種子と選挙

2月27日(月)

先週の「野菜の出荷・作付け量を減らします」の記事への、ご反響を沢山いただきました。温かい励ましや応援のメッセージに本当に大きな勇気を掴むことができました。この場をお借りして、御礼申し上げます。ありがとうございます。


今週のセットの中身のご案内です。

(大体全員に入るもの)
卵、人参、九条長ネギ、サツマイモ、小松菜、大根、かぼちゃ、ほうれん草、

(その他入る可能性のあるもの)
里芋、大浦ごぼう、小松菜、かぶ、キャベツ、壬生菜、小豆、うどん、高菜、


「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。

野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。


そろそろ、春の端境期に入ります。「冬野菜の収穫や貯蔵していものの在庫がなくなり」「一方で春野菜の収穫にはまだ時間がかかる」ので、野菜が少なくなる時期です。セットの発送も、3月半ば~ゴールデンウィークごろにかけては一部の方をのぞいてお休みを頂きます。毎年の事ながら、ご迷惑をおかけいたします。単発のご注文も、来春5月までお待ちくださいますよう、よろしくお願いいたします。


なお、お米や卵メインで、「野菜はあるぶんだけぼちぼち入れてください」というご注文は随時承りますね。


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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
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椛島剛士・のりこ





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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ホームページ的な内容の記事を書いてアップして、リンクを並べてます。ご覧いただければ幸いであります~。

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以下、ブログ本文となります。先週かなりの長文となってしまったので今週はあっさりと。小休止です(笑)

ひと雨ごとに春めいてくる今日この頃ですね。

セロリの苗。

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芽が出るまでに2週間かかりました。芽が出るには、「酸素」「温度」「水」が必要です。条件がそろうまで芽がでません。中途半端にしか条件がそろわないとうまく芽を出すことが出来ずに種が死んでしまいます。このセロリは、ちょっと温度管理が甘くて芽が出るのに時間がかかって「失敗かな」と冷や冷やしました。セロリは個人的に大好きな野菜なので、よかった~。

ところで、野菜の種子は低温・低湿度での保存管理が基本です。冷蔵庫の中で、密封して除湿剤を入れておく、というのがベストです。種によっては5年10年も「休眠状態」で生きられるものもありますが、種によっては2年3年位で弱ってしまい、播いてもうまく芽が出ないものもあります。その長さを「種子寿命」と呼びます。

種子寿命が短いものの代表はニンジンや玉ねぎ、長いものの代表はナスやトマトなどです。野菜は、人間が何千年という時間をかけて品種改良してきたものなので、野生の植物と比べると弱いです。

野生の植物の種子は、芽を出すための条件がそろうまで何年も何年も土の中で待ち続けます。 特に雑草(人間が農耕を行う中で進化してきた草)は、種子寿命が長く、数十年というものもあります。

春の使者。ハコベや、

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オオイヌノフグリ。

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彼らは、本当にたくましいです。今いきいきと咲いている彼らの種子は、いつこぼれ落ちたものなのかな。何年の月日が流れたのちに、去年の秋に芽をだしたものなのかな。そんなことを想像して目に映る草木を眺めてみると、体の中に「もうひとつの時間」が流れてくるように思えます。


昨日は、南阿蘇村の村長と村議会議員の選挙でした。村長は、新人の方が当選しました。震災後の首長選挙は現職にとって不利だとよく言われます。両候補ともに、復興への熱い思いが伝わってきてよい選挙戦だったと思いました。そもそも「復興」の先にある、「どんな村にしたいのかというヴィジョン」が今一つ伝わってこなかったのが残念。

村会議員の選挙も、候補者のみなさんの「村をよくしたい」という思いは伝わってきましたが、やはり全体的に候補者の方の平均年齢の高さと、女性が皆無であることと、候補者の皆さんが今の時代にほとんど誰もFBなどでの発信を行ってなかったのも残念。

しかし、やっぱり村の政治は国政と比べて身近な存在なのでしょう。投票率は、地震の影響で投票所が少なくなったという現状でも82%でした。反応がダイレクトに表れるので、首長や議員の方の緊張感も大きいでしょう。新しい顔ぶれとなり、今後が楽しみです。村の政治というものは「世間」「義理人情」の延長にあるように感じますが、そこに「社会」「民主主義」という風が吹けば、時代に合った政治になるのかな、なんて今回考えました。これは村がどうこうという話ではなく、日本社会や企業風土全体にいえることなのかもしれませんが。

ま、口で文句を言うのは簡単ですけど、お上まかせではなく、自分が何をできるかを考えないと、ですね。自分なりのヴィジョンをまずもたないとね。どんな村になったらいいか。どんな国になったらいいか。どんな世界になったらいいか。

今回当選された新村長も、落選3回ののちの4回目立候補の初当選でした。セロリの種子のように、ハコベの種子のように、オオイヌノフグリの種子のように、待って待って待った後に、タイミングが来たといことでしょうね。待つ間にこそ人は力をつけていけるのかもしれません。そう思えるからこそ、人生は奥ゆかしく、味わい深い。

我が家の「こんな大人に育ってくれるといいなあリスト」に、「待てる大人」と書き足しておこうっと。

今週も、どうぞ皆さんの持つ168時間が実り多いものとなりますように。

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2017年02月27日 日々の暮らし トラックバック:0 コメント:0

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