1兆円

3月16日(木)

厳しい状況が続いています。

とにかく、状況が、少しでもよくなるように、祈るしかないです。

あとは、九州からでもできることを、やらせてもらいます。



哀しいことに、東北や関東の方には申し訳ないと思いながらも、基本的には日常どおりの暮らしをしております。ナスやピーマンなどの種もまきました。春野菜の植え付け準備で、畑のトラクターがけをしたり、お客さん用の部屋づくりをはじめたり、エンドウ豆のネットを張ったり、しています。

ここでもできること、直接的に役に立てることは、あまりありません。募金、物資の提供、献血、場合によっては友人など避難者の受け入れ、くらいなのかな。九州の場合だと、節電した電力が東日本にまわるということでもないそうです。

そこで。

ほんのちょっとでも、1cmでも、気持ちが被災者の方に向けられれば、それが大事なことなのかな、と思うのです。実際には、普段どおりに暮らしている自分の冷たさ(よくいえば冷静さ)が自分でもあきれてしまっているという現状です。まあ、それはそれでしょうがないのですが。

今朝の朝日新聞で、山折哲雄さんが書かれていました。無常を、感じる、と。そして、その無常に対して私たちができることは、よりそうことしか、ないと。

本当にそうだと思います。どうしたら、もっとよりそうことができるのか。考えてみました。昨日、夕食を、抜いてみました。暖房器具一切、使いませんでした。本当に本当に、なんでもない、ちょっとしたことです。

でも、これは実は凄いことだと思いました。1人が一食抜くことで、仮に500円の食費が浮くとします。その分を募金にまるまる回してみます。1000万人がそうすることで、50億円です。仮に4000万人で、200億。週に1回断続的に行うとして、1ヶ月間で800億。1年間で約1兆円。そのくらいなら、まあなんとかできるのでは、と思える数字です。そしてたまに一食抜けば、メタボ対策にもばっちり。いいことづくしです。

あと、根本的に感じることがあります。

これから、どのくらい時間がかかるかは分かりませんが、復興がすすむと信じています。自然の猛威は凄いですが、人間の底力も、凄いです。神戸を見るとそう感じます。

でも、原子力発電は、とりあえず推進の流れはストップでしょう。どう考えてみても。そうなると、極論をいえば、電力は足りません。自然エネルギーでまかなうには、我々の欲は膨らみすぎてるのかもしれません。一言で言うならば、みんなが、ひとりひとりが「質素」に「つつましく」暮らしていく覚悟を決めていくしかないのだと思うのです。わが身を省みるとなかなか恥ずかしくもありますが…。例えばちょっとしたことですが、日本中の自動販売機に使う電力は、原発一基に値するらしいです。本とかな?とも思いますが、池澤夏樹さんが書いていたので本当でしょう。

復興の先には、国をあげての、「いったいこれから我々はどういう国をめざすのか」という議論が始まると思います。もう、従来の概念のままでの「景気回復」「経済発展」という物語を追い続けるのはやめて、現実を見ていかなくちゃならんと思うのです。オルタナティブな社会を創っていかねば。豊かさとは何かを、ちゃんとみんなで考えていかねば。です。そして、理想と、目の前の現実との折り合いをつけていかねば、です。


とにかく、今は、まずは、なにはさておき何が何でも、孤立した方の救助と、被災地の皆さんが落ち着かれること、原発を冷やすこと。それらがなんとか少しでも良い方向に向かうように、気持ちを向けるしかないです。

いやはや、手がかじかんでキーボードを打つのに苦労しました。質素というのは、なかなか大変なものですが、まあ、そんなこと言ってる場合ではないですね~。

よし、今日もやれることをしっかり淡々ぼちぼち、やって参りましょう。

以上、頭の整理のため、ちょろっと朝から書いてしまいました~。さっ、仕事仕事~(笑)。



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2011年03月17日 未分類 トラックバック:0 コメント:1

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いつもありがとう!本当に「よりそう」というのは大切だと思います。
そして、被災しなかった人がいつもと同じ日常を送ると言うことも、それはそれで大切なことであることに間違いないです。

言うまでも無く、被災者を支えるのは、被災しなかった人たち。だから、自粛不況に陥ったりすることは避けねばならず、ましてや農家であれば、被災地で生産されていた分を補う役割も求められますから、かばやんの選択は間違っていないと思うのです。

そういう我が家では、ガッテンが早々に被災地入りしたため母子家庭が続いておりますが、私の役割は留守を守ることなので、毎日被災地に祈りをささげつつ、子ども達のために淡々と日常を過ごしています。

これから日本は大変革が起こるんじゃないかな。それがステキな方向に行くことをイメージしながら、今自分ができることをやっています。

原発、本当は止めても問題ないんですよ。
原発が建設された分だけ、火力発電所が止まっているのですから。計画停電も、原発の必要性を刷り込むためのパフォーマンスのようにさえ見えます。
自販機を全部止めれば、原発3基分の電力という説もあります。

とにかく、脱原発の、生きる力を重視する未来が訪れることを信じて、少しずつ歩いていければいいですね!

わっかサイトにて、ガッテンからのレポートを掲載していますので、よかったら見てみてくださいね。
http://www.wakka.biz

2011年03月21日 佐奈枝 URL 編集












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