年の瀬の表現アートセラピー

12月31日(金)

寒波真っ只中。寒い寒い一日でした。最低気温-4℃。最高-2度。日差しがあるのに雪が解けないという光景に、「ああ、寒いんだなあ」と目からも感じてしまいました。

年の瀬的な雑用、忘年会、挨拶まわりに加え、最後の走りこみ、出荷、来客、消防団の夜警、さらには昨日は早朝にご近所火事の消火活動と、とにかくあわただしい数日間を終え、ようやく大晦日の晩にゆったりとなり、うれしいひと時です。

今年も、一年が終わります。はやいものです。世の中本当にいろいろありました。僕の暮らしも、気持ちも、まあぼちぼちいろいろありました。いつもどおりの充実の365日でした。ちょっとずつ、いろんなことが見えてきて、力が着いてきている感覚がします。自分の恵まれた環境とご縁に、感謝です。ほんとに。


今朝の畑の様子。見事に雪原となっていました。たまねぎの苗がつんつん頭を出しています。

101231雪

それでもなんのその。力強いね、ねぎさん。

101231ねぎとよみね


先日の一枚。

101229絵

たまたまのご縁で椛島農園に足を運んでくださったFさん。彼女は、表現アートセラピーという芸術療法を勉強しておられます。絵や、粘土造形、音楽など、いろんな「表現」を用いて、抱える課題や悩みを解決していったり、よりよく生きていくためのセラピーの手法だそうです。

「せっかくだからやってみましょう」となり、「今の気分、考えていること、過去のこと、なんでもいいから、とにかく描いてみてください」「うまいとか下手とかもありません」「ここでもいいし、他の場所にうつってもいいですよ」「とにかく、何にもとらわれずに、感じたままに」「利き手でも、利き手じゃなくても、好きなように」ということで、

居合わせた4人、おのおの描いてみました。ミニワークショップです。

その後、ファシリテイターの言葉にそって、それぞれの絵を見てどう感じたか、ここが素敵、などと意見を言い合います。描いた人は、それに対して、どういう気持ちで描いたのか、どんな気分だったか、などを振り返り、フィードバック、シェアリングしていきます。

その際に、技術的な上手下手などは関係なく、とにかくありのままの「表現」を評価していくことが大事なのだそうです。作品をありのままに受け入れる、尊重する、そのような意見を言い合うということは、結果的にお互いの存在そのものを褒めあうということになります。初対面同士だろうと、そんなものはなんのその、です。

例えば、今回出た言葉の数々。

やさしい感じ。色使いのバランスがよい。ぬくもりがある。深く、落ち着いている。軽やか。音楽が聞こえてきそう。海みたい。森みたい。空の上にいるみたい。おいしそう。つながっている感覚がする。エネルギーが伝わる。細やかな気遣いがでている。などなど。

気がつけば、なんだか「あ、私って、いいとこたくさんあるじゃない」という気分になってきそうです。ほんのちょっとだけの試みでしたけど、なんとなく、これは確かにジンセイにプラスになるかも、と感じました。



土が、水を、肥料を、吸うように。
これは役に立つとか立たないとか。
自分にとって必要だとか必要ではないとか。

そんなことは考えずに。

とりあえず

土が、雨や養分を吸収するように。
なんでも、新しいことはやってみる。

そして。

土の中の種が芽を出し
葉をつけ、大きくなり、やがて朽ちて
再び土に還るそのとき

土は、何も意図しないままに
自分自身で 自分自身を肥やしている。

あるいは

やってみたその何かを、忘れてしまった頃に、
そう、たとえば、何十年かたったころに
ふと、その芽が出てくるのかもしれない。
出てこないかもしれない。
でも、やってみないことには、
芽は、出てこない。

だから、何も考えず、やってみる。

それはきっと
とてもとても大事なことなのかも しれない。






というわけで、なかなか楽しい時間でした。

表現アートセラピーを検索すると、いくつか出てきます。ご参考までに。

アートワークジャパン 
表現アートセラピー研究所


「おお、面白い。素敵。とりあえず撮っておこう」と大盛り上がりの参加者一同。その光景が面白くてつい撮ってしまいました。

101229写真



さてさて。

来年が、皆様にとって、ステキな一年となりますように~。


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2010年12月31日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

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