どんどやと出初式にて思うこと

1月10日(日)

今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、ジャガイモ、玉ねぎ、人参、里芋、大根、カブ、チンゲンサイ、ほうれん草、

(その他入る可能性のあるもの)
キャベツ、白菜、大浦ゴボウ、ターツァイ、南瓜、サツマ芋、からし菜、長ネギ、春菊、水菜、小松菜、サニーレタス、サラダ菜

「これははずして。これは沢山入れて」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。


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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
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椛島剛士・のりこ



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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ちょっとずつホームページ的な内容の記事を書いてアップして、この欄にリンクを並べていってます。お付き合いいただければ幸いであります~。

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以下、本題ブログ記事となります。どんどやと出初式から、いろいろ思索が始まってしまいました・・・。



相変わらずの暖冬が続いている南阿蘇です。年末年始のお休みを頂いた分、年明けの出荷は件数も多くてドタバタの1週間をすごしていました。ありがとうございます。そしてこの週末は、どんどや、出初式。毎年変わらぬ年明けの行事。このふたつが終わり、ようやく日常の暮らしのリズムに戻ります。ほっと一息といったところ。

今月末には温床を踏み込んで春野菜の種まきも始まります。また育苗シーズンスタートです。早いなあ。


竹を伐り出したり、

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耕作放棄地のものを運んだり、

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やぐらを組み、ああだこうだ言いながら組み上げて、

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無事完成。そして点火。

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今年はなかなか美しいものが組みあがりました。三々五々集落の人が集まり、正月飾りやら書初めやらを持ってきます。残り火でもちを焼き、今年の無病息災を願います。

ここ数年で思うのは「集まる人が減ってきたなあ」ということ。地域全体の行事として行っているところもあるようですが、うちの場合はどちらかというと子供の行事、といった感じ。準備も、子供の親世代である消防団員が中心に、というスタイル。結局子供の数が減ればにぎわなくなる行事なのでしょうね。10年後どうなってるかなあ、と思うとちょっと寂しくもったいないものを感じるなあ。日本の現状ここにもあり、です。


明けて日曜日。こんどは消防団の出初式。

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団員400名弱、区長さんや消防署・警察署・県職員の方などの来賓数十名の500名ほどが寒い中集まる式典。毎年のことながら、寒い!長い!立ちっ放しが疲れる!という時間です。

こういってしまうと大変失礼極まりないのですが、村長さん、消防団長さん、県知事、消防署長さん、警察署長さん、県職員の方、県議員の方、村議会議長さんからの訓話や祝辞(及び代読)が延々と続きます。どうしても、皆さん同じような内容の挨拶となってしまいます。お互い辛いところです。

そして、村の中学生男子もこの整列に参加します。「少年消防クラブ」という名前で、出初式とあわせて行われる通常点検(と呼ばれる整列・行進の型)の競技大会に出るのです。うーん、がんばれ、少年達!!

ちょっと話はそれますが・・・。何を行うにも「型」はすごく大事です。暮らしでも仕事でも習い事でも、「型」を覚えることから全てが始まります。日本においては、何かと急に個性重視が叫ばれていろんな意味での根っこが弱くなっているのだろうなあと感じます。

個性は、出そうとして出すものではなく、型を覚えたうえで溢れたしたりにじみ出てきたりするものだ、ということなのでしょう。大ベストラーになった養老猛さんのバカの壁シリーズや、これまた売れた斉藤孝さんの多くの著書に書かれているのはそういうことだし、型を大事にするということの重要性が再認識されているのだと思います。

とはいえ・・・、

日本人のあまりよろしくない気質として、「型」に頼りすぎてしまうということがあるように感じます。ものごとを根本から考えてみるには、時として「型」が壁となってしまうことがあります。

「この式典、もうちょっと短く出来ない?」
「予算の無駄遣いじゃない?」
「とはいえ、式典がないんじゃ組織としてしまらないよなあ」
「でも単に昔と同じようにやる事が目的になってない?」
「少なくとも、今日来ている400人の団員のほとんどはそう思っているだろうなあ」
「なんだかんだで実際思考停止になってるよね」
「こんな風に暮らしや仕事でも思考停止でただ上司の言う事きいてしまうってあるよね」
「とにかく時代にはあってないよなあ。こういう文化だから、団員数がどんどん減るのかも」
「でも村の行政の担当者も、勝手に変えることはできないもんなあ。
中央集権な場だもんね。そりゃあ面白いわけないわな」
「じゃあ、全国組織のトップの方が英断で変えるしかないのかなあ」


などなど、寒さと直立姿勢できついなあと思いながらもあれこれひとりで考えていました。

そんな中!

祝辞が続いていき、隣町の高森警察署の署長さんの順番となりました。

「あけましておめでとうございます。昨年は、南阿蘇村消防団の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます。また今年もどうぞよろしくお願いいたします。終わります!」

ざわめく団員達。「すごいな」「やった」というつぶやき声がまわりから聞こえてきます。

すごいなあ。署長さん。やっぱ、こういう方もおられないとね。そして、みんなが署長さんみたいだと型が崩壊します。アレコレ言われるかもしれないのを覚悟したうえでの挨拶なんでしょう。惚れ惚れするわ~。僕は絶対に出来ないなあ(笑)

ちなみに、村長さんや、教育長さんなどの来賓の方々や消防団幹部などの方々は、一般団員の方が寒さを我慢できずにこっそり身体を動かしたり足を伸ばしたりしたりする中、美しく凜とした「気を付け」をずーっと続けておられました。これまた、すごいことだなあ、人の上に立って責任を負っていくには自分に対する厳しさが必要だなあと尊敬いたしました。

余談ですが、私椛島はどんどやで食べ過ぎたホルモンが胃にもたれて、朝からお腹の調子がイマイチ・・・。通常点検競技会の待ち時間にトイレに行き、そのまま消防車を見にやってきた息子と「順番まだやろー」と遊んでいたら、いつのまにかすでに本番が終わっていました。がびーん!!

本番でいきなり人数が変わり、みんなたじろいだ様子でした。いやー、申し訳なかった!「いきなりいなくなるんだもんなあ。前代未聞だわ」と、しばらくは酒の肴となりそうです(笑)

いやはや、どんどやにしても、出初式にしても、考えさせられますね。型を続けることの大切さ、変えていかなくてはならない時に変える勇気、逆に変えない勇気。優先順位をつける気概。いろいろ求められます。

世の中、いろんな状態が繰り返しであります。動乱と変革の時代。安泰の時代。今は、どこからどうみても前者。そんな時代に求められるのは、自分の頭で考える習慣と柔軟性。よき伝統や習慣は守りつつ、ひとりひとりが自分の頭で考えて「主体的な」時間を楽しめるように国民性を大事に育てていけば、ステキな世の中になるんだろうなあ。

とにかく、お上がなんとかしてくれるんじゃなく、地方で何とかする、自分達の地域は自分達でなんとかする、という気概が今の世の中には必要ですしね。イケイケドンドンの高度成長はもう終わり。国として、美しい夕焼けを見られるように、ひとりひとりが頭で考えてパラダイムシフトをしていかなくちゃね。

今日のまとめ。未来を担う子供達が、守るべきものは守り、それでいてしっかり「自分の頭で考えて」勇気をもって自分の人生を歩んでいけますように。そのための環境と教育を大人が整えてあげなくちゃね。


長文ご覧下さり、ありがとうございました。それにしても、うーん、なかなか短くまとまらない。もうちょっとしっかり自分の頭で考えていかないとね(笑)

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2016年01月11日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

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