吉田俊道さんの講演に行く

10月2日(月)

送料の値上げについてのお詫びとご案内

椛島農園ブログをご覧になってくださっている皆様、椛島農園の農作物を食べてくださっている皆様、いつもありがとうございます。このたび、10月1日より、ヤマト運輸さんの送料の値上げが行われます。

3月の値上げから半年しかたってない時期の再度の値上げとなってしまい、皆様には大変なご負担となってしまうことをお詫びいたします。ほんとに心苦しい限りです。しかしながら、物流業界全体で値上げやむなしという社会状況であります。

振り返ってみて、我が身も反省しております。町に行った時に買えばいいものを、わざわざネット通販で買っていないか?便利さに慣れすぎていないか?

すでに宅急便サービスは社会インフラの一つです。システムを維持してよりよいものにしていくためには、運用会社とサービス享受者がともにできることをやっていかなくてはなりませんね。やれることをやっていきたいと思います。

新しい価格(税込み価格)については、以下の通りです。

100サイズ

九州、中国・・・890円
四国、関西・・・1000円
中部・・・1110円
関東・・・1330円

120サイズ

九州、中国・・・950円
四国、関西・・・1050円
中部・・・1160円
関東・・・1380円

クール代
 
100サイズ・・・324円→定期発送の方は200円
120サイズ・・・648円→定期発送の方は300円

基本的には7~9月。天候次第により期間は変わります。
定期発送のお客様には、年間通じて食べてくださていることへの感謝を
こめて、クール代はこれまでどおり少しだけこちらで負担させて頂いています。


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今週のセットの中身です。

(大体全員に入るもの)
卵、ジャガイモ、玉ねぎ、間引き人参葉、かぼちゃ、ニラ、白ネギ、里芋、ゴボウ、

(その他入る可能性のあるもの)
オクラ、ナス、つるむらさき、キュウリ、にんにく、間引き小松菜、


「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。



なお現在、椛島農園では、

「無理をせずに、子供と過ごす時間を大事にする時期」
「とりあえず目の前の作業をこなすのではなく、将来のために農場環境を整える時期」
「新しく技術を学びなおす時期」

と位置づけ、作付け量を減らしています。新規の定期便のご注文は、しばらくの間は承ることができません。時期が来るまでお待ち頂ければ幸いに思います。

また、単発のご注文につきましては、お届けできる野菜にゆとりがある時期もありますので、お問い合わせください。お米や卵メインで、「野菜はあるぶんちょっとだけでも入れてください」というご注文は随時承りますね。

野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。

どうぞよろしくお願いいたします。


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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
E-MAIL tkabashima@hotmail.com
椛島剛士・のりこ





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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ホームページ的な内容の記事を書いてアップして、リンクを並べてます。ご覧いただければ幸いであります~。

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以下ブログ本文記事です。先週いった講演についてのレポートです。




1週間という時間が、気が付いたらあーっという間に過ぎていきます。

あ、やば、もう1週間たった。ブログ書かなくちゃ。

という感じで書いてます。先週は、これまた気が付いたら写真もとってなく、残念。そんなわけで今日は最近いった講演のレポートのみにて。たまにはこういうのもよしとしよう。



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吉田俊道さん著、元気野菜作り超入門。

先週、吉田さんの講演会に行ってきました。天気のよい、畑仕事日和の午後に往復3時間近くをかけていきました。天気がよい日に出かけるのは、忙しい時期の農家にとってはなかなかのジレンマであります。

しかし、そういうことを吹き飛ばす位のためになる講演でした。詳しい内容などは、アマゾンのレビューなどでご覧ください。(読んでくださっている方には申し訳ないですが)自分の備忘として少しだけ感想を書いておきます。

吉田さんは、県職員を若くして辞めて、有機農業を始めた方です。NPO法人 大地といのちの会の理事長として、佐世保を拠点として、食育活動を長年にわたって取り組まれています。

お名前は存じ上げておりましたが、お話を聞いたりお会いしたのは今回が初めて。そのお話はとてもとても面白く、漫談を聞いているみたいでした。

自分にとって当たり前になりすぎて、わざわざ他の方にアピールすることもなくなってしまっているけど、「旬の野菜」を食べることがいかに大事かと改めて感じました。旬と、そうでないものでは栄養価が全く違います。

そして、現代日本人の摂取している栄養素のうち、ミネラルがとにかく不足しているとのこと。吉田さんは、「うつなどの要因のひとつだと思うし、発達障害と言われる子供のかなりの部分が、実はミネラル不足によるものではなかろうか」とおっしゃっていました。

小学校で、「4週間だけでいいので、毎朝ごはんと煮干し入りのみそ汁をしっかり食べてください」と家庭を巻き込んで取り組みをしたところ、目を見張る結果がでたそうです。血液はサラサラになり、子供たちの集中力はまし、低体温で体が重いと言っていた子らがグングン元気になっていったとのこと。

当たり前ですが、体は食べ物で出来ています。半年もすれば、体全部の細胞は入れ替わります。1年前のあなたは、物質的には実は1年前のあなたではないわけです。

だから、しっかりとした栄養を体にいれなければ、代謝がうまくいかずに苦しんでしまうのです。当たり前の事だけど。

そのためにも、まずは手っ取り早いのが煮干しや、味噌などの発酵食品、旬の野菜、なわけです。野菜は、成長点に一番エネルギーが詰まっているし、皮はまさに抗酸化物質の塊なわけです。捨てないで食べないともったいないです。

野菜も、できれば「いい野菜」がいいです。本当にいい土でそだった健康な野菜は、ムシが来ません。もちろん、ある程度は来ます。でもボロボロにはならない。その差はなにかというと、植物細胞内にある過剰な硝酸態窒素であったり、それがもとで生じるアンモニアやエチレンガスがムシを呼ぶのです。

もちろん天候次第というところはあります。日照不足で光合成ができなければ炭水化物が不足して細胞壁が薄くなってムシも着やすくなります。

複雑なこの地球の生態系の中で、人間ははっきりいってただの「消費者」です。死体はもちろんのこと、糞尿も基本的には他の生き物や微生物の餌になることもなく、焼却されて埋め立てられたりするだけです。

微生物やムシは「分解者」です。分解するものがなければ、植物という「生産者」は何も生み出すことができません。繰り返し言います。人間は、ただの、「消費者」です。

虫や菌は死体を食べる「分解者」ですが、害虫や病原菌は食べ始めるのがほんの一足早いだけの「分解者」です。ナウシカやもののけ姫の世界観を例に挙げて吉田さんは説明されていました。もののけのししがみ様は、つまり「菌」です、と。

ししがみ様は、だれの味方もしない、と。生きられるものは生かし、死にゆくものは死に向かわせる、実に公平な存在。

びっくり!な話も教えて頂きました。キャベツにつく青虫が「腐っているわけでもないけど、先々腐敗をはやめてしまうような窒素の存在」を早々にかぎつけて食べにくるほどに手が早いやつであるとすれば、その逆にあるものは何でしょうか、と。

それは、ウジ虫です、というのが答え。ウジ虫、つまりハエの幼虫は、完全に腐敗にまでいってしまったものしか食べません。腐敗しているものの横の、腐敗していない部分には目もくれないのです。

その点に着目して、腐った肉だけウジ虫に食べさせて治療を行うという外科手術もあるそうです。日本では保険適用外です。古代エジプトでも行われていたとか。検索するといろいろ出てきます。びっくりぽん。

話をもどします。では、どんな野菜がいいのか。農薬自体がダメなのか。僕はそうは思いません。農薬を使うこと自体は、今の安全基準や農薬の質ならば、イコール悪い事というわけではないと思います。

高価な有機野菜をちょこっと食べるよりかは、旬にでまわっている普通の野菜をモリモリ食べる方がずっといいと思います。現状での有機野菜の生産コストを考えると、現実的にはそういうことになります。

では農薬の何が問題かというと、健康な土で育った野菜も、そうでない野菜も、いったん農薬を使いだすと見た目の違いが分からなくなるということです。不健康な状態でそだった有機野菜は、少なくとも見た目でそれがわかります。そして、実際に、検品ではじかれます。結果的に、いいものしか消費者に届きません。

でも、農薬をつかうと、「本来病気でくたっとなっているはずのもの」も見た目はわからなくなり、消費者に届きます。肝心の味や日持ちに関しては、食べたり調理をしていれば分かります。腐りにくいものというのは、抗酸化物質が豊富、ということです。

まあ、理想は、旬の有機野菜をモリモリ食べられるといいんでしょうけど。そのためには生産者の努力と、消費者の方の歩み寄りと、それもふくめて何よりも流通の問題を解決しないと。日持ちのしない野菜は、基本的には地産地消がいいに決まってます。

でも、大都市圏ではそういうこともいってられないから、理想は理想として、できる限り求めてくださる声にはお応えしていく、ということであります。

はい、なんだか脱線してしまいましたが、とにかく、大事なのは、いい土をつくること。

いい土とはどんな土か。いろいろあるけど、ひとことでいうと、「有機物をぽんっと中に入れた時に、それが腐らずに発酵していく土」なわけです。微生物がうじゃうじゃといる土。

そのための技術的なことはいろいろありますが、手っ取り早いのは、「人間が食べられるような、発酵した物」を土の中にいれてあげる、というイメージ。漬物を土の中にいれると、腐らずに逆に土の中の微生物が漬物を食べて、漬物のような状態になるのです。土ごと発酵、ということです。

面白いのは、人間のお腹のなかの腸内細菌と、土の中の微生物も、同じようなものだということです。腐ったものを食べればお腹を壊します。土も一緒です。乳酸菌や酵母菌などのいい菌をお腹にいれれば、人間も元気になりますし、土の中の菌も同じです。

なるほどー。

土を土を思わず、自分の胃と思って接する。思いやる。

あとは、ちゃんと牡蠣殻などをいれて、海のミネラルを山に戻してあげること。物質の循環をイメージすること。そういう営みの先に、健康な農作物があるのでしょう。

医療は、どうしても病気を治すのが仕事になってしまいます。予防にばかりエネルギーはむけられないという現状があります。

では、農家の仕事は・・・、

そうです、

病気にならない体をつくる手助けをすること!

ということでしょう。

よし、力をもらいました。目の前のやることの多さにへこたりそうになることの多い毎日ですが、負けないようにやってきます。


はい、そんな感じでよい学びでありました。書きなぐり備忘文章をご覧くださってありがとうございました~。

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2017年10月02日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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