4月のブログ

4月1日(日)

今月は、春の端境期ということで、セットの発送はお休みを頂いております。卵の数が多かったり、お米とご一緒の場合の方のみ発送を続けさせて頂いております。ゴールデンウィーク後に、通常発送に戻ります。ご迷惑をおかけしてしまいすみません。

一応、中身のご案内もしておきますね。

(4月上旬~中旬に入るもの)
卵、長ネギ、里芋、サツマイモ(安納)、小松菜、水菜、しろな、カブ、大根間引き菜、たけのこ、

(4月中旬~下旬に入るもの)
卵、長ネギ、里芋、サツマイモ(安納)、小松菜、水菜、しろな、カブ、間引き人参、間引き大根、キャベツ、ニラ、レタス

あれ?、おかしいなあ、こうやって書いてみると結構種類あるなあ。でもあまり量はご用意できないので、予定通り4月はお休みでいきますね。ぼちぼち、でいきます。

「これははずして。これは沢山入れて。」などのリクエストがございましたら、お届け予定日の前々日のお昼頃までにご連絡を下さい。



なお現在、椛島農園では、

「無理をせずに、子供と過ごす時間を大事にする時期」
「とりあえず目の前の作業をこなすのではなく、将来のために農場環境を整える時期」
「新しく技術を学びなおす時期」

と位置づけ、作付け量を減らしています。新規の定期便のご注文は、しばらくの間は承ることができません。時期が来るまでお待ち頂ければ幸いに思います。

また、単発のご注文につきましては、お届けできる野菜にゆとりがある時期もありますので、お問い合わせください。お米や卵メインで、「野菜はあるぶんちょっとだけでも入れてください」というご注文は随時承りますね。

野菜と卵のセット、そしてお米のご注文はまずはこちらのご案内(クリック下さい)をご覧のうえ、ご連絡ください。

どうぞよろしくお願いいたします。


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椛島農園
〒869-1404 熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽1369-2 
TEL/FAX 0967-67-0899 090-9973-0926
E-MAIL tkabashima@hotmail.com
椛島剛士・のりこ





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ホームページを作りたい作りたいと思いながらも、手が回らずにいます。そこで、とりあえずではありますが、ホームページ的な内容の記事を書いてアップして、リンクを並べてます。ご覧いただければ幸いであります~。

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みなさま、改めましてこんにちは。すっかり春ですね。季節の巡りは本当に早いものです。

集落の入会地である草原の野焼きも無事終わりました。

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今月の下旬には、焼けて黒くなった大地が草の若葉に覆われます。一年でもっとも美しい季節になります。待ち遠しいなあ。さて
冬の寒さの反動なのでしょうか、この春は異常な温かさですね。いやいや、暑さと言っていい気温です。南阿蘇でも、桜が満開となりました。流れゆく季節の一瞬一瞬を感じながら、日々をすごしていきたいものです。

今月の内容です。

・畑の様子
・のりこさん企画の「あそっこ ゆずりっこの会」のご報告
・西日本新聞の「移住」をテーマにした特集記事で取り上げて頂いたご報告


最後までお付き合いいただければ幸いです。




畑の様子



お天気に恵まれて、2月上旬に種を播いた菜っ葉やカブがグングン育ってきました。

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水菜やしろな

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カブ

去年からお借りして耕し始めたこの畑、しっかり土壌分析して、足らないミネラル(カルシウムやマグネシウム)は必要量入れてみました。

あとは、じわじわゆっくりと必要な量の窒素(植物でも動物でも同じですね。体の中身の主な構成元素です。納豆や、卵や、お肉に沢山はいっているものですね)が吸えるように、今年は油粕主体の肥料としてみました。

油粕や米ぬかなどの植物性由来の肥料も、発酵鶏糞などの動物性由来の肥料も、使いタイミングや量を間違いなければどちらともいい肥料です。

化学肥料もそういう観点から見れば同じです。化学肥料の窒素の原料は空気中の窒素です。合成に大量の電気エネルギーを用いるのが難点というだけで、由来からの安全性という意味では、原料は空気なのですから、問題などありません。

つまりどんな肥料を用いようとも、植物の目線でいうと何がいいも悪いもなく、作物が欲する時期に欲する養分を過不足なく与えるためにはどちらでもいいのです。要は使い方次第です。タイミングと量の加減が難しいのです。化学肥料と有機肥料の比較という点では、それぞれに長所短所ありますが、長くなるので今日はそれには触れません。

有機肥料の、動物性と植物性のどちらがいいかという声もたまに聞きますが、僕は、「それはどちらでもかまわない。植物の立場からすると、吸収するさいの分子の形態は同じなので、どっちでもいいこと」というスタンスです。

動物性由来(特に鶏糞や魚粕など由来の窒素が濃い)の肥料は気温が高くなると一気に分解されて植物が過剰に窒素をすいこんでしまいやすいという難しいポイントがあります。タイミングを見極めて量を加減する腕が必要になります。

その点、植物性由来のものや、(草ばかりを食べている)牛糞や馬糞ゆらいのものは比較的ゆっくりと分解されることが多いので、野菜もジワジワとしか窒素を吸わないので、そのぶん味覚はよくなることが多いと聞きます。ま、なんでも比較と量の問題ですので、要は栽培の腕次第なんでしょう。

ここ数年いろいろ勉強して考えた結果、腕に自信がない僕は(笑)、油粕や米ぬかなどの植物性由来のものを、入手可能な範囲でこれまでよりも積極的に使っていこう、と思っているところです。

ところで、今年も今まで通り、この時期の菜っ葉は「自家用+α」位の量しか種をまいていません。4月も休みを頂かずに出荷を続けるイメージは出来ています。いつ、何の種を播いて苗を育て植えればいいのか。この時期でもいい状態で人参や南瓜やジャガイモをお届けするにはどういう保存をすればいいのか。クリアになってきました。

が、その体制を作るためのシステムづくりや段取りに、全く手が回っていません(笑)。子育てが落ち着くまでは、もうちょいガマンガマン。何年後かに、バリバリと通年出荷しているイメージは持てているので、しばしお待ちくださいませ。

やっぱ何事も、イメージがわくというのが肝心ですね。現状ボロボロですが、イメージを持てるだけで、気持ちは明るくなります。「希望」と書いて「イメージ」と読みたいくらいです。右脳も万歳。

人参も、大きくなってきました。

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土壌改良的なことも、新たに取り組んでいます。

トラクターの後ろにつけているのは、ヤフオクでゲットした「プラソイラー」という道具。

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トラクターで土を耕す際の爪が土に入る深さはせいぜい20㎝です。その20㎝と、その下10㎝位までは柔らかいフカフカの状態をいつでも作れます。野菜も喜びます。雑草にも勝ちやすくなります。でも、大きな問題があります。トラクター自体の重みや耕すときの振動で、さらにその下の15㎝幅位でどうにもこうにもならないガチガチの固い土の層が出来てしまうのです。これを、「耕盤」と呼びます。

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プラソイラーで、こうやって耕盤を砕くと、劇的に水はけがよくなると言われています。プラソイラーの刃が入る深さは、およそ50㎝。下の土の7%だけ、上に持ち上げます。しっかりミネラルや有機物を入れて、プラソイラーをかけていくと、何年かすると「ホクホクの植物が喜ぶいいコンディションの土」がすごい深さでできてくる、というわけです。

さらに、緑肥、と呼ばれる牧草との組み合わせで効果が増します。

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2週間前に蒔いた、エン麦です。1m位は根っこが伸びるそうで、耕盤を崩してくれます。しかも、野菜にとっては害となるセンチュウと呼ばれる小さな虫を減らす効果もあります。けっこう種が高いので、パラパラと散らして種まきすると懐に痛いのが難点。そこで、道具を使って筋状に播いています。

「これを土にいれれば完璧」「この肥料をやれば問題ない」なんてものは農業において存在しません。考えなくちゃいけないものって、本当に沢山です。土の水はけ水もち、微生物の種類と数、PHなどの化学性、適正なミネラルや肥料の量とバランス、気温、降水量、そもそもの種まき時期や品種選び、基本的な除草や剪定などの手入れ、などなど。

ありとあらゆるプロセスの結果としての収穫なわけです。いやー、面白い。でも大変。でも面白い。農業を通して、自然界の仕組みや、森羅万象の、曼荼羅のようなものがほんのちょっとのちょっと「分かった!」と思える感動、言葉にはできないものがあります。ま、「分かった」と思えることが増えれば増えるほど、もっと「分からない」と思えることがさらに増えてくるからたまりませんね。




のりこさん企画の「あそっこ ゆずりっこの会」のご報告

以下、のりこさんFBから引用です。
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おかげさまで25日の子供服交換会「第一会あそっこゆずりっこの会」無事大成功で終わりました(^^)

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「服が集まるかな?」「人が来てくれるかな?」「当日スタッフ足りるかな?」
という心配は杞憂に終わり、美品ばかりがゾロリと揃い、当日スタッフも計9人集結!

事前に服を預けてくださってた方々、スタッフ、当日スタッフ、当日参加者の皆さんで30家族以上の参加となりました。

終始わいわいと、キッズコーナーではちびっこ達が集まり、ママさんトークがそこかしこで花開いて楽しい雰囲気。
私たちも保育園でたまに見かけるだけのママさんと、初めてちゃんと話せたり、久しぶりのママ友と再会したり。



参加者の方からは「これ、絶対次もやってください!」
「あ~私も家にある服もっと整理して持ってこればよかった!」等々、大好評。今後の可能性への手ごたえを感じました。

他にもベビー布団や、ベビーカー、チャイルドシートなどの大物を現物持参してくださった方もありましたが、マッチングボードに書き込んでいる間に「それ欲しいです!」と瞬時にマッチング成立する場面も多々。

あげた人は断捨離できてスッキリ!&次に使ってくれる人の喜ぶ顔みれて嬉しい。もらった人は必要なものをGETできて大満足。と双方笑顔が印象的でした。

妊婦さんの参加も多く、初めてのお子さんを待つ妊婦さんに、ベテランママ達が「その服は使えるよ!」「それは必要よ!」とアドバイスも飛び交ってました(^^)

単にモノが生きるだけでなく、そこ生じるコミュニケーションが温かく、とても嬉しかったです。

次回はまだ未定ですが、今度はおもちゃと本の交換会もいいねぇ、とか、次は喫茶コーナーも設けよう!と、案が広がります。

この会は基本のメンバーが5人集まり、SNS上で話し合い、実際に集まったのは本番だけでした。
準備期間は約2ヶ月。次はもっと簡単に早く準備できると思います。

メンバーが入れ替わり立ち替わりしながら、今後も長く続けていける形にできたら、と思ってます。
(メンバーが固定化してしまうと、負担になる場合もあるし、現メンバーの子供らが育った時に会が無くなってしまいますからね!)

出来そうな時に気軽にスタッフに参加して、楽しく友達を作り、必要な洋服をゲットする、そんなスタッフの一員になりたい方、お待ちしてます♡

最後に一緒にこの会を作ってきたメンバ―、当日のスタッフとして集まってくれた皆さんと、その間子守を担ってくれていた、だんな様方、事前に服を預けてくれた皆さんも本当にありがとうございました!!

当日スタッフの皆様
麻子さん、慧さん、智子さん、李恵さん、つむぎちゃん、みなちゃん。
今回のメインスタッフ
恵梨子さん、磨衣子さん、私
賛同者
枝里子さん、景衣さん

あ~楽しかった(^^)




西日本新聞の「移住」をテーマにした特集記事で取り上げて頂いたご報告

先日、西日本新聞の「移住」をテーマにした特集記事で僕のことを取り上げて頂きました。南阿蘇村もそうですが、全国各地の市町村で移住の促進を図っております。

特集記事の中で、移住というものの現状や課題をさぐり、これから移住をしようとしている方や考えている方、そして移住者を受け入れようとする地方の方への力になれればという西日本新聞社のご担当者の思いが伝わる素敵な特集でした。

担当の記者さんのおひとりがたまたま椛島農園のお客様であるというご縁で、取材をお受けしたのであります。

最初はお断りしようと思っていました。だって、地方に移住なさる方は五万といらっしゃるし、僕の場合はもうすっかり落ち着いて今更移住を語るというのもなんだか照れ臭いし、そして何よりも、就農や移住の動機も振り返ってみると「攻めの気持ち半分、逃げの気持ち半分」みたいなもんだし、胸を張って語るようなものでもないし。。

でも、記者さんがこうおっしゃって下さったのです。「それがいいんですよ。キラキラ輝く移住話ではなく、もっとリアルな、悩みながらでも動いてみる、そんな体験談がききたいと、移住を考えている方は思っていらっしゃるはずです」と。

「では、どこかの誰かの何かのお役に立てるのであれば・・・」とお返事したのであります。

ところがどっこい!

記者さんの力はすごいですね。ぐいぐいと矢継ぎ早に質問をいただき、気が付いたらいろいろ語ってしまっていました。すっかり忘れてしまっていたようなエピソードも思い出し、インタビューの数時間はとても楽しい時間でした。

でも、あとからじんわり湧いてくる不安・・・。記者さんはおっしゃってました。「取材では100の量を聞いて、実際の記事にできるのは10の量になんだ、しっかり聞くんだ、と上司からいつも言われてるんですよ」と。

僕のしゃべったあの支離滅裂な雑多な100から、どういうふうに10を切り取りなさるんだろう・・・。別に誰かの悪口を言うとかしたわけじゃないけど、若い頃の恥ずかしい話や、これはさすがにオフレコだろうという話(誰にでもありますよね)もしゃべったし、ちょっとドキドキ・・・。


そして、その結果・・・。

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なんだかほわっとする、あたたかな、すてきな記事でした。おお、こういうふうにまとめてくださるんだ、と感動しました。そして何よりびっくりしたのは、新聞の記事が掲載される前夜に、ヤフーのトップページのニュースの見出し数個の中のひとつとして記事が上がっていたことでした。

いやーーーーー、ヤフーニュースの影響力、すごいですね。「読みましたよ。あの時の、椛島さんですよね」と、20年間ご無沙汰している方から連絡を頂いたりもしました。皆さまに、元気に暮らしていることをお伝え出来て、ただただ、今回のご縁には感謝しかありません。

ネットの記事はコチラです。

https://news.yahoo.co.jp/story/928
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/404628/


何だか、いい記念になりました。



ところで、ふと思ったのですが、あらゆる報道は無論のこと、人間関係も全部同じなんですよね、きっと。

五感を通して脳に入った全ての情報は、自分の主観をもって認知されているのでしょうね。あの人が好き、嫌い、苦手。あの言葉が気になる、ならない。あの人のあの言葉はきっとああいう悪意があるに違いない。などなど。

100の情報のうち、自分が主体的に選んでいるのはいくつなのかな。10なのかな。20なのかな。

無意識のうちに、自分が欲しい情報だけ切り取って、あの人にはああいうストーリーを、この人にはこういうストーリーを、と話を紡いで脳に刻んでいるんでしょうね。そのことは、美しくもあります。と同時に、残念な結果に繋がることもあります。

でも、それを変えるのは人間には難しい。だったら受入れていこうっと。


そんな視点で、記者さんがこの話を紡いでくださる姿を想像して、とてもあたたかな気持ちになりました。ゆきなさん、本当にありがとうございました。

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2018年04月01日 未分類 トラックバック:0 コメント:0

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