阿蘇弁
4月21日(日)
日差しのわりには肌寒い一日でした。
今週は、ジャガイモの土寄せ、芽かき、キューリやゴーヤ、枝豆やキャベツの播種、ゴボウの畝立て、かぼちゃやズッキーニの定植、トマトハウスの移動、堆肥まき、畦草刈り、などをしました。てんこ盛りです。
あとは、腰痛原因検査のための病院に行ったり、春人のちょっとはやめの初節句祝いをしたり。生活というものは、慌しきものですねえ。あっという間に時が流れてゆきます。
菜っ葉も、少しずつ食べごろのものが出てきました。いかんせん、本格的な発送を再開するにはまだ種類と量が揃わずにいるので、自家用+ちょこっとだけ出荷です。今日から、発送予定を組み出し、再開のご連絡を始めました。一件一件スケジュール確認をとったのちに発送、という昭和を感じさせる作業がこの時期には必要となります。
大手の業者さんのようにシステムを作って自動的にメールでご連絡、というわけにもいかないのが個人事業主たる百姓なのであります。「お待たせしました」「待ってましたよ」「春人君大きくなったでしょう」という会話を経て食べ物をお届けできるということは、ありがたいことです。
先日upしたススキを、時間がある時に運んでいます。
なぜか執拗に上に登りたがる哺乳類が一匹。
西隣のハツ子ばあちゃん。しょっちゅう、春人の顔を見に来てくれます。
「春人が大きくなるまで、ばあちゃん長生きせんばいかんよ」というと、「娑婆は、はよう、発たないかん。はっはっは」と、笑っておられました。物議をかもす発言でありますが、ハツ子ばあの口から出ると、何とも言えない清々しさとユーモアに包まれています。ばあちゃんの口から時折飛び出してくる名言にいつも二人で感心しております。
惜しむらくは、ばあちゃんの阿蘇弁がきつすぎて、僕ですらいまだに8割しか言葉がわかりません。のりこは、半分しかわからないそうです。無念!!先日は、「おっぱいが出すぎて春人が飲みづらそうにしてる」と伝えたところ、次にあった時に「足らんならミルクば足してやったほうがよかよ」と心配そうにおっしゃいました。つ、伝わってない!(笑)のりこがきつい阿蘇弁がわからないのは仕方ないとして、なぜのりこの標準語に限りなく近い熊本弁が伝わらなかったのか…。ハツ子ばあとの日常は、しみじみ面白いのであります。