年の瀬のアニッチャ

12月29日(土)

雪のぱらつく寒い一日。今日は、「美味しい朝市」、年末的挨拶まわり、消防団の夜警(という名目の飲み会)、といった一日。

今朝の「美味しい朝市」にお越しくださった皆様、ありがとうございました。

昨日の発送をもって、年内の出荷を終わりといたしました。今年も、ありがとうございました。また、年明けもすぐに通常どうりの発送リズムに戻りますので、来年もよろしくお願いいたします。

年明けすぐのセットの中身は、

卵、じゃがいも、玉葱、人参、さつま芋、里芋、九条ねぎ、大根、カブ、法蓮草、小松菜、水菜、ごぼう、白菜orキャベツ、といった感じです。

お米のご注文も承っております。お気軽にお声かけくださいね。



人参の種の自家採種をするべく、形や艶のよい人参を選んで植え変えました。

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隣町の、長年自家採種をしている有機農家さんから分けていただいた黒田五寸人参です。高冷地で種を採り続けているうちに、だんだんと人参が深く土に潜るようになったみたい、とおっしゃっていました。たしかに、まいてみたら、土への潜り方が普通よりは深いように感じました。そして、とても、美味しいです。今年は、この自家採種人参はちょっとしか蒔きませんでしたが、来年は、うまく種をとって、もっとたくさん蒔きたいと思っています。





さて、今年も残すとこあとわずかとなりました。

今年は、長男誕生、人生初のギックリ腰、初の研修生さんの受け入れ、畑の面積倍増、天候不順による秋冬野菜不調と、てんこ盛りの一年でした。毎日毎日があっという間でした。「暇だなあ。時間が経つのが長いなあ」という日は一日もありませんでした。とにかく慌ただしい毎日で時々へこたれそうになりますが、やっぱり幸せなことだと思います。



さて。

どこの家庭にも、家訓のような、口癖のような、言葉があるかと思います。我が家でのそれは、「アニッチャ」です。何かいいことがあると、「アニッチャだからな」。落ち込むことがあっても、「アニッチャだよ」。

アニッチャ、とは、サンスクリットで「無常」のことをいいます。2年ほど前に夫婦で行ったヴィパッサナー瞑想で学んだ言葉です。実際の我が家の暮らしの中では、瞑想の「め」の字の雰囲気すらない生活ではありますが、あの時の10日間の瞑想体験は夫婦のよい共通体験となりました。アニッチャ、アニッチャ。いいことも、わるいことも、長くは続かない、ということを心身に刷り込まれたような体験でした。

「どうせ俺はこんなダメダメ男だよ」ではなく、「俺は今はこんなダメダメ男だ。でも将来はわからない。だからふてくされずに今日やるべきことをしっかりやる」

「きっとこの先ずっとうまくいくはず」ではなく「今がたまたまうまくいっているだけにすぎない。だから謙虚に今日やるべきことをしっかりやる」

という気持ちで日々をすごせると、なんとなく自分も周りもご機嫌な毎日になるのではなかろうかと思います。ドタバタとした時間の中でついつい焦ってしまう自分の気持ちを落ち着ける魔法の言葉、「アニッチャ」なのであります。

そういうわけで、椛島農園、椛島家にとっては、今年は客観的に見てよい年でしたが、アニッチャ、です。たまたま、今年はそういう年だった、というだけのことであります。大事なのは、何があっても、しっかり生きていく、という想像力なのであります。最悪の事態を想定してみると、逆にすっと心が落ち着く時があります。腹の底から力が湧いてくる気がします。よし、来年が、どんなに大変なことがあっても、やってやるぞ!そんな気持ちで、新年を迎えたいものです。

よし、アニッチャだ!


今年もお世話になりました。寒さ本番、皆様どうぞご自愛くださいませ。そして、よいお年をお迎えくださいね。

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2013年12月29日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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