかなかいいものだなあ、と感じました。

もちろん、実際の夫婦生活、家庭生活というのは厳しい側面もあるものなんだろうなあと周りの諸先輩方のお話を聞いてて肝に銘じております(笑)。それに、パートナーを若くして亡くされることもあります。ジンセイとは、おそらく、想像以上にハードなものなのかもしれません。

でも、実際に、こういうご夫婦、ご家族がいらっしゃって、この笑顔がある!それだけで、まあ少しはそういう「善なる何か」を信じてみようかな、という気になってくるから不思議なものです。「期待せず、信じる。そして、いろんなことに折り合いをつけていくこと自体を楽しむ」というさじ加減が難しくもあり、面白くもあるところですね。



母は太陽なり。

そして、母を太陽たらしめるのは、ご主人の男前っぷりが大事なようです。ご主人ののろけ話を本当に楽しそうにされる岸さんをみてそう思いました。お互いの努力が肝要なのだと。ふむふむ、です。



岸さんが、講演の冒頭で満面の笑みでおっしゃってました。

「結婚したのは28歳でした。当時としてはかなり遅いほうでした。でもね、こんなに子供に恵まれて。みなさんっ、残り物に福があるって本当ですよ~。」(聴衆、笑い)


なるほど。婚活中の独身者の皆様、我々にとって朗報のようです。一緒に、ぼちぼちがんばってまいりましょう~。


岸さんのHPは、こちら。 信子かあさんの今日の絵日記




家に帰ると、阿蘇の星空が、ものすごくキレイでした。よき時間でした。感謝だなあ。



スポンサーサイト

2010年12月06日 ちょっといい話 トラックバック:0 コメント:1

<< 出荷 | 南の大地より  椛島農園日記TOP | 帰宅 >>

いい話ですね~。
晩年独身者としては、本当に励みになります!

来年は、がんばろ。

2010年12月06日 あがた URL 編集












管理者にだけ公開する