元気です

4月26日(火)

地震発生から10日がたちました。疲れは溜まっていますが、家族みんな元気です。ようやく、パソコンを開ける余裕ができたので状況をおつたえしておきます。

沢山の方からご心配の声をかけて頂き、励みになりました。ありがとうございました。なかなかこちらから連絡したり発信したり出来ずに失礼いたしました。順次、また改めてご連絡させていただきますね。日本各地から復旧支援に来てくださった皆様や、遠くからいろいろな形でご支援くださった皆様のおかげで、熊本のみんなも前に向けて歩き始めています。本当に、ありがとうございます。

うちは、家も住み続けられる状態です。田畑の畦が崩れたり亀裂が入ったりしたので今年の作付けは少し減らさざるをえませんが、時間をかければ元の状態に戻せると思います。村内でも10分位はなれたところでは橋の崩落や生き埋めなどの甚大な被害がでたり、益城町や西原町では住宅の半分以上が住めない状態であったりするので、現状に感謝してやれることをやっていきます。

そして、よくも悪くも自分がいわゆる日本人的気質をもっているんだなあと感じた10日間でした。自分がどうしたいのかということと同じくらいに、「周りの和を乱さないようにすること」をこの混乱の中でも大事にしているのだなあと痛感。まあ悪く言えば、自分勝手な行動をして周りの方に迷惑をかけているのを恐れているだけですが。

そしてそれは僕だけではなく、多くの日本人が持っているものなのだろうと思います。東北や関東の方と比べると、わりと感情を表に出していき、そしていい意味でのおせっかいなのが九州や熊本の人。それでも根底にある日本人的気質は同じなのだと今回感じました。

もちろんその気質を持ってるが故のお互いへのストレスがないかといえばうそになります。でもそのような気質のおかげで、避難所や地域や仲間内での助け合いのがうまく機能し、苦しい時間の中にも、あたたかい何かを感じられます。お互いの遠慮や気配りのおかげで救われる事も多いのも確かです。日本人は、こういうふうにやっていくものなんだなあ、と感じました。いろんな意味で疲れはしましたが、得たものは大きかったように思えます。

消防団活動や地域内での助け合い作業がようやく昨日で一応終わったので、今日から本格的に我が家や田畑の復旧作業スタートです。

発送については、まだなんとも言えない状況です。早ければ連休明け、遅ければ夏野菜が本格化する7月頃にはスタートできるのではと考えています。順次、個別に日程調整などの連絡をさしあげて参ります。しばらくの間ご迷惑をおかけいたします。

昨日は、1週間ぶりに妻子に会いに玉名に行ってきました。のりこの実家のお寺でも炊き出しなどの支援や遠方からのボランティアの方の滞在拠点としてとにかく忙しそうに動いていました。みんながんばってるんだなあ、と力を頂きました。

のりこいわく、「みんな忙しく疲れを抱えながらずーっと休みなしで頑張ってるのに、わたしゃ子供の子守だけしかしてないよ。なさけないわ。連絡くださった方や、お客さんへの電話もしたかったのだけど、2人ともとにかく私にべったりで何にもできず・・・」と。

なるほど、確かに普通の状態じゃないということを子供もしっかり感じているようで、ストレスもかなり溜まっている模様。長男もイヤイヤ期が復活して炸裂しているような感じ。よし、ここは父ちゃんの出番だ、ということで1日めいいっぱい遊んであげました。ナメクジごっこ、ナメクジごっこ、ナメクジごっこ、金魚ごっこ、カタツムリごっこ、フェリー乗船、おたまじゃくし取り、などなど。ん、ナメクジごっこって何ですか、と?ご想像におまかせします(笑)

ずっと夜は小学校の体育館で寝てましたが、それもそろそろ終わりにしようかと思います。そして、あと2、3日かけて、家の中を整えてたら迎えに行ってもとの暮らしに戻る予定です。余震もさすがに落ち着いてくるでしょうし。

「いいことも悪いことも、そんなに長くは続かない」ですもんね。とにかく毎日やることをリストアップして整理して優先順位を決めて、決めたらあとは感情にふりまわされずに淡々と淡々とやってくのみです。一歩一歩です。

あっ、そう考えたら、地震があろうとなかろうと、やることはいつもと同じだ。やるしかないな。よっしゃ、がんばろうっと。


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2016年04月26日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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