異常高温&ヒヨコをめぐる考察

11月15日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、大根、カブ、レタス、水菜、わさび菜、ほうれん草、セロリ、ルッコラ

(その他入る可能性のあるもの)
長ネギ、里芋、さつまいも、キャベツ、ブロッコリ、カリフラワー、南瓜、ターツァイ、かつお菜、白菜、

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

新米とれました。野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。




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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
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椛島剛士・のりこ




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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ちょっとずつホームページ的な内容の記事を書いてアップして、この欄にリンクを並べていってます。お付き合いいただければ幸いであります~。

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以下、本題ブログ記事となります。畑の様子を少々。ヒヨコをめぐる悩み事。



全国的に異常な気温の高さのようですね。南阿蘇でもやはり暖かい日が続いている南阿蘇です。毎年今頃には冷え込んだ朝の気温が氷点下にまでなる日がボチボチあるのですが、今年はまだ無し。しかもこの先の予報でも、しばらくは無し。

もわっとした暖かさを感じる朝が多く、ちょっと怖いくらいです。

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野菜もよく育ちますが、ムシもまたいつまでたっても元気です。残念なことに、今年は白菜がほとんどアブラムシにやられてしまいました。こんなことは、9年目にして初めて・・・。

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けっこうショックです。1月2月にお届け予定だったキャベツも同様です。キャベツに関しては、あまりの忙しさに手が回らず育苗で手抜きをしてしまったツケなのですが。ああ、気分が萎えるわぁ・・・。

アブラムシに負けた理由としては、まずは気温の高さと雨の少なさ。次に、土の中の窒素分が多かったからだと思います。肥料として使ったクズ鰹節や鶏糞堆肥の量が多かったのかもしれません。あとは、ちょっと欲をだして植え付けの間隔が狭くなってしまっていたのも・・・。

窒素分って、料理の塩加減のようなものだと感じてます。植物が体を作るのに必要なものですが、適量をちょっとでも超えるとムシがきます。でも、うまく適量でいけた場合にはスクスク育って健康で美味しい野菜ができます。

例年ならば「ちょうどよい」窒素量でも、今年のような天気の年だと「塩をちょっと入れすぎたら一気に塩辛くなってしまう」のと同じ感じで一気にムシがきてしまいます。いろいろ考えると、天候不順リスクを考えると、窒素はかなり減らしてやや足りないくらいがベストなんだと思います。まあ、やっちゃったもんはしょうがない。次に活かします!


玉ねぎをひたすら植えています。今年も、最低1万本は植える予定。なんせ阿蘇は寒いです。霜で浮かび上がらないようにしっかりと押さえつけながら植えていってます。時間がかかります。もはや修行、瞑想。いや迷走か。とにかく、無我の境地になるほどの単調作業。たまにはいいもんです。

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トマトを片付けた後のハウスに、年明け頃にお届けする予定でレタスを植えてみました。初のトライ。白菜がぽしゃってしまったぶん、このレタスがうまく育てくれると助かるなあ~。ん、青いやつは何ですかと?。水やりに使うチューブです。細かい穴が開いていて、ぴとぴと水が出てくるのです。

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さてさて。今日もまた悩み事をば。いつでも悩んでばかりのワタクシなのであります。

ヒヨコがやって来ました。今回は30羽のみ。

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かわいいですねえ。

いつも、ヒヨコシーズンになると、近所の子供達がやってきます。近所にこういう場所があると確かに楽しいだろうなあ、と思います。場を提供できて嬉しいなあと感じてます。

ですが!

ヒヨコにとっては場合によってはストレスになります。子供って容赦ないですから「かわいー」と言って追っかけまわしたりします。わしゃっと掴んだりします。ままごとのツールになったりします(笑)。「ピー、ピー、ピー」という怖がっている声が、怖がっている声だということも教えてあげないといけません。そこでルールを決めて守ってもらうようにしたのです。



さっそく「ヒヨコが来たみたい」という噂をききつけて小学3年生の女の子達がやってきました。

先日卵を産み始めた若鶏たちがヒヨコとしてやってきたのは約半年前のこと。その時に教えたルールをちゃんと覚えていてくれました。おっ、嬉しい誤算!

「かばしまさーん、ひよこ見ていい?」
「いいよ。ルール覚えてる?」
「うん。30分まででしょ。しゃがんだままで触る。追い掛け回さない。あとはえーっと・・・」

うん。大体OK!ちゃんと覚えていてすごいじゃないの!

赤ちゃんの頃から知っている子が、もうこんなに立派に成長したのだなあと思ってちょっと感動しました。

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ちなみに木枠の中は、ヒヨコが寒くないようにこんなふうにコタツをセットしてます。あとは、角にはクッションとしての稲わらを置いてます。何かの拍子にビビッちゃったひよこ達が角によりすぎて怪我や窒息しないようにです。

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そして女の子達の楽しそうな様子といったら!一羽一羽に「フワリ」だとか何だとか、いろいろ名前をつけたりして(←識別無理やろ~)遊んでいる様子でした。まっ、遊びに夢中になってルールの解釈がかなりゆるくなってきてましたが(笑)

ほんと、ほほえましい光景です。


しかしながら・・・・。

厳密に言うと、こういうのって、ダメなんですよ。残念ながら。今は畜産の世界もいろいろ大変なことが多いのです。

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そうなんです。一応「なるべく鶏舎には入らないでね。」という姿勢が、鳥インフルエンザの予防の基本なのです。100羽を超えた数を飼う時は、決まりごととして家畜衛生保健所の方から鳥インフルエンザ対策の指導があります。

先日担当の方が来てくださり、いろんなことを丁寧に優しく教えていただきました。「このくらいの規模の養鶏だし、こんな風通しの良い鶏舎で、かつ野鳥との接触もないし、うちは大丈夫!」という思いはあります。ちなみに一年半前に熊本県内で鳥インフルエンザが出た際に書いたブログ記事がコチラです。うちの基本的なスタンスを書いてます。

大丈夫だという思いはあっても、万が一ということはあります。「思い」が「思い込み」に変わってしまい具体的な対策をしなくなるとしたら愚かなことです。うーーーーん、なんだか急にものものしくなりますねえ。肉や卵はいつも食べるのにその姿はますます見えなくなる、という現状がエスカレートしているのがちょっと寂しく感じるのです。

でもまあしょうがない。時代の流れです。理想は、庭先で家畜が自由に歩いている自由な雰囲気と、そして人間自身も少々のほこりやら何やらには動じないたくましさとおおらかさがあるという姿なのでしょうけど。とりあえず、年に数回しか使わないけど子供用の長靴もそろえときました。

何より他の方に迷惑をかけてしまうのが一番怖いです。インフルエンザの予防にご尽力されている方に対して失礼なこともしたくありません。鶏舎に入った方の名前の記録だとか、勧められたことは守っていこうと改めて思った次第です。

しかしながら、「子供達がいつでも遊びにこれるゆるい感じ」も大事にしたく・・・。折り合い点としては、このくらいの感じでいいのでしょうか。皆様、特に同業者の方、機会がございましたらご意見を下さい。

いやはや、生きていくことって、いろんなことに折り合いをつけていくことだなあとつくづく感じます。目指すは中庸!バランス!日和見主義や中途半端ともいえますが(笑)

フランスの事件の報道を見聞きして思います。いかんよ、いかん。極端な思想は人を幸せにしない。悲しいよねえ。日本的な曖昧さは寛容につながり、平和のもとともなりますよね。その代償としてのお上頼み・無責任気質といったものはあるにせよ。今後、情勢によっては日本でもこういったテロが起きる可能性はあるのでしょうね。その時この国はどんな対応をしていくんだろうなあ。

今、この時間にも、僕なんかが想像もできないくらい沢山勉強をして場数を踏んだすごい方たちが必死になってテロ対策とか安全保障について考え抜いているんだろうなあ。しかしやっぱり答えはなかなかでないんだろうなあ。うん、庶民は庶民でやれることをやってくしかないね。どうやったら、どこかのだれかの何かを奪わずに生きていけるかな。

秋の夜長、思考はつきませんが、このへんでやめときます。ぼちぼち、でいきますね。

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2015年11月14日 にわとり トラックバック:0 コメント:0

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